6月の新宿御苑 | 2022年06月25日 |
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梅雨の晴れ間の中、御苑の芝生の広場の芝生も緑色に生えそろい、空の青と美しい対称を見せていました。
この季節はカラスが子育てをするので御苑の道も一部通行止めでしたがようやく解除されました。久しぶりに解除された道を歩きましたが楓の葉が朝日に照らされていました。
今日も日差しの当たるところでは気温が30度を超えそうですが、木立の下は涼しい空気に包まれていました。6月25日撮影
夏至 | 2022年06月21日 |
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今日6月21日は夏至です。太陽の南中高度が最高点78度まで達し、再び冬至の南中高度31度まで下がってゆきます。南中高度が高いということは日照時間が長いということで、太陽のエネルギーが地球にそそがれる時間が長いということにつながります。これから徐々に太陽高度が下がり日照時間が短くなるにつれて太陽エネルギーが地球にそそがれる時間も短くなるということです。それではこれからは地球の温度も下がるのでしょうか?下記のグラフをご覧ください。これは昨年の4月から今年の4月まで新宿事務所のベランダで測定した平均外気温の推移の様子です。測定時間は午前11時前後です。
このグラフを見ると夏至を過ぎても気温は上昇し8月の中旬ごろにピークを迎えた後、気温は下降し9月の秋分を迎える頃、夏至とほぼ同じ温度になる様子が見られます。日中、太陽からそそがれるエネルギーは地中に蓄熱され、夜になり気温が低くなると蓄熱されたエネルギーは外気に向けて放熱されます。これから8月の半ばまではこのエネルギーのバランスが、昼間に地中に蓄熱されたエネルギーの量が、夜になり外気に向けて放熱されるエネルギー量よりも大きいので、それに伴い気温も上昇してゆくのですね。そして秋分の日あたりから、蓄熱と放熱のエネルギーバランスが逆転して冬に向けて気温が下がる仕組みです。
東京の北西の方角に沈む夕日。これから太陽の沈む位置も、徐々に西から南西の方角に移動してゆきます。6月20日撮影
6月のベランダガーデニング | 2022年06月17日 |
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昨年の秋から春まで咲いたスミレに変わり、5月からカスケードブロックにインパチェンスを植えました。ほぼ一月が経過してインパチェンスの花はカスケードブロックの上で膨らんできました。
同じく5月の中頃にカスケードブロックにバジルとオオバを植えたのですが食べごろです。バジルソースを作りスパゲッティに絡ませたりして楽しもうと思います。
昨年の11月にプランターブロックマーガレットに植えたイタリアンパセリは相変わらず元気です。イタリアンパセリとプランターブロックマーガレットは相性が良いようですね。
梅雨に入り湿度も上がってきましたが、乾燥気味なヒートアイランド東京のマンションのベランダで植物たちは、程よい湿度に包まれて元気に育っています。 6月17日撮影
軽石いかだ | 2022年06月15日 |
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ネットのニュースを見ていたら 海底火山 福徳岡ノ場、その驚きの噴火のシナリオ という記事を見かけました。ご興味のある方は記事をご覧ください。私はこの中で軽石が生き物を運ぶ話に興味を持ちました。海に浮遊する軽石いかだには無数の生物が付着して移動するようです。私がいただいた福徳岡ノ場の軽石のサンプルの中にも貝殻が混じっていました。これは沖縄の浜辺に流れ着いた軽石に浜辺にあった貝殻が混ざったのかもしれませんが、土嚢袋に入った軽石の中からこの貝殻を見つけた時にはロマンを感じました。写真をご覧ください。
植物は自らの意思で移動することができません。地面に根を張り、体を支えてもらっています。つまり土や砂などの個体は植物を支える機能があるということですね。軽石も個体です。しかも水面を浮遊するということは内部に空気を閉じ込めているので、軽石には植物が成長するのに必要な水や空気、そしてミネラルを根から取り込むことができる機能を備えているということです。
福徳岡ノ場の軽石でガーデンクリートを作り芝生の種をまいて発芽の様子を観察しています。福徳岡ノ場の軽石は海を漂っていたので、内部には土中よりも濃度が高い塩化ナトリウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれています。このような環境では海藻や海草(うみくさ)など海中や海辺で育つ生物が成長に適していますが、地上で成長する芝生がこの環境にどこまで耐えられるのか、芝生には申し訳ないのですが様子を見ようと思います。
移動手段を持たない生物が軽石いかだに付着しながら浮遊して、やがて島や陸にたどり着き、そこで再び活動を始めるのは夢のある話ですね。
