三佐和ブログ


6月のベランダガーデン 2023年06月25日

梅雨の晴れ間の一日、カスケードブロックに植えたインパチェンスも花が大きくなってきました。

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カスケードブロックに植えたバジルも食べごろです。バジルソースにしてパスタに和えて食べようと思います。

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手作りフラワーポットで育っているイチゴやシルバーゴールドの葉も大きくなりました。イチゴはまだ実がつきませんが、これからが楽しみですね。

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ドレーンに溜まった水を利用して緑化ブロックで低木を育てていますが、葉が青くなってきました。

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ヒートアイランド東京のベランダで植物を育てるには灌水の継続が必要です。保水性と通気性のあるガーデンクリートで作られたカスケードブロックや手作りフラワーポット、そして緑化ブロックが根に適度な水と空気を供給しながら植物を育てます。 6月25日撮影

サクラランも生きている2 2023年06月20日

5月18日から6月20日までのサクラランからの水分蒸発量のデータがまとまりました。ペットボトルからの水分蒸発量が16cc,そしてサクラランの入ったペットボトルからの水分蒸発量も16ccでした。つまりこの一月の間にサクラランから蒸発した水分蒸発量は0ccということですね。P6200036.jpg

その理由はいくつか考えられます。サクラランの葉がミントの葉と比べて厚みがある事と、葉の表面にワックスのようなコーテイングが施されていることです。サクラランは亜熱帯から熱帯で多く生息している植物です。熱帯の日光や気温の影響で、葉から水分が蒸発する量をコントロールしているのかもしれませんね。ちなみに5月18日から6月20日までの新宿事務所の平均気温は23.5℃、平均湿度は50%でした。

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そして5月の終わりからサクラランの茎から根が伸び始めました。今では茎から根が4本伸びているのが見られます。これから室温も高くなるにつれてサクラランの根からの水分の吸収も活発になるのではないでしょうか?これからのサクラランからの水分蒸発量に変化が見られるか楽しみです。6月20日撮影

6月の新宿御苑 2023年06月17日

梅雨に入りましたが、御苑の芝生の広場の緑も色が濃くなってきました。御苑では一年を通しておよそ4mm/㎡・日の雨が降り、芝生と土からもおよそ4mm/㎡・日の水が蒸発する水の循環が繰り返されています。

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玉藻池の横を歩いていたら青大将が前を素早く滑るように横切りました。御苑はヘビやカメ、カエルなどの爬虫類にとってもヒートアイランドの中のオアシスなんですね。

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梅雨はまだ続きますが梅雨の晴れ間の一日、御苑の自然を楽しみました。御苑ではあとひと月もするとセミが鳴き夏が訪れます。

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                      6月16日撮影

芝生の広場オアシスⅡ 2023年06月15日

「芝生の広場オアシスⅡ」のサイトがアップされました。ホームページの「緑化コンクリートに興味のある方へ」からご覧いただけます。コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京で、軽石を原料とした緑化基盤「ガーデンクリート」を開発して、芝生や様々な植物を育てて15年ほどが経ちました。開発のポイントは、アスファルトやコンクリートに覆われたヒートアイランドの表面を、保水性のある緑化基盤ガーデンクリートで覆うことで様々な植物を育てる環境を作ることです。そして灌水システムを組み合わせてガーデンクリートの保水性を補います。

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東京の年間降水量はおよそ4.2mm/㎡・日、緑化されたガーデンクリートからはおよそ3.6mm/㎡・日の水が蒸発することがわかりました。つまり東京では緑化されたガーデンクリートからの水分蒸発量は降雨量とほぼ同じであるということですね。ガーデンクリートを4cm厚みで施工すると保水量は12㍑/㎡です。これはガーデンクリートから蒸発するおよそ3日分の水量です。植物からは毎日水分が蒸発しますが、雨は毎日降り続けることはありません。そこでガーデンクリートと灌水システムを組み合わせて一年を通し継続して、植物から蒸発する水分を満たすシステムを開発してきました。

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もう一つの開発のポイントは地球からの贈り物である軽石の利用方法です。最近では日本近海の海底火山が噴火して発生した大量の軽石が沖縄に漂着しました。この大量の軽石を篩分け等の前処理をせずに緑化コンクリートとして利用するシステムを考え試験を行いました。それが「芝生の広場オアシスⅡ」です。「芝生の広場オアシスⅡ」の特徴は、軽石で緑化基盤ガーデンクリートを作り自然法則に従った灌水システムと組み合わせることで、様々な場所を緑化できることです。

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軽石も、大量に漂着すると人の生活にマイナスの影響を与えます。「芝生の広場オアシスⅡ」は、地球からの贈り物である軽石を利用して緑化基盤を作り、自然法則に従い植物に灌水しながら様々な場所を広く緑化するシステムです。

6月のフローラカスケード 2023年06月14日

5月の下旬にフローラカスケードの花の植え替えをして三週間がたちました。インパチェンスやツルニチニチソウは、植え替えた直後は灌水すると落下する根鉢がいくつかありましたが、今ではカスケードブロックにしっかり活着したようです。

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浅草寺様の境内にフローラカスケードを設置させていただき、植物を育てて10年が過ぎました。当初は2面のフローラカスケードで植物の生育を始めました。その後、様々な改良を加え今では6面のフローラカスケードで植物を育てています。

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それでも根が活着した根鉢が下に落ちているのを見かけることがあります。おそらく鳥が根鉢に生息しているミミズなどを食べるために、根鉢をカスケードブロックから引っ張りだすのかもしれませんね?

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梅雨の雨は植物にとっては恵みの雨ですが、ご本堂の上に梅雨の晴れ間の青空を見かけました。

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                      6月13日撮影


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