三佐和ブログ


12月のフローラカスケード 2024年12月07日

今年も終わりの月を迎えました。浅草寺様境内のフローラカスケードの植物たちも温暖な気候の下で元気に成長を続けています。

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初めてフローラカスケードにやってきたミスキャンタスも、植えてから一月半が過ぎて葉を伸ばしてきたようです。ミスキャンタスはカスケードブロックの壁に新しい風景を作り始めました。

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今年もフローラカスケードの冬の主役ビオラが、カスケードブロックの上を水平方向に膨らみ始めました。ビオラは冬の境内に彩を添えてくれます。

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                        12月6日撮影

11月のフローラカスケード 2024年11月07日

浅草寺様境内のフローラカスケードにビオラとミスキャンタスを植えて2週間が過ぎました。それぞれの植物たちはカスケードブロックの穴に活着したようです。

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フローラカスケードに初めて植えるミスキャンタスは、主に葉を観賞する多年草です。夏から秋にかけて花の根元にスズランのような小さな花をつけるようですね。来年の夏が楽しみです。

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ミスキャンタスは葉の長さが30cmほどに伸びるようですが、カスケードブロックの壁面で、どのように育ってゆくか見守ろうと思います。P1060451.JPG

                       11月7日撮影

10月のフローラカスケード 2024年10月25日

浅草寺様の境内にフローラカスケードを設置されていただき10年以上が経過しました。元々フローラカスケードは気温が高く紫外線の強い、南北回帰線に挟まれたベルト地帯での使用を想定して開発した緑化システムです。その中で、温帯のヒートアイランド東京で10年以上屋外に晒されたフローラカスケードにはブロックの劣化や透水性、保水性の劣化はほとんど見られませんでした。

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フローラカスケードには、これから秋から冬、そして春にかけて花を咲かせるビオラや、新しい仲間のミスキャンタスを植えました。写真はビオラとミスキャンタスです。

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次は温帯のヒートアイランド東京の経験を生かして、気温が高く、紫外線の強い地域でのフローラカスケードシステムの利用を広めたいと思います。

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                      10月25日撮影

8月のフローラカスケード 2024年08月03日

8月に入り浅草寺様境内のフローラカスケードでは、6月に植えたインパチェンスの花がだいたいおわりました。インパチェンスは気温が下がり始める9月からまた新しい花を咲かせる予定です。P1020841.JPG

2021年の5月に植えたツルニチニチソウは4回目の夏を迎えています。6月に剪定したのですが2か月でインパチェンスを覆うように伸びてきました。

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東京は気温と湿度の高い夏を迎えていますが、カスケードブロックの上で育つインパチェンスやツルニチニチソウやミントにとっては、過ごしやすい季節のようですね。

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                      8月3日撮影

7月のフローラカスケード3 2024年07月25日

東京は連日30度を超える天気が続いていますが、フローラカスケードの植物たちは、高温、高湿度の環境が合っているのか、カスケードブロックをすっかり覆ってしまいました。


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6月に茎までスッキリと剪定したミントがあっという間にほかの植物たちを押しのけて、大きく伸びてきました。ミントはとても丈夫な植物です。

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境内ではブミコンの補修工事を行いました。明後日7月27日は隅田川の花火大会が行われます。

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             7月25日撮影

7月のフローラカスケード2 2024年07月11日

東京は気温と湿度が高い日が続いていますが、浅草寺様のフローラカスケードの植物たちは、このような気候が好きなのか元気に日々を過ごしています。P1020613.JPG

6月に剪定したツルニチニチソウも再び弦を下に向けて伸ばしてきました。ツルニチニチソウはとても丈夫な植物です。

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境内では夏の風物詩、四万六千日のほおずき市が開かれていました。次の風物は月末に行われる隅田川の花火大会です。

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                         7月10日撮影

7月のフローラカスケード 2024年07月04日

浅草寺様境内のフローラカスケードにインパチェンスを植えて一月が経ちました。花の根はカスケードブロックの穴にしっかりと活着したようです。

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今日の東京は35度を超える猛暑日ですが、フローラカスケードの植物たちは、灌水チューブからの給水を受けて元気です。

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暑い中、多くの人が参拝に訪れています。来週は境内にほおずき市が立ちます。浅草寺様に夏がやってきました。

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           7月4日撮影

6月のフローラカスケード 2024年06月08日

浅草寺様境内に設置されたフローラカスケードの花の植え替えの季節が訪れました。夏から秋にかけての花はインパチェンスです。カスケードブロックには植物の根鉢が入りやすい穴が開いています。まずはカスケードブロックを覆っているツルニチニチソウを剪定して、インパチェンスに光が届きやすい環境を作ります。

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境内にフローラカスケードを設置して10年以上様々な植物を育ててきましたが、これまでの経験で夏から秋にかけて元気よく育つ植物はインパチェンスです。インパチェンスはまだ植えたばかりですが、これから葉や茎がカスケードブロックの上で繁ってゆきます。

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フローラカスケードは、1年を通して強い太陽光が降りそそぐ、熱帯や砂漠の環境を想定して開発しました。ガーデンクリートを構成する軽石と石灰系固化材は太陽光、特に紫外線に強い素材です。ヒートアイランド東京で10年以上にわたりフローラカスケードで様々な植物を育ててきましたが、ガーデンクリートの特徴である保水性や品質の劣化はみられず、植物が元気に育っています。

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フローラカスケードへの水は、コントロールタイマーと灌水チューブで調整しながら供給します。これから東京も夏の気候になってゆくので、湿度と気温の変化を加味して水の供給量をコントロールします。 6月8日撮影

4月のフローラカスケード 2024年04月09日

4月8日は花まつり、お釈迦様の誕生日です。浅草寺様境内のフローラカスケードではビオラとツルニチニチソウがお釈迦様の誕生日をお祝いしています。

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東京の気温も20度を超えるようになり植物たちも元気です。冬の間、1日1回であった給水のインターバルを2回に切り替えました。

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境内では白い象に乗ったお釈迦さまが、天上天下唯我独尊のポーズをとられていました。天上天下唯我独尊とは、広い宇宙の中で我は唯一の存在であるとのことですね。

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遠い昔、地球に生命が生まれるとともに我が生まれました。そして我は他の生命を摂取することで生きながらえて今日に至っています。動植物の生命をありがたく感じなければいけませんね。関連ブログ:仏の教えと科学の眼2 4月8日撮影

3月のフローラカスケード 2024年03月07日

3月に入り寒い日が続きますが、浅草寺様境内のフローラカスケードでは、ビオラがカスケードブロックにしっかり活着しました。

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ツルニチニソウもカスケードブロックに植えて3年たちましたが、今年も紫色の可愛いらしい花を咲かせ始めました。フローラカスケードにも春が訪れたようです。

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境内では国内外から多くの参拝客が訪れています。今月は境内で金龍の舞が舞われます。そしてあとひと月経つとお釈迦様の誕生を祝う花まつりが行われます。

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境内のフローラカスケードの花たちも、花まつりに向けて元気に成長を続けます。3月7日撮影

2月のフローラカスケード 2024年02月08日

浅草寺様境内のフローラカスケードにビオラの花を植えて3週間ほどが経過しました。寒い中での植え替えでしたがビオラの根は、根鉢の土から徐々にカスケードブロックの穴に活着し始めたようです。

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先日東京は雪に見舞われましたが、雪の重みで地面に落ちたビオラは1つでした。冬の寒さの中でもビオラは根から水分を吸収して、生きるためのエネルギーを体内に作り、余った水分は葉から蒸発させる活動を続けています。

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境内では朝から相変わらず多くの観光客の姿が見られますが、明後日10日からは春節が始まります。さらに多くの観光客が浅草寺様を訪れるでしょうね。

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                      2月8日撮影

1月のフローラカスケード2 2024年01月22日

浅草寺様境内のフローラカスケードの花の植え替えと剪定を行いました。植え替えた花はビオラでこれから5月下旬ぐらいまで咲き続けます。

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地面まで伸びたツルニチニチソウも剪定して元の位置に戻りました。剪定して葉の量も減ったので、1日当たりの灌水量も減らしました。

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これからもビオラやツルニチニチソウは通気性と保水性に優れたカスケードブロックに支えられながら光合成を行い、成長を続けます。

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あと半月もすると浅草寺様境内のフローラカスケードの植物たちも春を迎えます。1月22日撮影

1月のフローラカスケード 2024年01月09日

浅草寺様境内では年を越したフローラカスケードのインパチェンスも花が終わり、ツルニチニチソウが弦を下ろしています。

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穏やかな気候が続いた東京も、新年を迎え朝の気温が低くなってきました。先のblogでもお話ししましたが、従来は11月に花の植え替えを行ってきたフローラカスケードも、ようやく植え替えの時期を迎えたようです。今月中に春の花ビオラに植え替えをする予定です。

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浅草寺様の境内もお正月の賑わいから落ち着きを取り戻してきたようです。それでも多くの人々が参拝に訪れていました。

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                      1月9日撮影

12月のフローラカスケード 2023年12月08日

12月に入りましたが東京は相変わらず穏やかな気候が続いています。浅草寺様境内のフローラカスケードで育てているツルニチニチソウやインパチェンスもご覧の通りまだ青々としています。

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インパチェンスを剪定したところ、伸びた茎から新しい花が咲いていました。そして地面に伸びたツルニチニチソウは弦から根を地面に伸ばしていました。

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それでも季節は師走です。境内では正月に向けて飾りつけが始まったようです。

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                      12月7日撮影

11月のフローラカスケード2 2023年11月29日

11月も終わりも迎えていますが浅草寺様境内のフローラカスケードではまだ夏の花インパチェンスが咲いています。例年ですと11月の初旬にビオラを植え替えるのですが、しばらく様子を見よう思いました。そしてほぼ一月が経過しましたが花はまだ咲いていました。

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今年の東京の気温は暖かく、マンションのベランダで浅草寺様と同じインパチェンスをカスケードブロックで育てていますが、一度花が終わって再び花を咲かせ始めました。11月19日撮影

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12月に入ったらカスケードの壁面の植物たちを剪定して、本格的な寒さを迎える来年まで植物たちが寒さに耐えることが出来るか見極めたいと思います。

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                      11月28日撮影

11月のフローラカスケード 2023年11月08日

11月8日は立冬の始まりの日ですが、今年の東京は気候が温暖で浅草寺様境内のフローラカスケードではインパチェンスとツルニチニチソウがまだ元気に咲き続けています。

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インパチェンスやツルニチニチソウは周囲の気候の変化に敏感に反応しながら成長を続けていますが、今年の東京の気候は彼らにとってはまだ夏から秋にかけての気候に感じられているのでしょうね。

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従来であればこの時期にフローラカスケードに秋から冬にかけての花ビオラを植え替えるのですがもう少し様子を見ようと思います。

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        境内では秋の火災予防運動の準備が進められていました。 11月8日撮影

10月のフローラカスケード 2023年10月04日

10月に入り東京も秋の気候に変わりました。浅草寺様境内のフローラカスケードの植物たちも9月の末まで続いた夏の気候を無事に乗り切りました。

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カスケードブロックのインパチェンスはまだ花を咲かせているので秋から冬にかけての花の植え替えを遅らせようと思います。気候もようやく落ち着いてきたのでフローラカスケードの灌水システムも秋仕様に変更しました。

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浅草寺様境内では相変わらず多くの観光客が訪れて賑わいを見せています。今月は境内で金龍の舞が行われる予定です。

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                       10月3日撮影

9月のフローラカスケード 2023年09月06日

9月に入り気候が変わり始めたようです。8月は毎日30度を超える気温を記録した東京ですが、その中で浅草寺様境内のフローラカスケードで育てているインパチェンスやツルニチニチソウは、コントロールタイマーとドリップチューブによる定期的な灌水の継続のおかげで無事に真夏日の連続を乗り越えたようです。

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カスケードの植物たちをよく見ると、インパチェンスやツルニチニチソウのほかに、ミントが成長して花を咲かせていることがわかります。以前カスケードブロックで育てていたミントの種が残っていて、発芽して成長してきたのでしょうね。

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これから秋に入り気温が下がるとともに植物たちもますます元気になってゆく事と思います。境内では相変わらず海外からのからの旅行者が、日本の風物を楽しんでいました。おみくじを引いているようですがアジアからの旅行客は漢字で書かれた吉兆のお告げがわかるのでしょうね?

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                       9月5日撮影

スコールとブミコン舗装 2023年08月22日

8月22日午前11時ごろの浅草寺様境内はスコールのような通り雨に見舞われました。

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その中で浅草寺様境内のブミコン舗装は雨水をよく透水していました。特に2020年に舗装させていただいた境内東のブミコンの透水性は良好です。ブミコン浅草寺日記2020

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2020年4月から11月まで行われた境内東のブミコン舗装では、材料となる砂利や材料の調合方法に改良を加えました。最近では浅草寺様を訪れる海外からの観光客も増えていますが、雨の日でも快適な歩行環境をご提供いたします。

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同じく境内東に設置された透水性と保水性に優れたブミコンの姉妹品であるフローラカスケードでは植物たちが雨に濡れて気持ちよさそうでした。

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           8月22日撮影

8月のフローラカスケード 2023年08月02日

東京は雨の降らない暑い日が続いてきましたが8月に入りようやく雨が、それも急に激しい雨が降りました。写真は雨が降る前の雨雲が上空を覆っている浅草寺様境内の様子です。

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フローラカスケードは雨が降らなくても、常に植物の根に灌水される仕組みになっていますが、この写真を撮影した後に雨が降り、植物たちは葉や花に気持ち良いシャワーを浴びたことと思います。

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浅草寺様は相変わらず多くの人々が訪れていますが、ブミコン(透水性コンクリート)で舗装された境内は水はけがよいので雨が上がれば、再び皆さんが歩きやすい舗装環境をご提供します。

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                     8月1日午前11時44分撮影

7月のフローラカスケード 2023年07月11日

7月に入り東京の気温も高くなってきましたが浅草寺様境内のフローラカスケードではツルニチニチソウやインパチェンスが元気です。

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ツルニチニチソウの弦が伸びて、下の方で生息しているインパチェンスを覆うようになってきたので弦を剪定しました。

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強い夏の日差しの中で植物たちが育ち続けるには日々の灌水が大事です。フローラカスケードではドリップチューブとコントロールタイマーの組み合わせて植物に必要最小限の水を灌水し続けます。

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今日は四万六千日。今日お参りすると四万六千日分お参りしたご利益が得られるとのこと?境内ではほおずき市が立っていました。

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                     7月10日撮影

6月のフローラカスケード 2023年06月14日

5月の下旬にフローラカスケードの花の植え替えをして三週間がたちました。インパチェンスやツルニチニチソウは、植え替えた直後は灌水すると落下する根鉢がいくつかありましたが、今ではカスケードブロックにしっかり活着したようです。

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浅草寺様の境内にフローラカスケードを設置させていただき、植物を育てて10年が過ぎました。当初は2面のフローラカスケードで植物の生育を始めました。その後、様々な改良を加え今では6面のフローラカスケードで植物を育てています。

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それでも根が活着した根鉢が下に落ちているのを見かけることがあります。おそらく鳥が根鉢に生息しているミミズなどを食べるために、根鉢をカスケードブロックから引っ張りだすのかもしれませんね?

