三佐和ブログ


木は主として空気からできています! 2019年08月06日

太陽が見えず雨の日が続いた梅雨が明けた東京は、いきなり猛暑日の連続という激しい気候の変化に見舞われました。その中で風のガーデンの植物たちはしっかりと夏の気候に対応しているようです。

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アメリカの物理学者リチャード ファインマンの語録を読んでいるのですが、その中で植物に関する大変面白い記述がありましたのでご紹介いたします。ファインマン語録 ミシェルファインマン編   大貫昌子訳 岩波書店

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木は主として空気からできています。そして燃やすとまた空気へ戻っていきますが、燃え上がる炎から出る熱の中には、空気を木に変えるとき結合された太陽の炎の熱が発散される。そして残った灰は、空気に由来しないごくわずかの部分、つまり個体地球から来た部分の残りかすだというわけです。1966年4月「科学とは何か」

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植物は葉の気孔を通して空気中から二酸化炭素Co2を取り入れ、根から水分を吸い上げ、太陽エネルギーを利用して光合成をおこない炭水化物(エネルギー)を作り出し酸素O2を空気中に放出します。そして炭水化物のエネルギーを利用して木の主要成分であるセルロースなどを形成します。

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ファインマン先生は、植物が燃えて熱を発するときに、光合成で植物の体を作るのに利用された太陽エネルギーが空気中に発散されるということをおっしゃりたいようです。エネルギー保存の法則ですね。

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「木は主として空気からできている。」植物の構造を一言で表現する名言です。風のガーデンでは野イチゴが可愛らしい実をつけていました。8月6日撮影

7月の風のガーデン 2019年07月16日

今年の東京は6月の下旬ごろから雨の多い日が続いています。風のガーデンでも毎日のように雨が降る中で植物たちは大きく育っていました。

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風のガーデンの灌水システムには雨センサーという装置がついていて、雨の日は植物への灌水が自動的に止まるようになっています。

P1450118.JPG雨量が多くても風のガーデンは風通しが良く、それが植物の成長に大きく寄与しているようでWind GardenというよりWild Gardenの様相を呈してきました。

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先月蒔いたベント芝の種Tyeeが発芽してきました。湿度の高いヒートアイランド東京の気候でも通気性と保水性の良いガーデンクリートの上で西洋芝は育ちます。P1450111.JPG東京も来週には梅雨が明けそうです。風のガーデンの植物たちも久しぶりの太陽の光を待ちわびているようですね。7月16日撮影

6月の風のガーデン 2019年06月19日

梅雨の晴れ間の午後、一か月ぶりに風のガーデンを訪れました。植物たちは気温の上昇と梅雨の雨の影響でしょうか大きく育っていました。

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今年も柏葉アジサイが白い花を咲かせていました。柏葉アジサイは秋になると葉が紅葉して一年で2度楽しむことが出来る植物ですね。

P1440551.JPG例年のことですが風のガーデンではこの季節に秋の花ハギが花を咲かせています。ヒートアイランド東京の建物9Fテラスの環境が、ハギの成長の体内時計を速めているのでしょうか?

P1440549.JPG数年前に植えたなでしこも白い花を咲かせていました。これから9月ごろまで花を咲かせ続けてくれることでしょうね。

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深みを増してきた風のガーデンで植物たちは風と光と水、そして土に代わる緑化基盤ガーデンクリートの上で元気に成長を続けています。

P1440567.JPGヒートアイランド東京の建物9階という環境で風のガーデン特有の植物の生態系が出来てきました。これから植物たちが厳しい東京の夏を乗り越えられるように剪定し、灌水計画を立ててゆこうと思います。6月19日撮影

5月の風のガーデン 2019年05月14日

立夏も過ぎて東京は初夏の気候になってきましたが、今週は気温がやや低いようです。その中で風のガーデンでは3年前に植えたツルバラが大きく育っていました。

P1430404.JPG風のガーデンではバラに虫がつくことなく自然に育っています。風通しが良い建物の9Fで育てているためか害虫がバラによってこないようです?

P1430418.JPG5月に入り風のガーデン全体の植物たちの活動も活発になってきたようで、葉が大きく繁っていました。そろそろ春の剪定作業を行わなければ。

P1430434.JPG8年目に入った風のガーデンでの植物栽培ですが、ガーデンクリートと灌水システムの組み合わせで、保水量と空気量を調整することで、ヒートアイランド東京の環境に対応しようとする植物の成長を支えてゆこうと思います。5月14日撮影

4月の風のガーデン 2019年04月16日

今日、4月16日は今からちょうど7年前に文京区のビル9Fのテラスに風のガーデンを設置した日です。

IMG_2296.JPG             2012年4月16日 風のガーデンのフェンス設置の様子

タイルの下地に3㎝厚みのガーデンクリート緑化ブロックを置き、灌水クロスとドリップチューブで水量をコントロールするシステムは継続して灌水を行い様々な植物を育ててきました。

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    緑化ブロックの上に灌水クロスとドリップチューブを施工した上に芝生を載せている様子。

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あれから丸7年が経過しましたが、芝生や低木、そして後から植えた様々な植物たちが、ガーデンクリート植物栽培システムの上で元気に育っています。植物たちが元気に成長を続けられたのは風のガーデンに対するオーナー様の暖かなご理解、ご協力、そして定期的に植物たちのメンテナンスをしている武蔵野園芸さんのご協力からがあったからです。4月16日撮影

3月の風のガーデン 2019年03月20日

春分の日も近づき風のガーデンの植物たちも目覚め始めたようです。春の訪れとともにユキヤナギガ白い花を咲かせています。

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今年もラッパスイセンやヒヤシンスなどの球根が眠りから覚めて美しい花を咲かせはじめました。
        黄色いラッパスイセンが可愛らしいですね。
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        ピンクや紫色をしたヒヤシンスも元気です。
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風のガーデンは3cm厚みのガーデンクリート緑化ブロックの上に灌水クロスを敷き、その上にジーパンなどの布を粉砕した土壌代替素材を載せて植物を支える仕組みです。
緑化ブロックの間にはドリップチューブが配置されていて、水は灌水クロスを伝わり風のガーデン全体に行き渡ります。風のガーデンのシステム断面レイアウトをご覧ください。
風のガーデンシステム断面図.png
わずか3cm厚みのガーデンクリートとジーパンを粉砕した土壌代替素材の上で様々な植物を育てて7年が経過しました。来月には8年目の春を迎えます。薄層の緑化基盤で植物を育て続けるのに大事なポイントは、その土地の環境に適した灌水量を設定して植物たちに与え続けることです。
P319014612.JPG   風のガーデンも春分を迎え灌水量を春モードに切り替えました。 3月19日撮影
1月の風のガーデン 2019年01月30日
今年の冬、東京は晴れの日が続き雨が降りません。その中で風のガーデンの表面が湿っていて、灌水時間になると水が若干オーバーフローしているのに気がつきました。東京の1月の平均気温は12月より2.7度ほど低いのですが(気象庁東京平均気温参照)、気温が下がったことで植物の日常の蒸散作用がさらに少なくなったり休眠に入った植物が増えたからではないでしょうか?
そこで風のガーデンの灌水量を12月と比べて1ℓ/㎡・日ほど少なく調整しました。
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寒い中でローズマリーが花を咲かせていました。ローズマリーやミントなどのハーブは寒さに強い植物ですね。
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風のガーデンでは太陽光で灯るライトがいくつか設置されているのですが、その一つにライトの中で植物が絡まっているのを見かけました。おそらく太陽光のランプの光を目指してランプの中に入り込んだようですね?
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夏の間エネルギーを蓄えていたスイセンやヒヤシンスなどの球根が、今年も芽を出して活動を始めました。
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  あと一週間もすると立春です。風のガーデンの植物たちが眠りから覚めるのもまもなくです。
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                                                          1月29日撮影
12月の風のガーデン 2018年12月19日
一年ぶりの選定を行い一月以上が経過しました。風のガーデンがあるヒートアイランド東京も冬を迎えています。風のガーデンでは一年を通して季節ごとに様々な植物が花を咲かせたり実をつけたりしています。今月見かけたのはミントの花とジャスミンの実です。
    ミントは丈夫なハーブで風のガーデンのいたるところに飛散して成長しています。
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  夏の間パーゴラの周りで白い花を咲かせていたジャスミンが可愛らしい赤い実を付けました。
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      南アフリカ原産のエリカオーデシーは風のガーデンの冬の主役です。
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一年ぶりの剪定作業を行いさっぱりした風のガーデンの植物たちですが、新しい季節に向けて静かに準備を始めているようです。
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                                                                         12月18日撮影
11月の風のガーデン 2018年11月10日
11月の風のガーデンでは柏葉アジサイが今年もきれいに紅葉しました。春はアジサイの花を咲かせ秋になると紅葉して私たちの眼を楽しませてくれます。
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5年前に植えた南アフリカ原産のエリカオーデシーは風のガーデンにしっかり根付き、今年も美しい花を咲かせています。2013年12月の風のガーデン
PB070022.JPG春から夏にかけては建物の改修工事があり、剪定作業ができなかった風のガーデンでは植物たちが自由に成長を続けて伸び放題の状態でした。 剪定前の様子
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一年ぶりに剪定作業を行い庭もすっきりしました。剪定した植物の量もきっちりと昨年の2倍になりました。             剪定後の様子
PB070042.JPGキク科のポットマムが今年も黄色い可愛らしい花を咲かせています。これから気温も下がり風のガーデンの植物たちも眠りに入ります。
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緑化基盤のガーデンクリートと植物の間に眠っていた球根たちが春の芽生えに向けて準備を進めているようです。
              11月7日撮影

10月の風のガーデン 2018年10月03日
10月1日未明、東京は台風24号の影響で風速30メートル以上の強風に見舞われました。
文京区にあります風のガーデンは名前のとおり風通しの良い建物9Fのテラスに設置されているので少し心配になり、庭の様子を見に行ったところ植物たちや、フェンス、パーゴラの無事を確認することができて安心しました。ジャスミンのツルがパーゴラにしっかりと絡みついていました。
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 設置してから7年を経過した木製のフェンスも金属製のフェンスにしっかりと固定されていました。
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台風が過ぎた後の風のガーデンでは植物たちが平然とした姿で静かにたたずんでいました。暴風雨のなかでもしなやかに対応する植物たちの逞しさに敬意を表したいですね。
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10月に入り秋も深まりつつある風のガーデンでは、1年前にやって来たナデシコが今年も花を咲かせていました。
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                 10月3日撮影            
ヒートアイランド東京に適した灌水量 2018年09月22日
先のブログで「これから秋にかけて風のガーデンの灌水量をヒートアイランド東京に適した灌水量に設定しました。」と述べましたが、ヒートアイランド東京に適した灌水量とはどのような灌水量なのでしょうか?それはドリップチューブから灌水クロスを通して植物に灌水される水量が緑化基盤のガーデンクリートの保水量を上回り周囲にオーバーフローしないぎりぎりの灌水量です。
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東京都文京区にあります建物の9階に設置した風のガーデンで、ガーデンクリートと灌水システムを組み合わせて植物を育てて7年目を迎えています。7年にわたる植物栽培の経験を通して作りだされたのがヒートアイランド東京に適した灌水計画です。目安として冬は東京の年間降水量、夏は香港シンガポールの年間降水量、そして春と秋はその間の数値を参考にして灌水計画を立てています。

