10月の浅草寺様境内 | 2021年10月21日 |
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浅草寺様境内のブミコン舗装をしてほぼ一年が経過しました。今から13年前に1回目のブミコン舗装をさせていただいたときの砂利よりも粒の大きな砂利を使用して透水性もさらに良くなりました。
浅草寺様境内は透水性コンクリートと排水溝を組み合わせて、境内に降った雨水を処理するシステムです。ブミコンと下地路盤を組み合わせることで1時間当たりおよそ20mmの雨水を保水することができます。最近の東京の夏に良く発生する時間当たり50mmの雨が降ってもブミコンからオーバーフローした雨水は排水溝を通して処理されます。
東京の年間降水量はおよそ1528mmです。(理科年表1981年から2010年までの平均値)これを365で割る地と1日当たり約4.2mmの降雨量ですね。ブミコンと排水システムを組み合わせた鋪装をしておけば、東京の気候では1年を通してほぼ安心できる雨水の循環ができます。
今年の夏も雨曇りの日が多かったようです。身近な環境の変化に気をかけることで気候の変動を感じることができるようですね。10月18日撮影