三佐和ブログ


カスケードブロックに春の花を植える 2025年04月13日

4月になり東京のベランダも春を迎えたのでカスケードブロックフローラの花を植え替えました。

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植えた花はビデンスキャンプファイヤーレモンシロップ、ネメシアフェアリ-シュシュです。

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室外機の上のカスケードブロックにはミントやチャービルを植えました。ミントやチャービルはお料理にも使えます。

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 これから春の明るい日差しに包まれて、植物が成長するのが楽しみですね。4月13日撮影

芝生からの水分蒸発量48 2025年04月11日

4月5日から11日までのオアシスⅡからの水分蒸発量は3.2㍑/㎡・日、芝生からの水分蒸発量は1.1㍑/㎡・日、オアシスⅡ周囲からの水分蒸発量は2.07㍑/㎡・日でした。今回の測定でもオアシスⅡの土や周囲の水のからの蒸発は気温や湿度の変化に敏感に反応していますが、芝生からの水分蒸発量には大きな変化が見られませんでした。

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何回もブログでお話ししましたが芝生は葉から水分が蒸発することで、茎に吸引力が働きその力が根に伝わって周囲の土から水を吸い上げる仕組みがあります。芝生は葉から水分を蒸発させることで、表面温度を調節して太陽光エネルギーから自らを守ります。芝生は太陽光エネルギーを利用することで独自の水の循環を作り出します。

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芝生をはじめ、地球に存在する生物は太陽に支えながら、それぞれの生命を保つ仕組みを作り出しているようですね。4月11日撮影

花まつり 2025年04月08日

今日4月8日は花まつり、お釈迦様の誕生日です。浅草寺様の境内ではお釈迦様が白い象に乗って、天上天下唯我独尊のポーズをとられていました。

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フローラカスケードのビオラやミスキャンタスも冬の寒さを乗り越えて、花まつりに合わせてお釈迦さまや観音様に元気な姿をお見せしています。

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東京の気温も高くなり、植物たちが春の目覚めを迎えています。浅草寺様の境内でフローラカスケードで様々な植物たちを育てて10年以上が経ちました。

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寒暖差のある日本の気候で10年以上にわたり植物の根を支えてきフローラカスケードですが、次はこれまでの経験を生かして紫外線が強い高温の気候でも様々な植物を育ててみたいですね。4月8日撮影

フィトンチッド 2025年04月05日

新宿事務所の机の上で、サクラランの水分蒸発量を測定していますが、面白いことに気づきました。サクラランからの水分蒸発量の測定には、同じ容器を2個使用しています。ひとつの容器にはサクラランを入れて、もうひとつの容器には水だけを入れて、それぞれの容器からの水分蒸発量を計量しています。測定は昨年の10月の終わりから始めて、これまで水を変えたことがありません。

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容器をよく見ると、水の蒸発を測定している容器の周囲には、藻のようなものが発生しているのですが、サクラランを育てている容器には藻の発生が見られません。上の写真は藻が発生した水の蒸発量を測定している容器です。そして下の写真は根が水中に伸びた、サクラランからの水分蒸発を測定している容器です。

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植物には自らを周囲の微生物から守るフィトンチッドという働きがあるようです。サクラランも化学物質を根から体外に出して、水中の微生物の発生を抑制しているようですね。

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サクラの木の周囲には芝生が生えにくいようですが、これは日陰だけの問題ではありません。サクラも周囲に化学物質を放出して、芝生の侵略を抑えているようですね。今、新宿御苑では様々な桜が咲き乱れています。4月5日撮影

芝生からの水分蒸発量47 2025年04月04日

3月29日から4月4日までのオアシスⅡからの水分蒸発量は2.5㍑/㎡・日、芝生からの水分蒸発量は1.1㍑/㎡・日、周囲からの水分蒸発量は1.42㍑/㎡・日でした。今回の測定中、東京の気温は急に低くなり、それにつれて土や水からの水分蒸発は気温や湿度に敏感に反応して下がりました。250404レイアウト.png

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それに対して芝生からの水分蒸発量は若干増えました。やはり芝生は周囲の気温や湿度の変化に反応しながらも、独自の水の循環システムに従いながら水分の蒸発を行っているようですね。

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来週から東京は、ようやく本格的な春の気候を迎えるようです。冬の間に伸び放題にしてきた芝もそろそろ刈ろうと思います。4月4日撮影


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