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梅雨の雨は植物にとっては恵みの雨ですが、ご本堂の上に梅雨の晴れ間の青空を見かけました。

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                      6月13日撮影

5月のフローラカスケード2 2023年05月26日

三社祭が終わり、浅草寺様の境内に設置されているフローラカスケードでは夏の花インパチェンスが植えられました。これから11月ごろまで咲き続けます。

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今年の1月に10日ほど断水したことがあり、ツルニチニチソウの一部が枯れたので新しい苗を植えました。これからツルニチニチソウは弦を伸ばしながらインパチェンスと縄張り争いを行いフローラカスケードの上で共生してゆく事でしょうね。

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浅草寺様の境内では、大勢の修学旅行の学生や海外からの観光客が訪れています。その様子は平日でも休日のような賑わいです。

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東京はこれから梅雨の季節を迎えます。そして梅雨が明けたら境内ではほおずき市が行われます。     5月26日撮影

5月のフローラカスケード 2023年05月11日

ゴールデンウイークも終わり、浅草寺様境内のフローラカスケードではビオラやツルニチニチソウがまだ元気に咲き続けています。

P5110099.jpgカスケードブロックの穴の土に残っていたミントが大きく育ちました。立面のカスケードブロックの環境はミントが育つのに都合がようですね。

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来週は三社祭が行われます。境内は多くの人でにぎわうことでしょうね。お祭りが終わった後にフローラカスケードでは夏の花インパチェンスを植え替える予定です。

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           5月11日撮影

3月のフローラカスケード 2023年03月07日

3月に入り東京の気温も上がってきました。浅草寺様の境内に設置された立面型植栽基盤フローラカスケードで育てているビオラやスミレも冬を乗り切り元気に花を咲かせています。

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フローラカスケードではカスケードブロックの上部を走るドリップチューブから、タイマーで決められた時間に、水がカスケードブロックに点滴式で落ちる仕組みで植物に灌水します。

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カスケードブロックには植物の根鉢が挿入できる大きさの穴が開いています。保水性のあるガーデンクリートで根鉢を囲むので、植物は地面の土で育つのに似た環境で育ちます。

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またカスケードブロックには通気性があり、植物の根が水分や空気を吸収しやすい環境を創ります。

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気温も暖かくなり境内を訪れる人の数も、国の内外を問わず増えています。あと2週間もすると春のお彼岸、春分が訪れますね。3月7日撮影

2月のフローラカスケード 2023年02月07日

1月はチューブの断水や凍結の影響で、カスケードブロックへの灌水が一時中断したフローラカスケードですが、2月に入り植物たちへの灌水も安定してきました。P2060011.jpg

先のブログで氷点下の気温が続く環境でも植物に適時水を届けられるシステムを考えたいとお話ししましたが、まず手始めに朝の灌水時間を調整することにしました。

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ヒートアイランド東京の1日の中で一番気温が下がるのは午前4時前後です。これまで1年を通して朝6時に最初の灌水をする設定をしていましたが、朝の灌水を午前6時から1時間ほどずらしてみることにしました。しばらく様子を見て、この設定で順調に灌水が行われるようであれば、これから冬の灌水時間と夏の灌水時間を分けて設定しようと思います。

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浅草寺様の境内では鳩や雀も時々フローラカスケードにやってきます。鳥たちも緑と潤いのある環境を好むのかもしれませんね。

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                 2月6日撮影

チューブも凍る! 2023年01月27日

昨日のブログで日本列島を覆った寒波で新宿御苑の池にも薄氷が張ったことをお話ししました。「1月の新宿御苑」同じく浅草寺様境内のフローラカスケードのドリップチューブも凍りました。東京の1月25日、26日の明け方の気温は氷点下まで下がりましたが27日の明け方の気温は3度程までに上がりドリップチューブからの灌水も回復しました。下の写真は灌水を回復したドリップチューブから滴る水の様子です。(10時20分撮影)

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浅草寺様境内にフローラカスケードを設置して様々な植物を育てて9年目になります。これまでにドリップチューブから流れた水がカスケードブロックの上で凍ったことはありますが、ドリップチューブの中で水が凍った記憶はありません。それほど今回の日本列島を覆った寒気は低かったのでしょうね。下の写真はカスケードブロックの上で凍った氷。2019年1月18日撮影

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冬の気温が高くなってきたヒートアイランド東京でドリップチューブが凍った現象を受け止めて、これからの冬の東京の気象の推移を注意深く見守りたいですね。そして氷点下の気温が続く環境でも植物に適時水を届けられるシステムを考えたいと思います。

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                  1月27日撮影

1月のフローラカスケード 2023年01月21日

1月も中旬に入り東京も寒い日が続いています。浅草寺様境内のフローラカスケードではビオラやスミレが寒さに負けることなく元気です。P1170273.jpg

お正月の間に灌水システムが停止して灌水できない日が続き一部のビオラが枯れましたが、通水すると植物たちは再び元気になりました。

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浅草寺様のフローラカスケードでは、カスケードブロックの種類がいくつかあり、今回システムが停止したことでブロックごとの性質がよくわかりました。

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明日から旧正月が始まります。境内ではアジア各地から多くの観光客が訪れて賑わいを見せています。1月20日撮影

12月のフローラカスケード 2022年12月15日

11月の中旬にビオラの花に植え替えた浅草寺様境内のフローラカスケードも、ひと月がたちビオラの根がカスケードブロックに活着してきたようです。

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浅草寺様の境内にカスケードブロックを立面に設置して、様々な植物を育てて今年で9年を迎えています。立面で植物を育てるために色々な改良が施されました。植物の根がカスケードブロックに活着するまで、植物にかかる重力をいかに対処するかが問題でした。そこでカスケードブロックの穴を貫通させて、植物の根鉢を灌水クロスで包み穴に挿入させることでこの問題を解決しました。

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次に問題となったのは、灌水方法です。水も重力に従い上から下に流れます。この水の流れを横方向に分散させながら下方向に流すために、ドリップチューブや灌水クロスを利用して問題を解決しました。実用新案登録 第3200590号

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カスケードブロックは、様々な植物が根鉢の土だけで育つように軽石で作った緑化ブロックで植物を保水しながら支えます。

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境内では12月17日から始まる歳の市(羽子板市)の準備が進められています。12月15日撮影

11月のフローラカスケード2 2022年11月18日

浅草寺様境内のフローラカスケードの花の植え替えと剪定をしました。夏の花インパチェンスに変わってこれからビオラが冬を越し春まで咲き続けます。まず、良く伸びたツルニチニチソウをバッサリと剪定しました。

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カスケードブロックの穴にビオラの根鉢を灌水クロスで包んでから挿入します。7年に及び壁面でカスケードブロックで様々な植物を育ててみて、カスケードブロックに穴を貫通させて、植物の根鉢を灌水クロスで包んで植えるのが、壁面で植物を育てるのに一番安定していることがわかりました。実用新案登録 第3200590号 参考サイト フローラカスケードP1150074.JPG

ビオラはフローラカスケードとの相性が良い植物です。これから来年の五月の下旬まで、寒い冬を乗り越えてカスケードブロックで元気に成長し続けてくれることでしょう。

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境内では社会科見学の小学生たちがガイドさんの話を聞きながら勉強をしていました。

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                 11月18日撮影

11月のフローラカスケード 2022年11月01日

11月に入りましたが浅草寺様境内のフローラカスケードではインパチェンスとツルニチニチソウが共生しながらカスケードブロックを覆っています。

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よく見るとインパチェンスの茎がカスケードブロックの表面から伸びきっています。インパチェンスはまだ成長を続けていますがそろそろ冬から春にかけての花ビオラに植え替える時期を迎えました。

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11月は七五三加持会の催しがあります。境内を見渡すと海外からの観光客の姿も増えてきたようです。

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                   11月1日撮影

10月のフローラカスケード 2022年10月04日

10月に入り浅草寺様境内のフローラカスケードでは夏の花インパチェンスがまだ元気に咲いています。よく見ると日の当たりやすい向かって右端(写真の手前)のインパチェンスの茎がよく伸びているようですね。

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インパチェンスにはあとひと月ほど頑張って咲いてもらい、次は秋から冬にかけての花ビオラにバトンをタッチしてもらおうと思います。越年するツルニチニチソウもカスケードブロックの上でますます元気に成長を続けています。

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五重塔を見上げると秋の青空が広がっていました。明日から境内では中村座の歌舞伎が始まります。

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                      10月4日撮影

9月のフローラカスケード 2022年09月07日

今朝の東京は台風が近づいているせいか湿度の高い朝を迎えています。浅草寺様境内のフローラカスケードもインパチェンスとツルニチニチソウが元気に共存しながら成長を続けています。

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ツルニチニチソウの弦は、インパチェンスの後ろに隠れながらカスケードブロックの下まで伸びています。ツルニチニチソウはインパチェンスを後ろから支えているようにも見えますが、日陰を求めているのでしょうか?

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あと半月もすると秋分、秋のお彼岸を迎えます。これから気候も落ち着いて境内を訪れる人も増えて行きそうですね。

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                   9月7日撮影

8月のフローラカスケード 2022年08月03日

東京は8月に入り連日30度を超える暑い日が続いています。その中で浅草寺様境内のフローラカスケードではインパチェンスやツルニチニチソウの成長が旺盛です。

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浅草寺様境内のフローラカスケードは大イチョウの下に設置されていて、夏の強い日差しが直接当たることがありません。そして重力に逆らずに立面で育てていることが植物の成長を旺盛にしているのかもしれませんね。

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境内では直射日光が当たる暑い中、参拝に訪れる人の姿がちらほら見られました。夏の風景ですね。

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                      8月3日撮影

7月のフローラカスケード 2022年07月05日

今年の梅雨は気温の高い夏日が続き終了しました。豊富な太陽光と雨水を浴びてカスケードブロックの植物たちは元気です。ツルニチニチソウの弦が伸びたので剪定しました。

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インパチェンスは最初の花がほぼ終了して新しい花芽をつけ始めています。8月に入るとまた新しい花が楽しめそうですね。

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境内ではホオズキを売る店の骨組みを作る作業が行われていました。今週末は四万六千日ほおずき市です。この日にお参りすると四万六千日分のお参りをした功徳が得られるとのこと。浅草寺様に夏がやってきました。

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                    7月5日撮影

6月のフローラカスケード 2022年06月04日

浅草寺様境内のフローラカスケードに夏の花インパチェンスを植えて2週間以上が経ちました。インパチェンスはカスケードブロックの穴に活着して花を咲かせています。

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インパチェンスを植えた時に剪定したツルニチニチソウですが、再びインパチェンスの生活圏まで弦を伸ばしてきました。これからお互いが気持ちよく成長できるように時々、弦を剪定しようと思います。

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境内には修学旅行の学生たちの姿が戻ってきました。あと1週間もすると東京も梅雨を迎えます。

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                       6月3日撮影

4月のフローラカスケード 2022年04月08日

4月に入り東京の気候も落ち着いてきました。浅草寺様境内のフローラカスケードではビオラとツルニチニチソウが春の陽気に包まれて元気に咲いています。

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先のblogでもお話ししたのですが、1年前に植えたツルニチニチソウが紫色の花を咲かせました。ツルニチニチソウは越年するので来年の今頃も花を咲かせそうですね。

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4月8日は花まつり、お釈迦様の誕生日ですね。お釈迦さまは紀元前5世紀の頃、現在のネパールのルンビニーの花園でお生まれになったそうです。フローラカスケードではお釈迦様の誕生日をお祝いして花々が元気よく咲いています。

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                      4月8日撮影

3月のフローラカスケード2 2022年03月30日

3月も終わりを迎えましたが浅草寺様境内のフローラカスケードでは植えてほぼ1年を経過したツルニチニチソウが紫色の花を咲かせました。

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ツルニチニチソウがの下ではビオラが黄色やオレンジ色の花が咲かせています。これからフローラカスケードでは紫色と黄色やオレンジ色の花の競演が始まりそうですね。

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今年も宝蔵門前の枝垂桜が美しい花を咲かせています。東京も春爛漫の季節を迎えました。

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                       3月29日撮影

3月のフローラカスケード 2022年03月12日

3月に入り東京の気温も上昇してきました。浅草寺様境内のフローラカスケードでは暖かくなるとともにビオラとツルニチニチソウが元気に咲いています。

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冬の間じっと寒さに耐えてきたツルニチニチソウが下に向けて弦を伸ばし始めたようです。またツルニチニチソウとビオラの棲み分けをかけた競争が始まるようですね。

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温かくなるにつれて浅草寺様の境内も人の出が増えてきたようです。これから桜をはじめ様々な花が境内に咲き人の賑わいも増えてゆくでしょうね。

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境内ではあとひと月するとお釈迦様の誕生を祝う花まつりが行われます。 3月11日撮影

2月のフローラカスケード 2022年02月05日

立春を迎えた浅草寺様境内のフローラカスケードでは、寒空の下でビオラやツルニチニチソウが咲き続けています。

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今年の東京は梅や椿が咲くのが遅れているような気がします。その中で昨年の12月に植えたビオラが大きくなってきました。

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ツルニチニチソウは冬になり成長が止まったようでビオラを覆うほど伸びてはいません。ビオラは重力に負けることなく前を向いて咲き続けています。

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2月は冬から少しづつ春に移行してゆく季節です。浅草寺様境内の植物たちも春に向けて準備を進めているようですね。

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2月4日撮影

1月のフローラカスケード 2022年01月13日

1月に入り東京も寒い日が続いています。昨年12月の中旬に植え替えたビオラはカスケードブロックの穴に根を下ろして活着したようです。

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ビオラはフローラカスケードの立面の環境にも慣れてきたようで、花も大きくなってきました。

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寒い気候の中でフローラカスケードの植物たちは静かにエネルギーを蓄えながら、春の訪れを待ちわびているようです。

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お正月でにぎわった境内も落ち着きを取り戻し、穏やかな朝の光に包まれていました。次は節分を迎えるころに再び賑わいを見せるでしょうね。

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                  1月13日撮影

12月のフローラカスケード 2021年12月17日

浅草寺様境内に設置されているフローラカスケードの花の植え替えを行いました。植え替えたのはビオラでこれから春にかけて咲き続けます。

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例年であれば10月にビオラに植え替えるのですが今年の東京は気候が温暖で、植え替える時期が一月以上延びました。

PC160290.JPGツルニチニチソウは越年するので、夏の間に長く伸びた弦を剪定してビオラに光が当たりやすいようにしました。

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フローラカスケードに植物を植えて8回目の冬を迎えますが、植物たちはカスケードブロックに支えられて元気に育ち続けます。12月16日撮影

11月のフローラカスケード2 2021年11月19日

11月も中旬を迎えています。浅草寺様境内ではフローラカスケードで育てているインパチェンスがまだ花を咲かせ続けています。

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例年ならば11月上旬にビオラに植えるのですが、今年は気温が暖かいせいかインパチェンスがまだ元気です。

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今年フラワーカスケードではインパチェンスとツルニチニチソウという2種類の植物を同時に植えました。ツルニチニチソウは越年する丈夫な植物ですが、インパチェンスもツルニチニチソウに刺激されてか懸命に生命を保ち続けているような気がします?

