芝生から蒸発してゆく水分量16 | 2022年02月08日 |
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1月22日から2月8日までの芝生から大気に蒸発してゆく水分量のデータがまとまりました。今回は測定期間中の気温が下がり、植栽装置オアシスから水分が完全に蒸発するまで前回より2日延びて18日かかりました。
今回は前回(1月6日から1月22日まで)の測定期間と比べて気温が0.3℃、湿度が4%下がったのに対して芝生からの水分蒸発量は横ばいで大きな変化はありませんでした。東京は気温が最も下がる季節を迎える中で、芝生からの水分蒸発量に変化が見られないということは、芝生が寒さの中で活動を続けるために必要な最小限の水分を蒸発させているということでしょうか?
今回の測定期間中、芝生からの水分量を除いた植栽装置オアシスから蒸発した水分量も、前回の測定期間とほぼ同じでした。東京は気温が最も下がる期間を迎えて芝生の活動が停滞するとともに、土や水から蒸発してゆく水分量も底を迎えているようです。(今回は前回からの芝生から蒸発した水分量の推移と芝生を除いた植栽装置オアシスからの水分蒸発量の推移が同じなので、グラフでは芝生からの推移が芝生を除いた数値の下に隠れています。)
立春が過ぎましたが今週は東京にも雪が降る予報が出ています。新宿御苑の広場の芝生は寒さに耐えながら春を待ちわびているようですね。
2月8日撮影