芝生からの水分蒸発量と湿度の関係 | 2021年08月05日 |
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先のブログで4月6日から7月20日までの植栽装置オアシスで育てている西洋芝の水分蒸発量と湿度の関係のグラフを説明しました。
今回は引き続き8月2日までのデータをもとにして、湿度と芝生からの水分蒸発量の推移の平均値を出してみました。このグラフを見てわかる傾向は、芝生からの蒸発量と湿度の平均値が4月から測定して、ほぼ横ばいだったのが梅雨に入り湿度が高くなるにつれて芝生からの蒸発量がさがり平均値も下がる傾向だったのが、梅雨明けとともに湿度が下がり芝生からの水分量が増えるにつれて平均値のグラフも上昇を始めたということです。
芝生からの水分蒸発量を観測している場所は直射日光が当たらず雨も入り込まず、芝生からの水分蒸発量を観測には理想的な環境です。梅雨が明けて東京も夏の気候に入り気温がさらに高くなるにつれて芝生の動きも活発になってきたようです。
ヒートアイランド東京の真夏の気候の中で伸び放題の西洋芝ベントグラス007が、これからどのように育ってゆくのか楽しみです。8月5日撮影