人間と植物の生活圏を作る剪定の重要性 | 2024年03月13日 |
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私が尊敬する政治家Lee Lwan Yewのリーダーシップのもとシンガポールは1960年代から都市の緑化が始まりました。そして緑豊かなGarden Cityが実現したのですが、2020年に世界を覆ったCovid-19の影響でシンガポールの緑を支えてきた海外労働者がシンガポールに入国できなくなりました。その結果、一時、市街の樹木が伸び放題になりました。Garden cityの問題点
人間が生活する都市空間の緑化を支えるには給水や、街路樹の剪定や下草の刈込などのメンテナンスの継続が必要です。人間はひげや髪の毛が伸びると髭剃りや散髪をしますね。髭剃りや散髪は人間が生活するのに不快感を感じないための行動だと思います。人間はそれと同じ感覚で植物の剪定をするのでしょうか?もちろん剪定することで植物の生長を促す事もありますが、自らの意思で成長を続ける植物にとってはいい迷惑かもしれません。
都市空間で人間と植物たちがお互いに満足して過ごせる結界を作るために、植物への給水や剪定や刈込のメンテナンスの継続が必要です。上の写真は東京体育館の横の選定された街路樹です。 3月13日撮影