三佐和ブログ


福島第一原発の処理途上水 2023年09月04日

ネットを見ていたら「福島第一原発の処理途上水の実情とは」という東京新聞の記事を見かけました。詳しい内容は記事をお読みいただくこととして、この中で放射能汚染を処理しなければならない水が134万トンほどあるとのことでした。先のブログで芝生の広場オアシスⅡを1000㎡設置すると年間の水分蒸発量がおよそ1314トンになるというお話をしました。「芝生の広場オアシスからの年間水分蒸発量」134万トンの水を芝生の広場オアシスⅡで蒸発させるとすると、これを数値で表すと1000㎡のオアシスⅡをおよそ1000か所設置すると1年で処理途上水を蒸発できるということですね。つまり芝生の広場オアシスⅡが100万平方メートルで1年かけて処理水を蒸発できるという計算です。

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私は原子力発電に関する詳しい知識はありませんが1979年にアメリカ、ペンシルバニア州のスリーマイル島で発生した原子力発電所の事故で87000トンのトリチウムを含む水を大気中に蒸発させたという事例を詳しく調べて、蒸発したトリチウムを含む水がスリーマイル島の周囲の環境にどのような影響を及ぼしたか知りたいものです。「日本政府、福島の水の海洋放出と水蒸気放出を提案2019年12月23日AP電」そしてその結果が、処理水を海洋に放出すること以下の影響を生命に及ぼすのであれば、福島の原子力発電所も処理水の大気中への蒸発という方法も選択できないでしょうか?写真は新宿御苑の芝生の広場です。新宿御苑の面積はおよそ58万㎡だそうです。9月1日撮影


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