三佐和ブログ


7月のフローラカスケード3 2024年07月25日

東京は連日30度を超える天気が続いていますが、フローラカスケードの植物たちは、高温、高湿度の環境が合っているのか、カスケードブロックをすっかり覆ってしまいました。


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6月に茎までスッキリと剪定したミントがあっという間にほかの植物たちを押しのけて、大きく伸びてきました。ミントはとても丈夫な植物です。

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境内ではブミコンの補修工事を行いました。明後日7月27日は隅田川の花火大会が行われます。

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             7月25日撮影

7月のフローラカスケード2 2024年07月11日

東京は気温と湿度が高い日が続いていますが、浅草寺様のフローラカスケードの植物たちは、このような気候が好きなのか元気に日々を過ごしています。P1020613.JPG

6月に剪定したツルニチニチソウも再び弦を下に向けて伸ばしてきました。ツルニチニチソウはとても丈夫な植物です。

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境内では夏の風物詩、四万六千日のほおずき市が開かれていました。次の風物は月末に行われる隅田川の花火大会です。

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                         7月10日撮影

7月のフローラカスケード 2024年07月04日

浅草寺様境内のフローラカスケードにインパチェンスを植えて一月が経ちました。花の根はカスケードブロックの穴にしっかりと活着したようです。

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今日の東京は35度を超える猛暑日ですが、フローラカスケードの植物たちは、灌水チューブからの給水を受けて元気です。

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暑い中、多くの人が参拝に訪れています。来週は境内にほおずき市が立ちます。浅草寺様に夏がやってきました。

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           7月4日撮影

6月のフローラカスケード 2024年06月08日

浅草寺様境内に設置されたフローラカスケードの花の植え替えの季節が訪れました。夏から秋にかけての花はインパチェンスです。カスケードブロックには植物の根鉢が入りやすい穴が開いています。まずはカスケードブロックを覆っているツルニチニチソウを剪定して、インパチェンスに光が届きやすい環境を作ります。

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境内にフローラカスケードを設置して10年以上様々な植物を育ててきましたが、これまでの経験で夏から秋にかけて元気よく育つ植物はインパチェンスです。インパチェンスはまだ植えたばかりですが、これから葉や茎がカスケードブロックの上で繁ってゆきます。

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フローラカスケードは、1年を通して強い太陽光が降りそそぐ、熱帯や砂漠の環境を想定して開発しました。ガーデンクリートを構成する軽石と石灰系固化材は太陽光、特に紫外線に強い素材です。ヒートアイランド東京で10年以上にわたりフローラカスケードで様々な植物を育ててきましたが、ガーデンクリートの特徴である保水性や品質の劣化はみられず、植物が元気に育っています。

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フローラカスケードへの水は、コントロールタイマーと灌水チューブで調整しながら供給します。これから東京も夏の気候になってゆくので、湿度と気温の変化を加味して水の供給量をコントロールします。 6月8日撮影

4月のフローラカスケード 2024年04月09日

4月8日は花まつり、お釈迦様の誕生日です。浅草寺様境内のフローラカスケードではビオラとツルニチニチソウがお釈迦様の誕生日をお祝いしています。

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東京の気温も20度を超えるようになり植物たちも元気です。冬の間、1日1回であった給水のインターバルを2回に切り替えました。

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境内では白い象に乗ったお釈迦さまが、天上天下唯我独尊のポーズをとられていました。天上天下唯我独尊とは、広い宇宙の中で我は唯一の存在であるとのことですね。

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遠い昔、地球に生命が生まれるとともに我が生まれました。そして我は他の生命を摂取することで生きながらえて今日に至っています。動植物の生命をありがたく感じなければいけませんね。関連ブログ:仏の教えと科学の眼2 4月8日撮影

3月のフローラカスケード 2024年03月07日

3月に入り寒い日が続きますが、浅草寺様境内のフローラカスケードでは、ビオラがカスケードブロックにしっかり活着しました。

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ツルニチニソウもカスケードブロックに植えて3年たちましたが、今年も紫色の可愛いらしい花を咲かせ始めました。フローラカスケードにも春が訪れたようです。

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境内では国内外から多くの参拝客が訪れています。今月は境内で金龍の舞が舞われます。そしてあとひと月経つとお釈迦様の誕生を祝う花まつりが行われます。

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境内のフローラカスケードの花たちも、花まつりに向けて元気に成長を続けます。3月7日撮影

2月のフローラカスケード 2024年02月08日

浅草寺様境内のフローラカスケードにビオラの花を植えて3週間ほどが経過しました。寒い中での植え替えでしたがビオラの根は、根鉢の土から徐々にカスケードブロックの穴に活着し始めたようです。

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先日東京は雪に見舞われましたが、雪の重みで地面に落ちたビオラは1つでした。冬の寒さの中でもビオラは根から水分を吸収して、生きるためのエネルギーを体内に作り、余った水分は葉から蒸発させる活動を続けています。

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境内では朝から相変わらず多くの観光客の姿が見られますが、明後日10日からは春節が始まります。さらに多くの観光客が浅草寺様を訪れるでしょうね。

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                      2月8日撮影

1月のフローラカスケード2 2024年01月22日

浅草寺様境内のフローラカスケードの花の植え替えと剪定を行いました。植え替えた花はビオラでこれから5月下旬ぐらいまで咲き続けます。

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地面まで伸びたツルニチニチソウも剪定して元の位置に戻りました。剪定して葉の量も減ったので、1日当たりの灌水量も減らしました。

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これからもビオラやツルニチニチソウは通気性と保水性に優れたカスケードブロックに支えられながら光合成を行い、成長を続けます。

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あと半月もすると浅草寺様境内のフローラカスケードの植物たちも春を迎えます。1月22日撮影

1月のフローラカスケード 2024年01月09日

浅草寺様境内では年を越したフローラカスケードのインパチェンスも花が終わり、ツルニチニチソウが弦を下ろしています。

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穏やかな気候が続いた東京も、新年を迎え朝の気温が低くなってきました。先のblogでもお話ししましたが、従来は11月に花の植え替えを行ってきたフローラカスケードも、ようやく植え替えの時期を迎えたようです。今月中に春の花ビオラに植え替えをする予定です。

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浅草寺様の境内もお正月の賑わいから落ち着きを取り戻してきたようです。それでも多くの人々が参拝に訪れていました。

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                      1月9日撮影

12月のフローラカスケード 2023年12月08日

12月に入りましたが東京は相変わらず穏やかな気候が続いています。浅草寺様境内のフローラカスケードで育てているツルニチニチソウやインパチェンスもご覧の通りまだ青々としています。

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インパチェンスを剪定したところ、伸びた茎から新しい花が咲いていました。そして地面に伸びたツルニチニチソウは弦から根を地面に伸ばしていました。

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それでも季節は師走です。境内では正月に向けて飾りつけが始まったようです。

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                      12月7日撮影

11月のフローラカスケード 2023年11月08日

11月8日は立冬の始まりの日ですが、今年の東京は気候が温暖で浅草寺様境内のフローラカスケードではインパチェンスとツルニチニチソウがまだ元気に咲き続けています。

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インパチェンスやツルニチニチソウは周囲の気候の変化に敏感に反応しながら成長を続けていますが、今年の東京の気候は彼らにとってはまだ夏から秋にかけての気候に感じられているのでしょうね。