P1350857.JPG風のガーデンでは3cm厚みのガーデンクリートと布を粉砕した代替土壌の上で様々な植物を育てています。そこでの灌水計画は地植えの植物への灌水よりも気を配らなくてはいけません。
7年に及ぶ風のガーデンでの植物栽培の経験から、植物が必要とする水分量を一年を通して把握することが出来ました。
P13509341.JPG植物が根から吸い上げる水分の内、光合成で利用される水量はおよそ3%前後のようです。残りは植物の体内にとどまる水分と体外に蒸発してゆく水分です。気温が高くなるにつれて植物から体外に蒸発する水分は増えます。そして気温が低くなるにつれて蒸発する水分が減る仕組みです。
P13509441.JPGつまり植物からの水分の蒸発量は、植物を生育しているその土地からの水分蒸発量に近い数値ではないかと思います。地植えの植物は土に保水量があるので必要な水分を地面から吸い上げることができますが、保水性のないアスファルトやコンクリートの上で植物を育てるには、太陽熱により植物の体内から蒸発するのに見合う水分量をどこかに確保しなければいけません。3cm厚みのガーデンクリートとドリップチューブと灌水クロスを組み合わせて灌水される水分量を調整することで、植物から蒸発する水分量を確保するのがガーデンクリート植物栽培システムのしくみです。


9月の風のガーデン 2018年09月19日
9月に入り東京の気温も下がり始めました。風のガーデンの灌水量も気温に合わせて変更しました。風のガーデンでは3か月ごとに灌水量を調整して植物に灌水しています。冬の3か月間(12月中旬から3月中旬まで)は東京の年間降水量を参考にしています。春の3か月間(3月中旬から6月中旬まで)と秋の3か月間(9月中旬から12月中旬まで)はヒートアイランド東京に適した灌水量、そして夏の3か月間(6月中旬から9月中旬まで)は香港・シンガポールの年間降水量を参考にして灌水計画を立てています。
P9180062.JPGヒートアイランド東京にある風のガーデンで夏至冬至、春分秋分を目安にした灌水方法ですが、古代中国では暦をを24まで分割して季節の動きを見ていたようですね。中国中原の人々が季節の移り変わりを感じながら見出してきた素晴らしい暦です。二十四節気
P9180068.JPG自然に囲まれていたであろう中原の人々は季節の移り変わりを敏感にとらえて二十四節気まで分けることが出来たのでしょうね。コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京では季節の移り変わりを二十四節気まで微細にとらえることが出来なくなったようです。
弁解がましいですがIT・ライフラインの整備された都市環境で暮らす私自身が、自然に囲まれた古代中原の人々のように自然環境の変化を敏感にとらえる感覚を失っていることも大きな要因です。
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9月も半ばを迎え風のガーデンの灌水量をヒートアイランド東京の環境に適した灌水量に調整しました。来週は秋分です。 関連ブログ:啓蟄に虫を見る 9月18日撮影
8月の風のガーデン 2018年08月01日
5月の下旬から建物の改修工事のために風のガーデンの一部で足場がかけられシートで覆われましたが工事も無事終了して足場とシートが外されました。
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今年の東京の夏は日中の気温が30度を超える日が続いていますが、風のガーデンの灌水量は7月までは東京(温帯)の年間降水量に基づき灌水してきました。8月に入りさらに暑い日が続きそうなので灌水量を香港(亜熱帯)の年間降水量を参考にしてやや増やしてみました。
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日中の気温が30度を超えるコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京で植物を育てるということは、まさに砂漠で植物を育てるようなものですね。そのなかで風のガーデンの様々な植物たちは元気です。
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真夏のヒートアイランド東京で植物を育てる大事なポイントは植物が必要とする水分を継続して供給することです。植物たちは日中30度を超える気温の中で生きながらえるために体内の水分を蒸散して体温を調整します。そして体内から蒸散された水分を補給するために根から水分を吸い上げるようです。もちろん光合成でも水分を利用しますね。
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夏になると人間も熱中症を防ぐために、水分の補給量を増やします。風のガーデンの植物たちを見ていると人間よりも夏の暑さには強いようですが、それでもより多くの水分を補給してあげることが植物にとっても良いようです。風のガーデンを支えているガーデンクリートと灌水システムは一年を通して植物たちが元気に育つように環境を整えます。 7月31日撮影

7月の風のガーデン 2018年07月04日
風のガーデンのある建物は現在改修工事中なのでガーデンの一部も足場とシートに覆われています。その中でも植物たちは元気に育っています。コブシの木も葉を広げてきました。
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風のガーデンで冬の間花を咲かせ続けた南アフリカ原産のエリカオーデシーは、夏になっても元気に花を咲かせています。風のガーデンの環境はエリカオーデシーの生育に適しているのでしょうね。
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昨年の秋、パーゴラに赤い実を付けたツリバナが今年も実をつけ始めました。今年も秋になると再び色が赤にが変わることでしょうね。9月の風のガーデン参照
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野イチゴのゴールデンアレキサンドリアも育ってきました。赤い実をつけるのが楽しみです。
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今年の東京はすでに梅雨が明けましたが風のガーデンではこれから当分の間、東京の年間降水量よりもやや多めの灌水量で植物の生育を見てゆこうと思います。
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                                                                      7月3日撮影
6月の風のガーデン 2018年06月15日
6月に入り梅雨入りした風のガーデンでは植物たちの成長も旺盛です。風のガーデンがある建物は現在、改修工事が行われていて風のガーデンの一部も足場が組まれてシートが張られています。
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建物の改修工事が終了する7月下旬から8月ごろに、植物たちの剪定作業を行おうと思いますが昨年の12月に剪定して以来六ヶ月以上も剪定しないと、植物たちも伸び放題です。
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風のガーデンは建物の東に設置されています。植物たちの光合成が活発なのは午前中といわれています。風のガーデンは一年を通して朝日が当たる環境なので植物たちの成長が旺盛なのでしょうね。
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さらに建物の南面から北面にかけて吹き抜けになっていて一年を通して風の通りの良い環境になっています。
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植物を育てる4大要素は光と風、そして土と水です。風のガーデンでは緑化ブロックが土の役割を果たし灌水システムが1年を通して季節に合わせた水量を植物に供給しています。植物を育てる4大要素が整っているか風のガーデンは植物たちにとって居心地の良い環境のようです。

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   植物たちも、建物の改修工事を終わらせて早く剪定されることを待ち望んでいるようでした。                                                                     6月12日撮影
5月の風のガーデン 2018年05月10日
ゴールデンウイークも終わり風のガーデンの植物たちも元気です。2年前の5月にやってきたツルバラが大きく育ち今年も花を咲かせています。
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             今年も柏葉アジサイの葉が伸びてきました。梅雨に花を咲かせる準備をしています。
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今月は風のガーデンを上から眺める機会がありました。木製の枕木が整列している姿が良く分かりますね。
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今年のゴールデンウイークは好天に恵まれ気温も高かったせいでしょうか、植物たちの生育も旺盛で風のガーデンの緑も深まってきました。
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                                                                    5月8日撮影
ガーデンクリート植物成栽培システム 2018年04月25日
ガーデンクリート植物栽培システムのPDF資料がホームページにアップされました。ガーデンクリート植物栽培システム
土の性質をした軽量緑化コンクリート ガーデンクリートと毛細管現象を利用した灌水システムを組み合わせたガーデンクリート植物栽培システムには4つのタイプがあります。

平面システム1ガーデンクリート ガーデンクリートを現場施工する緑化システムです。タイルやコンクリートの上に直接施工することができます。
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                                                平面システム
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                          平面システム1 レイアウト

平面システムレイアウト1.pngのサムネール画像
平面システム2 緑化ブロック 緑化ブロックは移動性に優れ建物テラス、ベランダ、屋上などに敷くだけで容易に緑化基盤が作れます。
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            平面システム2 レイアウト
平面システムレイアウト2.png平面システム3 カスケードブロック カスケードブロックは緑化ブロックに穴が開いていて根に実のなる根菜類を育てます。台の上にのせて野菜を育てることが出来るので、かがむことがなく腰を痛めません。
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             平面システム3 レイアウト
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                                   立面システム     
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立面システムフローラカスケード カスケードブロックを立てて立面で花やイチゴを育てます。立面で使用できるので狭いスペースを活かして植物栽培ができます。家を囲むフェンスとしても利用が可能です。
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                                          立面システム フローラカスケード レイアウト
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今から10年ほど前にコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京で芝生を育てることから始まった緑化プロジェクトですがその後、多くの方々のご協力を得ながら、芝生の他に花や野菜など様々な植物を平面でも立面でも育てる緑化システムが出来ました。特許も取得が出来た植物栽培システムで、これからもヒートアイランド現象に苦しむ都市の緑化を進めてゆこうと思います。


4月の風のガーデン 2018年04月18日
文京区の建物のテラス9階に風のガーデンを設置してちょうど丸6年が経過しました。6年かけて風のガーデンには様々な植物がやって来ましたが月日が経つと共に庭には自然の風合いが出てきました。         風のガーデンの設置前のテラスはタイルが置かれていました。
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タイルの上に緑化ブロックを置き灌水クロスで覆いドリップチューブを這わせて緑化基盤を作りました.                  2012年4月17日撮影
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             6年経過した風のガーデンの様子です。
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最初はコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京で芝生を育てる目的で開発が始まったプロジェクトですが、風のガーデンにおける6年に及ぶ経験から様々な植物が育てられる緑化システムを作り出すことが出来ました。
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風のガーデンを作るにあたりオーナー様から演出家の倉本聡さんが手がけたドラマ「風のガーデン」をイメージした庭を作りたいとのコンセプトのご提示をいただきました。このコンセプトに沿ってパートナー企業である武蔵野園芸さんが6年の歳月をかけて庭を作りあげてくれました。
ガーデンクリートと灌水システムを組み合わせた緑化システムは舞台装置のようなものです。舞台の上で活躍する植物たちは成長を続けながらヒートアイランド東京の環境に適応した自然を作りだしました。
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6年にわたる植物たちの成長を観察しながら植物が元気に育つには、光、風、水のバランスがいかに大事であるかがわかりました。そして土の役割を果たすガーデンクリートが植物たちの成長を支えます。風のガーデンで植物たちの成長を見守りご理解をいただきましたオーナー様に心から感謝いたします。これからも風のガーデンの植物たちの成長を見守ってゆこうと思います。 2018年4月17日撮影

