三佐和ブログ


芝生から蒸発してゆく水分量13 2021年12月23日

12月3日から12月23日までの芝生から大気に蒸発してゆく水分量のデータがまとまりました。今回の測定では気温が下がり湿度が上がった環境で芝生からの水分量が減ったことがわかりました。

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芝生からの水分蒸発量が減った要因は気温が下がった中で湿度が増えたことや、気温が下がったことで芝生が生命を維持するために体外に蒸発させる水分量が少なくなったことなどが考えられます。

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芝生からの水分量が下がった中で、植栽装置オアシスからの水分蒸発量が芝生ほどの落ち込みが見られなかったということは、土や水からの水分の蒸発量は自然の法則に従って気温と湿度に反応しているのでしょうか?

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気温が下がり新宿御苑の広場の芝生も冬の眠りについたようですね。植栽装置オアシスの西洋芝は冬でも光合成などの活動を続けますが寒さの中で活動量も下がり、水分の蒸発量が減ってきたような気がします。 12月23日撮影


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