芝生の広場オアシスⅡからの水分蒸発量の測定 | 2023年09月14日 |
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新宿事務所のベランダで福徳岡ノ場の軽石を使用した芝生の広場オアシスⅡの試作品からの水分蒸発量の変化について測定を始めました。まず縦横33cm(内寸)の容器に緑化ブロック(縦横30cm、高さ4cm)を置きその上に土を2cmほどの厚みで載せて、芝生を種から育てます。この状態で4㍑の水を注いだ様子が下記の写真です。写真の左下に軽石が水に浮いているのがわかります。9月13日撮影
翌日の朝、オアシスⅡの様子を見ると水が緑化ブロックと土に吸収されていることがわかります。写真左下の軽石が容器の底にありますね。9月15日撮影
内寸およそ33cmの容器に4㍑の水を注いだということは1平方メートル当たりおよそ37㍑の水が保水されているということです。2021年4月から2022年3月にかけて新宿事務所のベランダで芝生の広場オアシスで水分蒸発量を測定したところ、年間平均値でおよそ3.7㍑/㎡・日の水が蒸発しました。「芝生の広場オアシスⅡ」この数値をもとにこれから蒸発してゆく水分量を予測すると10日後、9月23日ごろにオアシスⅡからの水分は蒸発しきるということですが、これからどのように変化するか、芝生の成長と合わせて観察してみたいと思います。