3月の風のガーデン 2018年03月28日
3月も終わりを迎え東京の気候もすっかり春めいてきました。風のガーデンでは休眠から覚めたスイセン、クリスマスローズ、ガーデンシクラメン、ヒヤシンスなどが花を咲かせていました。
P3270039.JPG今年もクリスマスローズが花を咲かせていました。夏の間は草むらにひっそり佇んでいたようです。
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                                 ローズマリーも青い花が満開です。
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     あとひと月もすると芝生も目を覚まして緑のじゅうたんを広げることでしょうね。
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       風のガーデンの灌水量も春バージョンに切り替えました。 3月27日撮影
2月の風のガーデン 2018年02月07日
2月に入り東京都内にある風のガーデンも寒い日が続いています。休眠中の植物も多く灌水量も減らしています。冬の間の灌水量は1日当たりおよそ夏の半分の灌水量です。
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風のガーデンでは水道水をコントロールタイマーで調整しながら灌水していますがこのシステムの特徴は四季を通して水量を調整しながら灌水出来ることです。ちなみに風のガーデンの灌水量は春と秋が東京の年間降水量、夏が香港シンガポールの年間降水量、冬はカナダのモントリオールの年間降水量を参考にしています。風のガーデンの灌水システムには雨センサーという装置がついていて、雨が降る日はコントロールタイマーが閉じて灌水も止まる仕組みです。
         早春の花スイセンが可愛らしい花を咲かせていました。
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コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京にある風のガーデンで様々な植物を育てて、今年の四月でまる6年を迎えます。6年に及ぶ経験から、夏は熱帯、春秋は温帯、冬は冷帯の年間降水量を参考にした灌水計画が生まれました。 
      今年の冬も南アフリカ原産のエリカオーテシーが赤い花を咲かせています。
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                   2月6日撮影
12月の風のガーデン 2017年12月14日
12月に入り風のガーデンの植物たちも休眠の時期を迎えたようです。その中で元気に活動している植物たちも見かけます。 チェリーセージも3回目の冬を迎えています。
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12月の風のガーデンにやってきた仲間はラッパ水仙、ビオラ、アリッサムです。 ラッパスイセン
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      スミレ、パンジーの仲間のビオラは冬から春にかけて元気に育ちます。
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      風のガーデンはミントやシダとの相性も良いようです。 ミント
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                        いつの間にかシダも大きくなっていました。
PC130035.JPG         ジャスミンも寒空の中で花芽をつけていました。
PC130029.JPG風のガーデンを訪れるたびに植物たちが生きていることを実感しその生命力の強さに驚かされます。
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                  12月13日撮影
11月の風のガーデン 2017年11月22日
11月に入り東京の気温も下がってきました。風のガーデンでは今年も秋から冬にかけての季節の花が咲き始めました。植物たちは各自の体内時計に基づき咲く季節を見極めているようですね。キク科のポットマムガ5年目の秋を迎えています。
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       今年も冬にかけてウインターコスモスが花を咲かせ始めました。
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        夏の間、花を楽しませてくれた柏葉アジサイが紅葉して秋の風情を味わせてくれています。
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今年の東京は冬将軍の到来が早いようで寒い日が続きますが風のガーデンの植物たちは寒さに負けることなく花を咲かせています。そして夏の間に光合成で蓄えたエネルギーを使用しながら冬を乗り切る準備に入りました。
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                                                                        11月21日撮影
10月の風のガーデン 2017年10月18日
今月風のガーデンにやってきた仲間はなでしこ、ユーパトリウムチョコレート、カラミンサです。カラミンサは地中海沿岸に自生するシソ科常緑多年草のハーブでさわやかなペパーミントのような香りが楽しめます。(花と緑のある暮らし)
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ユーパトリウムチョコレート(西洋フジバカマ)はアメリカ原産のキク科の多年草です。何故チョコレートなんでしょうかね?
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なでしこはナデシコ科の植物で秋の七草にも数えられていますね。平安時代に中国から渡来したようです。
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今年も南アフリカ原産のエリカオーテシーが、秋から冬、春にかけて花を咲かせます。エリカオーテシーは風のガーデンの環境との相性が良いようです。
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風のガーデンの灌水量も東京の年間灌水量に近い数値まで落としました。風のガーデンの自然にも秋の気配が深まってきています。
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                                                               10月17日撮影
9月の風のガーデン 2017年09月27日
東京は秋分が過ぎて、真昼の日差しも柔らかくなってきたようです。風のガーデンにも秋の気配が漂っていました。
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風のガーデンは文京区のビルの9階のテラスにあるのですが、美しい蝶が花の蜜を吸っていました。花の香りを感じる蝶の嗅覚も優れていますが、ビルの9階まで蝶を集める花の香りの広がりも大したものですね。
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           パーゴラに巻き付きながら成長を続けているツリバナが可愛らしい実をつけていました。
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8月に熱帯地方の降雨量に合わせて設定した風のガーデンの灌水量も秋分が過ぎたので、徐々に東京の降雨量に合わせて調整して行きます。
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ヒートアイランド東京のコンクリートジャングルに広がる風のガーデンの自然は地上に広がる自然とは多少違いますが植物たちは気温が下がる中で気候の変化に適応を続けます。
9月26日撮影

8月の風のガーデン 2017年08月23日
2か月ぶりに風のガーデンの剪定作業を行いました。夏のヒートアイランド東京で熱帯地方の灌水量に設定された風のガーデンでは植物の成長が旺盛です。ハギの花も咲き続け蜂が花の蜜を吸いに集まっているので、剪定作業は見合わせて10月まで伸ばすことにしました。
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風のガーデンではボケの実が実っています。ボケの実は梅の実に似ていて良い香りがします。焼酎につけて果実酒にしたりジャムにもなるようですね。ボケ酒
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   今月の風のガーデンにやってきた仲間は、キバナコスモス、ベロニカ、フジバカマです。
    白鳥貞三先生の花言葉ではキバナコスモスは妖精ぶっている秋の妖怪だそうです。
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    ベロニカ・スピカータの花言葉は「加齢は先細りと誤解されやすい。ちがう!!」?
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                                                       フジバカマ
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まだ暑い日は続いていますが、セミの鳴き声も変わってきました。ヒートアイランド東京でも確実に秋のおとすれが始まっています。皆さんも街や公園を歩きながらご自分の眼、耳,鼻、そして肌で秋の始まりを感じられてはいかがでしょうか?
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風のガーデンではススキも穂を出して秋の気配が漂ってきました。あとひと月もすると秋分です。
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                                                              8月22日撮影
7月の風のガーデン 2017年07月27日
今年の東京都内の7月は、前半から中盤にかけて雨が少なく気温も高く推移しました。先日、ようやく一定量の雨が降ったところです。
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文京区の風のガーデンではこれまで、東京の年間降水量に基づいた灌水量を設定して灌水を続けてきましたがこれから8月にかけて熱帯地方の降雨量に基づいた灌水計画を立てようと思います。
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温帯地方に属し、海に囲まれた日本の風土は春夏秋冬と4つの季節に分かれ、雨にも恵まれて豊かな自然を形成してきました。しかしコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われた東京の夏は、ヒートアイランド砂漠に様変わりします。
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保水力の低下や人口の集中などに起因するヒートアイランド現象を生み出す都市の環境は、季節の気候の変化と雨の恵みを利用しながら植物たちにより作り出されてきた日本の風土とは別物として対応しなければなりません。ガーデンクリートと灌水システムを組み合わせた風のガーデンは、ヒートアイランド東京で、植物の生育が保てるように灌水量をコントロールします。 
関連ブログ:9月の風のガーデン2015年 7月25日撮影
6月の風のガーデン 2017年06月28日
6月に入り雨の日が多くなってきました。風のガーデンでは毎日継続されている灌水システムからの灌水量に加えて自然の雨の恵みも増えて植物たちの成長が旺盛になってきました。(風のガーデンの灌水システムは雨の日は灌水が自動的に停止される仕組みになっています。)
                            2か月ぶりに剪定作業を行いました。 剪定前の様子
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                  剪定後の様子
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                                                        剪定前の様子
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                  剪定後の様子

P1350935.JPG東京都内のビルの9Fに設置された風のガーデンで植物の成長が旺盛な理由は、ガーデンが建物の東に設置されていて、毎日朝日を浴びながら植物たちが活発に光合成を行える環境であること(光)  、ガーデンの北と南が吹き抜けになっていで一年を通して風の通りが良いこと(風)、自動灌水システムと自然の雨の組み合わせで、常に適量の雨水を植物が吸収できる環境であること(水)、そして通気性と保水性に優れた緑化基盤ガーデンクリート が常に植物の根に、適度の水と空気を供給すること(土)の要素がそろっているからだと思います。風のガーデンで育つ直物たちを見ていて、光、風、水、土のバランスがいかに大事であるかを感じます。 
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5月の風のガーデンのブログでお話しした柏葉アジサイが白い美しい花を咲かせました。6月27日撮影
  


             

5月の風のガーデン 2017年05月17日
五月も中旬を迎え、文京区にあります風のガーデンの植物たちも初夏の気候の中で元気に成長を続けています。昨年の春に植えたばらが今年も可愛らしい花を咲かせています。
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同じく昨年の暮れに植えたコブシの木もガーデンクリートに根付き葉が伸びてきました。
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この一月の間に柏葉アジサイが大きく成長しました。6月に入り梅雨を迎えるころには美しい花を咲かせることでしょうね。
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風のガーデンも5月で、ガーデンクリートとお水番の組み合わせの上に様々な植物を置いて育てて6年目に入りました。これからも季節ごとに様々な植物を載せて、オーナー様にご満足いただける美しく楽しい庭を作ってゆこうと思います。
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                                                               5月16日撮影
4月の風のガーデン 2017年04月13日
四月に入り風のガーデンの植物も休眠から目覚めて葉や花が開き始めています。植栽と剪定作業を行いました。       昨年の暮れに植えたコブシも葉が膨らんで来ました。
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今月、風のガーデンにやってきた仲間は、スカビオサ、サルビア、クレマチスです。 
風のガーデン白鳥貞三先生によるとスカビオサ(マツムシソウ)の花言葉は「天の川の巡礼たち」だそうです。
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           シソ科のサルビアの花言葉は「幼犬ホタルの可愛いい寝言」です。
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キンポウゲ科ノクレマチスは茎が鉄線のように固く伸びることからテッセンとも呼ばれています。
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風のガーデンも6回目の春を迎えています。植物たちも東京のビルのテラスの環境にすっかりなじんだようです。これからも四季を通しての植物たちの成長と変化を楽しく眺めてゆこうと思います。
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                                                          4月12日撮影
3月の風のガーデン 2017年03月30日
3月も終わりを迎え風のガーデンでは様々な植物たちが花を咲かせています。先月のスイセンに続き今月は風のガーデンに一年の間眠っていたヒヤシンスの球根が目を覚まして花を咲かせています。
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同じく一年間、ひっそりとたたずんでいたガーデンシクラメンも遅れてではありますが目覚めて花を咲かせています。ヒヤシンスやガーデンシクラメンも体内時計で季節を感じているようですね。
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        ローズマリーも可愛らしい青い花を咲かせて今が盛りです。
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来月は風のガーデンで春の剪定と植栽が行われます。どのような仲間が風のガーデンにやってくるのか楽しみですね。
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                   3月28日撮影
2月の風のガーデン 2017年03月02日
二月も終わりを迎え風のガーデンでは植物も活動をはじめたようです。先月、風のガーデンを訪れたときはまだ球根から芽をでしたばかりだった水仙がきれいな花を咲かせていました。一月の風のガーデン  写真はスイセン・アイスフォリス 風のガーデン白鳥貞三先生によると花言葉は「北風に恋した村娘」 ロマンチックな花言葉ですね。
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   風のガーデンでは今年もまたユキヤナギが白い花を咲かせて春の訪れを告げています。
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   先月もご紹介したゴールデンクラッカーが美しい黄色い花を咲かせてまさに花盛りです。
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   南アフリカ原産のエリカオーデシーは冬の間、美しい赤い花を咲かせ続けてきました。
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次に花のガーデンを訪れる頃には蕾の状態の植物たちも、美しい花や葉を咲かせることでしょうね。
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                                                           2月28日撮影
1月の風のガーデン 2017年01月25日
新年を迎えた風のガーデンでは多くの植物たちが休眠中ですが、中には春の訪れを感じさせる植物たちも見かけます。今年も3cm厚みのガーデンクリートと3㎝厚み程の布製のチップに包まれた中で1年を過ごしてきた球根から新芽が出てきました。植物の体内時計は季節の移り変わりをしっかりと感じているようですね。
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南アフリカ原産のエリカオーデシーやゴールデンクラッカーは冬の東京で元気に育っています。2013年12月に風のガーデンにやってきたエリカオーデシーですが今年もまた元気に花を咲かせています。
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2014年の2月にやってきたゴールデンクラッカーも大きく育ち、エリカオーデシーと同じく4回目の冬を迎えています。
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ローズマリーなどのハーブも冬の気候の中で緑色の葉を咲かせていると言う事は、休眠中の高麗芝とは違い光合成や蒸散作用をを続けていると言う事ですね。
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大寒から立春に向けての今の時期、東京でも寒い日が続きますが、植物たちはそれぞれの体内時計のプログラムに従いながら、やがて来る春への準備を進めているようです。
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                    1月24日撮影