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それでも東京の気温も朝は10度を下回り昼の気温も20度を切ってきました。そろそろ冬から春にかけての花ビオラの植え替えの時期を見極めてゆこうと思います。11月18日撮影

11月のフローラカスケード 2021年11月01日

今日から11月ですが東京の気候も10月中旬から落ち着いて晴れの日が続くようになりました。浅草寺様境内のフローラカスケードで育てているインパチェンスがここにきてまた花を咲かせ始めたようです。

PB010145.JPGツルニチニチソウも相変わらず元気に自分の縄張りを主張しているようですね。

PB010152.JPG昨年は11月4日に秋から冬の花ビオラに植え替えをしましたが、今年はまだ当分の間インパチェンスの成長の様子を見守ってゆこうと思います。

PB010151.JPG                       11月1日撮影

10月の新宿事務所 2021年10月11日

今年の10月は暖かい気候が続いています。新宿事務所のベランダでカスケードブロックで育っている四季咲きベゴニアが秋になり再び勢いを取り戻して咲き続けています。

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手作りフラワーポッドで育っているコーヒーやパキラも、外の空気に当たり伸び伸びと育っています。あと一月以上はベランダで育てられそうですね。

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室内で育てているパキラも窓辺の光を浴びて元気です。小さな手作りフラワーポッドで大きく育っています。

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通気性と保水性に優れ、土に似た性質をしたガーデンクリートに囲まれて植物たちは元気に育ち続けています。10月11日撮影

10月のフローラカスケード 2021年10月05日

浅草寺様境内のフローラカスケードで育てているたツルニチニチソウとインパチェンスですが、5月に植えて夏を乗り切り秋の気候の中で元気です。

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ツルニチニチソウとインパチェンスの成長の様子を見ると面白いことに気が付きました。フローラカスケードの前の大イチョウの影響で光が届きにくいところではツルニチニチソウがよく育ち、オオイチョウの影響が少なく光が当たりやすい場所ではインパチェンスの花がよく咲いているのです。

            ツルニチニチソウがよく育っているフローラカスケード。

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             インパチェンスの花がよく咲いているフローラカスケード

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植物は光の当たり具合でも生息する場所を住み分けているようですね。インパチェンスの花にアゲハ蝶がとまっていました。

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                   10月5日撮影

9月のフローラカスケード 2021年09月14日

浅草寺様境内のフローラカスケードは灌水システムの水が断ち切れることなく無事に8月を乗り切りました。今年の東京は9月に入り雨曇りの日が続いていますが、太陽からの直射日光が雲にさえぎられる中でも、植物たちは安定した水の供給を受けながら元気に育っています。

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インパチェンスとツルニチニチソウの生存競争も活発で、今はインパチェンスがツルニチニチソウの生活領域を上に押し上げているようですね。6月、7月ぐらいまではフローラカスケードの上層に植えたツルニチニチソウが下層のインパチェンスに覆いかぶさるように成長しましたが、8月の中旬から9月に入り下層のインパチェンスが上層のツルニチニチソウを押し上げるように成長しています。IMG_7521.jpg

これからもンパチェンスとツルニチニチソウの生存競争は続きますが、季節ごとに変化する植物の姿を見ると改めて植物たちが生きていることを実感します。

IMG_7523.jpg                         9月14日撮影

8月の浅草寺様境内 2021年08月31日

8月も終わりを迎えましたがまだ暑い日が続いています。朝の浅草寺様境内ではアオスジアゲハが打ち水をしたブミコンの隙間の水を吸っていました。トリや蝶などの生物は保水して濡れたブミコンの環境が好きなようですね。

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今年の8月の東京は雨曇りの日が多かったようです。9月に入っても台風やゲリラ豪雨などによる集中豪雨が見込まれますが浅草寺様境内のブミコンは下地の路盤と合わせて1時間当たりおよそ20mmの雨を保水します。それでもオーバーフローした雨水は排水溝に流れる仕組みになっていて、これまで境内が水浸しになったことはありません。

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浅草寺様の境内に設置されたフローラカスケードでは、夏に入りインパチェンスの成長が高まり、同じカスケードブロックに植えられたツルニチニチソウと住み分けながら花を咲かせています。

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明日から9月。浅草寺様の境内にも秋の気配が漂い始めたようです。8月30日撮影

8月のフローラカスケード 2021年08月02日

8月に入り晴れの日が続き東京の気温も高くなってきましたが浅草寺様境内のフローラカスケードのツルニチニチソウとインパチェンスは枯れることなく元気です。

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浅草寺様のフローラカスケードでは先のblogでもお話ししましたイスラエルの技術を利用した点滴灌水システムが採用されています。実用新案登録 第3200590号

カスケードブロックを利用して立面で植物を育てるには、植物への灌水の継続が重要です。そして必要最小限の灌水量で植物を育てるために点滴灌水システムの技術が生かされています。

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フローラカスケードでは夏の植物インパチェンスが元気に育ち、上から垂れるように育つツルニチニチソウとお互いにすみ分けて成長を続けているようです。

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それでも真夏のヒートアイランド東京の気候は植物にとり油断することはできません。これからも水が断たれること無いように注意深く植物たちの成長を見守ってゆこうと思います。8月2日撮影

7月のフローラカスケード 2021年07月12日

浅草寺様境内に設置されたフローラカスケードではツルニチニチソウとインパチェンスが梅雨の中で成長をを続けています。P7120007.JPG

特にツルニチニチソウの成長が旺盛で、フローラカスケード全体をカスケード(小滝)のようにを覆ってきました。

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このような環境の中で夏の花インパチェンスがどのように成長してゆくのか注意深く観察してゆこうと思います。

P7120023.JPG                      7月12日撮影

6月のフローラカスケード 2021年06月07日

浅草寺様境内のフローラカスケードに夏の花インパチェンスと常緑蔓性植物ツルニチニチソウを植えて半月以上が経ちましたが、ここにきてツルニチニチソウがカスケード(小滝)のように伸び始めました。

P6070066.JPGツルニチニチソウの下ではインパチェンスが懸命に自分たちが生存する場所を主張しているようです。昨年もインパチェンスはフローラカスケードで育てたので、その生命力の強さは承知していますが、今年はツルニチニチソウと生存をかけた競争が始まっています。

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インパチェンスを覆うようにツルニチニチソウをカスケードブロックに植えたので、お互いが共生できるように責任をもってツルニチニチソウの蔓や葉を剪定しなければなりませんね。

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今年の夏は灌水量の調整に加えて、インパチェンスとツルニチニチソウが共生できるように気を配りながら植物たちの成長を見守ってゆこうと思います。6月7日撮影

5月のフローラカスケード 2021年05月20日

浅草寺様の境内に設置されたフローラカスケードでは昨年の11月から7か月間にわたり咲き続けてきたビオラに変わりツルニチニチソウとインパチェンスを植え付けました。

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ツルニチニチソウはキョウチクトウ科の常緑蔓性植物の一種で春から初夏にかけて青紫色の花を咲かせます。東京の気候では越年できそうなので長い付き合いになりそうです。

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ツルニチニチソウは弦が伸びて垂れ下がるのでまさにカスケード(小滝)の姿が楽しめそうです。これから夏から秋にかけての花インパチェンスと共生するために、時々垂れ下がる弦を剪定しなければいけませんね。

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                    5月20日撮影

4月のフローラカスケード 2021年04月24日

4月も下旬に入り浅草寺様境内も初夏の気候を迎えています。フローラカスケードの灌水量は例年であればゴールデンウィーク明けに初夏の設定に切り替えるのですが、今年は早めに切り替えました。

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昨年の11月に植えたビオラもオレンジと黄色の花模様が鮮やかになってきました。植物たちは人間を取り巻く環境にお構いなしにたくましく成長を続けています。

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今朝の境内は気持ちよい朝を迎えてご本堂の上の青空に美しい雲が浮かんでいました。これから東京は植物の成長とともにさわやかな初夏の季節を迎えます。

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                        4月24日撮影

花まつり 2021年04月08日

今日4月8日は花まつり、お釈迦様の誕生日です。浅草寺様境内様では天上天下唯我独尊のお姿をとられたお釈迦様に、境内を訪れた方々が甘茶をかけていました。

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ご本堂の横の八重桜もお釈迦さまの誕生日をお祝いするように美しく咲いていました。

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境内東に設置されたフローラカスケードでは、昨年の11月に植えたビオラも花まつりをお祝いするように見ごろを迎えています。

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                        4月8日撮影

3月の浅草寺様境内 2021年03月30日

3月も終わりを迎えました。昨年、浅草寺様境内を舗装させていただいたブミコンも施工終了から4か月がたち、全体的に境内になじんできたようです。

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世の中がコロナの影響で落ち着かない中、昨年の4月から始まった施工でしたが、二天門、宝蔵門、おみくじ売場、そして境内東の周辺を無事に施工する事ができました。これから東京は降雨量が増える季節を迎えますが、ブミコンと下地路盤でおよそ20mmの雨水を一時的に貯留しながら地面に浸透させてゆきます。

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境内東に設置されているフローラカスケードでは昨年の11月に植えたビオラが元気に冬を越して元気に咲き続けています。

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                         3月29日撮影

3月のフローラカスケード 2021年03月01日

今日から三月です。浅草寺様境内のフローラカスケードではビオラが無事に冬を乗り切りました。それにしても今年の東京の冬は気候も穏やかで雪もほとんど降りませんでした。

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フローラカスケード全体でおよそ180個のビオラが植わっていますが、カスケードブロックの穴に植わっているビオラの根鉢に、霧吹きのノズルを調整して水鉄砲のような状態で液肥をあげました。

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3月になり植物たちの活動も活発になってきます。この時期に肥料を与えることでビオラたちもより一層成長を高めることでしょうね。

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明日は春の嵐の予報です。雨が降り気温がだんだん上がり春がそばまでやってきます。3月1日撮影

2月のフローラカスケード 2021年02月17日

今年の東京の冬は穏やかです。2月も中旬に入りましたが浅草寺様境内のフローラカスケードではビオラが暖かい日差しの中で元気に育っています。

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フローラカスケードでは一日当たりおよそ5㍑/㎡の水量で灌水しています。フローラカスケードは最上部のブロックにドリップチューブを這わせて、上から下に向けて灌水しているので水はけが良く、植物の根が根腐れすることがありません。

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東京はこのまま穏やかな気候の中で春を迎えるのでしょうか?そろそろカスケードブロックで育つビオラにも肥料を与える準備をしようと思います。

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                        2月17日撮影

1月のフローラカスケード 2021年01月20日

新年を迎えフローラカスケードのビオラは寒空の下で元気でした。カスケードブロックの壁にもビオラの立体感が出てきたようです。

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東京も朝の気温が氷点下になり、カスケードブロックの穴の根鉢の土が凍っていました。土が凍っていてもビオラの根は、水分を補給する活動を続けているようです。

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昼になると太陽の暖かい光が当たりビオラの花も一息付いているようですね。

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フローラカスケードのビオラの成長の様子を見ると、植物のたくましさを感じます。1月20日撮影

ヒートアイランドにオアシスを2020 2020年12月31日

先のブログで「地球上の人工物と生物の総重量が並ぶ」というお話をしました。東京都にはみどり率という調査データがあります。みどり率とは「緑が地表を覆う部分に公園区域・水面を加えた面積が地域全体に占める割合」を表したもので平成30年の調査データを見ると、都全域で53%,区部で24.2%,多摩部で67.8%だそうです。これは緑化されていない人工物に覆われた面積が東京都全域で47%,区部で75.8%,多摩部で32.2%ということになりますね。

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私が日常活動をしている場は区部に属し、人工物に覆われている面積が75.9%になります。私の仕事は人工物に覆われた76%の東京を透水性コンクリートブミコンと緑化コンクリートガーデンクリートで被覆してオアシスを作ることです。ただ76%の人工物をすべてブミコンとガーデンクリートで覆うことなどは全く考えていません。

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何回もブログでお話ししていますが真夏の東京でコンクリートの表面とガーデンクリートで芝生を育てている表面では表面温度におよそ20度以上の開きがみられます。ヒートアイランドにオアシスを コンクリートやアスファルトの表面をガーデンクリートで被覆して植物を育てることで、真夏の直射日光の照り返し温度を軽減することができるのです。

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私がオアシスを作ろうとする場所は、は、人々が生活をしている建物の周囲、テラス、ベランダ、屋上などです。これらの場所をブミコンやガーデンクリートで被覆し保水性を高めたり緑化することで、小さなオアシスを無数に作り皆さんに快適な環境を提供することです。

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ガーデンクリートで作った緑化ブロックやプランターブロックは、土の性質をしていて、さらに固まっているので、植物を平面や立面で育てることができます。テラスやベランダ、屋上に置くだけで手軽に様々な植物を育てることができます。室外機の上やベランダにプランターブロックを置いてビオラやCervezan Limeを育てています。12月31日撮影

12月のフローラカスケード 2020年12月16日

12月も中旬を迎え、浅草寺様境内のフローラカスケードでは11月初めに植えたビオラがカスケードブロックに活着して大きくなってきました。

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気温が下がってきたので灌水量も徐々に落としてゆこうと思います。とりあえず灌水量をカスケードブロック1面あたり約6㍑/㎡・日に設定しました。ブロックの1穴当たり約40cc/日の灌水量です。PC160070.JPG6㍑/㎡・日の灌水量は地面で植物を育てるお水番の灌水量と比べて多いですが、その理由はフローラカスケードでは上の方に置かれたカスケードブロックと下の方のカスケードブロックではブロックの保水量が違うからです。

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カスケードブロックでは最上部にドリップチューブを這わせて下に向けて灌水しますが、ドリップチューブから流れた水が最上部のカスケードブロックや穴にとどまる事なく流れるので、下に行くにつれてカスケードブロックや穴の保水量が多くなります。PC160071.JPG