6月の浅草寺様境内 | 2022年06月14日 |
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梅雨の晴れ間の浅草寺様境内は明るい朝の光に包まれていました。
お寺を訪れる人々の数も以前と比べて増えてきたような気がします。
宝蔵門前のシダレ桜の下ではガクアジサイの花が朝日に輝いていました。来月の初めには境内で四万六千日のほおずき市が開かれます。
6月13日撮影
デング熱と水たまり | 2022年06月09日 |
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ネットのニュースを見ていたらシンガポールでデング熱が広がる兆しが見られ始めたようです。コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われた都市では、雨水が地面に浸透できずに水たまりになったり、降雨量に下水の処理能力が追いつかずオーバーフローする現象がよく見かけられます。特に1年を通して気温が20度以上、そして雨が多く降る赤道から南北回帰線の間の熱帯地方の都市部では、この問題が身近で発生しています。
当社ではコンクリートジャングルやアスファルト砂漠に覆われた都市の雨水の循環をなるべく自然の形に近づける事を目的として、透水性コンクリート「ブミコン」や緑化コンクリート「ガーデンクリート」を開発して現在に至っています。
最近の我々を取り巻く環境を見ると降雨量が増えているような気がします。雨が降ることは生物が生存するのに重要なことですが、人間が快適に過ごすために作り出した都市環境で、雨水の自然循環が変わりデング熱の広がりなど新たな問題が生まれています。このような中、ささやかではありますがブミコンやガーデンクリートを通してコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドで、人々が快適に過ごしながらも雨水の自然循環を目指す環境整備のお手伝いをしたいと思います。関連サイト:地球と人の環境保護
保水性のある断熱素材 | 2022年06月07日 |
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ガーデンクリートの空隙(セル)はコンクリートの1/10の熱伝導率(0.16W/mK)を生み出すとともに、その空隙に水を保水することが可能です。そして空隙に保水された水が蒸発するときに約580cal/g(水温25度)の気化熱をガーデンクリートの表面から奪います。 このガーデンクリートの断熱性と保水性が夏は涼しく冬は暖かい室内の空間を創ります。
夏の直射日光が降り注ぐ屋上にガーデンクリートを敷いてスプリンクラーで散水すると ガーデンクリートに保水された水が気体に相変化するときにガーデンクリートに蓄熱されたエネルギーが使用されるのです。そのエネルギーが水1グラム当たり約580calなのですね。 一方冬になり、室内の温度が室外よりも高いときは、熱は室内から室外に向かって流れるので、ガーデンクリートの空隙(セル)に閉じ込められた空気が熱が伝わる流れを遅くします。もちろんグラスウールなど熱伝導率の低い断熱素材(0.038W/mK)を室内に設置した方が室内の熱が室外に流出させる時間を遅くすることは可能です。
しかし夏の直射日光からの熱が室内に入り込むのを防ぐには、熱が伝わる時間を遅くするだけでは足りません。しかも断熱材の内部に太陽光のエネルギーが蓄熱されることも考えられます。ガーデンクリートを屋上に設置して、夏の間はスプリンクラーで水をまき気化熱の働きを利用して建物を冷やすことで、室外から室内に流れ込む太陽光のエネルギーを軽減する効果が生まれます。そしてスプリンクラーで散水する期間は、夏至から秋分にかけての間で室内の体感温度が高いときだけで十分です。もちろんクーラーで室内の体感温度を調整できますが、ガーデンクリートにスプリンクラーで散水して室内に流れ込む熱量を減らすことで、クーラーを稼働させるエネルギーを省力化することが可能ですね。関連ブログ:島津山ハイツ 建物を冷やし芝生を育てます 屋上の断熱と緑化基盤の作成
6月のフローラカスケード | 2022年06月04日 |
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浅草寺様境内のフローラカスケードに夏の花インパチェンスを植えて2週間以上が経ちました。インパチェンスはカスケードブロックの穴に活着して花を咲かせています。
インパチェンスを植えた時に剪定したツルニチニチソウですが、再びインパチェンスの生活圏まで弦を伸ばしてきました。これからお互いが気持ちよく成長できるように時々、弦を剪定しようと思います。
境内には修学旅行の学生たちの姿が戻ってきました。あと1週間もすると東京も梅雨を迎えます。
6月3日撮影
6月の新宿事務所 | 2022年06月02日 |
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