3月の新宿御苑 | 2023年03月28日 |
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3月ももうすぐ終わりです。今年の桜は開花が早く、中旬に満開を向かえたソメイヨシノなども散り始めています。ただ今年の3月は下旬に入り雨模様の日が続いたせいか花も長持ちしているようです。
以前のブログで桜の開花日を計算する600度の法則というお話をしました。「御苑の桜」その年の2月1日以降の日々の最高温度を足して600度に達したころに開花するという法則ですね。今年の東京は1月の下旬に大きな寒波に見舞われて以降、温暖な冬の気候が続きました。その影響で桜の開花日も早くなったのでしょうね。
芝生の広場の芝生もうっすらと芽吹いてきました。これから御苑は八重桜が咲き緑の季節を迎えます。
3月28日撮影
3月のベランダガーデニング | 2023年03月23日 |
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春分も過ぎヒートアイファンド東京のベランダの植物たちも春の気候を楽しんでいるようです。カスケードブロックのビオラは暖かい日差しを浴びて満開です。
手作りフラワーポットで育てているシルバースノーも5年目の春を迎えています。ベランダの室外機の上の環境がシルバースノーの生育に適しているのでしょうね。
日当たりの良い場所で育てていたミントなどのハーブ類も、日陰の環境に移したところ元気を取り戻しました。カスケードブロックは植物たちの生育環境を容易にコントロールすることが出来ます。
ヒートアイランド東京のベランダにも春が訪れました。これから心地よい気候の中で、植物たちが元気に育つ姿を見るのが楽しみですね。3月22日撮影
3月の新宿事務所 | 2023年03月20日 |
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東京も春分を迎え日が伸びるとともに気温が上がってきました1週間前に芝刈りをした福徳岡ノ場の緑化ブロックも芝がすぐ伸びてきたので芝刈りをしました。
一昨年の春から1年かけて芝生からの水分蒸発量を観測した緑化ブロックも、同じく昨年の10月から新しい種を蒔いて育てていますが無事に冬を越して葉が伸びてきました。写真の左上が十和田湖、右下が福徳岡ノ場の軽石で作った緑化ブロックの上で育っている芝生です。
冬の間室内で育てたコーヒーの木を外に出しました。冬を外で過ごしたアレカヤシも無事に冬を乗り越えました。アレカヤシやコーヒー、そして室内で育てているパキラを手作りフラワーポットで育てて6年が経ちました。手作りフラワーポット
こうしてみると、水と空気と光に恵まれた空間であれば土の量が少なくても植物たちは元気に育ち続けることがわかります。そして軽石でできた手作りフラワーポットや緑化ブロックが少ない土の役割を補っているのでしょうね。3月20日撮影
ミントの葉からの水分蒸発量 | 2023年03月15日 |
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先のブログで1月13日から3月13日までの間にミントの葉から蒸発した水分量は平均で2.47g/日であることをお話ししました。「ミントも生きている5」これを面積当たりの水分蒸発量に換算できないかと考えました。よく見ると葉の長さが1cmから2cm前後の大きさに成長したミントが12枚ほどあります。
ミントの葉を直径1cmとして12枚の葉から蒸発してゆく水分量を1㎡あたりに換算すると約2.6㍑/㎡・日という数値になります。この数値は一昨年の4月から昨年の4月まで新宿事務所のベランダで測定した芝生からの水分蒸発量2.1.㍑/㎡・日に近い数値ですね。「芝生から蒸発してゆく水分量20」
今回計算したミントからの水分蒸発量はあくまでも想定値ですが、これから気温が高くなりミントの葉の成長が続くと、ミントからの水分蒸発量は増えるのでしょうか?測定が楽しみです。 3月15日撮影
ミントも生きている5 | 2023年03月13日 |
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新宿事務所の室内で測定しているミントからの水分蒸発量の1月13日から3月13日までのデータがまとまりました。この2か月間に蒸発したミントからの水分量は148g、室内から自然に蒸発したの水分量は16gでした。1日当たりの水分蒸発量はミントが2.47g/日、自然蒸発量は0.27g/日でした。
ちなみに昨年の10月から今年の1月13日までのミントから蒸発した水分量は2.5g/日、自然蒸発量は0.32g/日でした。「ミントも生きている4」これらの数値を比較すると1日当たりのミントから蒸発した水分蒸発量は昨年の10月から今年の3月までほぼ一定であることがわかります。それに対して室内に自然蒸発した水分は室内の気温の変化に影響されているようですね。下記のグラフをご覧ください。