カスケードブロックの上と下の保水量の差を補うために夏の間はフローラカスケード全体にやや多めの灌水をしてきましたが、気温が下がっって植物からの蒸散量が減る冬の間は灌水量をさらに落として調整します。12月16日撮影

11月のフローラカスケード2 2020年11月09日

浅草寺様境内のフローラカスケードにビオラを植えて一週間が経ちました。ビオラは明るい秋の陽射しを浴びて気持ちよさそうです。

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いままで水平の地面で育ってきたビオラたちは、フローラカスケードの垂直の壁面環境に移植されて、当初は戸惑っていたようですが一週間が経ち新しい環境になじんできたようです。

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フローラカスケードでは、ブロックの上から下に向けてドリップチューブで分散された水を流すので、ブロック全面に水が行き渡ります。

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朝、昼、晩、3回に分けてタイマーでコントロールしながら灌水していますが、これから気温が下がってゆくので灌水時間を調整しようと思います。  11月9日撮影

11月のフローラカスケード 2020年11月03日

浅草寺様境内のフローラカスケードの花の植え替えを行いました。夏の間咲き続けたインパチェンスに変わり秋から冬、そして春の主役はビオラです。

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フローラカスケードでは直径が6㎝から9cm,深さが6cmの穴に植物の根鉢を挿入するだけで様々な植物が育ちます。

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今までフローラカスケードで育ち続けてきたゼラニウム、ミント、ロースマリーなどのハーブは浅草寺様のご厚意で境内に移植させていただけることになりました。無駄な殺生をすることもなくホットしました。

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今回は久しぶりにフローラカスケード全面にビオラを植えました。ビオラは秋から冬を越して来年の春まで美しい花を咲かせ続けてくれることでしょうね。カスケードブロックと灌水システムの組み合わせてビオラの成長を支えてゆこうと思います。

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                         11月2日撮影

10月のフローラカスケード 2020年10月23日

10月も下旬を迎えましたが5月の終わりに植えたインパチェンスが花を咲かせ続けています。ゼラニウム、ミント、ローズマリーなどのハーブも元気旺盛です。

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               インパチェンス

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                ゼラニウム

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                   ミント

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                  ローズマリー

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これからは気温も下がるのでフローラカスケードでは、11月の初めに一部のハーブを除き冬から春にかけて育つビオラに植え替えをする予定です。

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                10月23日撮影

9月のフローラカスケード 2020年09月29日

秋分が過ぎて浅草寺様境内の気温も落ち着いてきました。ここにきて再びインパチェンスの花が元気に育ち始めました。

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七月に剪定をしたミントがまた大きくなってきました。花は終わりましたがゼラニウムがしぶとく育っています。フローラカスケードの灌水量も秋分を境にして少し減らしました。

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これからは植物たちにとって過ごしやすい季節になるのでしょうね。インパチェンスやハーブの育ち具合を見ながら、冬の準備も少しずつ進めてゆこうと思います。

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             9月29日撮影

9月のベランダガーデニング 2020年09月21日

夏の間に育てた野菜や花に代わり植物を植え替えました。プランターブロックマーガレットにはトマトやナスに代わりハーブのバジルを植えました。

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      カスケードブロックフローラにはヒメジオンとペンタスを植えました。

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平面に置いたフローラではプレクトランサス属のCervezan Limeが育ち続けています。9月21日撮影

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保水性のあるガーデンクリートで作られたプランターブロックは通気性も良く、必要最小限の水分で植物を育てます。ブロックの穴に根鉢を挿入するだけなので植え替えも簡単で土ぼこりでベランダを汚すこともありません。関連サイト:ガーデンクリート三姉妹  お買い求めは:三佐和オンラインショッピング

メンテナンスの継続性 2020年09月12日

ネットのニュースを見ていたら「中国の次なる治水事業スポンジ都市構想」という記事を見つけました。中国でスポンジ都市(海綿城市構想)が始動したのは2015年からのようです。屋上庭園、景色のいい湿地公園、浸透性の舗装、地下貯蔵タンクの活用などが事業化されたようですが、それから5年が経過した現在、事業化された屋上庭園などは荒廃しているようです。詳しくは記事をご覧いただくとして私なりの意見を述べさせていただきたいと思います。

P9070011.JPG透水性コンクリートと緑化コンクリートの開発と事業化を目指して会社を設立して以来、コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京を舞台にして試行錯誤を続けながら現在に至っています。様々な経験を積み重ねた中で、ヒートアイランド東京の厳しい自然環境で製品システムの継続性を如何に維持するかが重要なポイントであることがわかりました。製品のメンテナンスの継続性が大事だということですね。

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東京都台東区にあります浅草寺様の境内をブミコン舗装させていただき12年が経過しました。これまで舗装させていただいた延べ面積は約10,000㎡に及びます。ブミコンで境内を舗装した後も浅草寺様では、境内を訪れた皆さんが快適に歩行できるように常に監理、散水、掃除、などのメンテナンスをしてくださり今日に至っています。今年は境内の排水システムの改修に伴いブミコンも再鋪装させていただいています。

P9080005.JPGまたコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京では、屋上や壁面で植物を育てるには灌水の継続性が必須条件です。東京で植物を育てるということは砂漠で植物を育てるようなものです。年間降水量の数値でみると東京は砂漠よりも多いですが、当社で開発した緑化基盤と灌水システムの組み合わせは、東京の年間降水量を有効に利用しながら必要最小限の灌水量で植物を育てます。下の写真は浅草寺様境内に設置されたフローラカスケードでインパチェンスやハーブなどを育てている様子です。9月11日撮影

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冒頭で紹介した中国の事例は構想が事業化された後にメンテナンスが滞ったことで、荒廃した現状をもたらしたということですね。いかに夢のある構想を描いても、それを実現させた後に地道なメンテナンスの継続性が保たれなければ夢は砂上の楼閣に終わってしまうという教訓です。

8月のフローラカスケード 2020年08月11日

今年の東京は8月に入り梅雨が明けたと同時に気温が急に高くなってきました。そのなかでフローラカスケードの壁面ではインパチェンスがが気持ちよさそうに咲いていました。

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フローラカスケードでは一日三回灌水を行っていますが、灌水量と気温のバランスが良いようでゼラニウムやミントも元気です。

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フローラカスケードの壁面は風通しも良く、水と空気と光がうまく調和された環境が形成されているようですね。

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                  8月11日撮影

7月のフローラカスケード 2020年07月20日

七月も下旬を迎えていますが東京はまだ梅雨が明けていません。今年の梅雨は気温も低くしのぎやすい気候ですが、浅草寺様境内のフローラカスケードではインパチエンスやハーブが元気です。

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カスケードブロックは壁面で植物を育てられるので地植えよりも風通しが良く、インパチェンスがフローラカスケード全体に膨らみを持ちながら育っています。

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背丈の伸びたミントは剪定して大田区産業プラザPIOや新宿事務所のカスケードブロックに移植しました。

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今年の梅雨は雨が多かったのでフローラカスケードの植物たちの育ちも良いようです。東京ももう少しで梅雨が明けそうですね。本格的な夏を迎えても植物が元気に育つように、灌水に気を配りながら、施肥と剪定のメンテナンスを続けてゆこうと思います。7月20日撮影

ガーデンクリート三姉妹 2020年06月03日

土壌代替基材ガーデンクリートでできた3つのタイプのブロックを紹介したサイトがアップされました。フロントページ緑化コンクリートに興味のある方へのサイトからもご覧いただけます。ガーデンクリート三姉妹

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ヒルダ ヒルダは30cmx30cmx4cmの寸法の緑化ブロックです。通気性と保水性に優れた軽量緑化基盤です。当社オリジナルの灌水システム「お水番」と組み合わせることで自然灌水をしながら植物を種や苗から育てることができます。IMG_2658.JPG

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フローラ フローラは30cmx30cmx6cmのブロックに直径9cmの穴が4個、または3個空いたカスケードブロックです。ブロックを立てて立面で様々な植物を育てます。

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マーガレット マーガレットは15cmx30cmx6cmのブロックに直径9cmの穴が2個空いたタイプと30cmx30cmx6cmのブロックに直径9cmの穴が4個空いたプランターブロックです。テラスやベランダに置いて様々な植物を育てます。

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皆さんもガーデンクリート三姉妹でベランダやテラスそして室内で様々な植物を育ててみてはいかがですか?お買い求めは三佐和オンラインショッピングから

6月のフローラカスケード 2020年06月01日

浅草寺様境内に設置されたフローラカスケードにインパチェンスやハーブを植えて一週間が経ちました。。六月の雨に濡れて植物たちは立面の環境に慣れ始めたようです。

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先のブログで、人間が生活する都市環境で植物を育てるにはメンテナンスの継続が重要であることをお話ししました。Garden Cityの問題点 ガーデンクリートを使用してコンクリートやアスファルトの上で植物を育ててみて、一番大事なメンテナンスは灌水の継続であると思います。フローラカスケードではカスケードブロックの上にドリップチューブを這わせて灌水をしています。

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植物の剪定や施肥も植物を育てるには大事なメンテナンスです。下の写真のように、フローラカスケードではゼラニウムが元気です。花が咲いているのでどのタイミングで剪定するか迷いますが今月中にはすっきりさせてあげようと思います。

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フローラカスケードでは三週間に一度の割合で、霧吹きに入れた水肥を水鉄砲の要領でカスケードブロックの穴にめがけて散布します。保水性と通気性に優れたカスケードブロックで育つ植物に、定期的に肥料を与えることで植物は元気に育ち続けます。

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                 6月1日撮影

フローラカスケードの植え替え 2020年05月25日

浅草寺様境内に設置されたフローラカスケードの植物の植え替えを行いました。昨年の秋からカスケードブロックの穴の中で7ヶ月ほど咲き続けたビオラに代わり夏の花はインパチェンスです。

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インパチェンスは南アフリカ原産の一年草で日陰でも育ちやすい花です。浅草寺様のフローラカスケードは大イチョウの下にあるので、夏の間は日陰になりやすくインパチェンスは最適な花ですね。

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インパチェンスに囲まれたハーブコーナーでは2年前に植えたゼラニウムやミントが元気に3回目の初夏を迎えています。今回は2年ぶりにローズマリーやゴールデンレモンタイムなどのミックスハーブの苗を追加で植えました。

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東京もしばらくすると梅雨を迎えます。水はけのよいフローラカスケードで植え替えした植物にとり、雨に恵まれた梅雨は良好な環境です。そのうち伸びたゼラニウムやミントを剪定して挿し木しようと思います。5月25日撮影

根を養えば樹は自ら育つ 2020年05月05日

「根を養えば樹は自ら育つ」朝、散歩をしていたら家のそばのお寺の山門で見つけました。私の仕事のテーマを一言で現す素晴らしい言葉です。IMG_2122 (002).jpgコンクリートやアスファルトに覆われたヒートアイランド東京で軽石を石灰系固化材で固めた土壌代替基材ガーデンクリートと灌水システムを組み合わせて様々な植物を育てて10年以上が経過しました。

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これまでの経験からヒートアイランド東京で植物を元気に育てるには、植物の根に水や空気を供給し続ける環境を作る事が必要であることがわかりました。

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ガーデンクリート植物栽培システムは、「根を養えば樹は自ら育つ」環境を作ります。

関連ブログ:植物植栽装置OASIS カスケードブロック お水番

5月のフローラカスケード 2020年05月01日

五月に入り東京は気温も上がり初夏の気候になりました。浅草寺様境内のビオラは黄色や紫の花を咲かせ続けています。

P5010019.JPG     アブラナの花が終わり種を付けました。種を搾ると菜種油ができるのでしょうか?

P5010017.JPG今年もまたぜゼラニウムがピンク色の花を咲かせ始めました。ゼラニウムはたくましい植物です。一年を通してフローラカスケードで元気に育ち続けています。

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植物たちは人間の都合などに関係なく成長を続けます。連休が明けたら剪定しようと思います。

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                 5月1日撮影

4月のフローラカスケード 2020年04月05日

浅草寺様境内のフローラカスケードでは明るい春の日差しを浴びてビオラが咲いていました。

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   ここにきてビオラがカスケードブロックに密集して育ち立体感が出てきたようです。

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               4月4日撮影

3月のフローラカスケード 2020年03月11日

浅草寺様境内のフローラカスケードでは暖かい日差しを浴びて植物たちが元気に育っていました。特に9月に種から植えたアブラナやルッコラがこの一月の間に驚くほど成長しました。前にもお話ししましたがカスケードcascadeは小滝を表す英語です。フローラカスケードは植物が水が小滝から下に向かって流れるイメージからつけた名前ですが、アブラナやルッコラはご覧のように光に向かって上に伸びていますね。直径9cm,深さ6cmの土の中からよくここまで大きく育ったものです。

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ビオラも暖かい光を浴びてきれいに咲いてきました。5月ごろまで元気に咲き続けることと思います。

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立面という空間で花や野菜ハーブが平然として育つ姿を見ていると改めて植物たちの生命力の強さとたくましさを感じます。

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                3月11日撮影

カスケードブロックによる植物の栽培記録 2020年02月27日

カスケードブロックによる植物の栽培記録のサイトがアップされました。ホームページトップの資料ダウンロードからご覧いただけます。(表記内容が変わっていなければCtrlキーとF5キーを同時に押して再読み込みを行ってください。)

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カスケードブロックは土に似た性質をしていますが、飛散することなくほこりが立ちません。テラスやベランダで根鉢の土とカスケードブロックだけで植物を育てます。

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カスケードブロックは穴に挿入された根鉢に水や空気を直接供給するので植物が元気に育ちます。

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カスケードブロックは立面で花や野菜、ハーブやイチゴなどを育てることができます。下の写真はルッコラを種から育てて半年ほどたった様子です。

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カスケードブロックは立面で植物を育てられるので空間を有効に利用できます。狭いスペースでも多くの花が育てられます。

P3200041234.jpgカスケードCascadeは小滝を意味する英語です。カスケードブロックから植物が小滝のように流れながら育つイメージを表現しました。

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カスケードブロックを積み重ねたフローラカスケード(植物の小滝)では花やハーブ、野菜などが元気に育っています。水は上から下に流れますが植物は光を求めて上に伸びるようですね。 浅草寺様境内2月27日撮影

2月のフローラカスケード 2020年02月13日

1月にビオラを植え替えて3週間ほどが経過しました。真冬に植えたビオラも日当たりのよい場所に設置されたカスケードブロックの上で元気よく育ってきました。フローラは植物、カスケードは小滝を意味する英語です。フローラカスケードは植物がカスケードブロックの穴から小滝のように流れる姿をイメージしました。滝の水は下に向けて流れますが、フローラカスケードのビオラたちは太陽の光を求めて上に向けて育ち始めました。