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従来であればこの時期にフローラカスケードに秋から冬にかけての花ビオラを植え替えるのですがもう少し様子を見ようと思います。

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        境内では秋の火災予防運動の準備が進められていました。 11月8日撮影

10月のフローラカスケード 2023年10月04日

10月に入り東京も秋の気候に変わりました。浅草寺様境内のフローラカスケードの植物たちも9月の末まで続いた夏の気候を無事に乗り切りました。

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カスケードブロックのインパチェンスはまだ花を咲かせているので秋から冬にかけての花の植え替えを遅らせようと思います。気候もようやく落ち着いてきたのでフローラカスケードの灌水システムも秋仕様に変更しました。

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浅草寺様境内では相変わらず多くの観光客が訪れて賑わいを見せています。今月は境内で金龍の舞が行われる予定です。

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                       10月3日撮影

9月のフローラカスケード 2023年09月06日

9月に入り気候が変わり始めたようです。8月は毎日30度を超える気温を記録した東京ですが、その中で浅草寺様境内のフローラカスケードで育てているインパチェンスやツルニチニチソウは、コントロールタイマーとドリップチューブによる定期的な灌水の継続のおかげで無事に真夏日の連続を乗り越えたようです。

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カスケードの植物たちをよく見ると、インパチェンスやツルニチニチソウのほかに、ミントが成長して花を咲かせていることがわかります。以前カスケードブロックで育てていたミントの種が残っていて、発芽して成長してきたのでしょうね。

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これから秋に入り気温が下がるとともに植物たちもますます元気になってゆく事と思います。境内では相変わらず海外からのからの旅行者が、日本の風物を楽しんでいました。おみくじを引いているようですがアジアからの旅行客は漢字で書かれた吉兆のお告げがわかるのでしょうね?

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                       9月5日撮影

スコールとブミコン舗装 2023年08月22日

8月22日午前11時ごろの浅草寺様境内はスコールのような通り雨に見舞われました。

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その中で浅草寺様境内のブミコン舗装は雨水をよく透水していました。特に2020年に舗装させていただいた境内東のブミコンの透水性は良好です。ブミコン浅草寺日記2020

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2020年4月から11月まで行われた境内東のブミコン舗装では、材料となる砂利や材料の調合方法に改良を加えました。最近では浅草寺様を訪れる海外からの観光客も増えていますが、雨の日でも快適な歩行環境をご提供いたします。

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同じく境内東に設置された透水性と保水性に優れたブミコンの姉妹品であるフローラカスケードでは植物たちが雨に濡れて気持ちよさそうでした。

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           8月22日撮影

8月のフローラカスケード 2023年08月02日

東京は雨の降らない暑い日が続いてきましたが8月に入りようやく雨が、それも急に激しい雨が降りました。写真は雨が降る前の雨雲が上空を覆っている浅草寺様境内の様子です。

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フローラカスケードは雨が降らなくても、常に植物の根に灌水される仕組みになっていますが、この写真を撮影した後に雨が降り、植物たちは葉や花に気持ち良いシャワーを浴びたことと思います。

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浅草寺様は相変わらず多くの人々が訪れていますが、ブミコン(透水性コンクリート)で舗装された境内は水はけがよいので雨が上がれば、再び皆さんが歩きやすい舗装環境をご提供します。

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                     8月1日午前11時44分撮影

7月のフローラカスケード 2023年07月11日

7月に入り東京の気温も高くなってきましたが浅草寺様境内のフローラカスケードではツルニチニチソウやインパチェンスが元気です。

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ツルニチニチソウの弦が伸びて、下の方で生息しているインパチェンスを覆うようになってきたので弦を剪定しました。

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強い夏の日差しの中で植物たちが育ち続けるには日々の灌水が大事です。フローラカスケードではドリップチューブとコントロールタイマーの組み合わせて植物に必要最小限の水を灌水し続けます。

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今日は四万六千日。今日お参りすると四万六千日分お参りしたご利益が得られるとのこと?境内ではほおずき市が立っていました。

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                     7月10日撮影

6月のフローラカスケード 2023年06月14日

5月の下旬にフローラカスケードの花の植え替えをして三週間がたちました。インパチェンスやツルニチニチソウは、植え替えた直後は灌水すると落下する根鉢がいくつかありましたが、今ではカスケードブロックにしっかり活着したようです。

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浅草寺様の境内にフローラカスケードを設置させていただき、植物を育てて10年が過ぎました。当初は2面のフローラカスケードで植物の生育を始めました。その後、様々な改良を加え今では6面のフローラカスケードで植物を育てています。

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それでも根が活着した根鉢が下に落ちているのを見かけることがあります。おそらく鳥が根鉢に生息しているミミズなどを食べるために、根鉢をカスケードブロックから引っ張りだすのかもしれませんね?

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梅雨の雨は植物にとっては恵みの雨ですが、ご本堂の上に梅雨の晴れ間の青空を見かけました。

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                      6月13日撮影

5月のフローラカスケード2 2023年05月26日

三社祭が終わり、浅草寺様の境内に設置されているフローラカスケードでは夏の花インパチェンスが植えられました。これから11月ごろまで咲き続けます。

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今年の1月に10日ほど断水したことがあり、ツルニチニチソウの一部が枯れたので新しい苗を植えました。これからツルニチニチソウは弦を伸ばしながらインパチェンスと縄張り争いを行いフローラカスケードの上で共生してゆく事でしょうね。

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浅草寺様の境内では、大勢の修学旅行の学生や海外からの観光客が訪れています。その様子は平日でも休日のような賑わいです。

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東京はこれから梅雨の季節を迎えます。そして梅雨が明けたら境内ではほおずき市が行われます。     5月26日撮影

5月のフローラカスケード 2023年05月11日

ゴールデンウイークも終わり、浅草寺様境内のフローラカスケードではビオラやツルニチニチソウがまだ元気に咲き続けています。

P5110099.jpgカスケードブロックの穴の土に残っていたミントが大きく育ちました。立面のカスケードブロックの環境はミントが育つのに都合がようですね。

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来週は三社祭が行われます。境内は多くの人でにぎわうことでしょうね。お祭りが終わった後にフローラカスケードでは夏の花インパチェンスを植え替える予定です。

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           5月11日撮影

3月のフローラカスケード 2023年03月07日

3月に入り東京の気温も上がってきました。浅草寺様の境内に設置された立面型植栽基盤フローラカスケードで育てているビオラやスミレも冬を乗り切り元気に花を咲かせています。

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フローラカスケードではカスケードブロックの上部を走るドリップチューブから、タイマーで決められた時間に、水がカスケードブロックに点滴式で落ちる仕組みで植物に灌水します。

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カスケードブロックには植物の根鉢が挿入できる大きさの穴が開いています。保水性のあるガーデンクリートで根鉢を囲むので、植物は地面の土で育つのに似た環境で育ちます。

