三佐和ブログ


ベゴニアも生きている3 2022年09月09日

新宿事務所の机の上で同じ形をした容器に、水を入れたものと茎から根を出したベゴニアを並べて、容器から蒸発してゆく水分量を観察して2か月が経ちました。2か月が経過してベゴニアを入れたペットボトルから蒸発していった水分量はおよそ95cc,ペットボトルだけの蒸発水分量はおよそ25ccでした。

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水を入れただけの容器からの水分蒸発量は、ほとんど容器の筒の部分からだけの蒸発量だったので計測しやすくおよそ1.28㍑/㎡・日でした。ベゴニアを入れた容器からの水は蒸発するに従い容器の表面積が広がるので、蒸発する水分量も比例して増えます。今回は蒸発してゆく水分量を毎日計測しなかったのでベゴニアを入れたペットボトルから広がった面積を時間軸を加味して計測できませんでしたが、時間経過も合わせてベゴニアを入れたペットボトル面積の広がりを、筒の面積の30%増と仮定すると、ベゴニアを入れたペットボトルから蒸発していった水分量はおよそ3.75㍑/㎡・日となります。帳尻合わせのようで恐縮です。

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昨年の4月から今年の4月まで1年かけて観察した、植栽装置オアシスから蒸発してゆく水分蒸発量は3.7㍑/㎡・日、計量容器から蒸発してゆく水分量は1.5㍑/㎡・日でした。「芝生は生きている」この二つの植物からの水分蒸発量を比較してみると、観察した場所が室内と室外、植物を育てる環境がペットボトルと植栽装置と違いますが数値に似ているところがあるようです。

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                  9月9日撮影


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