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フローラカスケードは立面で様々な植物を育てます。最初は花の苗からの育成が始まりましたが、昨年からは野菜を種から育てています。

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昨年の春に植えたゼラニウムなどのハーブが大きく育ちたち、フローラカスケードの壁面から滝が流れるように育っています。

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                       2月12日撮影

ヒートアイランドにオアシスを  2020年02月03日

地球温暖化を緩和するためにCo2をはじめとする温室効果ガスの排出を規制する運動が世界規模で行われています。その中で当社の製品開発のテーマはコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われた地表や壁面で植物を育てて保水率を高めヒートアイランド現象を緩和して体感温度を下げたり、植物と共生することで人々が癒される環境を身近に作ることです。そのためにヒートアイランド東京で、当社で開発した土壌代替機材ガーデンクリートと灌水システムを組み合わせて、一年を通して様々な植物を育てる経験を積み重ねてきました。写真は浅草寺様の境内に設置されたフローラカスケードです。穴の開いたカスケードブロックと灌水システムの組み合わせで、ビオラやニチニチソウ、インパチェンスなどの花や、イチゴ、野菜、ハーブなどを丸5年かけて育ててきました。2020年2月3日撮影 関連ブログ:フローラカスケード

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これまでの活動を一言で表現すると「コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドにオアシスを」ということになります。私が想定しているオアシスとはヒートアイランド都市の中で生活をしている人々の身近に植物が育つ空間です。そのためにコンクリートやアスファルトの上で植物を育てるガーデンクリートを開発しました。ガーデンクリートは保水性と通気性に優れ性質が土に似ています。しかも固化しているので土のように飛散することなくコンクリートやアスファルトの上に植物が育つ空間ができます。IMG_0990 (002).jpgまたコンクリートやアスファルトの上で植物を育てるためには水の供給の継続性が求められます。そこで開発されたのが自然灌水システム「お水番」です。お水番の原理は毛細現象の働きを利用して植物の根に直接水を供給することです。ガーデンクリートと自然灌水システムお水番を組み合わせて、コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドに無数の緑のオアシスを作り人々が癒されるか空間をご提供することが当社の目的です。関連ブログ:大田区産業プラザ6Fテラス

P2030022.JPGPIOのテラスに設置されたガーデンクリートとお水番の組み合わせで、試行錯誤を繰り返しながら西洋芝を10年以上にわたって育てています。2020年2月3日撮影

1月のフローラカスケード 2020年01月23日

浅草寺様境内のフローラカスケードで8月から咲き続けてきたインパチェンスもようやく花が終わり、初夏にむけてビオラを植えることにしました。例年であればビオラの植え替えは10月下旬に行うのですが、インパチェンスの花が長く咲き続けたことと、温暖な気候のおかげで、初めて年をまたぎ花の植え替えを行いました。

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ゼラニウムやミントなどのハーブ類は1月の下旬になっても元気です。9月に種をまいた野菜やルッコラも大きく育っていました。

P1230008.JPGミックスベジタブルの種から育てた野菜がおいしそうです。フローラカスケードで花やハーブ、イチゴのほかに野菜も育てられることがわかりました。

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これからまだ寒い日が続きますが1月に植えたビオラが春から初夏に向けてフローラカスケードの上でどのように育ってゆくのか観察してゆこうと思います。

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                       1月23日撮影

12月のフローラカスケード 2019年12月12日

今日の東京は暖かい陽気です。浅草寺様境内のフローラカスケードも植物の植え替えのタイミングをつかむことができません。夏に植えたインパチェンスはネットで調べると熱帯アフリカ原産の常緑多年草(春蒔き一年草扱い)と紹介されていました。おそらく熱帯では多年草だが日本の気候では1年で命を終えるという説明なんでしょうね?フローラカスケードで育てているインパチェンスは花は盛りを過ぎ葉の色は褪せてきましたがましたが、葉や茎、根はまだ生きています。この状態で植え替えるのは忍び難く、もう少し様子を見ようと思います。

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夏に植えたミックスベジタブルの種はしっかり成長してフローラカスケードは野菜畑の様相を呈してきました。

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同じくミントやゼラニウム、ローズマリーなどのハーブも元気でこちらは立面で育つハーブガーデンです。

PC120125.JPGフローラカスケードは横90cm高さ30cm厚み6㎝のカスケードブロックを3段に重ね、最上部からドリップチューブで灌水する仕組みです。立面で育てるので植物たちへの日当たりはよく、カスケードブロックの穴に適時灌水される水と空気が植物の根にバランスよく供給され、花や野菜、ハーブなど様々な植物が一年を通し咲き続けます。

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それにしても今年の東京、そして日本の気候は一年を通して劇的に変動してきました。これから本格的な冬を迎えどのような気候になってゆくのか見守ってゆこうと思います。

PC120138.JPG                           12月12日撮影

11月のフローラカスケード 2019年11月28日

東京は11月も終わりを迎え、浅草寺様境内は初冬の雨の冷たさに包まれていました。その中でフローラカスケードではインパチェンス、ニチニチソウ、ビオラ、そしてハーブなどの植物たちが寒さに耐えているようでした。

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浅草寺様のフローラカスケードでは10月下旬から11月の上旬にかけて夏の花から秋から冬にかけての花に衣替えするのですが、今年の秋は暖かかったせいかご覧の通り夏の花のニチニチソウと冬の花ビオラがまだ入り混じって咲いています。

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ゼラニウムやミントなどのハーブ類もカスケードブロックの上で、寒さに負けず元気です。先のブログでもお話ししましたが、カスケードブロックの通気性と保水性が植物が育つのに重要な役割を果たす根を活性化しているようですね。そして立面で植物を育てるフローラカスケードが太陽光を植物に当たりやすいようにしているのも植物が元気な一因ではないでしょうか?

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このような中でフローラカスケードの植物たちを衣替えするのは忍び難く、成長の限界まで見守ろうと思います。11月28日撮影

10月のフローラカスケード 2019年10月30日

今年の東京は秋になっても気温が高めのようで、浅草寺様境内のフローラカスケードに植えているインパチエンスやニチニチソウ、ハーブ等が、まだまだ元気に咲き続けています。

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9月の中旬に試しにミックスベジタブルの種をカスケードブロックの穴の土に蒔いたのですが、一月半ほどで食べられるぐらいに成長しました。

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          ミントも紅茶に入れて香りを楽しめるほど立派に育ちました。

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例年であればそろそろ秋から冬にかけての花であるビオラに植え替えるのですが、まだまだフローラカスケードで育つ植物たちは元気なので、植え替えの時期を延ばそうと思います。

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                   10月30日撮影

9月のフローラカスケード 2019年09月25日

   秋分を過ぎて浅草寺様境内のフローラカスケードではインパチェンスが満開でした。

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          ゼラニウムやミントなどのハーブも元気でした。

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空気もさわやかに境内では秋の気配が漂いがただよいはじめました。9月25日撮影

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ガーデンクリート植物栽培システムによるイチゴの栽培記録 2019年06月26日

ガーデンクリート植物栽培システムによるイチゴの栽培記録のサイトがホームページにアップされました。昨年の11月から都内の数か所の場所で3つの栽培システムでイチゴを育てた観察記録です。

P1430081 (1).jpgイチゴ栽培はフローラカスケード、カスケードブロック、緑化ブロックを使用して屋外で行いました。手作りフラワーポッドによる栽培は室内で行いました。ヒートアイランド東京の冬はやや暖かいとはいえ屋外でのイチゴ栽培でしたが、冬から春に向けて都内各地のガーデンクリートの上でイチゴの苗は花を咲かせ小さな実を付けました。

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イチゴはガーデンクリート植物栽培システムの上で適度に光が当たり、灌水が継続的に行われれば冬でも都内の屋外の環境で育つということがわかりました。

P1430683.JPGフローラカスケードでは立面に建てたカスケードブロックの穴に挿入されたイチゴの苗がライナーを伸ばし育つことがわかりました。写真は台東区浅草にあります浅草寺様境内に設置されているフローラカスケードの上でイチゴの苗を挿入し、花が咲き実を付けて行く写真です。

6月のフローラカスケード 2019年06月07日

今週は浅草寺様境内に設置したフローラカスケードの花の植え替えを行いました。昨年の11月の初旬に植えたビオラに代わり夏の主役は今年もニチニチソウです。ニチニチソウは英語名Madagascar Perwinkleアフリカ大陸の東にあるマダガスカル島が原産のキョウチクトウ科の一年草です。夏から秋にかけてフローラカスケードのステージをにぎわせてくれることでしょうね。

P1440077.JPG昨年の7月に大田区産業プラザPIOのテラスから移植したローズマリーもフローラカスケードにしっかり活着して、元気に育っています。

P1440081.JPGイチゴの苗もまだフローラカスケードで実を成らせています。時々トリやヒトが実をつまんでいるようです。

P1440084.JPGヒートアイランド東京も梅雨に入りました。これから雨と湿度、気温に恵まれた環境の中で熱帯の植物ニチニチソウやハーブたちがどのように育ってゆくのか見守ってゆこうと思います。P1440076.JPG

関連ブログ:カスケードブロック イチゴの成長記録 6月7日撮影

5月のフローラカスケード 2019年05月21日

5月に入るとフローラカスケードのビオラも咲き終えるのですが今年はまだ元気に咲いています。例年であれば三社祭が終わった後に夏の花の植え替えを行うのですが、今年はもう少しビオラの花を楽しみたいと思います。

P1430691.JPGフローラカスケードで育つハーブたちも5月に入りまる一年が経過しました。ローズゼラニウムがピンク色の花を咲かせ始めました。

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ミントやゼラニウム、ローズマリーなどがカスケードブロックを覆うように伸びてきました。

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これから夏に向けてハーブたちはますます元気に育ってゆくことでしょうね。5月20日撮影

5月のイチゴ 2019年05月20日

昨年の11月の中旬から都内各地の屋外でガーデンクリートやカスケードブロック、手作りフラワーポットで育ててきたイチゴが半年がたち無事に実を結びました。浅草寺様境内のフローラカスケードではイチゴがカスケードブロックにぶら下がりながら赤い実を付けました。5月20日撮影

 P1430703.JPG手作りフラワーポッドのイチゴの実も食べごろです。5月14日撮影

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大田区産業プラザPIOのテラスの野菜フィールドで育てたイチゴも赤い実を付けました。5月13日撮影

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日の当たりにくい新宿事務所のカスケードブロックで、立面で育てたイチゴも小さな赤い実を付けました。5月20日撮影

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実を収穫した後も、当分の間はイチゴの生育の様子も観察してゆこうと思います。

4月のフローラカスケード 2019年04月26日

4月も終わりを迎え浅草寺様境内に設置されたフローラカスケードの植物たちも元気に育っています。今年の東京の気温は低く昨年の10月の終わりに植えたビオラがまだよく咲いています。

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ここに来てハーブの色も深みを増してきました。ミントやローズマリー、ゼラニウムなどのハーブ類も春の訪れとともに動きが活発になるようですね。

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イチゴも花を咲かせた後は小さな実をつけ始めていました。鳥たちのご馳走になりそうですね。

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これからゴールデンウイークを迎えますが、この間に東京は初夏の気候に代わります。植物たちへの灌水計画も気を付けてゆこうと思います。4月26日撮影

天上天下唯我独尊 2019年04月08日

4月8日は花祭り、お釈迦様の誕生日です。浅草寺様境内でもお釈迦様の立像が置かれ皆さんが頭に甘茶をかけていました。右手で天を、左手で地を指すお釈迦さまの姿は、「天上天下唯我独尊」のポーズとして知られています。その意味は色々あるようで、以前のブログでも紹介しました。花まつり

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私たち生命体は広い宇宙の中で唯一無二の存在です。今、私たちが地球という場(field)に存在しているのも、35億年以上に及ぶ生命体の活動の継続があるからですね。天上天下唯我独尊という言葉は、地球に生存する生命体すべてにあてはまる言葉です。

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フローラカスケードでは今年も花祭りに合わせてビオラが美しい花を咲かせています。ビオラも毎日、太陽からの光を浴び水分を吸収しながら命をつなぐ活動を続ける生命体の一つです。そしてフローラカスケードはビオラの活動を根から支えています。4月8日撮影

3月のフローラカスケード 2019年03月26日
  3月も終わりを迎え浅草寺様境内のフローラカスケードも春の雰囲気に包まれていました。
                              ビオラが元気です。
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フローラカスケードはカスケードブロックを立て、立面で様々な植物を育てます。カスケードブロックは天然の軽石を石灰系固化材BGパウダーで固めたもので耐候性に優れ、候紫外線や、直射日光、水に晒されても劣化することはありません。屋外で長期にわたり植物の生育を支えます。
水はカスケードブロックの上にドリップチューブを這わせて上から下に向けて灌水します。
さらにドリップチューブの下には灌水クロスが敷かれていて水の分散性を高めます。
システムレイアウトをご参照ください。
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       ハーブたちも春になり葉が大きくなり緑色も濃くなってきたようです。
P3260293.JPGカスケードのイチゴたちも白い花を咲かせています。露地のイチゴが出来るのが楽しみです。
P3260289.JPG 今年も宝蔵門前の枝垂桜が綺麗に咲きました。あと二週間すると境内では花祭りが行われます。
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                                                                3月26日撮影


3月のイチゴ 2019年03月12日
3月も半ばを迎え気温も少しづつ高くなってきました。都内の数か所で育てているイチゴにも変化が見られるようになりました。
浅草寺様境内のフローラカスケードで育てているイチゴの黄色い花たくの周りには、ひょろっと伸びたおしべがめしべを囲み、受粉すると花たくは最初は白くやがて赤く色が変わり果実になります。
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日当たりの良い室内で手作りフラワーポッドで育てているイチゴは、白から赤い実に変わりつつあります。

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PIOのテラスのお水番で育てているイチゴはまだ日が当たる時間が短いので花は咲いていませんが、葉は大きくなってきました。
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新宿事務所でカスケードブロックで育てているイチゴは、一月ほど前に日当たりが良くなるようにカスケードブロックを立面にしたところ、葉が元気になりました。
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ガーデンクリート植物栽培システムはイチゴを育てる舞台装置として主役のイチゴの成長を支えます。これから気温が高くなるにつれて屋外で育てているイチゴたちも、大きく育ってくれることを期待します。3月12日撮影
植物栽培システムの技術移転情報 2019年03月01日
土の性質をした土壌代替基材「ガーデンクリート」を用いた植物栽培システムの技術移転情報が
りそな中小企業振興財団様のサイトで紹介されました。 りそな中小企業振興財団技術移転情報