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またカスケードブロックには通気性があり、植物の根が水分や空気を吸収しやすい環境を創ります。

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気温も暖かくなり境内を訪れる人の数も、国の内外を問わず増えています。あと2週間もすると春のお彼岸、春分が訪れますね。3月7日撮影

2月のフローラカスケード 2023年02月07日

1月はチューブの断水や凍結の影響で、カスケードブロックへの灌水が一時中断したフローラカスケードですが、2月に入り植物たちへの灌水も安定してきました。P2060011.jpg

先のブログで氷点下の気温が続く環境でも植物に適時水を届けられるシステムを考えたいとお話ししましたが、まず手始めに朝の灌水時間を調整することにしました。

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ヒートアイランド東京の1日の中で一番気温が下がるのは午前4時前後です。これまで1年を通して朝6時に最初の灌水をする設定をしていましたが、朝の灌水を午前6時から1時間ほどずらしてみることにしました。しばらく様子を見て、この設定で順調に灌水が行われるようであれば、これから冬の灌水時間と夏の灌水時間を分けて設定しようと思います。

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浅草寺様の境内では鳩や雀も時々フローラカスケードにやってきます。鳥たちも緑と潤いのある環境を好むのかもしれませんね。

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                 2月6日撮影

1月のフローラカスケード 2023年01月21日

1月も中旬に入り東京も寒い日が続いています。浅草寺様境内のフローラカスケードではビオラやスミレが寒さに負けることなく元気です。P1170273.jpg

お正月の間に灌水システムが停止して灌水できない日が続き一部のビオラが枯れましたが、通水すると植物たちは再び元気になりました。

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浅草寺様のフローラカスケードでは、カスケードブロックの種類がいくつかあり、今回システムが停止したことでブロックごとの性質がよくわかりました。

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明日から旧正月が始まります。境内ではアジア各地から多くの観光客が訪れて賑わいを見せています。1月20日撮影

12月のフローラカスケード 2022年12月15日

11月の中旬にビオラの花に植え替えた浅草寺様境内のフローラカスケードも、ひと月がたちビオラの根がカスケードブロックに活着してきたようです。

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浅草寺様の境内にカスケードブロックを立面に設置して、様々な植物を育てて今年で9年を迎えています。立面で植物を育てるために色々な改良が施されました。植物の根がカスケードブロックに活着するまで、植物にかかる重力をいかに対処するかが問題でした。そこでカスケードブロックの穴を貫通させて、植物の根鉢を灌水クロスで包み穴に挿入させることでこの問題を解決しました。

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次に問題となったのは、灌水方法です。水も重力に従い上から下に流れます。この水の流れを横方向に分散させながら下方向に流すために、ドリップチューブや灌水クロスを利用して問題を解決しました。実用新案登録 第3200590号

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カスケードブロックは、様々な植物が根鉢の土だけで育つように軽石で作った緑化ブロックで植物を保水しながら支えます。

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境内では12月17日から始まる歳の市(羽子板市)の準備が進められています。12月15日撮影

11月のフローラカスケード2 2022年11月18日

浅草寺様境内のフローラカスケードの花の植え替えと剪定をしました。夏の花インパチェンスに変わってこれからビオラが冬を越し春まで咲き続けます。まず、良く伸びたツルニチニチソウをバッサリと剪定しました。

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カスケードブロックの穴にビオラの根鉢を灌水クロスで包んでから挿入します。7年に及び壁面でカスケードブロックで様々な植物を育ててみて、カスケードブロックに穴を貫通させて、植物の根鉢を灌水クロスで包んで植えるのが、壁面で植物を育てるのに一番安定していることがわかりました。実用新案登録 第3200590号 参考サイト フローラカスケードP1150074.JPG

ビオラはフローラカスケードとの相性が良い植物です。これから来年の五月の下旬まで、寒い冬を乗り越えてカスケードブロックで元気に成長し続けてくれることでしょう。

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境内では社会科見学の小学生たちがガイドさんの話を聞きながら勉強をしていました。

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                 11月18日撮影

11月のフローラカスケード 2022年11月01日

11月に入りましたが浅草寺様境内のフローラカスケードではインパチェンスとツルニチニチソウが共生しながらカスケードブロックを覆っています。

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よく見るとインパチェンスの茎がカスケードブロックの表面から伸びきっています。インパチェンスはまだ成長を続けていますがそろそろ冬から春にかけての花ビオラに植え替える時期を迎えました。

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11月は七五三加持会の催しがあります。境内を見渡すと海外からの観光客の姿も増えてきたようです。

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                   11月1日撮影

10月のフローラカスケード 2022年10月04日

10月に入り浅草寺様境内のフローラカスケードでは夏の花インパチェンスがまだ元気に咲いています。よく見ると日の当たりやすい向かって右端(写真の手前)のインパチェンスの茎がよく伸びているようですね。

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インパチェンスにはあとひと月ほど頑張って咲いてもらい、次は秋から冬にかけての花ビオラにバトンをタッチしてもらおうと思います。越年するツルニチニチソウもカスケードブロックの上でますます元気に成長を続けています。

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五重塔を見上げると秋の青空が広がっていました。明日から境内では中村座の歌舞伎が始まります。

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                      10月4日撮影

9月のフローラカスケード 2022年09月07日

今朝の東京は台風が近づいているせいか湿度の高い朝を迎えています。浅草寺様境内のフローラカスケードもインパチェンスとツルニチニチソウが元気に共存しながら成長を続けています。

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ツルニチニチソウの弦は、インパチェンスの後ろに隠れながらカスケードブロックの下まで伸びています。ツルニチニチソウはインパチェンスを後ろから支えているようにも見えますが、日陰を求めているのでしょうか?

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あと半月もすると秋分、秋のお彼岸を迎えます。これから気候も落ち着いて境内を訪れる人も増えて行きそうですね。

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                   9月7日撮影

8月のフローラカスケード 2022年08月03日

東京は8月に入り連日30度を超える暑い日が続いています。その中で浅草寺様境内のフローラカスケードではインパチェンスやツルニチニチソウの成長が旺盛です。

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浅草寺様境内のフローラカスケードは大イチョウの下に設置されていて、夏の強い日差しが直接当たることがありません。そして重力に逆らずに立面で育てていることが植物の成長を旺盛にしているのかもしれませんね。

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境内では直射日光が当たる暑い中、参拝に訪れる人の姿がちらほら見られました。夏の風景ですね。

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                      8月3日撮影

7月のフローラカスケード 2022年07月05日

今年の梅雨は気温の高い夏日が続き終了しました。豊富な太陽光と雨水を浴びてカスケードブロックの植物たちは元気です。ツルニチニチソウの弦が伸びたので剪定しました。

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インパチェンスは最初の花がほぼ終了して新しい花芽をつけ始めています。8月に入るとまた新しい花が楽しめそうですね。

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境内ではホオズキを売る店の骨組みを作る作業が行われていました。今週末は四万六千日ほおずき市です。この日にお参りすると四万六千日分のお参りをした功徳が得られるとのこと。浅草寺様に夏がやってきました。

