芝生から蒸発してゆく水分量12 | 2021年12月02日 |
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11月15日から12月2日までの芝生から大気に蒸発してゆく水分量のデータがまとまりました。今回の測定では気温や湿度が下がったのに対して芝生からの水分蒸発量は増えたました。
気温や湿度が下がったのに芝生からの水分蒸発量が若干ではありますが増えたことは芝生が生きていることの証ですね。
先の測定では気温や湿度が下がっても芝生を除いた植栽装置オアシスからの水分蒸発量が横ばいであったのに対し、今回は蒸発量が若干下がりました。やはり土や水からの水分蒸発量は気温や湿度が下がるとともに減る傾向にあるのでしょうか?
新宿御苑の広場の芝生も黄色くなりました。御苑の芝生は気温が下がるにつれて活動を徐々に停止して休眠するのですが、植栽装置オアシスで育てている芝生は西洋芝クリーピングベントグラスなので気温が下がっても緑色を保ちながら光合成を続け、体内の水分量を蒸発することで調整しているようです。
12月2日撮影