サクラランも生きている6 | 2023年09月18日 |
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7月19日から9月18日までのサクラランからの水分蒸発量は3.2gでした。下記のグラフをご覧ください。
サクラランからの水分蒸発量は、同じペットボトル容器に水を満たしたものと水を満たしてサクラランを入れた容器の重さを比較して計算しています。
下のグラフはペットボトル(青い線A)とサクラランを入れたペットボトル(赤い線B)からの水分蒸発量,そしてその差であるサクラランからの水分蒸発量(緑色の線)を示したグラフです。
サクラランは水分の蒸発量はミントなどと比べて少ないのですが、水に強い植物で、7月から始めた測定中に水中で葉を伸ばしました。
9月18日の時点でサクラランの入った容器に水を縁まで満たして測定したところ、測定を始めた7月19日にサクラランの容器の縁まで水を満たしたときと比べて、容器全体の重さが2グラムほど軽くなっていました。つまりこの2か月の間に、サクラランが水中で成長を続け、葉や茎、そして根が大きくなるとともに葉や根や茎を形成する比重が水よりも軽い物質が原因で、縁まで水を満たしたサクラランの入った容器全体の重さが軽くなったのでしょうね?9月18日撮影