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                    7月5日撮影

6月の浅草寺様境内 2022年06月14日

        梅雨の晴れ間の浅草寺様境内は明るい朝の光に包まれていました。

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        お寺を訪れる人々の数も以前と比べて増えてきたような気がします。P6130073.JPG

宝蔵門前のシダレ桜の下ではガクアジサイの花が朝日に輝いていました。来月の初めには境内で四万六千日のほおずき市が開かれます。

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                     6月13日撮影

6月のフローラカスケード 2022年06月04日

浅草寺様境内のフローラカスケードに夏の花インパチェンスを植えて2週間以上が経ちました。インパチェンスはカスケードブロックの穴に活着して花を咲かせています。

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インパチェンスを植えた時に剪定したツルニチニチソウですが、再びインパチェンスの生活圏まで弦を伸ばしてきました。これからお互いが気持ちよく成長できるように時々、弦を剪定しようと思います。

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境内には修学旅行の学生たちの姿が戻ってきました。あと1週間もすると東京も梅雨を迎えます。

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                       6月3日撮影

4月のフローラカスケード 2022年04月08日

4月に入り東京の気候も落ち着いてきました。浅草寺様境内のフローラカスケードではビオラとツルニチニチソウが春の陽気に包まれて元気に咲いています。

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先のblogでもお話ししたのですが、1年前に植えたツルニチニチソウが紫色の花を咲かせました。ツルニチニチソウは越年するので来年の今頃も花を咲かせそうですね。

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4月8日は花まつり、お釈迦様の誕生日ですね。お釈迦さまは紀元前5世紀の頃、現在のネパールのルンビニーの花園でお生まれになったそうです。フローラカスケードではお釈迦様の誕生日をお祝いして花々が元気よく咲いています。

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                      4月8日撮影

3月のフローラカスケード2 2022年03月30日

3月も終わりを迎えましたが浅草寺様境内のフローラカスケードでは植えてほぼ1年を経過したツルニチニチソウが紫色の花を咲かせました。

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ツルニチニチソウがの下ではビオラが黄色やオレンジ色の花が咲かせています。これからフローラカスケードでは紫色と黄色やオレンジ色の花の競演が始まりそうですね。

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今年も宝蔵門前の枝垂桜が美しい花を咲かせています。東京も春爛漫の季節を迎えました。

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                       3月29日撮影

3月のフローラカスケード 2022年03月12日

3月に入り東京の気温も上昇してきました。浅草寺様境内のフローラカスケードでは暖かくなるとともにビオラとツルニチニチソウが元気に咲いています。

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冬の間じっと寒さに耐えてきたツルニチニチソウが下に向けて弦を伸ばし始めたようです。またツルニチニチソウとビオラの棲み分けをかけた競争が始まるようですね。

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温かくなるにつれて浅草寺様の境内も人の出が増えてきたようです。これから桜をはじめ様々な花が境内に咲き人の賑わいも増えてゆくでしょうね。

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境内ではあとひと月するとお釈迦様の誕生を祝う花まつりが行われます。 3月11日撮影

2月のフローラカスケード 2022年02月05日

立春を迎えた浅草寺様境内のフローラカスケードでは、寒空の下でビオラやツルニチニチソウが咲き続けています。

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今年の東京は梅や椿が咲くのが遅れているような気がします。その中で昨年の12月に植えたビオラが大きくなってきました。

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ツルニチニチソウは冬になり成長が止まったようでビオラを覆うほど伸びてはいません。ビオラは重力に負けることなく前を向いて咲き続けています。

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2月は冬から少しづつ春に移行してゆく季節です。浅草寺様境内の植物たちも春に向けて準備を進めているようですね。

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2月4日撮影

1月のフローラカスケード 2022年01月13日

1月に入り東京も寒い日が続いています。昨年12月の中旬に植え替えたビオラはカスケードブロックの穴に根を下ろして活着したようです。

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ビオラはフローラカスケードの立面の環境にも慣れてきたようで、花も大きくなってきました。

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寒い気候の中でフローラカスケードの植物たちは静かにエネルギーを蓄えながら、春の訪れを待ちわびているようです。

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お正月でにぎわった境内も落ち着きを取り戻し、穏やかな朝の光に包まれていました。次は節分を迎えるころに再び賑わいを見せるでしょうね。

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                  1月13日撮影

12月のフローラカスケード 2021年12月17日

浅草寺様境内に設置されているフローラカスケードの花の植え替えを行いました。植え替えたのはビオラでこれから春にかけて咲き続けます。

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例年であれば10月にビオラに植え替えるのですが今年の東京は気候が温暖で、植え替える時期が一月以上延びました。

PC160290.JPGツルニチニチソウは越年するので、夏の間に長く伸びた弦を剪定してビオラに光が当たりやすいようにしました。

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フローラカスケードに植物を植えて8回目の冬を迎えますが、植物たちはカスケードブロックに支えられて元気に育ち続けます。12月16日撮影

11月のフローラカスケード 2021年11月01日

今日から11月ですが東京の気候も10月中旬から落ち着いて晴れの日が続くようになりました。浅草寺様境内のフローラカスケードで育てているインパチェンスがここにきてまた花を咲かせ始めたようです。

PB010145.JPGツルニチニチソウも相変わらず元気に自分の縄張りを主張しているようですね。

PB010152.JPG昨年は11月4日に秋から冬の花ビオラに植え替えをしましたが、今年はまだ当分の間インパチェンスの成長の様子を見守ってゆこうと思います。

PB010151.JPG                       11月1日撮影

10月の浅草寺様境内 2021年10月21日

浅草寺様境内のブミコン舗装をしてほぼ一年が経過しました。今から13年前に1回目のブミコン舗装をさせていただいたときの砂利よりも粒の大きな砂利を使用して透水性もさらに良くなりました。

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浅草寺様境内は透水性コンクリートと排水溝を組み合わせて、境内に降った雨水を処理するシステムです。ブミコンと下地路盤を組み合わせることで1時間当たりおよそ20mmの雨水を保水することができます。最近の東京の夏に良く発生する時間当たり50mmの雨が降ってもブミコンからオーバーフローした雨水は排水溝を通して処理されます。

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東京の年間降水量はおよそ1528mmです。(理科年表1981年から2010年までの平均値)これを365で割る地と1日当たり約4.2mmの降雨量ですね。ブミコンと排水システムを組み合わせた鋪装をしておけば、東京の気候では1年を通してほぼ安心できる雨水の循環ができます。

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今年の夏も雨曇りの日が多かったようです。身近な環境の変化に気をかけることで気候の変動を感じることができるようですね。10月18日撮影

8月の浅草寺様境内 2021年08月31日

8月も終わりを迎えましたがまだ暑い日が続いています。朝の浅草寺様境内ではアオスジアゲハが打ち水をしたブミコンの隙間の水を吸っていました。トリや蝶などの生物は保水して濡れたブミコンの環境が好きなようですね。

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今年の8月の東京は雨曇りの日が多かったようです。9月に入っても台風やゲリラ豪雨などによる集中豪雨が見込まれますが浅草寺様境内のブミコンは下地の路盤と合わせて1時間当たりおよそ20mmの雨を保水します。それでもオーバーフローした雨水は排水溝に流れる仕組みになっていて、これまで境内が水浸しになったことはありません。