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ガーデンクリート植物栽培システムは東京を中心とした10年以上にわたる緑化の経験から作りだされた植物栽培システムです。
コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドの様々な場所を手軽に
緑のオアシスに造り変えます。  関連ブログ:ガーデンクリート植物栽培システム
2月のフローラカスケード 2019年02月26日
昨年の秋にフローラカスケードにビオラやイチゴを植えてから4か月が経過しました。同じく昨年の夏に数種類のハーブを植えてから8か月が過ぎました。東京は冬から春へ気候が変わってきましたが、ビオラやイチゴは元気に花を咲かせ続けています。
P2270016.JPG   ローズマリーやミント、そしてゼラニウムなどのハーブ元気にも冬を乗り越えたようです。
P2270025.JPGフローラカスケードの良いところは、自動灌水で継続して灌水されるので水やりの手間がかからないことです。それでも冬の間、二週間に一度はそれぞれのカスケードの穴の土をめがけて霧吹きで水肥を与えました。
P2270028.JPGフローラカスケードは浅草寺様のオオイチョウの下に設置されていて、夏の間はイチョウの葉がフローラカスケードの植物を直射日光から守り、冬になるとイチョウは落葉するので、暖かい冬の陽ざしがフローラカスケードの植物たちに注がれる仕組みになっています。
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立面で育つ直物たちは、午後からの陽ざしを受けながら元気に春を迎えました。2月27日撮影


2月のイチゴ 2019年02月14日
立春を過ぎた東京は春の訪れもま近です。都内の各所で様々な方法で育てているイチゴたちも寒さの中で成長を続けています。 
浅草寺様のフローラカスケードで立面で育てているイチゴは午後になると日が当たる環境ですが、白い花を咲かせました。
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大田区産業プラザPIO6Fのテラスでお水番方式の植物栽培システムで育てているイチゴは、周囲が壁に囲まれていて、まだ太陽の角度が低く直射日光はあたらないのですが赤い花を咲かせていました。
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新宿事務所のテラスでカスケードブロックで育てているイチゴは、日当たりが良くない環境でも、寒さに耐えながら少しずつ大きくなってきたようです。
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少しでも日の当たりが良くなるようにカスケードブロックを立ててイチゴを育てることにしました。
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唯一、室内で手作りフラワーポッドで育てているイチゴは、室温が15度以上、そして毎日朝日を浴びる環境で大きく育ち白い花を付けました。イチゴの実を大きくするには花を咲かせる前の蕾の段階で間引きすると良いようですが、イチゴの育つ様子を観察しているので間引きするつもりはありません。
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東京はまだ寒い日が続いていますが、来週になると寒さも少し緩むようです。屋外で寒さに耐えながら生育しているイチゴたちも、本格的に活動する日が近づいています。2月14日撮影

ガーデンクリート植物栽培システム 2019年02月04日
「ガーデンクリート植物栽培システム」のPDFがバージョンアップされました。
ホームページの資料ダウンロードからもご覧いただけます。ガーデンクリート植物栽培システム
ガーデンクリートは土よりも固く、水分や空気を取り込む空隙は有機土壌並みの性質をしていて、アスファルトやコンクリートの上に直接施工して植物を育てたり、狭い土地でも立面で植物を育てることが出来る土壌代替基材です。 ガーデンクリートの上に灌水クロスを敷き土を薄く(1㎝程)載せてホウレンソウを種から育てます。
P11000581.JPGコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京の様々な場所でガーデンクリートを使用して植物を育てて10年以上が経過しました。そして都市環境への負荷を押えるためにガーデンクリートの厚みを薄層(平面3cmから4cm 立面6cm)にして様々な植物を継続して育てることが可能になりました。
    穴の開いたカスケードブロックにビオラを挿入して立面で育てます。フローラカスケード
P41300501.JPG薄層緑化基盤で植物を育てるための大きな課題は安定した灌水の継続ですが、自動灌水システムを組み合わせることで、一年を通して安心して様々な植物を育てることができます。
       カスケードブロックを平面に置き穴に菖蒲やイネの苗を挿入して育てます。
P61400081.JPGガーデンクリート植物栽培システムのパンフレットを差し上げます。webフォームによるお問い合わせ
から「パンフレット希望」とご記入の上お申し込みください。


Gardencrete Plant Cultivation System 2019年01月15日
ガーデンクリート植物栽培システムの英語版パワーポイントがPDFでご覧いただけます。ホームページ資料ダウンロードEnglishからもアップできます。

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1月のイチゴ 2019年01月11日
浅草寺様の境内で昨年の12月に白い花を咲かせていたイチゴが寒い中で可愛らしい実を付けました。2年前に育てたイチゴのライナーがカスケードブロックに活着したイチゴです。自力で分岐してライナーをのばし根を活着させて花を咲かせて実を結ぶイチゴに、自然に立ち向かうしぶとさを感じます。  1月8日撮影
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新宿事務所では室内で手作りフラワーポッドに植えたイチゴを育てていますが、15度から20度前後の環境で安心しているようにみえます。
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PIOのテラスのお水番の上ではイチゴが寒さに耐えながら静かにエネルギーを蓄えているようです。
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屋外と室内、立面と平面という異なった環境でイチゴを育てていますが、これからもてヒートアイランド東京で寒さに負けることなく力を蓄えながら春の準備をしてもらいたいと思います。1月11日撮影
12月のイチゴ 2018年12月26日
12月も終わりを迎えヒートアイランド東京の気温も下がってきました。浅草寺様のフローラカスケードに植えたイチゴがも寒さをしのいでいるようです。12月25日撮影
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大田区産業プラザPIOのお水番の上で育っているイチゴは、冬至で太陽の角度が低く日のあたらない環境で、じっと寒さに耐えているような気がします。12月26日撮影
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新宿事務所のベランダのカスケードブロックで育てているイチゴも、植えてから2ヶ月が経過してカスケードブロックの環境になじんできました。
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今月から手作りフラワーポッドで育てているイチゴの鉢を一つ室内で育ててみることにしました。事務所の室内の気温は大体15度から20度の間です。温室に似た環境でイチゴがどのように育つのか見守りたいと思います。
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                                                            12月26日撮影
12月のフローラカスケード 2018年12月05日
12月に入りました。10月31日に植えたビオラの花が大きくなってきたようです。暖かい日が続いたせいでしょうかハーブやイチゴたちも元気です。
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2年前に植えたイチゴのライナーが伸びてカスケードブロックに直接根を下ろし花を咲かせていました。
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浅草寺様から許可を得て、カタカナ、漢字、ローマ字表記のラベルを張らさせていただいています。フローラカスケードの意味はフローラが植物、カスケードが小瀧を表します。カスケードブロックから植物が小瀧のように流れ出るイメージを現わしました。登録第5785756号
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ミントやローズマリー、ゼラニウムなどのハーブがカスケードブロックから垂れ下がりながら成長しています。
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フローラカスケードは立面で植物を育てるので日の当たる場所では太陽からの光を十分浴びることが出来ます。浅草寺様のフローラカスケードは西に向いているので午後からは光が充分当たります。
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暖かい日が続いた東京も今晩から寒気が下りてきて本格的な冬を迎えます。冬の寒さの中で植物たちが暖かい光を浴びながら成長を続けてくれることを祈ります。 12月5日撮影
11月のイチゴ 2018年11月29日
11月から都内の三か所でイチゴを苗から育て始めました。育て方はフローラカスケードに苗を植えて石垣イチゴのように壁面で育てる方法、緑化ブロックと自然灌水システムお水番を組み合わせた上に苗を植える方法、カスケードブロックを平面に敷いて穴に苗を植える方法、そして手作りフラワーポッドに苗を植えて育てる4通りです。育てる場所は台東区浅草にあります浅草寺様に設置されているフローラカスケード、大田区南蒲田にあります大田区産業プラザPIOのテラスに設置された野菜フィールド、そして新宿事務所のベランダを利用します。
イチゴの苗の品種は浅草寺様のフローラカスケードが章姫とトヨノカ、PIOのテラスのイチゴはDel Monteの大粒いちごとサントリーのローズベリーレッド、新宿事務所のベランダのイチゴがサチノカとアイベリーです。
台東区浅草の浅草寺様に設置されたフローラカスケードにイチゴの苗を植えました。
浅草寺様のフローラカスケードは西向きで冬の間はおおイチョウの葉が落ちて日当たりの良い環境です。11月30日撮影
P1430081.JPG大田区南蒲田あります大田区産業プラザPIOの6Fテラスに設置されたガーデンクリートと自然灌水システムお水番を組み合わせた野菜フィールドに植えたイチゴの苗
PIOのテラスは四方が壁に囲まれて冬の間は日の当たる時間が限られます。 11月28日撮影
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新宿事務所のベランダに並べたカスケードブロックと手作りフりフラワーポッドに植えたイチゴの苗
新宿事務所のベランダは西向きでお昼過ぎに少しの間太陽がベランダを照らします。11月29日撮影
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イチゴの品種、育てる場所と方法がそれぞれ異なる環境でこれからイチゴがどのように育ってゆくのか見守ってゆこうと思います。

11月のフローラカスケード 2018年11月05日
夏の間フローラカスケードで咲き続けてきたニチニチソウに代わりビオラが登場しました。ハーブが咲き続けているのでビオラはフローラカスケードの左右の端の面に植えました。
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  夏の間に大田区産業プラザPIOから移植したラベンダーが根付き紫色の花を咲かせています。
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          バジルも大きく伸びて白い花を咲かせています。
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ヒートアイランド東京もこれから気温が下がってゆきますが秋から冬、春にかけての主役であるビオラやハーブたちがどのように冬を過ごすのか見守ってゆこうと思います。
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                   11月5日撮影
        イチゴの苗(章姫,トヨノカ)をカスケードブロックに植えました。
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      カスケードブロックに活着したイチゴが白い花を咲かせています。
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                                                     11月8日撮影
9月のフローラカスケード 2018年09月06日
浅草寺様の境内に設置されたフローラカスケードの植物たちも何とか猛暑を乗り切ったようです。
日当たりの良い場所に植えたニチニチソウは今花盛りです。
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         同じく日当たりの良い場所に植えたバジルが大きく伸びました。
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                            大イチョウの後ろのハーブたちからは良い香りが漂っています。
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         もう少し涼しくなったら、またイチゴを植えてみようと思います。
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                                                                  9月6日撮影
7月のフローラカスケード 2018年07月25日
7月の東京は気温が高く雨も2週間ほど降っていません。その中で浅草寺様境内のフローラカスケードでは1日当たりおよそ10㍑/m2の灌水量でハーブを育てています。カスケードブロックの1穴当たりの灌水量はおよそ200cc/日です。この灌水量は従来の夏の灌水量の5割増しほどの水量ですが、これからの植物の状態や気温の推移を見ながら調整して行こうと思います。
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今月は断水で一時的に灌水が止まった事がありました。その中でたくましく生き続けたのはローズマリー、ミント、タイム、ゼラニウムなどでした。  ローズマリー
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                                                                ミント
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ジャーマンカモマイルは断水で枯れましたが、ニチニチソウでその穴埋めをしました。浅草寺様のフローラカスケードではタイプの違うカスケードブロックが数種類設置されているのですが、断水を通してそれぞれのブロックの機能と特徴が良く分かりました。

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東京の気温もようやく落ち着いてきたようですが、まだまだ本格的な夏の気候は続きます。これからもヒートアイランド東京の夏を乗り切るために、植物たちへの継続的な給水活動を注意深く続けて行こうとおもいます。
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                                                                      7月25日撮影

6月のフローラカスケード 2018年06月21日
6月にはいり浅草寺様境内のフローラカスケードに植えたハーブも一月が経過しました。ハーブたちは日増しに大きく育ってきているようです。
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新宿事務所から移植したイチゴも順調に育っています。イチゴは地面を這わすよりも石垣イチゴのように、上から垂らすほうが良いのでしょうか?今後の推移を見守ろうと思います。
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大銀杏の下に設置されているフローラカスケードの前では毎日地元の皆さんが植物の成長を見守ってくださっています。この場所は夏の間は日陰になりハーブの香りに包まれた憩いの場になるのでしょうね。
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                     6月19日撮影
5月のフローラカスケード 2018年05月24日
浅草寺様境内のフローラカスケードで昨年の10月から咲き続けてきたビオラもひと段落を終えて、これから夏に向けてハーブガーデンに衣替えすることにしました。フローラカスケードにやってきたハーブはジャーマンカモマイル、ローズマリー、フォックスリータイム、ゴールデンレモンタイム、ペパーミント、パイナップルミント、アップルミント、クロリンダゼラニュームです。
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総数約170のハーブがフローラカスケードに勢ぞろいしましたが、あたり一面にハーブの良い香りが漂い始めました。
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昨年の秋までフローラカスケードで育ち、冬から春にかけては新宿事務所のカスケードブロックで平面に育てられたイチゴが半年ぶりに浅草寺様に戻ってきました。再び立面空間で元気育ち続けてもらいたいですね。
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これから夏にかけて境内のてオオイチョウの下では様々なハーブたちが香りのハーモニーを楽しませてくれることと思います。皆さんも是非お立ち寄りください。
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                                                                   5月24日撮影
ガーデンクリート植物成栽培システム 2018年04月25日
ガーデンクリート植物栽培システムのPDF資料がホームページにアップされました。ガーデンクリート植物栽培システム
土の性質をした軽量緑化コンクリート ガーデンクリートと毛細管現象を利用した灌水システムを組み合わせたガーデンクリート植物栽培システムには4つのタイプがあります。

平面システム1ガーデンクリート ガーデンクリートを現場施工する緑化システムです。タイルやコンクリートの上に直接施工することができます。
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                                                平面システム
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                          平面システム1 レイアウト

平面システムレイアウト1.pngのサムネール画像
平面システム2 緑化ブロック 緑化ブロックは移動性に優れ建物テラス、ベランダ、屋上などに敷くだけで容易に緑化基盤が作れます。
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            平面システム2 レイアウト
平面システムレイアウト2.png平面システム3 カスケードブロック カスケードブロックは緑化ブロックに穴が開いていて根に実のなる根菜類を育てます。台の上にのせて野菜を育てることが出来るので、かがむことがなく腰を痛めません。
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             平面システム3 レイアウト
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                                   立面システム     
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立面システムフローラカスケード カスケードブロックを立てて立面で花やイチゴを育てます。立面で使用できるので狭いスペースを活かして植物栽培ができます。家を囲むフェンスとしても利用が可能です。
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                                          立面システム フローラカスケード レイアウト
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今から10年ほど前にコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京で芝生を育てることから始まった緑化プロジェクトですがその後、多くの方々のご協力を得ながら、芝生の他に花や野菜など様々な植物を平面でも立面でも育てる緑化システムが出来ました。特許も取得が出来た植物栽培システムで、これからもヒートアイランド現象に苦しむ都市の緑化を進めてゆこうと思います。