12月の風のガーデン 2016年12月09日
文京区のビルのテラスにあります風のガーデンの剪定作業を行いました。12月に入っての作業なので植物たちも伸び放題です。          剪定前の風のガーデン
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                          剪定後の様子
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今月風のガーデンにやってきた植物はコブシとバラです。風のガーデンの緑化システムは3cm厚みのガーデンクリートの上に灌水クロスを載せて灌水チューブからの水をクロスに浸透させて植物の根に供給させる仕組みです。土でおおわれたコブシの根を緑化基盤の上に置くだけで植物を育てます。                                         灌水クロスに覆われたガーデンクリートの上にコブシを置きます。
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今月風のガーデンにやってきたバラはロイヤルサンセットという名前でかぐわしい香りを漂わせています。
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              今年もまた球根の芽が伸び始めました。来年の春が楽しみです。
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                 剪定作業も無事に終わり風のガーデンの植物たちも休眠して来年の春に備えます。
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                                                     12月9日撮影
11月の風のガーデン 2016年11月17日
11月も中旬を迎え、風のガーデンも秋が深まってきました。春から夏にかけて花を楽しませてくれた柏葉アジサイも美しく紅葉しています。
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今年の風のガーデンは植物の成長が今までになく旺盛で、様々な花が咲き続けています。2012年の10月に植えたポットマムが大きく育ち深みのある黄色の花を咲かせています。
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先月の風のガーデンでもご紹介したウインターコスモスやチェリーセイジ、エリカオーデシーが今月も引き続き美しい花を咲かせています。 ウインターコスモス
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                                                                              チェリーセイジ
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                                                                        エリカオーデシー
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風のガーデンも本格的な冬が来る前に剪定作業を行い来年の春に向けての準備を行う予定です。
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                                                                                11月15日撮影

10月の風のガーデン 2016年10月26日
今年の10月の東京は、気候が温暖で雨も多いようで風のガーデンでは様々な植物たちが一斉に花を咲かせています。
昨年の10月に植えたウインターコスモスも大きく育ち、これから冬にかけて花を咲かせ続けることでしょうね。
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               2年前に植えたチェリーセイジもすっかり大きくなりました。
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今年もまたエリカオーデシーが花を咲かせていますが、花を植えて3年が経過して風のガーデンにしっかりと根付いています。
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                          10月も終わりを迎え、風のガーデンはそろそろ冬への準備を進めようと思います。
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                                                           10月25日撮影

9月の風のガーデン 2016年09月29日
                秋分の日も過ぎて風のガーデンに差し込む日差しも柔らかくなって来たようです。
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             都会のビルの9Fテラスにある風のガーデンにも蜂がやってきて花の蜜を吸っています。
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これから秋もだんだんと深まってゆきますが、風のガーデンの植物たちは移り変わる季節の気配を静かに感じているようです。
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                                                               9月27日撮影

8月の風のガーデン 2016年09月01日
8月も終わりを迎え風のガーデンの植物たちも元気に庭を覆っています。今年の夏も植物たちの成長は旺盛でした。
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わずか3㎝厚みのガーデンクリートと灌水クロスの上で植物を育ててまる5年が経過しました。ヒートアイランド現象の影響で気温の高い東京の環境で、元気に夏を乗り越える植物たちの生命力に敬服します。
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風のガーデンでは今年もまたハギの花が盛りを迎え、ススキが伸びて秋の気配が漂い始めました。季節が夏から秋に向けて移り変わり始めているようですね。
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人間が作りだしたヒートアイランド現象という環境のなかでも、太陽は環境に変化をもたらします。あと3週間ほどで秋分の日ですね。今年もまた東京に秋がめぐってきます。
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                          8月30日撮影
7月の風のガーデン 2016年07月29日
               梅雨も終わり風のガーデンでは植物たちの繁茂が旺盛です。
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                            5月にやってきたツルバラもツルを伸ばし花を咲かせ続けています。
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風のガーデンも今年で5回目の夏を迎えますが、最初の年に植えたジャスミンや萩などが大きく育ちすっかりパーボラを覆っています。わずか3cm厚みのガーデンクリートと灌水システムの上でジャスミンヤ萩がこれほどまで育つとは当初は想像できませんでした。

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ガーデンクリートの開発を始めて10年ほどが経ちますが、コンクリートジャングルやアスファルト砂漠に覆われてヒートアイランド現象やドライアイランド現象に苦しむ都市環境も、ガーデンクリートと灌水システムが緑に覆われたオアシスに変えるお手伝いをいたします。
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                                       関連サイト:軽量緑化コンクリート ガーデンクリート   7月26日撮影 

6月の風のガーデン 2016年06月30日
                      梅雨に入り風のガーデンの植物たちも雨の恵みを受けながら元気に成長を続けています。
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                今年も柏葉紫陽花が花を咲かせています。
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             先月やってきたスカビオサも茶色の花を咲かせていました。
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                   秋の七草であるハギの花が今年も早めに花を咲かせています。
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             とてもタフな植物である白妙菊も黄色い花を咲かせていました。
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               ローズマリーも紫色の可愛らしい花を咲かせています。
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次回、風のガーデンを訪れるのは梅雨も明けて夏がやって来る頃です。風のガーデンの自然がどのように変化しているのか楽しみですね。
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                                                                        6月28日撮影
5月の風のガーデン 2016年06月01日
東京は初夏を迎え気温も上昇してきました。5月の風のガーデンにやってきた植物はツルバラ、ベロニカ、スカビオサです。              ツルバラ
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ベロニカはゴマノハグサ科の植物で白鳥貞三先生の花言葉では「知の神ガイヤはユンケルより赤マムシを好む」だそうです?狐のしっぽのような形の濃いピンクの花が穂状に咲きます。
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スカビオサはスイカズラ科の植物で別名マツムシソウ。白鳥貞三先生の花言葉では「天の川の巡礼たち、落ちぶれた女優の昔語り」だそうです。
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今月は風のガーデンの植物たちの剪定作業を行いました。植物たちもさっぱりと身を整えてこれから梅雨、そして夏を迎えます。
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                                                              5月26日撮影
4月の風のガーデン 2016年04月28日
東京都文京区にあります建物9Fのテラスで、様々な植物を育てて今月でまる五年が経ちました。3cm厚みのガーデンクリートと灌水システムを組み合わせた上で、芝生、ハーブ、低木、季節の花々が育っています。
P4270046.JPG5年にわたる風のガーデンでの経験で様々なことがわかりました。まずは植物の生命力の逞しさですね。植物の生命を支えるのは、光、水、風(空気)です。そして光と水と空気の供給のバランスと継続性が重要です。
P4270048.JPGガーデンクリート都市緑化システムは底面から適度の水分と空気を継続して供給することで植物を根から支えてきました。そしてこれからも支え続けてゆくことでしょう。
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                     今、風のガーデンではミントブッシュが見頃を迎えています。 4月27日撮影
3月の風のガーデン 2016年03月30日
3月も終わりを迎え風のガーデンでは様々な植物たちが動き始めました。冬の間はひっそりと佇んでいたガーデンシクラメンも存在感を増してきました。
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              球根から育てているスイセンも3回目の花を咲かせました。
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               ローズマリーも可愛らしい花を咲かせています。
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    これから本格的な春を迎え風のガーデンの植物の活動もますます盛んになって行くことでしょうね。
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                                                                 3月29日撮影
2月の風のガーデン 2016年02月25日
2月も終盤を迎え風のガーデンにも春の訪れを感じます。2年前の2月にやってきたゴールデンクラッカーも大きく成長して、今年もまた黄色い花を咲かせました。
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そして、ほぼ同じ時期にやってきたエリカウインターファイアーもまた今年も花を咲かせています。ゴールデンクラッカーもエリカウインターファイアーもともに南アフリカ原産の植物です。南アフリカには今から35億年前の地層が露出しているそうです。地球46億年の歴史を振り返ってみると、地上に生育する植物が出現したのが今から4億5千年前のオルドビス期以降だそうです。植物の進化 
P22300145.JPG現在見つかっている最古の化石種の哺乳類といわれるアデロバシレウスは今から2億2千500年前の中生代三畳紀の後期に生息していたようです。そして我々のご先祖であるアウストラロピテクスがアフリカに登場するのが今からおよそ400万年前と言われています。人類の進化
P2230013.JPG冬の寒さの中で植物たちの逞しさを感じましたが、それは植物たちが、我々人類が登場するよりもはるか昔から続いてきた地球環境の厳しい変化に対応し進化してきた結果でしょうね。
3月に風のガーデンを訪れる頃には木も芽吹き、休眠中の植物たちも目を覚まし始めるでしょうね。楽しみです。                                          2月23日撮影


1月の風のガーデン 2016年01月29日
新年を迎え東京も気温が下がってきました。風のガーデンの植物たちも寒い中、休眠中の植物もいれば花を咲かせている植物もいました。 ガーデンシクラメンも3回目の冬を迎え、休眠中の仲間の中でひっそりと花を咲かせていました。
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               2年前にやってきたプリムラも元気に白い花を咲かせていました。
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                    クロッカスの球根も芽が出てきました。
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   都会のビルの屋上テラスという環境で、さまざまな植物たちがさまざまな姿で冬を乗り越えようとしています。
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              そして風のガーデンにもやがて5回目の春がやって来ます。 1月26日撮影

