三佐和ブログ


7月のベランダガーデニング 2022年07月30日

7月も終わりを迎えました。5月にカスケードブロックに植えたインパチェンスも1回目の花が終わり新しい花芽が咲き始めました。

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同じくカスケードブロックに植えたバジルやオオバは時々食材として使用していますが、まだまだ葉をつけ続けています。

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ヒートアイランド東京のマンションのベランダも本格的な夏を迎え様々な植物たちがカスケードブロックや緑化ブロック等の上で元気に育ち続けています。

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                        7月30日撮影

7月の新宿御苑 2022年07月28日

7月もまもなく終わります。今年は梅雨が明けた後に雨模様の天気が続きましたが、中の池に入道雲が映っていました。本格的な夏の到来ですね。

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芝生の広場の芝生も緑が濃くなってきました。芝生の上を歩くと芝が柔らかいクッションになり気持ちが良かったです。

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来週からは8月です。昨年の東京の8月は雨曇りの日が多かったようですが今年はどうなるのでしょうか?このまま夏空が続いてもらいたいですね。

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                    7月28日撮影

ベゴニアも生きている 2022年07月23日

新宿事務所のベランダで育てているベゴニアを利用して水分の蒸発量を観察しています。観察しているベゴニアには水中に根が伸びています。比較するために同じ容器に水を入れて並べました。7月9日撮影

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2週間経過したところ、ベゴニアを育てている容器と、水だけを入れた容器では水分の蒸発量に変化が見え始めました。ちなみに今の室温は28℃、湿度は50%です。下の写真をご覧ください。7月23日撮影

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昨年の春から今年の春まで、ベランダに設置した植物栽培装置オアシスを使って、西洋芝クリーピングベントグラス007から大気中に蒸発してゆく水分量を観察しました。芝生は生きている 数字や目視で植物からの水分が蒸発してゆく姿を見ると、植物たちが生きていることが実感できますね。

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これからもベゴニアが水中に伸びた根から水を吸い、葉から蒸発させてゆく様子を見て楽しみたいと思います。7月23日

7月の新宿事務所 2022年07月13日

新宿事務所のベランダで、海水に浸かった福徳岡ノ場の軽石でガーデンクリートを作り芝生の発芽の様子を観察しています。7月9日にベント芝007の種を蒔いたのですが種は4日で発芽してきました。先に蒔いて発芽した西洋芝の種と一緒にこれから育ってゆくのか楽しみです。

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カスケードブロックでは相変わらずベゴニアが咲き続けています。ベゴニアはヒートアイランド東京のベランダで元気に夏を迎えています。

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室内ではパキラが手作りフラワーポットの上で、西面の窓からさす光を浴びながら葉を広げています。現在の室内の気温は28℃、湿度は64%です。熱帯の植物パキラにとっては育ちやすい環境のようですね。

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                     7月13日撮影

「芝生は生きている」パワーポイントデータがアップされました 2022年07月12日

芝生の水分蒸発量と温度、湿度の関係を観察したブログ「芝生は生きている」がパワーポイントデータとしてホームページにアップされました。芝生は生きているフロントページの資料ダウンロードからもご覧いただけます。フロントページ

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芝生は周囲の温度、湿度、風など環境の変化に合わせて根から水分を体内に吸収し、茎や葉から蒸発させて体内の水分を調整します。その様子を1年を通して記録にまとめて、傾向をグラフで表現できたことはうれしい限りです。ご興味のある方はご覧ください。

7月のフローラカスケード 2022年07月05日

今年の梅雨は気温の高い夏日が続き終了しました。豊富な太陽光と雨水を浴びてカスケードブロックの植物たちは元気です。ツルニチニチソウの弦が伸びたので剪定しました。

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インパチェンスは最初の花がほぼ終了して新しい花芽をつけ始めています。8月に入るとまた新しい花が楽しめそうですね。

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境内ではホオズキを売る店の骨組みを作る作業が行われていました。今週末は四万六千日ほおずき市です。この日にお参りすると四万六千日分のお参りをした功徳が得られるとのこと。浅草寺様に夏がやってきました。

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                    7月5日撮影

環境の変化に順応する芝生からの水分蒸発量 2022年07月01日

昨年の4月から今年の3月まで新宿事務所のベランダで芝生からの水分蒸発量と、周囲の気温と湿度の変化について観察しました。芝生も温湿度計もベランダの直射日光や雨が当たらない場所に設置しました。1年を通して芝生からの水分蒸発量と気温・湿度の変化をグラフにしましたのでご覧ください。グラフでの変化を見やすくするために芝生からの水分蒸発量は、測定の数値を10倍して表記しています。

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芝生からの水分蒸発量と気温の変化を表したのが下記のグラフです。気温は春から夏に向けて上がり冬に向けて下がります。そして芝生からの水分蒸発量は基本的に気温の変化に比例するようにして変化しますが、湿度の変化にも影響されているようです。例えば春から梅雨にかけて湿度が上昇すると芝生からの水分蒸発量は湿度の変化に反比例するように下がるのですが、気温の上昇が進む6月の下旬から突然上昇します。これは太陽からのエネルギーの強さが芝生と湿度の間のバランス以上に影響しているからではないかと思います。

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芝生からの水分蒸発量と湿度の変化を表したのが下記のグラフです。芝生からの水分蒸発量と湿度とは基本的に反比例する傾向ですが、夏になり太陽光のエネルギーが強くなるとこのバランスが崩れて芝生からの水分蒸発量は上昇します。そして冬になり気温が下がると湿度はほぼ横ばいに推移するのに対して、芝生からの水分蒸発量は下がります。この傾向にも太陽光のエネルギーの減少が影響しているのではないでしょうか?芝生が光合成で利用する水分量はごくわずかで、多くの水分が葉から蒸発して芝生の水分量を調整します。太陽光のエネルギーが強いときは蒸発してゆく水分も多く、太陽光のエネルギーが芝生にあたる量が少なくなると蒸発してゆく水分量も少なくなります。芝生は周囲の環境の変化を敏感に感じながら根から水分を吸収し、葉から水分を蒸発さて、枯れるのを防ぎながら生命をつないでいます。

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芝生からの水分蒸発量は気温や湿度の変化、風に影響されて変化します。そして気温や湿度の変化は太陽から地球に降り注がれる太陽光のエネルギー量の変化によって決まります。

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              新宿御苑の芝生の広場 6月28日撮影


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