4月のフローラカスケード 2018年04月06日
昨年の10月のはじめに浅草寺様境内に設置されているフローラカスケードにビオラを植えてから6か月が過ぎました。今年の冬の東京は気温が低く大雪にも見舞われましたが、太陽からの暖かい陽ざしを受け続けながらビオラは成長を続け今盛りを迎えています。
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立面で植物を育てるフローラカスケードの良さは、植物全体を横から俯瞰できることです。花の盛りを迎えたビオラがカスケードブロック全面を覆いその美しさに圧倒されます。
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立面で植物を育てる難しさは、いかにして植物全体に水を灌水するかということですね。緑化ブロックと灌水クロスを用いて平面で植物を育てる場合はクロスの水の分散性、そして緑化ブロックの保水性fで水が植物全体に行き渡りますが、立面で植物を育てる場合、水はカスケードブロックの上から下に向かい流れてゆきます。
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カスケードブロックには無数の空隙があるので、上から流れてくる水はこの空隙を伝わり下や横に分散してゆきますが、ブロックの上と下では流れる水量にむらが出来たりします。フローラカスケードではカスケードブロック全体に水がうまく広がるように様々な工夫がなされています。
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4月8日は仏様の誕生をお祝いする灌仏会花祭りです。フローラカスケードのビオラたちも花祭りに合わせて見頃を迎えているようですね。浅草寺様境内では白い象に乗った仏様の立像が皆さんをお迎えします。 4月4日撮影
2月のフローラカスケード 2018年02月21日
一月前の1月22日、東京は大雪に見舞われました。浅草寺様境内のフラワーカスケードも雪に覆われました。立面で植物を育てるメリットは狭い場所でも植物を育てるスペースを広くとることが出来ることですが、デメリットは植物が横に向いて育つので、雪が降ると植物は雪の重みを茎だけで支えなければなりません。 雪が降った翌日のフローラカスケードの様子。1月23日撮影
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雪が溶けても、フローラカスケードのビオラの花しばらくの間うつむき加減に咲いていました。
1月26日撮影
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一月経つと太陽の光を浴びてビオラは再び上を向いて花を咲かせていました。寒い中でも太陽からの直射日光は植物たちに生きる力を与えてくれます。
P2200013.JPG先のブログでもお話しましたが太陽は植物を始め地球上のすべての生命を支えてくれる源ですね。
2月20日撮影 関連ブログ:宇宙万物の根源
1月のフローラカスケード 2018年01月12日
2018年日本列島は寒気に覆われた寒い新年を迎えています。その中で浅草寺様境内のフローラカスケードではマイナス温度の中でビオラが元気に育っていました。
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浅草寺様の境内に緑化ブロックに穴をあけたカスケードブロックで立面で植物を育ててほぼ5年が経ちます。緑化ブロックと灌水システムを組み合わせて立面で植物を育てることは平面で植物を育てる方法と比べて、灌水の水の流れに大きな違いがみられます。
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平面では緑化ブロックを基盤としてその上に灌水クロスを敷き水を水平に分散させることで植物の根に水分を供給しますが、立面では水を上から下に流す方法をとります。緑化ブロックには無数の空隙があるので上から流れる水はこの空隙を伝わりながら分散して下に流れますが、水分をブロック全面に分散させながら供給するためには様々な工夫を蓄積しました。
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そしてこれまでの経験を踏まえながら、立面でも平面でも植物を育てられるカスケードブロックを製品化しました。カスケードブロックで植物を育てる
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ガーデンクリートを原料にしたカスケードブロックは土に近い性質をしていますが固まっているので、いつまでたっても劣化することがありません。マイナス温度であろうと植物たちをしっかり支えながら水分補給を行います。1月12日撮影
12月のフローラカスケード 2017年12月21日
浅草寺様境内、大銀杏の前のフローラカスケードもビオラを植えてから2ヶ月以上が経過しました。明日は冬至ですがビオラは冬の日差しをしっかり浴びて元気に成長を続けています。
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フローラカスケードが設置されている大銀杏の前は、夏の間はイチョウの葉が茂り日陰になります。ベンチで休憩する人々にとっては夏の直射日光がさえぎられるので心地よい環境ですが、フローラカスケードの上で光合成を行う植物たちにとっては、イチョウの葉に太陽光を奪われて、光合成でエネルギーを作り出す効率が少し落ちるようです。
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冬になるとイチョウの葉も全て落葉するので太陽光もフローラカスケードにしっかり当たります。それに伴いビオラも効率よく太陽光を受けて光合成を行い、成長も促進されているようです。
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今年の東京の冬は例年よりも寒いようですが、フローラカスケードで生育しているビオラにとって冬の寒さなどあまり気にならないようです。植物にとっては気温の低さよりも太陽光の当たり具合のほうが生きてゆく環境としてより重要なようですね。
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フローラカスケードの前のベンチは心地よい冬の日差しを浴びて日向ぼっこをするのに最適な環境です。
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                                                                        12月21日撮影
11月のフローラカスケード 2017年11月27日
浅草寺様境内のフローラカスケードもビオラを植えてから一月半が経過しました。ビオラもフローラカスケードの垂直面の環境になれて根も活着して新しい花が咲き続けています。
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フローラカスケードは水平面ではなく垂直面で植物を育てるので狭いスペースでも広い面積で植物を育て楽しむことが出来ます。
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フローラカスケードは、カスケードブロックの上から灌水するので、水がカスケードブロックの空隙を伝わりながら下まで流れます。施肥は月に数回カスケードブロックの穴の部分に霧吹きで水溶性の肥料を吹き付けて植物たちに栄養を与えています。
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フローラカスケードは浅草寺様境内東の大イチョウの前に設置されています。冬になるとイチョウの葉が落ちるので太陽光が良く当たる場所です。冬から春にかけて太陽の光をいっぱい浴びながらビオラがフローラカスケードの上で元気に咲き続けるように見守ってゆこうと思います。11月27日撮影

11月のPIOのテラス 2017年11月01日
11月に入りPIOのテラスも秋が深まってきました。野菜フィールドでは5月に置いたピーマンや内藤トウガラシがまだ実をつけています。
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芝生フィールドの西洋芝も伸びるにつれて灌水量も増えてきました。PIOのテラスの芝生フィールドと野菜フィールドではお水番との組み合わせで底面から植物に灌水するシステムを採用しています。お水番の素晴らしさは植物が必要とする水量に合わせて灌水することです。芝生や野菜も成長して葉を伸ばすにつれて灌水量が増える仕組みです。
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この秋からPIOのテラスではお水番の灌水方法とカスケードブロックを組み合わせた新しいシステムで植物を育てる予定です。カスケードブロックは、穴の開いた部分に植物を根についた土ごと挿入します。残りの面積はガーデンクリートの緑化ブロックが土の役割をするので土の飛散が少なくベランダを汚しません。
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植物の都合に合わせた必要最小限の灌水方法と、必要最小限の土で植物を育てるカスケードブロックを組み合わせることで植物を育てる新たな環境を造ります。
 関連サイト:カスケードブロックで植物を育てる 11月1日撮影


10月のフローラカスケード 2017年10月25日
10月21日の未明、東京を駆け抜けた台風21号の影響で浅草寺様の境内に設置中の緑化壁フローラカスケードのビオラが落ちてはいないか心配しましたが皆無事でした。フローラカスケードの秋から冬、春にかけての主役の花はビオラです。


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今年の夏の東京は雨や曇りの日が続きました。ビオラをはじめ多くの植物たちは気温が低くても丈夫に育ちますが太陽からの光の差し込む量が減ると育ちにも影響が出てくるようです。光の量の多い少ないは植物が光合成で作り出すエネルギー量の指標ですね。
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秋になりフローラカスケードの前の大銀杏も落葉を始めました。これから冬にかけてフローラカスケードは太陽の光を十分取り込むことが出来る環境になります。ビオラが元気に美しい花を咲かせ続けるためにも東京の気候が早く回復してもらいたいものです。
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                                  10月23日撮影関連サイト:フローラカスケード
6月のフローラカスケード 2017年06月08日
東京も梅雨の季節を迎えました。フローラカスケードでは昨年の11月から6ヶ月ほど咲き続けてきたビオラが終わり、これから夏に向けてペチュニアの近縁種であるカリブラコアを育てることにしました。
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カリブラコアは南アメリカ原産のナス科の植物で、もとはペチュニア属に分類されていたのが1825年にメキシコの学者によって新種として新設されたそうです。(HORTI参照)
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カリブラコアの花言葉は「心が和む、心が安らぐ、自然な心」だそうです。素敵な花言葉ですね。
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昨年の6月と11月に植えたイチゴが育ち続けています。成った実は境内を訪れる人や鳥たちが時々つまんでいるようですね。
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ガーデンクリートで作った緑化基盤フローラカスケードの上で新たにやってきたカリブラコアを元気に育ててゆこうと思います。 関連サイトFlora Cascade  6月8日撮影
カスケードブロック 2017年03月23日
土の性質をしたガーデンクリートに植栽用の穴が開いたカスケードブロック。立面や平面、そして室内、室外で様々な植物を育てる楽しみを味わえます。カスケードブロックの穴に植物を挿入するだけで植物が育ちます。植物の根を覆う土も、灌水クロスでくるむので土がベランダなどに流れ出ることがありません。
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カスケードブロックは自立できるのでベランダなどの狭いスペースを有効に利用しながら植物を育てます。

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カスケードブロックは室内でも植物を育てます。胡蝶蘭を植えておしゃれなインテリアにもまりますね。
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浅草寺様の境内でフローラカスケードで植物を育てて3年が立ちました。これからも様々な場所でガーデンクリートやカスケードbロックで植物を育てる環境を作ってゆこうと思ます。
3月のフローラカスケード 2017年03月17日
今日は彼岸の入りです。浅草寺様境内のフローラカスケードのビオラやイチゴも大きくなってきました。
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カスケードブロックは自立出来るので、ベランダ、バルコニーなどの狭いスペースを有効に利用しながら植物を育てる楽しみを味わうことができます。
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土の性質に似たガーデンクリートと植栽用の穴が一体となったカスケードブロックは、穴に植物を挿入するだけで植物が育ちます。穴に挿入する時の植物の土も灌水クロスでくるむのでベランダやバルコニーが土埃で汚れることがありません。
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カスケードブロックは室内でも様々な植物を育てます。胡蝶蘭などを植るとオシャレなインテリアにもなりますね。
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気温も暖かくなりフローラカスケードの上では、様々な植物たちが春の訪れを楽しんでいるようです。
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                                                               3月17日撮影

2月のフローラカスケード 2017年02月22日
二十四節季の雨水も過ぎてフローラカスケードを設置している浅草寺様境内にも春の気配が感じられます。フローラカスケードにビオラとイチゴを植えて3か月が経過しました。
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    ビオラもイチゴも冬の寒さを乗り越えて成長を続けて少しづつですが大きくなってきました。
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あと2週間もすると虫が這いだす啓蟄を迎えます。フローラカスケードで育つ植物を見ていると暑さ寒さに右往左往されない逞しさを感じます。フローラカスケードで植物を育てるのに大事なことは常に適切な灌水を続けることですね。
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                      2月22日撮影
1月のフローラカスケード 2017年01月18日
1月に入り東京都内の気温も下がってきました。フローラカスケードに灌水するドリップチューブからの水も凍りました。         1月16日朝撮影
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              この寒さの中でも虫たちはフローラカスケードの花を目指してやってきているようです。
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フローラカスケードの一番下の段の穴は、上から落ちてくる水がたまりやすく土の保水が過剰になる場合があります。そこで土の代わりにパンジーを断熱材のグラスウールに包んだところ、よく育ってきました。グラスウールの撥水性が水分過剰の環境を調節してパンジーの根に適度な水が供給されているようですね。
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これからまだ寒い日は続きますがフローラカスケードの植物たちは元気に冬を楽しんでいるようです。
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             写真手前の一番下の段に白いパンジーが見えますね。 1月17日撮影
12月のフローラカスケード 2016年12月22日
浅草寺様境内に設置したフローラカスケードにビオラとイチゴを植えてちょうど一か月が過ぎました。ビオラもイチゴもフローラカスケードの立面環境になじんできたようです。
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冬から来年の春にかけて灌水量も冬向けの設定に変更しました。先週のブログでもお話ししましたが植物の根から吸収される水のおよそ98%が蒸散作用に使われるそうです。フローラカスケードではカスケードの上部に設置されたドリップチューブから水がコントロールタイマーを通して自動的に灌水される仕組みです。
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フローラカスケードの灌水には浅草寺様の井戸水を使用させていただいています。井戸水に含まれる自然素材のミネラルが良いのでしょうか、これまでの経緯を見ると植物の成長に良い働きをしているような気がします。
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冬の寒さにもかかわらず、フローラカスケードに植えたイチゴが白い花を咲かせ続けています。暖かくなり実をつける来年の春が楽しみですね。
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                     12月22日撮影
フローラカスケードの植え替え 2016年11月23日
6月から咲き続けてきたニチニチソウに代わり、これから冬、春に向けて昨年に続きヴィオラをフローラカスケードに植え替える作業を行いました。同じく6月から試しに植えたイチゴがまだ花を咲かせて実を成らせているので、今回はイチゴも本格的に育ててみることにしました。 
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                イチゴがまだ花と実をつけています。11月22日撮影
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                                 今回はイチゴの苗を本格的に植えてみました。
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                             これから冬に向けて暖かい配色のヴィオラを選びました。
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今年の夏は台東区にあります浅草寺様の境内ではニチニチソウとイチゴを、大田区のPIOでは芝生、トマト、ピーマン、ナスなどを育ててみましたが、みなよく育ちました。先のブログでもお話した文京区にあります風のガーデンの植物たちも元気です。東京はコンクリートジャングルに囲まれ、アスファルト砂漠に覆われ、多くの人や車が集まり気温や二酸化炭素の濃度もやや高めに推移しているようですが、このような環境が植物の成長にはよいような気がします。 
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                                                           11月22日撮影


