芝生から蒸発してゆく水分量10 | 2021年10月30日 |
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10月13日から10月29日までの芝生から大気に蒸発してゆく水分量のデータがまとまりました。今年の東京は10月の中旬から気候も落ち着いて晴れの日が続いています。大気中の湿度が下がるにつれて芝生から蒸発してゆく水分は増えたようです。
新宿事務所のベランダは北からの風の通りがよく芝生からの水分蒸発にも影響を与えているようです。
芝生からの水分蒸発量を除いた植栽装置からの水分蒸発量が前回の測定期間の数値と同じであったのに対して、全体の表面積の広い芝生は、風が表面に当たり乾燥するのを防ぐために、自らの意思で水分の蒸発量を増やししていることでわかります。下記のグラフをご覧ください。
新宿御苑の芝生も緑から黄に変色しながら、冬に向けて休眠の準備を進めているようですね。
10月30日撮影
手作りフラワーポッドに花を植える | 2021年10月26日 |
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手作りフラワーポッドにハッピーベリー、ハツユキカズラ、カルーナを植えました。
手作りフラワーポッド素材セットでも鉢を作り同じ花を植えました。
寒さに強い植物たちなのでこれから冬に向けて日当たりの良いベランダで育ててゆこうと思います。 10月26日撮影
10月の新宿御苑 | 2021年10月22日 |
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東京も10月下旬を迎え気温が下がってきました。新宿御苑の芝生もやや黄色くなり始めてきたようです。御苑の芝生は冬の間は休眠して春に備えます。
春から夏にかけて緑を保ってきた木々も落葉し始めました。植物たちは季節の移り変わりを感知して周囲の環境に対応しているようですね。
1年を通して周囲をコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京の真ん中にある新宿御苑の自然を観察していると、御苑の植物たちも地球の公転が作り出す四季の変化に合わせて身を処してゆくのがよくわかります。そして太陽から届く光の量が植物たちの生育に大きな影響を与えていることを実感しますね。
10月22日撮影
10月の浅草寺様境内 | 2021年10月21日 |
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浅草寺様境内のブミコン舗装をしてほぼ一年が経過しました。今から13年前に1回目のブミコン舗装をさせていただいたときの砂利よりも粒の大きな砂利を使用して透水性もさらに良くなりました。
浅草寺様境内は透水性コンクリートと排水溝を組み合わせて、境内に降った雨水を処理するシステムです。ブミコンと下地路盤を組み合わせることで1時間当たりおよそ20mmの雨水を保水することができます。最近の東京の夏に良く発生する時間当たり50mmの雨が降ってもブミコンからオーバーフローした雨水は排水溝を通して処理されます。
東京の年間降水量はおよそ1528mmです。(理科年表1981年から2010年までの平均値)これを365で割る地と1日当たり約4.2mmの降雨量ですね。ブミコンと排水システムを組み合わせた鋪装をしておけば、東京の気候では1年を通してほぼ安心できる雨水の循環ができます。
今年の夏も雨曇りの日が多かったようです。身近な環境の変化に気をかけることで気候の変動を感じることができるようですね。10月18日撮影
手作りフラワーポッドでコーヒーを育てる | 2021年10月16日 |
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外径20cm、内径9cm、高さ12cmの手作りフラワーポッドにコーヒーの苗を植えて4年が経過しました。近所の100円ショップで買ってきたコーヒーの苗なのですが今では90cmの高さまで成長しました。 手作りフラワーポッドにコーヒーの苗を植えた写真 2017年6月21日撮影
手作りフラワーポッドに植えたコーヒーの苗は、新宿事務所で冬は室内で、春夏秋はベランダで育てています。新宿事務所のベランダは西向きで太陽の光が当たるのはごく限られた時間です。それでも定期的に水を与え続けることでコーヒーは元気に育ち続けています。直径9cm、高さ8cmの穴の中でコーヒーがここまで成長したのは手作りフラワーポッドの素材であるガーデンクリートの影響が大きいと思います。 大きくなったコーヒーの木2021年10月16日撮影
通気性と保水性に優れたガーデンクリートは土に似ており、手作りフラワーポッド全体が土のような性質をしているからですね。しかもガーデンクリートは土のように壊れて飛散することがありません。これからもガーデンクリートを素材とした手作りフラワーポッドで様々な植物を育ててゆこうと思います。関連サイト:ガーデンクリートデ手作りフラワーポッドを作る
芝生から蒸発してゆく水分量9 | 2021年10月14日 |
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9月24日から10月13日までの芝生から大気に蒸発してゆく水分量のデータがまとまりまりました。東京の気候も10月に入りようやく晴れの日が続くようになりました。晴れの日と雨曇りの日数はほぼ同じでした。しかも気温は10月の気温とは思えないような暑い日がありました。
今回の測定では湿度と気温が下がったのに対して灌水装置や芝生から大気に蒸発してゆく水分量は再び上昇を始めました。以前のblogでも話しましたが大気中の湿度と芝生からの水分蒸発量は反比例し、気温と芝生からの水分蒸発量は比例する傾向がみられるようです。
秋から冬に向けて東京の気候は湿度と気温が下がりますが、芝生から大気に蒸発してゆく水分量がどのような反応を示してゆくのか楽しみですね。ちなみに植物栽培装置オアシスで育てている芝生は西洋芝クリーピングベントグラスで冬になっても休眠することなく日々の活動を続けます。
10月の新宿事務所 | 2021年10月11日 |
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今年の10月は暖かい気候が続いています。新宿事務所のベランダでカスケードブロックで育っている四季咲きベゴニアが秋になり再び勢いを取り戻して咲き続けています。
手作りフラワーポッドで育っているコーヒーやパキラも、外の空気に当たり伸び伸びと育っています。あと一月以上はベランダで育てられそうですね。
室内で育てているパキラも窓辺の光を浴びて元気です。小さな手作りフラワーポッドで大きく育っています。
通気性と保水性に優れ、土に似た性質をしたガーデンクリートに囲まれて植物たちは元気に育ち続けています。10月11日撮影
10月のフローラカスケード | 2021年10月05日 |
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浅草寺様境内のフローラカスケードで育てているたツルニチニチソウとインパチェンスですが、5月に植えて夏を乗り切り秋の気候の中で元気です。
ツルニチニチソウとインパチェンスの成長の様子を見ると面白いことに気が付きました。フローラカスケードの前の大イチョウの影響で光が届きにくいところではツルニチニチソウがよく育ち、オオイチョウの影響が少なく光が当たりやすい場所ではインパチェンスの花がよく咲いているのです。
ツルニチニチソウがよく育っているフローラカスケード。
インパチェンスの花がよく咲いているフローラカスケード
植物は光の当たり具合でも生息する場所を住み分けているようですね。インパチェンスの花にアゲハ蝶がとまっていました。
10月5日撮影
S邸ブミコン舗装 | 2021年10月01日 |
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