三佐和ブログ


一つの要因だけでは決められない自然の動き 2024年12月31日

新宿事務所のベランダで芝生からの水分蒸発量を調べていますが、芝生からの水分蒸発量は周囲の湿度、温度の変化、光や風の当たり具合などの影響を受けています。芝生が根から水を吸って葉から蒸発させてゆくシステムにも、微妙な変化があるようですね。例えば葉が成長して水分を蒸発させる面積が増える事などです。

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芝生からの水分蒸発量の変化という一つの現象を追いかけてみても、その変化には先に述べたような様々な要因が絡み合っています。我々は周囲を取り巻く自然現象の変化の要因を簡単に決めつけてはいけないと思います。最近では地球の気候変動要因を、人間が大気中に排出する温室効果ガスにあるという考え方がありますが、地球を取り巻くスケールの大きな自然現象の変化をわずかな要因だけに決めつけることはできません。我々日本人は縄文時代から、自然に宿る八百万の神々を感じながら生命をつないできました。これからも我々は自然に対して対立するのではなく、畏敬の念を持った姿勢で向き合いたいものです。写真は箱根大涌谷の水蒸気です。12月24日撮影 関連ブログ:都市の温暖化と地球の温暖化


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