芝生から蒸発してゆく水分量10 | 2021年10月30日 |
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10月13日から10月29日までの芝生から大気に蒸発してゆく水分量のデータがまとまりました。今年の東京は10月の中旬から気候も落ち着いて晴れの日が続いています。大気中の湿度が下がるにつれて芝生から蒸発してゆく水分は増えたようです。
新宿事務所のベランダは北からの風の通りがよく芝生からの水分蒸発にも影響を与えているようです。
芝生からの水分蒸発量を除いた植栽装置からの水分蒸発量が前回の測定期間の数値と同じであったのに対して、全体の表面積の広い芝生は、風が表面に当たり乾燥するのを防ぐために、自らの意思で水分の蒸発量を増やししていることでわかります。下記のグラフをご覧ください。
新宿御苑の芝生も緑から黄に変色しながら、冬に向けて休眠の準備を進めているようですね。
10月30日撮影