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浅草寺様の境内に設置されたフローラカスケードでは、夏に入りインパチェンスの成長が高まり、同じカスケードブロックに植えられたツルニチニチソウと住み分けながら花を咲かせています。

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明日から9月。浅草寺様の境内にも秋の気配が漂い始めたようです。8月30日撮影

7月の浅草寺様の境内 2021年07月06日

7月に入り昨年、宝蔵門の横をブミコンで透水性舗装をさせていただき1年が経過しました。浅草寺様境内のブミコンは下地の路盤と合わせて約20mmの雨を透水させることが可能です。

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浅草寺様の境内ではU字構をグレーチングで覆い雨水を排水するシステムが整備されています。瞬間的に1時間当たり20mm以上の雨が降ってもブミコンからオーバーフローした雨水は排水構を通して下水に流すことが可能です。

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今年の梅雨も日本各地で大雨による被害が発生しています。コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われた都市環境では、短時間で降った雨水を処理するのに限界がありますね。東京都では浸水対策として1時間当たり50mmの降雨量を排水できるシステムが整備されつつあります。(全地域の整備が完成させるには 30年ほどかかりそうですが?東京都の下水道2013参照

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これからもブミコンと排水システムを組み合わせながら、ヒートアイランド東京の集中豪雨、ゲリラ豪雨の対策を目指したいと思います。参考サイト:ゲリラ豪雨・雷雨対策に(透水性舗装)7月5日撮影

西光寺様のブミコン舗装 2021年05月10日

葛飾区四つ木にあります天台宗西光寺様のブミコン舗装が始まりました。墓所の透水性舗装とバリアフリー鋪装を兼ねたブミコン舗装です。

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今回はお寺様のご要望でブミコンに着色した仕上げにすることになりました。顔料は工場でBGパウダー製造の時に調合する方法をとりました。

P5100027.JPG墓所をいくつかの工区に分けて、これから数か月かけて施工する予定です。

P5100040.JPG           5月10日撮影

4月のフローラカスケード 2021年04月24日

4月も下旬に入り浅草寺様境内も初夏の気候を迎えています。フローラカスケードの灌水量は例年であればゴールデンウィーク明けに初夏の設定に切り替えるのですが、今年は早めに切り替えました。

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昨年の11月に植えたビオラもオレンジと黄色の花模様が鮮やかになってきました。植物たちは人間を取り巻く環境にお構いなしにたくましく成長を続けています。

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今朝の境内は気持ちよい朝を迎えてご本堂の上の青空に美しい雲が浮かんでいました。これから東京は植物の成長とともにさわやかな初夏の季節を迎えます。

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                        4月24日撮影

花まつり 2021年04月08日

今日4月8日は花まつり、お釈迦様の誕生日です。浅草寺様境内様では天上天下唯我独尊のお姿をとられたお釈迦様に、境内を訪れた方々が甘茶をかけていました。

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ご本堂の横の八重桜もお釈迦さまの誕生日をお祝いするように美しく咲いていました。

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境内東に設置されたフローラカスケードでは、昨年の11月に植えたビオラも花まつりをお祝いするように見ごろを迎えています。

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                        4月8日撮影

3月の浅草寺様境内 2021年03月30日

3月も終わりを迎えました。昨年、浅草寺様境内を舗装させていただいたブミコンも施工終了から4か月がたち、全体的に境内になじんできたようです。

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世の中がコロナの影響で落ち着かない中、昨年の4月から始まった施工でしたが、二天門、宝蔵門、おみくじ売場、そして境内東の周辺を無事に施工する事ができました。これから東京は降雨量が増える季節を迎えますが、ブミコンと下地路盤でおよそ20mmの雨水を一時的に貯留しながら地面に浸透させてゆきます。

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境内東に設置されているフローラカスケードでは昨年の11月に植えたビオラが元気に冬を越して元気に咲き続けています。

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                         3月29日撮影

風が吹けば桶屋が儲かる? 2020年12月12日

今年は4月から11月にかけてブミコン舗装の立ち合いで東京都浅草にある浅草寺様の境内で過ごす時間がありました。その中で感じたのですが今年の東京は雨の日や曇りの日が多かったような気がします。梅雨が明けるのも8月にずれ込みました。中国地方や九州では梅雨の間に大雨による洪水も発生しました。今年の梅雨 それと同じ時期、日本のお隣の中国や韓国も大雨や洪水に見舞われていたようです。

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日本やアジアで雨が増えている現象は12月6日付の日本経済新聞でも1面で紹介されていました。「異常降雨 アジアに脅威」記事の冒頭で「地球温暖化による自然災害の増加がアジアの経済の脅威になってきた。」とあります。また記事の中で学者先生が「温暖化で大気中の水蒸気が増えると、雨量がかさ上げされる。」と語っていました。しかし今年の梅雨、日本や東アジアで雨が増えた原因を地球温暖化の一言でかたずけられるのでしょうか?

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私は今から12年前の2008年の2月から10月にかけても、同じく浅草寺様の境内でブミコン舗装の現場に立ち会う機会がありました。その年の7月の三佐和ブログを見ると「地球寒冷化?」というブログがありました。2008年7月5日 朝日新聞夕刊の記事を紹介したもので見出しには「黒点減少ミニ氷河期の前兆」となっていました。2008年というと世界中で盛んに温暖化が叫ばれていた時期でした。2008年の梅雨の記憶を思いだしてみると、確かに梅雨はあったかもしれませんが今年の梅雨のように、中国の長江をはじめ韓国や日本が大洪水にさらされていたとは思えません。

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先ほどの2008年の朝日新聞の記事の見出しに「黒点減少ミニ氷河期の前兆」というのがありましたが2018年1月の三佐和ブログ「宇宙万物の根源」中で「今年の東京は久しぶりに本格的な寒い冬を迎えています。理由は諸説あるようですがその一つに太陽の磁場活動の変化と黒点の数を関連付けた考え方があるようです。黒点の数が多い時期は太陽の磁場活動も活発で地球などの惑星も太陽の磁場に覆われる状態が続くようです。そして黒点の数の少ない時期は太陽の磁場活動も不活発になり地球を覆う磁場も小さくなるようですね。例えると黒点の多い時期は太陽が磁場の傘を開き、黒点が少ないときは磁場の傘が閉じられるとでも言うのでしょうか?」と語られていました。

IMG_1478.JPG2008年に語られた黒点減少による気温の低下が10年かけて実現しているような気がします。私は10年以上にわたりコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京でブミコン舗装の現場に立ち会ったり、ガーデンクリートで様々な植物を育ててきましたが、現場で周囲の自然を体感すると、東京の環境は長いスパンでとらえると常に変化していて、それを地球温暖化や寒冷化の一言で語ることは難しいと思います。

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「風が吹けば桶屋が儲かる」という日本のことわざがありますがその意味は「ある事象の発生により、一見すると全く関係がないと思われる場所・物事に影響が及ぶことの喩えである。」そうです。Wikipedia 四季を通じて様々な自然現象に包まれた日本の風土が作り出した言葉ですね。地球環境の変化も地球の温暖化や寒冷化と単純に一直線でとらえてはいけないと思います。しかし私は「太陽の黒点が少ないときは磁場の傘が閉じられる。」という考え方に魅力を感じます。