12月の風のガーデン 2015年12月28日
    12月も終わりを迎え風のガーデンの植物たちは冬の寒さの中で元気に育っています。
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     一昨年前の冬に植えたエリカオアテシイやガーデンシクラメンも3回目の冬を迎えました。
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今年の東京は暖かい日が続いていますが、冬もこれから本格的になってくることでしょう。風のガーデンの植物たちも冬の寒さに逞しく立ち向かって行くことでしょうね。
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                          12月22日撮影
11月の風のガーデン 2015年11月20日
今年の東京はエルニーニョ現象の影響で暖かい日が続いています。それでなくとも都市のヒートアイランド現象の影響で気温がやや高めの東京では、今年は落葉樹の落葉の時期の幅が広がっているような気がします。事務所のそばにある新宿御苑では、ポプラやケヤキはすでに多くの葉を落としていますがイチョウやモミジはまだ紅葉の途中です。
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先日、文京区にあります風のガーデンを訪れました。ここではハギが落葉を始め高麗芝も休眠に入りつつあるようです。それでも風のガーデン全体の冬支度のタイミングは昨年の同じ時期とあまり変わらないような印象です。
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大地に育つ植物の環境と空中で育つ植物の環境には何か違いがあるのでしょうか?風のガーデンで様々な植物を育ててみて気がついたのですが、地面から30メートルほど上にある風のガーデンでは秋の七草であるハギや桔梗が6月ごろから咲いていていました。その原因は東京の気温がヒートアイランド現象の影響で周囲の自然環境よりもやや高からではないかと考えました。6月の風のガーデン
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この考え方にさらに進めると、コンクリートヤアスファルトに覆われた都市の地表と同じ場所の空中30メートルとでは温度差があるのではないかということです。コンクリートやアスファルトに覆われた地表の暖かい空気が上昇して、地上30メートルぐらいでは地表よりもやや暖かい環境になるのではないでしょうか?コンクリートやアスファルトに比べて熱伝導率の低い空気の影響で、空中にある風のガーデンでは、コンクリートやアスファルトの地表と比べて、一年を通しての寒暖の差が少なく、気温もやや高めに推移するのではないかということです。 そしてこの環境の違いを新宿御苑や風のガーデンの植物たちが、目に見える姿で教えてくれているような気がします。風のガーデン:11月17日撮影



10月の風のガーデン 2015年10月24日
今月、風のガーデンでは植物たちの剪定を行いました。今年の夏は灌水量を熱帯地方の雨量に合わせたせいか植物たちの生育が良く作業も大変でした。 剪定前の様子
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                       剪定後の様子
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今月、風のガーデンにやってきた仲間はゴールデンピラミッド、ウインターコスモス、チェッカーベリーなど秋から冬にかけて元気に育つ植物たちです。ウインターコスモスはキク科の植物で別名ビデンス、黄色い花びらが可愛らしいですね。
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             パーボラのジャスミンも白い花を咲かせていました。
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植物たちは空気中からCo2を取り込み水と合成して自らエネルギーとなる炭水化合物を作ります。剪定作業をしてみて剪定された植物たちの量の多さに驚かされるとともに、植物の高度な生存の仕組みに畏敬の念を抱きました。
IMG_0483.JPG東京も気温が下がり秋が深まってきました。風のガーデンの多くの植物たちは、夏の間に作り出したエネルギーを蓄えながら冬に向けて休眠の準備を進めているようです。
            10月23日撮影 関連ブログ:光合成と芝生の呼吸
9月の風のガーデン 2015年09月14日
9月の上旬、東京は雨の日が続きました。8月の始めに風のガーデンを訪れたころ東京は連日気温が30度を越える猛暑が続いていました。そこで対策として灌水量を熱帯の降水量を参考にして増やしてみました。そして先日、風のガーデンを訪れると植物たちはこのひと月で大きく繁り風のジャングル状態になっていました?
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今年で4回目の夏を迎えた風のガーデンですが、気温が連日30度を超えた東京で、灌水量を熱帯の降雨量に設定したからでしょうか植物たちの成長ぶりは今までの中で一番でした。
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9月に入り気温も落ち着き風のガーデンでは再び東京の年間降雨量にもとずく灌水量に変更しましたが、今年の夏、風のガーデンでは水が植物の成長に大きくかかわっている事を改めて実感じました。
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               参考:風のガーデンの温度測定  9月8日撮影
風のガーデンの温度測定 2015年08月06日

連続猛暑日の記録更新が続く東京ですが、文京区にあります風のガーデンで温度測定を行いました。ここでは以前2013年7月25日にも温度を測定したのですがその時のデータは外気温が30度、コンクリートの表面温度が50℃、ガーデンクリート緑化システムの表面温度が32.4℃でした。7月の風のガーデン

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今回も前回とほぼ同じ時間(午後2時)に同じ場所で測定しました。測定に使用した計測器も前回と同じ非接触赤外線表面温度計で測定場所はコンクリート表面もガーデンクリート緑化システム表面も温度計も日陰の場所です。その結果は外気温度が33.0℃、コンクリート表面が58.8℃、そしてガーデンクリート緑化システムの表面温度は32.7℃でした。
            2015年8月6日午後1時57分 気温33度 湿度56%でした。
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コンクリートの表面温度は日陰でも58.8℃で2013年の7月に測定したときよりも8.8℃も高くなっていました、。
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     ガーデンクリート緑化システムの表面温度は32.7℃で前回とほぼ同じ温度でした。
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ガーデンクリート緑化システムでは芝生の部分の温度を測定しましたが、芝生は夏の水分蒸散量が1日当たり約5リットル/m2と言われていており、緑化システムもそれに合わせて灌水量を調整しています。1リットルの水が蒸発するときの気化熱は約540キロカロリーなのでガーデンクリート緑化システムで灌水されている芝生の1日当たりの気化熱は2700キロカロリー/m2ですね。
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水分を保水できないコンクリートは水分の蒸散作用を行うことが出来ず、太陽からのエネルギーを内部に蓄熱して表面温度が高くなりますが、水分を保水するガーデンクリートと灌水システムの組み合わせは常に適量の水を植物に灌水するので、気温が高くなっても植物の表面温度は気化熱の働きで一定に保つことが出来ます。
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                             8月6日撮影
7月の風のガーデン 2015年07月25日
東京都文京区にあるビルのテラスに風のガーデンを造園して4回目の夏を迎えました。風のガーデンもすっかり夏の装いを見せています。これまでに100種類は超える様々な植物が風のガーデンにやってきて、それぞれ縄張りを主張しながら生育を続けています。
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匍匐系の芝生やタイムなどのハーブが地面を覆い、ハギやジャスミンがパーボラに絡み合いながら育っています。ハギや桔梗、ススキなど昔から日本の風土で育ってきた植物は風のガーデンのように地面から離れた環境でも越年しながら逞しく育ってきました。
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今年の7月の東京はそれほど雨も降らず暑い日が続いていますが、風のガーデンでは雨が降らなくても必要最小限の灌水量が厚み3cmのガーデンクリートと灌水システムの上で常に確保されています。
IMG_1188.JPG7月23日の大暑から9月の秋分の日あたりにかけて本格的な夏日が続きますが、光と風と水に恵まれた風のガーデンはコンクリートに囲まれた都会の中のオアシスです。     7月21日撮影
6月の風のガーデン 2015年06月27日
6月も下旬を迎え風のガーデンでは様々な植物が元気に育っています。風のガーデンでは秋の七草である桔梗、ハギ、ススキを育てているのですが3年前に植えた桔梗やハギが今年もこの時期に美しい花を咲かせています。      3年前の9月に植えた桔梗が今年も咲きました。
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秋の七草がこの時期に咲くのは風のガーデンの環境に何か秘密があるのでしょうか?風のガーデンが立地する東京都心の気温がヒートアイランド現象の影響で周囲の自然環境よりもやや高めにあることが考えられます?            今年もハギの花が満開です。
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ヒートアイランドの高原にある風のガーデンでは今日も心地よい風が吹き、植物たちも過ごしやすい環境を満喫しているようですね。
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                         6月23日撮影
5月の風のガーデン 2015年05月25日
風薫る五月を迎え風のガーデンの植物たちも元気に育ってきました。2年前に植えた聖バレンタインデイの門松ジキタリスが今年も花を咲かせました。
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風のガーデンを作った時、パーゴラににジャズミンを這わせようと計画しましたが、ジャスミンは3年かけて計画通りにパーゴラを覆うようになりました。
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              野イチゴも甘酸っぱい実を付けました。
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わずか3㎝厚みのガーデンクリートと灌水システムを組み合わせた風のガーデンも4年目を迎え様々な植物が育ち庭の風格が出てきました。ガーデンクリート都市緑化システム
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                     5月20日撮影
4月の風のガーデン 2015年04月22日
文京区のビルテラスにあります風のガーデンも4回目の春を迎えました。ガーデンクリート緑化ブロックと灌水装置の上で様々な植物を育てていますが、植物たちも環境に適応して自然な雰囲気も出てきました。
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庭ではミントブッシュやゴールデンクラッカーが大きく育ち美しい花を咲かせていました。ミントブッシュはオーストラリア原産の低木で葉からはミントのような香りが漂います。(新花と緑の詳しい図鑑参照)
P4213634.JPGゴールデンクラッカーは南アフリカ原産のキク科の低木です。花言葉は「心躍る、美しい日々、祝福」など素晴らしい言葉が並びます。(ChillsLaboratory参照)
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今年もライラックが風にも負けずにかわいらしい花を咲かせていました。ライラックは別名リラ、ヨーロッパ原産の落葉樹で和名はムラサキハシドイ紫丁香花です。Wikipedia参照

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   風のガーデンの植物たちも春の訪れとともに元気に動き出しました。4月21日撮影

3月の風のガーデン 2015年04月03日
三月も下旬を迎え風のガーデンの植物たちも休眠から眼覚めて、花を咲かせ始めました。一昨年の晩秋に植えたスイセンやヒヤシンスが2回目の春を迎えて美しい花を咲かせています。
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風のガーデンに植えられているスイセンはスイセン'アイフォリス、凛とした咲き姿は存在感があります。風のガーデン白鳥貞三先生の花言葉によると「北風に恋した村娘」だそうです。(倉本聡著:風のガーデン 貞三先生の花言葉より)
P3252257.JPG 風も北風から南風に変わりはじめ、眠りから覚めた植物たちの姿に本格的な春の訪れを感じます。

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                            3月25日撮影


