三佐和ブログ


一つの要因だけでは決められない自然の動き 2024年12月31日

新宿事務所のベランダで芝生からの水分蒸発量を調べていますが、芝生からの水分蒸発量は周囲の湿度、温度の変化、光や風の当たり具合などの影響を受けています。芝生が根から水を吸って葉から蒸発させてゆくシステムにも、微妙な変化があるようですね。例えば葉が成長して水分を蒸発させる面積が増える事などです。

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芝生からの水分蒸発量の変化という一つの現象を追いかけてみても、その変化には先に述べたような様々な要因が絡み合っています。我々は周囲を取り巻く自然現象の変化の要因を簡単に決めつけてはいけないと思います。最近では地球の気候変動要因を、人間が大気中に排出する温室効果ガスにあるという考え方がありますが、地球を取り巻くスケールの大きな自然現象の変化をわずかな要因だけに決めつけることはできません。我々日本人は縄文時代から、自然に宿る八百万の神々を感じながら生命をつないできました。これからも我々は自然に対して対立するのではなく、畏敬の念を持った姿勢で向き合いたいものです。写真は箱根大涌谷の水蒸気です。12月24日撮影 関連ブログ:都市の温暖化と地球の温暖化

オアシスⅡ周囲からの水分蒸発量33 2024年12月27日

12月21日から27日までのオアシスⅡからの水分蒸発量は4.4㍑/㎡・日、芝生からの水分蒸発量は3.1㍑/㎡・日、オアシスⅡ周囲からの水分蒸発量は1.28㍑/㎡・日でした。今回は芝生からの水分蒸発量が大幅に増えました。

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先週のblogで芝生からの水分蒸発量は気温に比例して、湿度に反比例するとお話ししましたが、芝生からの水分蒸発量の変化は気温や湿度以外の変化要因もあるようです。そして芝生からの水分蒸発量は気温や湿度にすぐ反応するのではなく、一呼吸おいてから反応するようですね。

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          気のせいか芝生の葉が、また伸びてきたようです。12月27日撮影

サクラランも生きている23 2024年12月22日

11月23日から12月22日までのサクラランから蒸発した水分量は2.2グラムでした。1日当たりに換算すると約0.076グラムです。これは10月から11月にかけての1日当たりの水分蒸発量0.12グラムよりも少ない数値です。緑色のグラフの伸びが見られませんね。おそらく室温が下がったことも影響しているようです。

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サクラランの葉は少しづつ成長を続けているようです。サクラランからの水分蒸発量と気温は正比例の関係で気温が下がると葉からの水分蒸発量も減ります。しかし湿度と葉からの水分蒸発量は反比例の関係にあるのではないでしょうか?

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サクラランの葉は周囲の気温や湿度の変化を感じながら、水分の蒸発量を調整しているようですね。12月22日撮影

オアシスⅡからの水分蒸発量32 2024年12月20日

12月14日から20日までのオアシスⅡからの水分蒸発量は2.8㍑/㎡・日、芝生からの水分蒸発量は1.5㍑/㎡・日、オアシスⅡ周囲からの水分蒸発量は1.28㍑/㎡・日でした。今回はオアシスⅡ、芝生からの水分蒸発量が減りオアシスⅡ周囲からの水分蒸発量が増えました。

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前回の測定で芝生からの水分蒸発量が増えたのは、芝生の表面積が増えたからだとお話ししましたが、今回の測定で芝生からの水分蒸発量が減った結果を見て、オアシスⅡを取り囲む自然の変化は複雑で、一つの現象を見ただけでは結論が出ないことがわかりました。自然(土地の力)は私が考えるよりも多くの変化要因が潜んでいるようです。

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芝生の成長と呼吸、そして芝生を取り囲む気温や湿度や風、その他の自然の変化は、単純ではないことを素直に受け止めなければいけませんね。12月20日撮影