ブミコン浅草寺日記2020 2020年12月02日

今年は4月の初めから11月の終わりまで浅草寺様境内でブミコン舗装の施工をさせていただきました。その様子をまとめたブミコン浅草寺日記2020がアップされました。ホームページの資料ダウンロードからご覧いただけます。

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2008年に浅草寺様ご本堂建築50周年の事業のひとつとして境内をブミコン舗装させていただき12年が経過しました。今回は二天門周辺から始まり宝蔵門周辺、おみくじ売場周辺、そして境内東と8か月におよぶ工事でした。春から梅雨、夏の日照りを経て秋の長雨と変化する気候に対応しながらが様々な経験を積むことができました。これからも浅草名物の雷オコシに似た透水性コンクリートブミコンが境内を訪れる方々の足元を支えます。

境内東オオイチョウ前ブミコン舗装 2020年11月28日

まだ一部の補修工事が残っていますが、境内東オオイチョウ前のブミコン舗装が終了しました。これで4月から始まった二天門周辺、宝蔵門周辺、おみくじ売場周辺、そして境内東のブミコン舗装が完成しました。

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厳しい社会状況が続く中で、境内を訪れる人が少ないタイミングを縫ってお仕事をさせてくださった浅草寺様に心から感謝いたします。

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そして春、夏、秋と気候条件が大きく変化する中で8か月に及ぶブミコンの施工を続けた山内石材株式会社のの皆さん、ご苦労様でした。P1510928.JPG

今回は作業の途中から移動式プラントが導入されて、施工効率がアップしましたが、人の目によるブミコン表面のレベル調整とコテを使った手作業による仕上げは12年前と変わらず美しい仕上げになりました。 11月26日撮影

11月のフローラカスケード 2020年11月03日

浅草寺様境内のフローラカスケードの花の植え替えを行いました。夏の間咲き続けたインパチェンスに変わり秋から冬、そして春の主役はビオラです。

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フローラカスケードでは直径が6㎝から9cm,深さが6cmの穴に植物の根鉢を挿入するだけで様々な植物が育ちます。

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今までフローラカスケードで育ち続けてきたゼラニウム、ミント、ロースマリーなどのハーブは浅草寺様のご厚意で境内に移植させていただけることになりました。無駄な殺生をすることもなくホットしました。

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今回は久しぶりにフローラカスケード全面にビオラを植えました。ビオラは秋から冬を越して来年の春まで美しい花を咲かせ続けてくれることでしょうね。カスケードブロックと灌水システムの組み合わせてビオラの成長を支えてゆこうと思います。

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                         11月2日撮影

境内東藤棚前ブミコン舗装 2020年10月29日

浅草寺様の境内東藤棚前のブミコン舗装が終了しました。今回の施工場所は今までの施工場所よりもマスの面積が広いのですが、移動式プラントのおかげで作業は順調に進みました。

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移動式プラントは骨材と固化材、そして水量を一度決めると、ほぼ同じ品質の材料が混錬できるので、ブミコンをコテでのばしたり抑えたりする作業も同じ力で行うことができるようです。

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気温が25度から15度の間の気候は良質なブミコンを混錬して仕上げることができるようです。次は境内東オオイチョウの前のブミコン舗装が始まります。

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                       10月29日撮影

境内東ブミコン舗装 2020年10月13日

おみくじ売場横のブミコン舗装が終わり、境内東のブミコン舗装も折り返しを迎えました。次の工区はマスの面積が少し大きくなりますが移動式プラントの導入で施工効率を上げてゆこうと思います。

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今年は夏から秋にかけて雨の多い日が続きましたがようやく気候も落ち着いてきたようです。ブミコンの施工に適した気温は植物の生育に適した気温と同じように25度から15度にかけてのようですね。

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ブミコンを作る材料の状態も今の季節がベストです。真夏は気温が高く直射日光によるブミコンからの水分蒸発を避けるために施工をしてすぐにシートで養生をしました。また気温が下がる冬は、通気性の良いブミコンの下の土からの温かい空気が通りやすく、空気に含まれた水蒸気がブミコンの表面で固化材BGパウダーや空気と反応して白華(炭酸カルシウム)を発生させたりします。10月から11月にかけてブミコンの施工に適した環境を生かして作業を進めてゆこうと思います。

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                        10月13日撮影

おみくじ横ブミコン舗装 2020年10月10日

境内東、おみくじ売場横のブミコン舗装が終了しました。9月は雨の日が多かったですが10月になり気候も落ち着いてきたようです。

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おみくじ横の工区からブミコンを混錬する移動式プラントが本格的に導入されましたが、コンピューターで制御された材料の配合は順調で、混錬量も大幅にアップされました。ブミコンの施工に力強い仲間がやってきたようです。

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週末には台風が近づき天候も崩れるようですが、次は三社祭が終わった後に施工を行う予定です。

PA070079.JPG                施工:山内石材株式会社様 10月7日撮影

メンテナンスの継続性 2020年09月12日

ネットのニュースを見ていたら「中国の次なる治水事業スポンジ都市構想」という記事を見つけました。中国でスポンジ都市(海綿城市構想)が始動したのは2015年からのようです。屋上庭園、景色のいい湿地公園、浸透性の舗装、地下貯蔵タンクの活用などが事業化されたようですが、それから5年が経過した現在、事業化された屋上庭園などは荒廃しているようです。詳しくは記事をご覧いただくとして私なりの意見を述べさせていただきたいと思います。

P9070011.JPG透水性コンクリートと緑化コンクリートの開発と事業化を目指して会社を設立して以来、コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京を舞台にして試行錯誤を続けながら現在に至っています。様々な経験を積み重ねた中で、ヒートアイランド東京の厳しい自然環境で製品システムの継続性を如何に維持するかが重要なポイントであることがわかりました。製品のメンテナンスの継続性が大事だということですね。

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東京都台東区にあります浅草寺様の境内をブミコン舗装させていただき12年が経過しました。これまで舗装させていただいた延べ面積は約10,000㎡に及びます。ブミコンで境内を舗装した後も浅草寺様では、境内を訪れた皆さんが快適に歩行できるように常に監理、散水、掃除、などのメンテナンスをしてくださり今日に至っています。今年は境内の排水システムの改修に伴いブミコンも再鋪装させていただいています。

P9080005.JPGまたコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京では、屋上や壁面で植物を育てるには灌水の継続性が必須条件です。東京で植物を育てるということは砂漠で植物を育てるようなものです。年間降水量の数値でみると東京は砂漠よりも多いですが、当社で開発した緑化基盤と灌水システムの組み合わせは、東京の年間降水量を有効に利用しながら必要最小限の灌水量で植物を育てます。下の写真は浅草寺様境内に設置されたフローラカスケードでインパチェンスやハーブなどを育てている様子です。9月11日撮影