2月の風のガーデン 2015年02月27日
二十四節気雨水も過ぎて風のガーデンにも春の気配が漂い始めました。一昨年の冬にやって来たガーデンシクラメンも二年目の冬を無事に乗り越えたようです。
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             地中海沿岸原産のラベンダーも寒い中で元気です。
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風のガーデンの低木たちも花の蕾を膨らませています。来月、訪れるころには、様々な花が咲いていることでしょうね。
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来週からは3月。雨水を過ぎてまず植物たちが動き出し、虫たちが冬眠から覚める啓蟄もまじかです。
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       風のガーデンでは植物たちもそろそろ活動を始めようとしています。  2月24日撮影
1月の風のガーデン 2015年01月30日
1月も終わりを迎え東京の朝晩の気温は5度を下回る日が続いています。都内のビルテラスにある風のガーデンも、多くの植物たちが休眠状態にはいっています。
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その中で一昨年に植えたエリカオアテシイ、サザンクロス、ラベンダーなどが寒空の中でかわいらしい花を咲かせていました。 エリカオアテシイは南アフリカ原産の植物です。
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ガーデンクリート緑化システムは、設置場所が建物の屋上やテラスであったり、建物周囲のコンクリートの上であったりと特殊な環境で植物を育てていますが、そこで育てる植物は設置場所付近の産地のナーセリーや、花市場で流通しているごく普通の植物たちです。 
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ガーデンクリート緑化システムの基本コンセプトは、建物の屋上や建物周辺といった特殊な環境で育ちやすい植物を選ぶのではなく、ごく普通の植物たちが置かれた気候・環境の中で元気に育つように、植物の都合に合わせた緑化環境を提供することです。
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                             1月27日撮影
12月の風のガーデン 2014年12月28日
           先月、庭の剪定作業を行った風のガーデンも12月に入りすっかり冬景色になりました。
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昨年の秋に風のガーデンにやってきたガーデンシクラメンやサザンクロスも1年がたち再び花を咲かせています。                                 ガーデンシクラメン
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                          サザンクロス
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東京都内のビルテラスでガーデンクリートの緑化基盤と灌水システムを組み合わせた風のガーデンで芝生やハーブ、季節の花々や低木を育てて3度目の冬を迎えました。
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これからも風のガーデンで活動する植物たちの生育を見守ってゆこうと思います。12月24日撮影



11月の風のガーデン 2014年11月15日
              今月は風のガーデンの植物たちの剪定を行いました。
                             Before

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                                  After
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                    剪定された植物の量は2袋以上になりました。
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       庭にはチェッカーベリー、サルビア、サザンクロスなど新しい仲間もやってきました。
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               チェリーセージも美しい花を咲かせています。
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        風のガーデンの植物たちも、これから訪れる冬の準備を静かに進めているようです。
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                                11月12日撮影
10月の風のガーデン 2014年10月25日
                    都内のビルテラスにある風のガーデンもだんだんと秋の気配が深まってきました。
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                             高麗芝も緑を保ちながらも休眠の準備を始めているようです。
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                 菊などの花が秋の気配を感じながら今年も咲きました。
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             風のガーデンもそろそろ冬の準備を始めなければ。 10月21日撮影
9月の風のガーデン 2014年09月27日
               9月も下旬を迎え風のガーデンも秋の気配が漂っています。
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午後の陽ざしに包まれた庭は静かで、秋の虫の鳴き声も聞こえます。ビルの9階にある風のガーデンにもいつの間にか秋の虫が生息する環境が出来ました。
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最近では東京も朝の気温が20度を下回る日があります。風のガーデンの植物たちも気温が下がるとともに再び成長の速度を早めているようです。そろそろ秋の剪定作業をしなければいけませんね。
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                               9月26日撮影

8月の風のガーデン 2014年08月23日
8月23日は二十四節気の処暑です。夏の暑さも峠を越えて風のガーデンにも秋の気配が漂い始めました。今年も秋の七草のハギが咲き、尾花(ススキ)が繁り中秋の名月を待つ準備が整いました。今年の中秋の名月は9月8日だそうです。      ハギはマメ科の低木です。
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尾花(ススキ)は逞しい植物です。昨年の秋に根の近くまで刈り込んだ葉と茎が今年も大きく成長しました。
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風のガーデンでは高麗芝を育てていますが、ここに来て葉もよく伸びたので電動芝刈り機で刈りました。
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これから秋に向けて、美しい花々も咲き始めます。来月はどのような花が登場するのか楽しみですね。                                      8月19日撮影

7月の風のガーデン 2014年07月26日
7月の風のガーデンではジャスミンの白い花が甘い香りを漂わせています。苗木から育てらジャスミンもガーデンクリートの緑化基盤の上で2年をかて、今ではパーゴラを覆うまで成長してきました。
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7月24日は二十四節気の大暑です。これから8月7日の立秋まで暑い日が続きそうですが植物たちへの水やりは毎日欠かせませんね。
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6月の風のガーデン 2014年06月28日
都内のビルテラスに作りました風のガーデンで様々な植物を育ててまる2年が経ちました。芝生やタイムなどのホフク系植物や季節の花々、低木など100種類以上の植物がガーデンクリートの上で育っています。
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今年も桔梗の花が咲きました。桔梗は風のガーデンの環境に適した植物だったのでしょうね。最近では蜂や蝶もビルの高層に作られた風のガーデンにやって来るようになりました。
P6240427.JPGこれからも、風のガーデンにやってきた様々な植物たちがどのように育ってゆくのを見守って行こうと思います。  6月24日撮影
5月の風のガーデン 2014年05月17日
新緑の季節を迎え風のガーデンの植物たちも一気に繁茂してきました。今月、風のガーデンにやってきた植物たちはポレモニウム・パープルレインストレイン、アスチルベ、サルビア・シルベリストス'シュネーフューゲル'、ジキタリス・パープレアです。
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ポレモニウム・パープルレインストレインはハナシノブ科の宿根草で耐寒性があります。白鳥貞三先生の花言葉では「たそがれのエルザ」だそうで、いつの間にか花を咲かせ、涼しげなブルーの花が咲いた後は、銅色の葉を楽しむことができます。
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アスチルベはユキノシタ科の夏緑生多年草です。白鳥先生の花言葉では「淋しさを感じる倖せの午後」。淡い色調の無数の小花が穂状に集まって華やかに咲きます。
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サルビアはシソ科アキギリ属の植物で、サルビア・シルベリストス'シュネーフューゲル'は雪の上を意味する真っ白な花穂が美しい植物です。白鳥先生の花言葉では「天使ミカエルの毛はたき」です。
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ジキタリスはラテン語で指をあらわすdigitusに由来します。花の形が指サックに似ているからとか?古くから切り傷や打ち身の薬としても使用されていたようです。ジキタリス・パープレアは白鳥先生の花言葉によると「口が悪いために売れ残っている美少女たちの合コン」だそうです。
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                                                                   5月13日撮影



4月の風のガーデン 2014年04月19日
4月に入り気候も穏やかになり風のガーデンの植物たちも元気に活動を始めたようです。今月、風のガーデンにやってきた植物はホリジ、パイナップルセージ、スイートマジョラム、ダークオパールバジル、サラダバーネット、クリーピングタイム、パープルセージ等のハーブ類です。ホリジは正しくはボリジ(Borage),和名はルリジサ(瑠璃苣)ムラサキ科の植物です。優れものの植物で恐怖やストレスに対してアドレナリンを分泌させて鬱にも効果があるとのことです。
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                      1月に植えたスペアミントも大きく育ち花を咲かせています。
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                      クリーピングタイムも春を迎え活動を始めたようです。
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                    風のガーデンにも花やハーブの香りが漂う季節がおとづれようとしています。
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                                                      4月15日撮影
3月の風のガーデン 2014年03月20日
春分の日も近づき風のガーデンも春めいてきました。昨年の秋に植えたスイセンやヒヤシンスの球根も花が咲きました。今月風のガーデンにやってきた植物は、プリムラ、ワックスフラワー、ボロニアプレシャスです。写真は開花したスイセンとプリムラです。
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ワックスフラワーはオーストラリア原産の常緑低木で、花がワックスをかけたようにつやつやするところからワックスフラワーと名付けられたようです。高温多湿の環境は苦手なようですが、東京の風のガーデンでどこまで育つか楽しみです。
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先月はつぼみだった雪柳も開花しました。今月は本格的な春を目前に、芝生やハーブ、そして低木や花々に肥料を施しました。
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                                                                  3月17日撮影
2月の風のガーデン 2014年02月20日
2月14日から15日にかけて東京も大雪に見舞われました。4日が経った風のガーデンにも多少の雪が残っていましたが、芝生の上に積もった雪はコンクリートやアスファルトに積もった雪とは違い柔らかい感じがしました。その理由は溶けた雪が芝生を通して緑化ブロックに保水されるので雪の下が凍らないこと。そして芝生は生きているので体温(基礎代謝)があり表面がコンクリートやアスファルトよりも暖かいからではないでしょうか?
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今月、風のガーデンにやってきた植物はゴールデンクラッカー、アイビー、そしてミスカンシャスです。ゴールデンクラッカーは南アフリカ原産のキク科の植物です。
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2月も中旬を迎えましたがまだ寒い日が続いています。その中で昨年の秋に植えたクロッカスの球根の芽が出てきました。雪柳もつぼみが膨らみ風のガーデンにも早春の気配が漂ってきました。
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                                                              2月18日撮影
1月の風のガーデン 2014年01月16日
1月に入り東京のもめっきり寒くなりました。風のガーデンの植物たちも寒そうに見えますが、我々の思い過ごしでしょうか?10月に植えたスティパポニーテールや、11月に植えたガーデンシクラメン、12月に植えたエリカオーデシー等が元気です。
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今月は、スペアミント、フレンチラベンダー、ローズマリー、レモンバーム、ペパーミントをはじめ様々なハーブを植えました。                              写真はレモンバームです。
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スペアミントは薄荷という和名でも知られるハーブです。白鳥貞三先生の花言葉では「蝶になる日を夢見ていたが結局毛虫で終わるのか!」だそうですが?
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     芝生やタイムも休眠に入り風のガーデンも冬景色ですが、よく見ると木々のつぼみが膨らみ始めています。
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     小寒から大寒に向けて寒い日々が続きますが植物たちは冬の過ごし方をよく知っているような気がします。1月14日撮影


12月の風のガーデン 2013年12月12日
12月に入り風のガーデンには晩秋から冬の雰囲気が漂い始めました。植物たちも紅葉して最後の美しさを見せています。
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今月風のガーデンにやってきた植物はエリカオーデシーとシロタエギク(ダスティミラー)です。エリカオーデシーは10月に植えたエリカウインターファイヤーの別名です。エリカオーデシーは南アフリカ原産のツツジ科の植物です。
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                           10月に植えた同種のエリカウインターファイヤーも元気に育っています。
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          シロタエギク(ダスティミラー)はキク科の耐寒性多年草で、春先にかわいらしい黄色い花を咲かせます。
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          風のガーデンも2回目の冬を迎え深い眠りにつく植物もいますが、寒くなると元気になる植物たちも見かけます。
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                            12月10日撮影
11月の風のガーデン 2013年11月22日
11月も中旬を迎え風のガーデンも周囲の気温が下がり晩秋の気配を感じます。今月風のガーデンにやってきた草花はガーデンシクラメン、クリスマスローズ、シモバシラ、そして水仙の球根です。
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シクラメンはサクラソウ科シクラメン属に属する多年草で原産地は地中海沿岸でトルコ、イスラエルにかけて原種が自生しているそうです。ガーデンシクラメンは日本で改良された耐寒性のあるミニシクラメンでこれから寒い冬を迎えても屋外で元気に花を咲かせます。
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クリスマスローズはキンポウゲ科に属する植物で総称をヘレボルスといいます。原種は東ヨーロッパ、バルカン半島からトルコ、シリアにかけて生息しているようです。20世紀の後半にイギリスで品種改良がおこなわれクリスマスローズという呼称もイギリスのクリスマスに開花するという事でつけられたようですね。
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シモバシラはシソ科の多年草で枯れた茎に霜柱ができるそうです。日本固有種で関東以南、本州から九州にかけて分布しているようですね。
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スイセンはヒガンバナ科の属の一つです。白鳥貞三先生の花言葉ではスイセン'アイフォリオス'の花言葉は「北風に恋した村娘」、スイセン'スージー'は「サチコちゃんの弁当箱」、'スイセン'マーガレットミッチェル'は「ナルシストの自己満足」だそうです。今回植えた球根がどのスイセンかは来年の春のお楽しみです。
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                              風のガーデンもこれから2回目の冬を迎えようとしています。11月19日撮影