12月の新宿事務所 2024年12月19日

今年の東京は温暖な気候に包まれているせいでしょうか、ベランダの植物たちは12月中旬を迎えても深い緑を保っています。

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オアシスⅡの芝生は寒くなっても元気です。やはり西洋芝にとって20℃から10℃ぐらいの気温が育ちやすい環境なのかもしれませんね。

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室内ではパキラが太陽光を浴びて元気です。今年はコーヒーを事務所の中で育てているので無事に冬を迎えています。

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                      12月19日撮影

オアシスⅡからの水分蒸発量31 2024年12月13日

12月7日から13日までのオアシスⅡからの水分蒸発量は3.2㍑/㎡・日、芝生からの水分蒸発量は2.1㍑/㎡・日、周囲からの水分蒸発量は1.14㍑/㎡・日でした。前回の測定と比べて芝生からの水分蒸発量が増え、オアシスⅡ周囲からの水分蒸発量は減りました。241213レイアウト.png241213グラフ.png

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温暖な東京も北からの冷気が支配し始めて,ようやく冬らしい気候になってきました。オアシスⅡ周囲からの水分蒸発量が減ったのは気温の低下に影響されているようです。それに対して芝生からの水分蒸発量が増えたのは湿度が下がる中で芝生が伸びて、水分蒸発を行う葉の表面積が増えたからでしょうか?

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当面の間、芝刈りをやめて芝生の成長と水分蒸発量の関係を調べようと思います。12月13日撮影

想定以上に速い地球温暖化 2024年12月12日

先日、秋田料理のお店に行ったら、今年は秋田の海でハタハタが取れないと店員さんが嘆いていました。また伊勢湾ではイセエビの収穫量がとても少ないと漁師が困っていました。いずれも日本周辺の海水温度が高くなっているからのようですね。

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ネットニュースを見ていたら「想定以上に速い地球温暖化、科学者らが理由を解明」というCNN Newsを見かけました。詳しくは記事をご覧いただくとして、海上の低い位置に浮かぶ雲の量の不足が原因だとのことです。つまり下層雲が減少することで、下層雲から太陽に反射してい行く太陽光エネルギーが少なくなり、その分、海に入射する太陽光エネルギーが増えることで海水温度が上昇するという仕組みですね。雲や雪、砂漠、氷河などが太陽光エネルギーを反射する仕組みをアルベドといいます。

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私が住んでいる日本は周囲を海に囲まれています。このような仕組みで、雲が減り→アルベド(反射率)が減り→太陽光エネルギーの入謝率が増えると、海水温が上昇して、日本を取り巻く自然(土地の力)も大きく変わってゆくと思います。写真は伊勢湾 二見浦の海です。7月1日撮影 関連ブログ:アルベド

12月のフローラカスケード 2024年12月07日

今年も終わりの月を迎えました。浅草寺様境内のフローラカスケードの植物たちも温暖な気候の下で元気に成長を続けています。

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初めてフローラカスケードにやってきたミスキャンタスも、植えてから一月半が過ぎて葉を伸ばしてきたようです。ミスキャンタスはカスケードブロックの壁に新しい風景を作り始めました。

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今年もフローラカスケードの冬の主役ビオラが、カスケードブロックの上を水平方向に膨らみ始めました。ビオラは冬の境内に彩を添えてくれます。

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                        12月6日撮影

オアシスⅡからの水分蒸発量30 2024年12月06日

11月30日から12月6日までのオアシスⅡからの水分蒸発量は3.3㍑/㎡・日、芝生からの水分蒸発量は1.8㍑/㎡・日、オアシス周囲からの水分蒸発量は1.5㍑/㎡・日でした。今回は芝生からの水分蒸発量が増えたのに対してオアシスⅡ周囲からの水分蒸発量は前回と同じでした。

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東京は12月に入っても暖かい日が続いてきましたが、明日からは気温も下がるようです。芝生からの水分蒸発量が気温の変化に影響を受けるのか楽しみです。

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                        12月6日撮影


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