これから気温が高くなる中でミントからの水分蒸発量がどのように変化すのか?しないのか?楽しみです。
3月13日撮影
福徳岡ノ場の軽石で芝生を育てる 3 | 2023年03月11日 |
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福徳岡ノ場の軽石で緑化ブロックを作り芝生の種を蒔いて新宿事務所のベランダで育てて5か月が経過しました。芝生はヒートアイランド東京の冬を無事に乗り越えて葉も長くまりました。
東京は3月に入り気温が上昇してきたので芝生の散髪をしてやりました。はじめは軽石に含まれた海水の塩分が芝生の成長にどのような影響を及ぼすか心配でしたが、クリーピングベントグラス007は冬の間も成長を続けてきました。灌水クロスをブロックと芝生の間に挟んで給水したこともよかったようですね。
これからは西洋芝を育てるのに理想的な気候になります。そして芝生の成長もさらに高まると思いますので、芝刈りがしやすいように緑化ブロックの位置を変えてやることにしました。
西洋芝を育てるのに理想的な気温は15度から25度ぐらいと言われています。これから初夏に向けて芝生がどのように育ってゆくか楽しみです。3月11日撮影
3月のフローラカスケード | 2023年03月07日 |
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3月に入り東京の気温も上がってきました。浅草寺様の境内に設置された立面型植栽基盤フローラカスケードで育てているビオラやスミレも冬を乗り切り元気に花を咲かせています。
フローラカスケードではカスケードブロックの上部を走るドリップチューブから、タイマーで決められた時間に、水がカスケードブロックに点滴式で落ちる仕組みで植物に灌水します。
カスケードブロックには植物の根鉢が挿入できる大きさの穴が開いています。保水性のあるガーデンクリートで根鉢を囲むので、植物は地面の土で育つのに似た環境で育ちます。
またカスケードブロックには通気性があり、植物の根が水分や空気を吸収しやすい環境を創ります。
気温も暖かくなり境内を訪れる人の数も、国の内外を問わず増えています。あと2週間もすると春のお彼岸、春分が訪れますね。3月7日撮影
日本の宝 地熱資源 | 2023年03月04日 |
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3月1日の日本経済新聞の朝刊を見ていたら「政府国立公園に高級ホテル誘致」という記事がありました。地元の自治体や企業と協力して自然体験プログラムを設け、訪日外国人(インバウンド)消費の拡大につなげるといった内容です。この記事を見て国立公園と地熱資源についてお話ししたいと思います。日本は地熱資源に恵まれた国です。その規模は「1位のアメリカが3,000万kW、2位が多くの火山島からなるインドネシアで2,800万kW、日本はこれに次ぐ2,300万kWで、世界第3位の地熱資源国といわれている。」とのことです。Toshiba clip参照
以前私はブログで地熱エネルギーを活用できる土地の80%が国立公園や温泉地にあるお話をしました。「国立公園」このブログを書いたのは2009年の8月です。その後、日本は福島の原発事故を始めとしてウクライナ戦争などに起因するエネルギー危機に直面しています。国立公園に高級ホテルを誘致することも結構ですが日本のホームグラウンド、国立公園の地下に存在している地熱資源をより一層活用してゆく事がことがこれからの日本の強みですね。もちろんそこには人間と自然とが共存できるための様々な妥協点を見出しながら、システムを作らなければなりませんね。参考ブログ:ホームアンドアウェイ
室温と湿度の推移 | 2023年03月01日 |
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今日から3月です。10月の中旬から始めた新宿事務所の室内の気温と湿度の測定ですが3月1日までの数値がまとまりました。湿度は10月から12月の中旬に向けて徐々に落ちていきましたが、12月の中旬から3月1日までの数値はほぼ横ばいに推移しています。グラフでギザギザの山が見えるのは、雨や雪の影響です。湿度は外気の変化に敏感に反応するようです。
室温は10月中旬から12月の初めにかけてほぼ横ばいだったのが、12月の初めに急に下がりその後は横ばいで推移しました。今年の東京は1月26日前後に大きな寒気に覆われて、室温も急に下がったのですがその後は徐々に上がってきました。
測定機器は気温と湿度の測定ができるデジタル時計です。測定は朝事務所に入ってすぐに行いました。ちなみに室内では空調機による暖房は行わずに冬を越しました。精度の高い観測とは言えませんが秋から冬、そして春にかけての室温と湿度の推移の傾向は把握することが出来たと思います。この間にペットボトルのミントも葉と根を伸ばしながら成長を続けています。
10月の中旬にベランダで、緑化ブロックに灌水クロスを敷いた上に種を蒔いた西洋芝007も無事に冬を越して春を迎えました。3月1日撮影