10月の風のガーデン 2013年10月19日
10月も中旬を迎え気温も下がり風のガーデンも秋の雰囲気に包まれてきました。今月風のガーデンにやってきた植物たちは、スティパ'ポニーテール'、孔雀草、サザンクロス、エリカウインターファイヤー等です。
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スティパ'ポニーテールはイネ科の常緑多年草で中央アメリカ原産です。白鳥貞三先生の花言葉では'去年消え去ったじいちゃんの毛髪'だそうです。うまいこと言いますね。
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            エリカウインターファイヤーとエリカデライトはツツジ科エリカ属の植物で南アフリカ原産です。
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                 サザンクロス、ホワイトサザンクロスはミカン科の植物でオーストラリア原産です。
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               孔雀草はキク科の植物で北アメリカ原産のようです。
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今朝の東京の気温は15度を下回り少し肌寒い感じです。これから来月の中旬ぐらいまでが自然と接するのに最適な気候ですね。皆さんも秋の気候と自然をお楽しみください。
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                             10月18日撮影

9月の風のガーデン 2013年09月19日
9月16日に上陸した台風18号の影響で東京も明け方から豪雨と強風に見舞われました。風のガーデンは名前の通り風通しの良い場所にありますが、植物の根が灌水クロスを通して緑化ブロックにしっかりと活着しているようで低木,花々、芝生やハーブも台風の強風に負けることなく頑張っていました。
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今月風のガーデンにやってきた花はコスモスです。先週植えたばかりですが、強風で倒れたり花が散ったりしていないか心配でしたが皆元気でした。7月の風のガーデンでもご紹介しましたが白鳥貞三先生の花言葉によるとコスモスの花言葉は「はかなく揺れる秋風の精」です。この「秋風の精」ははかなく揺れるだけではなく、台風の中でも平然としていたようですね。
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台風一過の風のガーデンでは、午後の日差しは強かったですが空気が乾燥していて、さわやかな雰囲気が漂っていました。今年の東京の朝の気温が20度を超え始めたのが6月20日でした。夏至のころですね。そして9月18日、朝の気温は19度になりました。来週は秋分です。太陽も赤道付近に移動して東京も秋の雰囲気に包まれ始めたようです。(Google東京渋谷午前7時の気温参照)
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                           関連ブログ:季節の変化を数字で見ると! 9月17日撮影
8月の風のガーデン 2013年08月23日
風のガーデンがあります文京区は東京23区に位置します。過去30日の降雨量を調べたところ今年の都心の降雨量は76ミリでした。(8月22日現在:気象庁:期間降水量参照) 1日当たりの平均降水量に置き換えると2.5ミリですね。先月の23日に風のガーデンをを訪れて以来、ひと月過ぎましたが植物たちは皆元気でした。先月に芝刈りをした高麗芝もまた葉を伸ばしていました。
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なぜ風のガーデンでは植物たちが元気に育っているのでしょうか?いくつかの要因が考えられますが底面灌水により植物の葉を濡らすことなく、常に根に水を供給していることも植物の成長にとり都合が良いようです。植物は体温を調整するために気孔を通して水分を蒸散させています。そして吸水できる水分が少ないと気孔を閉めて水分の蒸散量を抑えます。また雨で葉が濡れると気孔は閉まるようです。植物は気孔を通して空気中の二酸化炭素を取り込み光合成を行うので、長雨で葉が常に濡れて気孔が閉まると光合成にも影響を与えるようです。
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風のガーデンの緑化システムは、その場所の環境に適した灌水量を設定して灌水します。今年の東京の都心ように降雨量が例年に比べて少ない場合でも、植物が育つのに必要な灌水量が常に根に供給されるので、植物も蒸散水量を確保できて気孔を閉める必要がありません。そして二酸化炭素を取り込む作業にもあまり影響が出ないので植物も元気に育つのではないでしょうか?
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   先月植えたキバナコスモスがきれいな花を咲かせました。キバナコスモスの花言葉は「野生美」だそうです。
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今日8月23日は処暑です。夏の気候も秋に向けて変わり目を迎えています。風のガーデンでも秋の七草ミヤギノハギ、アサガオ(キキョウ)、オバナ(ススキ)が咲き始めました。
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               関連ブログ:光合成と芝生の呼吸   7月の風のガーデン  8月20日撮影
7月の風のガーデン 2013年07月25日

              7月に入り風のガーデンも植物の成長も旺盛です。今月は伸びた芝生の芝刈りをしました。

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非接触赤外線表面温度計を使用して緑化表面と同じテラスにあるコンクリートの表面温度を測定しました。外気温が30度の時、コンクリート表面は50度、緑化表面は32度で18度の温度差がみられました。この温度差の要因は植物には生命を維持するために、体内の水分を蒸発させて気化熱を発生させることで表面温度を低く保つ働きがあるからですね。
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今月風のガーデンにやってきた植物はコスモスと桔梗です。コスモスの花言葉は「はかなく揺れる秋風の精」だそうです。貞三先生の花言葉この次に風のガーデンにやって来るのは8月の下旬です。そのころには秋風の精も姿を見せ始めているでしょうね。
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今年の東京の夏の気候は太平洋高気圧が南西に下がり北からのオホーツク海高気圧の張り出しが強くなりそうです。気のせいか風のガーデンにもかすかに秋の気配を感じます?
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     関連ブログ:光合成と芝生の呼吸 7月23日撮影
6月の風のガーデン 2013年06月20日
文京区の建物の9Fテラスにあります風のガーデンも2年目の6月を迎え庭にボリューム感が出てきました。今年の東京は5月、6月と例年と比べ降雨量が少なかったようですが、風のガーデンでは今までの東京の年間降雨量を参考にして灌水量を設定しています。緑化ブロックと組み合わせて毛細管現象を利用し必要最小限の水を灌水し続けるのが風のガーデンの特徴です。
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ここにきて風のガーデンにも蜂や蝶などがやって来るようになりました。コンクリートの建物に囲まれた都内の9Fのテラスにも新たな生態系が生まれてきているようですね。(レースフラワーにやってきた蜂)
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光、風、水などのバランスが良いせいか風のガーデンでは植えた花が咲く期間が長かったり、昨年植えた花が再び咲いたりしています。 3月に植えたパンジーがまだ元気に咲いています。
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                     昨年の9月に植えた桔梗が再び咲き始めました。
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                   一年前の6月に植えたホリホックも花を咲かせています。
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                                2月に種をまいたポピーです。
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昨年の4月に植えたローマンカモミールも再び甘い香りを漂わせながら花を咲かせました。植物の寿命を長く保つように花を刈り込みましたがチョッと可哀想な気もしますね!
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今日の東京は意外と気温が低く心地よい日を迎えていますが明日は夏至です。いよいよ夏の到来ですね。これからも気候の変化をよく見ながら風のガーデンの植物たちが快適に過ごせる環境を作ってゆこうと思います。
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                                                                      6月18日撮影
5月の風のガーデン 2013年05月16日
5月に入り風のガーデンの植物たちも活き活きとしてきました。東京都内を中心に緑化ブロックと灌水システムで植物を育てていますが、これまでに得た経験に基づいてゴールデンウイークを境に灌水時間も初夏のモードに切り替えます。
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5月の風のガーデンにやってきた植物はジギタリス、タナセタム、ホクシア、アサギリソウ、サルビア、ベルフラワー、コンボルブルシス・ブルー、ヒメクチナシ、カイドウです。ジキタリスはゴマノハクサ科の植物で貞三先生の花言葉によると「聖バレンタインデーの門松」だそうです。

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風のガーデンでは昨年植えた植物たちが花を咲かせて初夏の気候を楽しんでいるようですね。テキサスの花 ガウラ ガイザー 貞三先生の花言葉は「帰ってきた魂」
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今年の東京の5月は湿度も低く、すがすがしい日が続いています。雨が少ないようですがが緑化ブロックと自動灌水システムが必要最小限の水量で植物たちの命を支えます。

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                              5月14日撮影
4月の風のガーデン 2013年04月18日
文京区の建物の9Fテラスに作った風のガーデンも2年目の春を迎えています。今月はシロヤマブキ、ホサキナナカマド、ホサスグリ、ヒメウツギ、クサボケ、ギボス等の低木を植えました。
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テラスでは1月に植えたストック、3月に植えたパンジーなどの花々が昨年の4月に植えた低木の下で元気に咲いています。
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                     昨年の12月に植えたチューリップの球根も花が咲きました。
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                    クリーピングタイムやラベンダーなどのハーブからもほのかな香りが漂い始めました。
IMG_03561 (1).JPG                   1月に寒い中でつぼみをつけたライラックも薄紫の花を咲かせて風に揺れています。

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今年もガーデンクリートとお水番の上で、北海道やイギリスの風のガーデンをイメージして,都会のテラスに適した植物を探しながら、東京の風のガーデンを作ってゆこうと思います。
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                                                          4月17日撮影
3月の風のガーデン 2013年03月21日
文京区の建物テラスにあります風のガーデンも緑化ブロックと自動灌水システムお水番の上で植物を育てて1年がたちました。今月風のガーデンにやってきた花はパンジーです。花言葉は「物思い、思慮深い、心の平和、思想」だそうですね。

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風のガーデンは名前の通り一年を通して風の通りが良く、春から秋にかけては南から風が吹き、冬の間は北からの風が通り抜けます。ここにきて風も南からの風に変わり気温が上がるにつれて休眠していた草木や球根たちも活発に動き始めたようです。

