三佐和ブログ


2月の新宿御苑 2023年02月25日

       二月も終わりを迎え新宿御苑は明るい朝の光に包まれていました。

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苑内では梅や桜の木々が花を咲かせ、春の訪れを告げています。日本庭園では今年も紅梅が赤い花を咲かせています。

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     休憩所の前では河津桜が咲いています。河津桜は桜の中でも早く咲く桜ですね。

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        管理事務所の前のジャノメエリカもよく咲いています。

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来週からは三月です。朝日がが昇る時間も早くなってきました。新宿御苑では土曜日、日曜日の開門時間が午前7時に変わります。

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                 2月25日撮影

2月のベランダガーデニング 2023年02月21日

2月も下旬に入り、ヒートアイランド東京のベランダも気温が少しづつ上がってきました。カスケードブロックに植えたビオラの花も全体に膨らんできたようです。

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金属の棚に置いたプランターブロックマーガレットのミントも、ぶら下がるように伸びています。

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同じくベランダに置いたプランターブロックマーガレットに植えたイタリアンパセリも、横に向けて成長しています。

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手作りフラワーポットのイチゴも、明るい日差しを浴びて葉の厚みが増してきたようです。

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来週からは3月です。ヒートアイランド東京のベランダで冬を過ごした植物たちも春を迎え、目覚めることでしようね。2月20日撮影

塩は植物の栄養素 2023年02月16日

先日、ある本を読んでいたら面白い記述を見かけました。「イスラエルの砂漠は塩性のため、そこの水は塩分を含んでおり、塩辛い。これは一見農業には不向きに見える。ところがこの水を真水に10%ほど加えると、その水は植物を育てるのにかえって適しているのだ。」ユダや人に学ぶ日本の品格 E コーヘン著 PHP研究所

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海水を含んだ福徳岡ノ場の軽石で緑化ブロックを作り、灌水クロスで覆い芝生の種を蒔いてから4か月がたちました。芝生はご覧の通り元気に育ち続けています。当社で開発した緑化システムにはイスラエルの緑化の技術が活かされています。しかし塩分を利用して植物を育てるという発想には驚きました。

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当社で開発した緑化システムは植物の根に直接灌水するシステムですが、植物の根を支える緑化ブロックと植物の間に灌水クロスを挟み、真水を流すことで植物が吸収する水の塩分濃度が薄まり、塩分に含まれているマグネシウムなどのミネラルが、植物に適した量の栄養素となって吸収されるのでしょうね。

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芝生もヒートアイランド東京の新宿のベランダで寒い冬を過ごしていますが、あとひと月もすると気温も上がるので、時期を見計らって芝刈りをしようと思います。関連ブログ:福徳岡ノ場の軽石で断熱緑化コンクリートを作る 2月16日撮影

ミントも生きている5 2023年02月13日

新宿事務所の机の上でペットボトルに入れたミントからの水分蒸発量を計測しています。1月13日から2月の13日までの間に蒸発したミントからの水分は64g,一日当たり2gの水分蒸発量でした。同じくペットボトルのみから蒸発した水分は10g,一日当たり0.32gの水分蒸発量でした。ちなみに昨年の10月から今年の1月までに蒸発したミントからの水分量は168g,一日当たり2.5gの蒸発量、そしてペットボトルから蒸発した水分は22.1g,一日当たり0.32gでした。

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1月から2月にかけてミントから蒸発した水分量2g/日は、10月から1月にかけて蒸発した水分量2.5g/日よりも0.5g/日下がりましたが、ペットボトルから蒸発した水分量0.32gは同じでした。ミントからの水分蒸発量が少なくなったのは室温の温度変化の影響のようですね。昨年の10月と今年の1月では、およそ10度の温度差があります。下のグラフをご覧ください。

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これに対してペットボトルから蒸発した1日当たりの水分量は同じで室温の変化の影響をあまり受けていないようですね。室内が無風であることもペットボトルからの水分蒸発量に影響を及ぼしていると考えられます。

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ヒートアイランド東京もこれから3月の春分に向けて気温が少しずつ上がってゆきますが、それにつれてミントからの水分蒸発量も増えてゆくのでしょうか?注意深く観察してゆこうと思います。

P2130003.jpg                   2月13日撮影

2月のフローラカスケード 2023年02月07日

1月はチューブの断水や凍結の影響で、カスケードブロックへの灌水が一時中断したフローラカスケードですが、2月に入り植物たちへの灌水も安定してきました。P2060011.jpg

先のブログで氷点下の気温が続く環境でも植物に適時水を届けられるシステムを考えたいとお話ししましたが、まず手始めに朝の灌水時間を調整することにしました。

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ヒートアイランド東京の1日の中で一番気温が下がるのは午前4時前後です。これまで1年を通して朝6時に最初の灌水をする設定をしていましたが、朝の灌水を午前6時から1時間ほどずらしてみることにしました。しばらく様子を見て、この設定で順調に灌水が行われるようであれば、これから冬の灌水時間と夏の灌水時間を分けて設定しようと思います。

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浅草寺様の境内では鳩や雀も時々フローラカスケードにやってきます。鳥たちも緑と潤いのある環境を好むのかもしれませんね。

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                 2月6日撮影

2月の新宿事務所 2023年02月01日

今日から2月です。新宿事務所のベランダや室内では軽石を固化材で固めたカスケードブロックや手作りフラワーポットで、植物たちが冬の寒さをしのいでいます。ベランダのカスケードブロックではビオラが花を咲かせています。

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同じくベランダでは熱帯の植物であるアレカヤシが寒さに耐えています。早く暖かい春を迎えさせてやりたいですね。

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福徳岡ノ場の軽石で作った緑化ブロックではクリーピングベントグラス007の葉が密集してきました。西洋芝は冬の寒さの中でも元気ですね。

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室温も10度を切ってきましたがパキラやコーヒーが手作りフラワーポットに支えられながら、息をひそめて寒さをしのいでいるようです。

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これから2月の中旬に向けてヒートアイランド東京も寒い日が続きますが、植物たちが元気に冬を越してもらいたいと思います。2月1日撮影


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