三佐和ブログ


1月の新宿御苑 2023年01月26日

1月24日から26日にかけて日本列島は寒気に覆われました。東京の 気温も25日と26日の明け方にマイナス温度を記録しました。その中で新宿御苑の池の表面の様子は25日と26日では少し違いがありました。下ノ池では25日の朝は池の表面に氷は張らなかったのですが、26日の朝は池の表面にうっすらと氷が張っていました。

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皆さんご存じのように水は水温が0℃になると凍り始めます。下ノ池では25日の明け方に気温がマイナス温度に下がっても水温が高く池の表面温度が0度まで下がらなかったのでしょうね。1月25日朝撮影

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そして26日になると前日に比べるて水温が下がり、明け方に気温がマイナス温度になると表面は凍り始めたようです。1月26日朝撮影

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一方で台湾閣前の池は日の当たりがよくないので、25日の明け方に池の表面の一部が凍りました。ちなみに下ノ池では朝の光が当たります。1月25日朝撮影

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そして26日になると水温はさらに低くなり明け方に池の表面の凍った面積が広がりました。外気温度がマイナス温度を記録しても、水温の高低の差で池の凍り具合にも差が出てくるようです。そして水温の違いを生む大きな原因は太陽から届く光のエネルギー量の違いですね。26日朝撮影 参考ブログ「水は素直である?


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