三佐和ブログ


デング熱と水たまり 2022年06月09日

ネットのニュースを見ていたらシンガポールでデング熱が広がる兆しが見られ始めたようです。コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われた都市では、雨水が地面に浸透できずに水たまりになったり、降雨量に下水の処理能力が追いつかずオーバーフローする現象がよく見かけられます。特に1年を通して気温が20度以上、そして雨が多く降る赤道から南北回帰線の間の熱帯地方の都市部では、この問題が身近で発生しています。

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当社ではコンクリートジャングルやアスファルト砂漠に覆われた都市の雨水の循環をなるべく自然の形に近づける事を目的として、透水性コンクリート「ブミコン」や緑化コンクリート「ガーデンクリート」を開発して現在に至っています。

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最近の我々を取り巻く環境を見ると降雨量が増えているような気がします。雨が降ることは生物が生存するのに重要なことですが、人間が快適に過ごすために作り出した都市環境で、雨水の自然循環が変わりデング熱の広がりなど新たな問題が生まれています。このような中、ささやかではありますがブミコンやガーデンクリートを通してコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドで、人々が快適に過ごしながらも雨水の自然循環を目指す環境整備のお手伝いをしたいと思います。関連サイト:地球と人の環境保護


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