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冒頭で紹介した中国の事例は構想が事業化された後にメンテナンスが滞ったことで、荒廃した現状をもたらしたということですね。いかに夢のある構想を描いても、それを実現させた後に地道なメンテナンスの継続性が保たれなければ夢は砂上の楼閣に終わってしまうという教訓です。

おみくじ前ブミコン舗装2 2020年09月07日

 浅草寺様境内のおみくじ所まえのブミコン舗装が終了しました。

P9070003.JPG日差しが強かったり、雨が降ったりした中での施工でしたが養生シートを利用して仕上げることができました。

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境内のブミコン舗装はまだまだ続きます。秋は気温も下がりブミコンの施工には適した季節ですが、移り変わる天候を注意しながら仕事をしてゆこうと思います。

P9070011.JPG       施工 山内石材株式会社様 9月7日撮影

おみくじ前ブミコン舗装 2020年09月01日

今日から九月です。おみくじ前の参道の舗装が終了しフェンスが外されて参道横のブミコン舗装が始まりました。

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今回はブミコンの材料を作るために移動式プラントが用意されました。移動式プラントは今までよりも倍の速さで材料を作る事ができます。そして材料の計量と混錬をプラントが行うので作業をする皆さんの負担も軽くなります。

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今年の夏は日照りが続いたのでブミコンを施工した後に表面をブルーシートで覆いましたが良い効果を得ました。

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九月に入り東京の気候も変わってきたようです。これからは秋の長雨や台風を想定してブミコンの施工を続けてゆこうと思います。

P9010090.JPG            施工:山内石材株式会社様 9月1日撮影

境内東ブミコン舗装3 2020年08月24日

お盆の休みも終わり浅草寺様境内のブミコン舗装が再開されました。今週は境内東、は工区のブミコン舗装です。

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浅草寺様境内では雨水の排水システムの改修に伴いブミコンによる透水性舗装が行われています。浅草寺様境内のブミコンの保水率は平均しては17.5%、1時間当たりおよそ20mmの雨水を透水、保水することができます。そして東京都の下水は1時間当たり50mmの雨水を排水できる設計です。

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先のブログでもお話ししましたが、今年の夏は日本や、朝鮮半島、そして中国など東アジアが大雨に見舞われています。今年の梅雨 これから太陽の黒点活動の停滞が続く間は、地球全体で発生する雲の量が増えて、それに伴い雨が降る割合が地球規模で広がるという考え方があります。詳しくはブログ宇宙万物の根源 をご覧ください。

P8240094.JPGコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京の雨水の透水・保水性は著しく低下しています。これから雨の増える気候の中で大自然の現象に立ち向かうのは、ハチドリクリキンディのたとえのような行動ではあるかもしれませんが、できる限り都市の透水性・保水性を高めてゆこうと思います。

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                 8月24日撮影

境内東ブミコン舗装2 2020年08月15日

浅草寺様境内東ろ工区のブミコン舗装が終了しました。夏の直射日光の当たる厳しい環境の中で、ブミコンを施工した後にブルーシートをかけて養生をする舗装工事でした。

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ブミコンは材料を混錬するときに水分量を工夫する必要があります。水が多すぎたり少なすぎたりすると良い品質が保てません。材料と水量の理想的な配合を確保しながら施工することが求められます。

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ブミコンは浅草名物の雷オコシのような形をしています。材料の中に空隙があり、そこに雨水が浸透したり保水されたりする機能を備えたポーラスコンクリートです。

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暑い日が続くので、しばらくの間作業を休みお盆が明けてから施工を再開する予定です。8月13日撮影

境内東ブミコン舗装 2020年08月05日
 8月に入り浅草寺様境内東のブミコン舗装が始まりました。

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雨を気にしながら作業をした梅雨が明けて、日差しの強い8月はブミコンにとって水分量を気にしながらの作業が必要です。

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また真夏の気候の特徴である夕立や、最近のヒートアイランド東京でよく発生するゲリラ豪雨にどう対処するか、現場では天気予報をにらみながらの作業がまだまだ続きそうです。

P8050005.jpg                8月5日撮影

宝蔵門ブミコン舗装5 2020年07月31日

      浅草寺様宝蔵門周辺のブミコン舗装がようやく終了しました。P7310039.jpg

       今回は宝蔵門の左を守る阿形の仁王様前の舗装でした。

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先のブログでもお話ししましたが今年の梅雨は雨が多いようでした。ブミコンは雨が降ると工事ができないので,現場でも天予報をにらみながらの工事が続きました。

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       東京もようやく梅雨が明けそうです。

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        施工 山内石材株式会社様 7月31日撮影

今年の梅雨 2020年07月22日

昨年の関東地方の梅雨明けは7月24日でしたが今年の東京の梅雨明けは8月にずれ込む可能性もあるようです。今年は昨年と比べて雨の降る量が多いような気がします。浅草寺様の境内では、梅雨の合間を縫いながらのブミコン舗装が続いています。

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浅草寺様境内のブミコン舗装の延べ面積は約10,000㎡ですが、ブミコンが保水できる雨量はおよそ175㎥です。これは1時間当たり17.5mmの雨を保水する計算です。東京都の下水は1時間当たり50mmの雨水を排水できるので、ブミコンと合わせて約70mm/時の雨水を保水・排水できる仕組みですね。

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今年の梅雨は九州地方や中部地方で大雨による災害が発生しています。一方、海の向こうの中国では長江の河川流域で洪水による大規模な河川の氾濫が発生しているようです。中国の河川氾濫の映像を見ていると気象の異常性を感じます。

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中国を含め何故今年の梅雨は雨が多いのでしょうか?気温や雲の量など様々な要因が今年の東アジアの梅雨の気候配置を形成しているようです。地球を覆う雲の量が多くなってきた原因については以前ご紹介したブログ宇宙万物の根源をご参照ください。写真は隅田川の様子です。7月22日撮影

宝蔵門ブミコン舗装4 2020年07月16日

宝蔵門大わらじ周辺のブミコン舗装が終了しました。梅雨の合間を縫っての施工でしたがようやく仕上がりました。

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今年の梅雨は雨の日が続きましたが気温は涼しく、施工をする皆さんにとっても多少は凌ぎやすかったようです。7月17日撮影

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境内では観光や参拝に訪れる方が少ない間を見越して様々な工事が行われています。石畳の張替えの工事も始まりました。7月17日撮影

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                        7月16日撮影

宝蔵門ブミコン舗装3 2020年07月06日

7月に入りました。浅草寺様宝蔵門のブミコン舗装も大わらじの周辺の作業が始まりました。

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大わらじは山形県村山市の奉賛会からご奉納されたもので,使用される藁の重量は2500㎏ほどになるそうです。10年に一度、作り直しをされるようですね。

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今週は東京の天気も落ちつきそうなので、梅雨の晴れ間を利用して作業を続けたいと思います。

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            7月6日撮影

宝蔵門ブミコン舗装2 2020年06月25日

宝蔵門左の吽形の仁王様周辺のブミコン舗装が終了しました。普通お寺の建物には雨樋が無いので、大雨が降ると雨水が滝のように流れることがあります。

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   ブミコンは雨水を地下に浸透させることで水たまりができにくい歩行環境を作ります。