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風のガーデンでは1日当たりの灌水量を約3mmに設定してきました。1年に換算すると約1000mmの灌水量です。一年を通して風の通りが良い都内のコンクリートジャングルで、芝生やタイムやカモマイルなどのハーブはもちろん、季節の花々、ユキヤナギ、ハギ、ライラック、オオヤマレンゲ等の木々が咲き続けるオアシスを作ることが出来たことは大きな喜びです。来月から風のガーデンも2年目の春を迎えます。
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                                                                       3月19日撮影
2月の風のガーデン 2013年02月23日
東京ではまだ寒い日が続いていますが風のガーデンも植物たちが静かに春の訪れを待ちわびているようです。
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今月は、ポピー、スミレ、フレンチマリーゴールド、ナノハナ,レンゲソウの種をまきヒヤシンス各種の球根を植えました。
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風のガーデンでは春を迎える準備が整ってきました。良く見ると昨年末に植えた球根から根が伸び始めています。もうすぐ三月ですね。天気予報によると東京も来週の中ごろになると暖かい気圧配置になるようです。
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                                                                       2月19日撮影
1月の風のガーデン 2013年01月17日
1月14日にやってきた冬の熱帯性低気圧のおかげで東京には初雪が降りました。それから2日経過した風のガーデンにはまだ雪が積もっていて雪のガーデンですね。
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今月、風のガーデンが迎えた花はストックです。南ヨーロッパ原産のアブラナ科アラセイトウ属の花で、花言葉は「未来を見つめる努力と思いやり」。新年から良い花言葉を見つけました。
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1月20日は大寒です。冬至から一月ほどが経ち、南回帰線にいた太陽も赤道に向けて緯度を上げてきていますが、本格的な寒さはこれからです。北海道からやってきたハーブも雪の下で寒さに耐えています。
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その中で、風のガーデンではかすかに春の兆しが見えてきました。つぼみの膨らんだ雪柳が咲き始め、ライラックも花のつぼみを膨らませています。あと半月過ぎると立春ですね。   雪柳
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                                                                 ライラックのつぼみ
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                             1月16日撮影
12月の風のガーデン 2012年12月14日
12月の風のガーデンにやってきた植物は数珠サンゴです。山ゴボウ科ジュズサンゴ属の常緑多年草で赤い果実が実ります。その実の姿から日本ではジュズサンゴ、欧米ではBlood berry,Rouge plantと呼ばれています。
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12月に入り気温も下がり風のガーデンの植物たちも冬支度を始めています。その中で6月にやってきたホリホック7月のルドベキア・トリロバ、そして10月に植えたが寒い中で、けなげに花を咲かせていました。  ホリホック
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                                                    ルドベキア・ トリロバ
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                                                                   キク
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今月は風のガーデンにチューリップやスイセンの球根を80球ほど植えてみました。来年の春が楽しみですね。
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北海道から風のガーデンにやってきたクリーピングタイムやラベンダーは冬の寒さの中でも元気です。そして夏の間、緑を楽しませてくれた高麗芝は深い眠りに就いたようです。
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                                     12月13日撮影
11月の風のガーデン 2012年11月15日
11月も中旬を迎え東京の朝の温度は10℃を下回り、風のガーデンも冬支度を始めました。5月の中旬から緑を楽しませてくれた高麗芝も来年の4月ごろまで休眠に入ります。夏の間に光合成で蓄えた炭水化物をエネルギーとして使いながら静かに冬を過ごします。芝生の葉も刈り止しました。
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風のガーデンにやってきた今月の植物はオオヤマレンゲです。オオヤマレンゲはモクレン科の落葉広葉樹です。風のガーデンのオーナー様から春先にモクレンの香りを楽しみたいとのご要望で用意しました。さすがにモクレンとなると高木で建物のテラスで育てるのは難しいですが、オオヤマレンゲは低木で春になると白い花が咲きほのかな甘い香りが漂います。
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風のガーデンは日当たりのよい都内の建物の9階テラスにあります。これから冬を迎え植物たちがどのように過ごすのか観察とメンテナンスを続けます。潅水装置「お水番」も冬用の設定に切り替えました。
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                   関連ブログ:光合成と芝生の呼吸   11月12日撮影
10月の風のガーデン 2012年10月18日
10月も中旬を過ぎて東京の朝の気温も20℃を割り込み始めました。文京区にあります風のガーデンも灌水量を秋の設定に切り替えました。ガーデンクリート緑化システムは気候の変化に応じて1日あたりの灌水量を1平方メートル単位で調節ができます。
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10月の風のガーデンにやってきた花はです。日本各地でも菊にちなんだお祭りや行事が始まりました。菊は皇室や天台宗の紋章でもありパスポートにも使用されていて気品があり日本人には身近な花ですね。  友禅菊
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                                                      ポットマム  花言葉は高潔です

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          10月18日は浅草寺様の菊供養会、境内では金龍の舞いが披露されました。

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                                                10月18日撮影
9月の風のガーデン 2012年09月21日
9月の風のガーデンにやってきた花は桔梗とクレオメです。桔梗は秋の七草のひとつで万葉集では「あさがお」として歌われています。花言葉は「変わらぬ愛、気品、誠実、従順」だそうで日本の女性を現しているような花ですね?
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クレオメはフウチョウソウ科の一年草で、南アフリカが原産地だそうです。花言葉は「秘密のひと時、あなたの容姿に酔う、秘密の愛」だそうです。
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風のガーデンも雨の少なかった東京の夏を無事に乗り越えて、庭ではハギの花が咲きススキが風に揺れて秋の気配が漂い始めました。
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もうすぐ中秋の名月です。風のガーデンから眺める東京の月はとても美しいでしょうね。皆さんも月餅Mooncakeを召し上がりながら静かな秋のひと時をお過ごしください。今年の中秋の名月は9月30日です。



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                             9月18日撮影
8月の風のガーデン 2012年08月24日
風のガーデンも8月を迎え、真夏の暑さの中で植物たちも元気です。今年の東京都内は7月の下旬から8月の初旬にかけて2週間ほど雨が降らない厳しい気候が続きました。風のガーデンでは緑化ブロックとカチャカチャ方式の灌水システムを組み合わせて緑化していますが植物たちも必要最小限の水量で必死に生き抜いています。
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8月の風のガーデンにやってきた花はオレガノ、、甘茶そして千日紅です。オレガノは貞三先生の花言葉によると「毛虫のファッション誌」、赤紫やピンクの花は幸福のシンボルとされています。    オレガノ

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                        甘茶 
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                            千日紅
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日中の日差しが厳しい風のガーデンも日陰に入るとかすかに秋の気配が漂い始めてきたようです。 8月20日撮影
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                   関連ブログ:カチャカチャ、ポタポタそしてポコポコ                 
7月の風のガーデン 2012年07月21日
梅雨が終わり 文京区の風のガーデンも夏を迎えました。ここにきて春の彩りを添えてきたローマンカモミールに代わりクリーピングタイムがピンクの花を咲かせ高麗芝も緑の深みを増しています。クリーピングタイムのピンクの花言葉は「待機する悪女予備軍」だそうです。(貞三先生の花言葉より)
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7月の風のガーデンのニューフェースはルドベキア・トリロバでキク科の多年草です。「目で殺せ!」というなかなか強烈な花言葉ですが下の写真をご覧になり皆さんはいかが思われますか?「貞三先生の花言葉」倉本聰著
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先日ペンタガーデンproという液状合成肥料を購入しましたがインターネットの使用方法サイトに興味深い説明書きがありました。「植物の活動が活発な午前中にお使いいただくのがおすすめです。一般的には植物には午後2時ごろには光合成の活動が休眠に入るようです。」という内容で参考になりました。ペンタガーデン使用方法 朝の光は植物に良いという話を聞きますが、これは太陽光が朝と午後で変化するのではなく、太陽光を利用する植物の光合成の活動が主に午前中に行われるということですね。植物は日が昇るとともに働き始め午後になると昼寝をするみたいです。文京区の風のガーデンは東に面していて朝日を受けながら午後になると日陰になる環境で、風通しも良く植物には過ごしやすい環境のようですね。
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                         関連ブログ:光合成と芝生の呼吸         東京都文京区 7月12日、20日撮影
6月の風のガーデン 2012年06月22日
文京区の風のガーデンも6月に入り梅雨を迎えました。風通しと日当たりのよい庭では、雨の恵みを受けてクリーピングタイムやローマンカモミールなどのハーブや芝生が元気に育ってきました。
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6月の風のガーデンの新しい仲間はアオイ科の植物ホリホックです。白鳥貞三先生の花言葉によるとホリホックのピンクは「初めてのデート」、ホワイトは「粛々たるいいわけ」だそうです。「貞三先生の花言葉365篇」倉本聰著(エフジー武蔵)
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今年の東京は梅雨に入っても意外と涼しい日が続いています。夏至も過ぎてあとひと月足らずでセミが鳴く夏を迎えますが、気温が低く台風が来る気候の中で、今年のセミの鳴きだしの日に気をつけてみようと思います。
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                       6月14日撮影
5月の風のガーデン 2012年05月19日
文京区のテラスの風のガーデンも設置してからほぼひと月経ちました。北海道からやってきたローマンカモミールやクリーピングタイムも 新緑の五月を迎え  東京の環境に馴染んできたようで 青々と育っています。
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白鳥貞三先生の花言葉によるとローマンカモミールの花言葉は「仕事より恋が気になるニューフェース」だそうです。「貞三先生の花言葉365篇」倉本聰著(エフジー武蔵)5月の連休も過ぎて新人諸君も、風のガーデンのハーブたちのように新しい環境に慣れて新緑の季節を楽しんでいるんでしょうね。
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風のガーデンでは緑化ブロックと、水道水を利用した自然灌水システムが作動していますが、必要最小限の灌水量で植物の生育を支えています。
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                              5月16日撮影
宇宙からの恵み・自然エネルギー 2012年05月02日
以前ブログで地球の自転速度は1800km/時、公転速度は10万km/時である事をお話ししました。そして太陽系が天の川銀河をまわる速度は約79万km/時だどうです。「宇宙はなぜこんなにうまくできているのか」村山斉著集英社インターナショナル。地球は自転しながら太陽の周りを公転しますが、さらに太陽系も天の川銀河をまわっているようです。このように宇宙空間では恒星や惑星は常に運動していて,お互いに物質(原子)を引き寄せる万有引力が働いています。我々生命はこのとてつもない運動エネルギーに取り込まれながら日々の活動を 平然と営んでいるのですね。 新宿御苑の華吹雪 4月24日撮影 
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地球上には様々な自然エネルギーがありますが、その源には宇宙と地球を動かす運動エネルギーと万有引力の働きがあるようです。当社ではこの自然エネルギーを利用した商品を開発してきました。軽量保水性コンクリート「ガーデンクリート」は火山の噴火が造り出したケイ石を利用しています。ケイ石は石の間に熱伝導率の低い空気(0.024W/mK)が取り込まれていて建物の断熱性と保温性を高めます。またケイ石の空隙は水を取り込むこともできます。(保水性)この水が蒸発するときに発生する気化熱(540cal/水1g)の働きで、ガーデンクリート周囲の表面温度を下げるのです。 PIO6Fテラス 江戸の庭 4月25日撮影
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自然灌水システム「お水番」は毛細管現象を利用して必要最小限の水量で植物を育てる灌水システムです。風が吹き、雨水があまりあたらないマンションのベランダでも1日約3㍑/m2の水量を灌水し続けることで1年を通して西洋芝を青々と保つことができます。その灌水量はスプリンクラーや手まきによる灌水量の70%から50%ほどで済みます。ガーデンクリートを通して宇宙・地球からの恵みである自然エネルギーの有り難さを実感します。風のガーデン 5月1日撮影
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