三佐和ブログ


芝生から蒸発してゆく水分量19 2022年04月05日

3月16日から4月5日までの芝生から蒸発してゆく水分量のデータがまとまりました。これで昨年の4月6日から始めた1年にわたる植栽装置オアシスから蒸発してゆく水分量の観測データがまとまりました。

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今回測定した3月16日から4月5日までの測定値をみると、前の測定期間2月26日から3月14日までの測定値と比べて芝生からの水分蒸発量と湿度がふえました。そして芝生を除いた植栽装置オアシスからの水分量は減り気温はほぼ横ばいでした。

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今回の測定で気温がほぼ横ばい、そして湿度が上昇した中で芝生からの水分蒸発量が増えた要因の一つとして芝生の成長が始まったことが考えられます。3月中旬ごろから植栽装置オアシスの芝生は再び成長を始めたようです。芝生からの水分蒸発量が増えるとともに芝生を除いた植栽装置からの水分蒸発量が減り始めました。

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新宿御苑の芝生の広場では、うっすら伸び始めた芝生の上に桜の花びらが散っていました。これから東京も本格的な春の季節を迎えます。

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                    4月5日撮影


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