福徳岡ノ場の軽石で芝生を育てる7 | 2023年11月22日 |
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新宿事務所のベランダで芝生の広場オアシスⅡの試作品を作り芝生を育てています。芝生の種が発芽してから3か月ほどが経過しましたが根は灌水クロスを通して緑化ブロックに活着して、緑化ブロックに保水された水を吸いながら成長を続けています。
11月13日から11月22日までのオアシスⅡから芝生への給水量は2.3㍑/㎡・日、そして計量器から蒸発した水分量は2㍑/㎡・日でした。つまりオアシスⅡの芝生と保水された緑化ブロックからの水分蒸発量は、オアシスⅡの周囲の水分よりもおよそ0.3㍑/㎡・日多いということですね。
9月13日からオアシスⅡへの給水量の測定を始めましたが、当初は気温も高く給水日のインターバルを7日に設定しました。その後気温が下がるにつれてインターバルを8日、9日と伸ばして10月23日からは10日のインターバルで給水をしています。
11月2日からはオアシスⅡの周囲からの水分だけの蒸発量を測定して、オアシスⅡからの水分蒸発量との差を比較しています。まだ20日間の数値の比較ですがオアシスⅡの芝生と保水された緑化ブロックと、オアシスⅡの周囲の水分の蒸発量の差は、ほぼ0.3㍑/㎡・日の数値で推移しています。これから冬にかけて気温が下がるとともにオアシスⅡからの水分蒸発量と周囲の水分蒸発量の差がどのように変化するのか楽しみですね。11月22日撮影