三佐和ブログ


サクラランも生きている2 2023年06月20日

5月18日から6月20日までのサクラランからの水分蒸発量のデータがまとまりました。ペットボトルからの水分蒸発量が16cc,そしてサクラランの入ったペットボトルからの水分蒸発量も16ccでした。つまりこの一月の間にサクラランから蒸発した水分蒸発量は0ccということですね。P6200036.jpg

その理由はいくつか考えられます。サクラランの葉がミントの葉と比べて厚みがある事と、葉の表面にワックスのようなコーテイングが施されていることです。サクラランは亜熱帯から熱帯で多く生息している植物です。熱帯の日光や気温の影響で、葉から水分が蒸発する量をコントロールしているのかもしれませんね。ちなみに5月18日から6月20日までの新宿事務所の平均気温は23.5℃、平均湿度は50%でした。

P6200034.jpg

そして5月の終わりからサクラランの茎から根が伸び始めました。今では茎から根が4本伸びているのが見られます。これから室温も高くなるにつれてサクラランの根からの水分の吸収も活発になるのではないでしょうか?これからのサクラランからの水分蒸発量に変化が見られるか楽しみです。6月20日撮影


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