三佐和ブログ都市環境・地球環境編Ⅵがアップされました | 2021年05月14日 |
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三佐和ブログ「ヒートアイランドにオアシスを都市環境・地球環境編Ⅵ」がアップされました。2020年6月から2021年5月までの三佐和ブログの中から都市環境や地球環境について述べたブログをまとめたものでホームページの資料ダウンロードからもご覧いただけます。
2020年の東京は梅雨明けが8月にずれ込む雨が多い気候でした。これは日本に限らずお隣の中国や韓国でも似た気候に覆われました。今年はどのような梅雨を迎えることでしょうか?世界の気候は地球規模で変動していることは間違えありません。東京は過去56年の間に冬の気温が上昇してその結果、年間の平均気温が上昇しました。「ヒートアイランドにオアシスを2021」私は都市の温暖化と、地球の温暖化の違いを見極める必要があると思います。人工物に囲まれた都市の気候と植物に覆われた自然の気候は分けて考えなければならないと思います。そのヒントとなるのが世界各地で測定されている気温の測定ポイントです。「世界に散在する240の気象観測施設」
私は芝生からの水分の蒸発量を測定していますが、土や水に覆われた地表から大気へ水分が蒸発してゆく量に近い水分が芝生から蒸発しているようです。そしてコンクリートやアスファルトに覆われた都市では、地表は土や水、植物から蒸発してゆく水分量が見込めないので大気中の水分量に影響して都市のヒートアイランド化、ドライアイランド化が進んでいるようですね。「気温と湿度とヒートアイランド東京」
2020年は人類が作り出した人工物の重量が地球を覆う植物を中心とした生物の重量と並んだという研究報告が発表された年でもあります。「地球上の人工物と生物の総重量が並ぶ?」人工物と植物を質量比で比べた場合、まだ地球上の植物の質量が人工物よりも4倍以上はあると考えられますが、人工物が増え続けると質量比でも人工物と植物が並び、やがて人工物の質量が植物の質量を上回る時代が来るでしょうね。人工物の増加のカギを握るのは建築材料にあるようです。「これからの建築資材の開発」私が開発した軽量緑化コンクリート「ガーデンクリート」は植物と人工物の間の緩衝材としての働きをします。灌水システムと組み合わせることで人工物の表面で植物を育てることが可能です。これからも地球上で人工物と植物を中心とした生命が共存できるように日々活動を続けてゆこうと思います。