イチゴの生育 2016年10月07日
今年は五月の中ごろから自宅のベランダと浅草寺様境内のフローラカスケードでイチゴを育てています。それぞれのイチゴは5ヶ月程が経過した今でも定期的に花を咲かせ実をつけています。
                                              浅草寺様境内のイチゴ10月6日撮影
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                イチゴは白い花を咲かせ受粉した後に花の中央部から膨らんで実になってゆきます。
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ガーデンクリートでイチゴを育てるのは初めての経験でしたが、東京の春から夏を乗り越えてとても丈夫な植物であることがわかりました。イチゴは水分が少なめの環境が良いと言われていますが、ガーデンクリートの適度の保水性がイチゴを育てるのに適していたのでしょうね。
            ベランダのガーデンクリートブロックの上で育てているイチゴ10月6日撮影
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先のブログでもお話ししましたが、ランナーが伸びるイチゴにとって立面型緑化基盤フローラカスケードは石垣の役割を果たします。これからもベランダでの底面灌水やフローラカスケードの立面灌水と組み合わせて、ガーデンクリートで様々な植物の生育に挑戦してゆこうと思います。
                  関連ブログ:インドアファーム フローラカスケード
動植物が快適にすごせる気温? 2016年09月22日
浅草寺様の境内や大田区産業プラザのテラスで、ガーデンクリートと灌水システムを組み合わせて花を育てていますが、四季の変化が見られる東京では、平均気温20度前後の気候が花の植え替えには適しているようです。浅草寺様の境内では6月の始めにニチニチソウを植えて今日まで咲き続けています。 東京の平均気温.pdf                         浅草寺様のニチニチソウ 9月20日撮影
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浅草寺様のヴィオラは東京の平均気温が20度を下回る10月から11月にかけて植えて来年の5月ごろまで咲かせ続ける予定です。   浅草寺様のヴィオラ 4月20日撮影
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マダガスカル原産のニチニチソウは、熱帯の気候では咲き続けて野生化するようですがこれから気温の下がる東京ではどこまで咲き続けることが出来るのか観察してみようと思います。以前のブログでもお話ししましたが西洋芝の最適生育温度は15度から24度の間だそうです。芝生の科学 
                              PIOのテラスのニチニチソウ 9月16日撮影
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つまり植物の生育に適した気温は20度を中心にして±5度の間にあるようですが、これは植物のみならず、我々動物にとっても快適な気温ですね。
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今日9月22日は秋分の日です。これから東京の平均気温も来年の2月ごろまで下がり続け、来年の春分の日には気温の上昇期を迎えます。 浅草寺様境内で見かけたヒガンバナ 9月20日撮影


9月のフローラカスケード 2016年09月15日
浅草寺様境内のフローラカスケードで、6月の始めに植えたニチニチソウも無事に夏を乗り切り秋を迎えました。
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今年はフローラカスケードの一部にイチゴを植えて育ててみたのですが、花が咲き実がなる事が出来ました。イチゴはランナーが伸びて株分けをする植物で、立面型の緑化基盤フローラカスケードで育てるのに適しているようです。

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フローラカスケードが石垣の役割をはたして石垣でイチゴが育つような感じです。今回は試験的にニチニチソウと同じ時期に植えてみたのですが、この夏の経験を活かして本格的な石垣イチゴの栽培に挑戦してみようと思います。
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ニチニチソウも生育に適している気候を迎えて再び花の咲きが良くなってきたようです。ニチニチソウは英語名Madagascar Periwinkle。マダガスカル原産の熱帯植物ですが、これから気温が下がって行く気候の中でいつまで育つか見守ってゆこうと思います。 
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                                                      9月12日撮影

8月のフローラカスケード 2016年08月20日
8月も下旬を迎え、浅草寺様境内のフローラカスケードの日日草も植えてから2か月半ほどが経過しました。
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今年の夏も東京では暑い日が続いていますが、昨年と比べてしのぎやすいような気がします。フローラカスケードの灌水システムは、植物たちが現場の気候に適応するように様々な工夫がなされていますが、日日草の生育にもその効果がみられます。
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これから来月の秋分に向けて、通気性と保水性の継続性が保たれているフローラカスケードの上で日日草は元気に咲き続けることでしょうね。
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                                                          8月19日撮影 関連サイト:フローラカスケード
7月のフローラカスケード 2016年07月15日
 東京は梅雨の季節を迎えていますが、フローラカスケードに植えたニチニチソウはひと月が経過して新しい花が咲き始めました。
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ニチニチソウはマダガスカル原産の熱帯の植物ですが、東京でも夏の間、次々と新しい花を咲かせ続けます。
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今回はフローラカスケードでイチゴも育てています。6月に一度赤い実をつけたイチゴも、また花を咲かせて新しい実がなりつつあります。Made in AsakusaのStrawberry楽しみですね。
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フローラカスケードは、植物を水平方向に育てる仕組みですが、花も果物も元気に成長を続けています。 関連サイト:フローラカスケード  7月15日撮影
6月のフローラカスケード 2016年06月10日
昨年の10月からフローラカスケードの上で8か月以上咲き続けてきたヴィオラから夏の花、ニチニチソウに主役がかわりました。
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ニチニチソウはキョウチクトウ科の一年草で英語名をMadagascar Periwinkleと言います。マダガスカルが原産の植物です。ニチニチソウ
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今回はフローラカスケードでイチゴも育てます。どのように成長してゆくのか楽しみですね。
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東京は梅雨から夏に向けて季節が移り変わります。気候の変化に伴い主役も交代しますが、主役の植物たちが最適な環境で育つように、舞台装置であるフローラカスケードは保水性と通気性を調整します。そしてフローラカスケードの前の大銀杏が光の量を加減してくれます。
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                                                   6月10日撮影 関連サイト フローラカスケード
植物小瀧 2016年04月14日
昨年の10月から浅草寺様境内のフローラカスケードでヴィオラを育てて6ヶ月が経過しました。そしてほぼ95%以上のヴィオラが無事に冬を乗り越えることが出来たようです。
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フローラは植物、カスケードは小瀧を意味する英語です。フローラカスケードの前で写真を撮るアジアからのお客様も良く見かけられるので、昨年貼ったカタカナ、英語のシールに加えて漢字のシールをフレームに加えました。
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ヴィオラの成長の様子をよく見ると3月頃から花の咲きも旺盛になってきたようです。これから初夏に向かう都心の環境で植物たちがどのように育ってゆくのか見守ってゆこうと思います。
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        関連サイト:フローラカスケードFlora Cascade 関連ブログ:フローラカスケード4月13撮影
ガーデンクリートの保水性と通気性、そしてアルカリ性 2016年02月20日
大地の五億年(せめぎあう土と生き物たち) 藤井一至 ヤマケイ新書 山と渓谷社を読んでいます。「変化」と「酸化」をキーワードにして、地球を覆う土壌の5億年の歴史を語った興味深い本です。石灰石系固化材で軽石を固めたガーデンクリートで植物を育てる製品を開発している私にとり参考になる記述がいくつかありました。
「酸性とは水の中の水素イオンH⁺が多い状態を表す。日本のように降水量の多い地域では、生物の活動が盛んで、樹木や微生物による酸性物質の放出も盛んになるため、カルシウムなど中和に働く土の成分が溶かされ、雨とともに洗い流される。」
「植物はカリウムイオンK⁺やカルシウムイオンCa⁺などの陽イオンを吸収するために、代わりに水素イオンを根から放出する。」
微生物は落ち葉を分解すると、その一部を酸性物質(有機酸、炭酸、硝酸)として放出する。生き物が放出する酸性物質により土が徐々に酸性に変わってゆく。」
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上の写真はガーデンクリートでフラワーポットを作り、サトイモ科の熱帯植物ディフェンバキアを育てている様子です。フラワーポットの上のほうに白い粉のようなものが付着していますが、これは水酸化カルシウムのようです。ガーデンクリートの固化材に含まれているカルシウムが溶け出して、フラワーポットの表面に出てきたようですね。
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ディフェンバキアはこのフラワーポットで8年以上生育しています。その間、根と茎は残り、葉が何世代も交代してきました。ディフェンバキアの根は直径わずか9cmぐらいの穴の土から伸びてガーデンクリートの空隙に活着します。8年以上もの間ディフェンバキアが元気に育ってきたのはガーデンクリートの保水性と通気性が根に良い影響を与えたことが主たる要因ですが、ガーデンクリートから溶け出したカルシウムのアルカリ性が酸性の土を中性に変化させるとともに、根から吸収されてディフェンバキアの生育を支えているのかもしれませんね。
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フラワーポットの穴を並べて壁にしたのがフローラカスケードです。フローラカスケードにはガーデンクリートで作ったブロックに穴が開いていて、その中で様々な植物を育てることができます。写真はフローラカスケードでヴィオラを育てている様子ですがヴィオラたちも、ガーデンクリートの保水性、通気性、そしてアルカリ性に支えられながら元気に育っています。 2月19日撮影 関連ブログ:フローラカスケード

2月のフローラカスケード 2016年02月13日
立春も過ぎて、東京も春の訪れを感じられるようになってきました。昨年の10月に植えたフローラカスケードのヴィオラも大きくなり、美しい花を咲かせています。
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最初は地面から直立した環境で、少し戸惑っていたような花たちも今ではすっかりと環境になじんで育っているようです。
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  ヴィオラは灌水の水が氷るマイナス温度や、雪の重さにも負けることなく冬を乗り越えてきました。首を垂れる?

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あとひと月もすると春分の日がやってきます。これから春に向けてフローラカスケードの上でヴィオラがどのように育ってゆくのか注意深く見守ってゆこうと思います。
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                    2月11日撮影 関連サイト:フローラカスケード
首を垂れる? 2016年01月22日
東京は1月18日の早朝、雪に見舞われました。浅草寺様境内のフローラカスケードも一時、雪に覆われヴィオラも花や葉が下に垂れて、まさに小滝のような姿でした。1月18日撮影
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その後天気も回復してフローラカスケードに太陽光が降り注ぐようになると、ヴィオラの花と葉は再び太陽に向かい成長を始めました。 1月21日撮影
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カスケードとは日本語で小滝を現わす言葉です。水は重力の影響で上から下に流れます。今回,ヴィオラたちの様子を見て植物は命がある限り、自力で光を求めて上に伸びてゆくことを改めて確認しました。光合成で蓄えたエネルギーは植物たちが重力に立ち向かうために使われるようですね。植物の生命力には頭が下がります。
関連サイト:フローラカスケードFlora Cascade 関連ブログ:フローラカスケード 関連SNS:lora Cascade
ビルのバリューアップにフローラカスケード! 2016年01月15日
      「週刊ビル経営」1月11日号でフローラカスケードが紹介されました。ビル経営160111b.pdf
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フローラカスケードは自立式の立面型緑化システムです。ビルの壁面を利用する事無く、ビルや建物の周囲をフェンスや生垣のように囲むことが出来ます。ビルの周囲の空間と道路の境を接道と呼びますが、東京都などの都市部では、接道に面した空間を緑化することに対して緑化助成金を出す制度をとる区町村があります。接道面を緑化することで都市の美観を高めると共に、ビル建物のオーナー様もご自分が所有するビル建物の周囲を花や植物で美観を高めることでビルの付加価値も高めることが出来ますね。
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しかもフローラカスケードは軽量緑化コンクリート「ガーデンクリート」を使用しているので、紫外線など太陽光による劣化もなく風雨にも耐える、耐候性、耐火性、防音性にもすぐれており、ビル建物を周囲から守る防護壁の役割も果たします。
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関連サイト:フローラカスケードFlora Cascade   関連ブログ:フローラカスケード 関連SNS:Flora Cascade





新年のフローラカスケード 2016年01月04日
  新年を迎えた東京は暖かい日が続いていますがフローラカスケードの上のヴィオラも元気に育っています。
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今年の東京の冬は雨の日も少ないようですが、フローラカスケードではドリップチューブとタイマーを組み合わせた自動灌水システムを採用しているので、晴天の日が続いても植物には常に必要最小限の水が灌水できるようになっています。
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フローラカスケードは自立式の緑化システムです。ビルや家周りをフェンスのように取り囲めるので狭い敷地でも花や緑が楽しめます。
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                                  関連サイト:フローラカスケード   1月4日撮影
12月のフローラカスケード 2015年12月05日
フローラカスケードにヴィオラを植えてひと月以上が立ちました。オレンジを中心に配色したヴィオラの花も立面型緑化基盤フローラカスケードに活着したようです。
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立面型緑化基盤フローラカスケードは植物が長期にわたり元気に育つようにさまざまな工夫がなされています。例えば植物を植える穴の位置に変化をつけることで植物全体に水が効率よく行きわたり、光も当たりやすいようになっています。
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東京も冬を迎え気温も下がってきました.が、これから来年の春に向けてヴィオラは花を咲かせ続けることでしょう。フローラカスケードは緑化基盤として適度の保水性と通気性を持たせてヴィオラを支えます。
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          関連サイト:フローラカスケードFlora Cascade  12月3日撮影
フローラカスケードのラベル 2015年11月02日
10月も終わりを迎え、冬に向けてのフローラカスケードの衣替えも進んでいます。先週は緑化ブロックを囲むフレームにラベルを貼らせていただきました。
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        場所柄、海外からのお客様も多いので英語のラベルも用意しました。
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秋が深り気温も下がってきました。フローラカスケードも今月中には衣替えを終了させる予定です。
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             撮影30日撮影 関連サイト:フローラカスケード
フローラカスケードの衣替え 2015年10月16日
気温が下がり東京も秋が深まりつつあります。夏の間フローラカスケードの上で可愛らしい花を咲かせてくれた日々草もそろそろ花が終わり衣替えの季節を迎えました。花市場ではこれから秋、冬、そして春に向けて花を咲かせるヴィオラが出回り始めたので冬の衣替えはヴィオラに決めました。しかし花は終わっても緑を保っている日々草も多いので、衣替えは花の具合を見ながら丁寧に行おうと思います。

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フローラカスケードはガーデンクリートのブロックにフラワーポットの大きさに合わせた穴が開いているので花の植え替えも簡単です。
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夏のあいだにフラワーポットの日々草から分かれた花がガーデンクリートに活着して白い花を咲かせていましたが、植物の逞しさを改めて感じさせられました。
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              10月15日撮影 関連サイト:フローラカスケード


フローラカスケード FLORA CASCADE 2015年08月20日
FLORA CASCADE(フローラカスケード)はガーデンクリートを緑化基盤とした立面緑化システムの登録商標です。FLORAは植物、 CASCADEは小滝を意味する英語です。無数の植物が立面を小滝が流れ出るような様子をイメージしました。
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立面型の緑化基盤は平面に敷き並べる緑化基盤とは異なり、外気に直接触れる面積が広くなります。耐候性、耐火性能に優れるガーデンクリートを使用した立面緑化基盤は太陽光、紫外線が一年中降り注ぐ熱帯、亜熱帯の環境での使用に最適です。そしてフローラカスケードは必要最小限の水量で植物が育つように様々な工夫がなされているので水が貴重な砂漠などの乾燥帯でも効果を発揮します。
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日本の都市の夏は、アスファルトやコンクリートに覆われた砂漠のような厳しい環境に置かれています。熱帯、亜熱帯、乾燥帯向けに開発されたFLORA CASCADEですが、ヒートアイランド現象に悩む日本の都市砂漠でも十分に対応できるでしょうね。とくに長時間、長期間にわたり直射日光が当たる場所の緑化基盤として最適です。しかもガーデンクリートは長野県の松本市や秋田県など真冬の気温がマイナス10度以下になる環境でも、十分使用に耐えることが実証されています。


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