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まだ梅雨の気候が続きますが、梅雨の合間を縫って次は宝蔵門右の阿形の仁王様の前のブミコン舗装を行う予定です。

P6240009.JPG        施工 山内石材株式会社様 6月25日撮影

宝蔵門ブミコン舗装 2020年06月10日

6月に入り浅草寺様のブミコン舗装が始まりました。今回は宝蔵門周辺の透水性舗装です。

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宝蔵門は昭和39年に再建された鉄筋コンクリート造りの門です。再建前の木造の門は仁王門と呼ばれていましたが、再建後はお寺に伝わるお経やお宝を収蔵することから宝蔵門と呼ばれるようになりました。今も門の左右では仁王様がお寺を守っています。

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東京も梅雨入りまじかです。今回は梅雨の合間を縫っての施工になりそうですが天気を見ながら丁寧に施工してゆこうと思います。

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                6月10日撮影

二天門周辺のブミコン舗装 2020年05月21日

       4月から始まった浅草寺様二天門周辺のブミコン舗装が終了しました。

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二天門は境内の東に位置していて、多くの団体の観光客や参拝客が通る場所で、境内東でブミコン舗装がなされていない唯一の場所でした。

P5210018.JPGこれからは雨の日でも水たまりができずに歩行者が安心して歩くことができます。

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            施工 山内石材株式会社様 5月21日撮影

二天門ブミコン舗装2 2020年04月28日

二天門周辺のブミコン舗装が無事に終了しました。今回は門のまわりの縁石も新しくしました。

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          連休が明けてから、引き続き境内のブミコン舗装を行う予定です。

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           施工 山内石材株式会社様 4月27日撮影

二天門ブミコン舗装 2020年04月09日

二天門ブミコン舗装も、周辺のアスファルトをはがす作業がひと段落つきました。これからしばらくの間、社会の情勢を見極めてゆこうと思います。

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     4月8日はお釈迦様の誕生日です。「天上天下唯我独尊」4 月8日撮影

浅草寺様ブミコン舗装 2020年04月02日

今週から浅草寺様境内のブミコン舗装がはじまりました。舗装するのは境内東の二天門の周辺です。

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        二天門は浅草寺様に残る唯一の木造建築物です。二天門

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まずアスファルト舗装をはがして、時間をかけてブミコンで丁寧に仕上げてゆこうと思います。

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                    3月30日撮影

12月のフローラカスケード 2019年12月12日

今日の東京は暖かい陽気です。浅草寺様境内のフローラカスケードも植物の植え替えのタイミングをつかむことができません。夏に植えたインパチェンスはネットで調べると熱帯アフリカ原産の常緑多年草(春蒔き一年草扱い)と紹介されていました。おそらく熱帯では多年草だが日本の気候では1年で命を終えるという説明なんでしょうね?フローラカスケードで育てているインパチェンスは花は盛りを過ぎ葉の色は褪せてきましたがましたが、葉や茎、根はまだ生きています。この状態で植え替えるのは忍び難く、もう少し様子を見ようと思います。

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夏に植えたミックスベジタブルの種はしっかり成長してフローラカスケードは野菜畑の様相を呈してきました。

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同じくミントやゼラニウム、ローズマリーなどのハーブも元気でこちらは立面で育つハーブガーデンです。

PC120125.JPGフローラカスケードは横90cm高さ30cm厚み6㎝のカスケードブロックを3段に重ね、最上部からドリップチューブで灌水する仕組みです。立面で育てるので植物たちへの日当たりはよく、カスケードブロックの穴に適時灌水される水と空気が植物の根にバランスよく供給され、花や野菜、ハーブなど様々な植物が一年を通し咲き続けます。

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それにしても今年の東京、そして日本の気候は一年を通して劇的に変動してきました。これから本格的な冬を迎えどのような気候になってゆくのか見守ってゆこうと思います。

PC120138.JPG                           12月12日撮影

11月のフローラカスケード 2019年11月28日

東京は11月も終わりを迎え、浅草寺様境内は初冬の雨の冷たさに包まれていました。その中でフローラカスケードではインパチェンス、ニチニチソウ、ビオラ、そしてハーブなどの植物たちが寒さに耐えているようでした。

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浅草寺様のフローラカスケードでは10月下旬から11月の上旬にかけて夏の花から秋から冬にかけての花に衣替えするのですが、今年の秋は暖かかったせいかご覧の通り夏の花のニチニチソウと冬の花ビオラがまだ入り混じって咲いています。

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ゼラニウムやミントなどのハーブ類もカスケードブロックの上で、寒さに負けず元気です。先のブログでもお話ししましたが、カスケードブロックの通気性と保水性が植物が育つのに重要な役割を果たす根を活性化しているようですね。そして立面で植物を育てるフローラカスケードが太陽光を植物に当たりやすいようにしているのも植物が元気な一因ではないでしょうか?

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このような中でフローラカスケードの植物たちを衣替えするのは忍び難く、成長の限界まで見守ろうと思います。11月28日撮影

御本堂前のブミコン舗装 2019年11月07日

今週は浅草寺様ご本堂前をブミコンで舗装をさせていただきました。境内には海外からの訪問者も多くブミコンの施工を興味深く眺めていました。

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今回はブミコンを仕切るのに木の目地を使用しました。木の目地はプラスチック製の目地よりも見栄えが良く耐候性に優れています。そしてブミコン専用バインダー、BGパウダーのアルカリ性が木を酸化による腐食から守ります。

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11月に入り東京の気候もようやく落ち着いてきました。気温はやや高めでしたが湿度も下がりブミコンを施工するのに最適な一日でした。

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          施工:山内石材株式会社様 11月6日撮影

10月のフローラカスケード 2019年10月30日

今年の東京は秋になっても気温が高めのようで、浅草寺様境内のフローラカスケードに植えているインパチエンスやニチニチソウ、ハーブ等が、まだまだ元気に咲き続けています。

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9月の中旬に試しにミックスベジタブルの種をカスケードブロックの穴の土に蒔いたのですが、一月半ほどで食べられるぐらいに成長しました。

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          ミントも紅茶に入れて香りを楽しめるほど立派に育ちました。

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例年であればそろそろ秋から冬にかけての花であるビオラに植え替えるのですが、まだまだフローラカスケードで育つ植物たちは元気なので、植え替えの時期を延ばそうと思います。

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                   10月30日撮影

浅草寺様ブミコン舗装 2019年10月25日

浅草寺様境内のブミコン舗装が始まりました。まずは受香所横の電気工事に伴うブミコンの斫りと補修工事です。ブミコンには体積の25%ほどの空隙があるので、コンクリートと比べてカッターの通りも良いようです。

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ブミコンを斫った後は、夜間に電気工事が行われ翌朝には土が埋め戻され、丁寧に整地されていました。

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整地された路盤の上にブミコンをコテを使い施工して仕上げます。人の眼を頼りにしたブミコンの施工は手作業で行われるので丁寧に仕上げることができます。

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ブミコンを施工してから2日目には雨が降りましたが、施工したばかりのブミコンは雨を地面に透水させていました。

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ブミコンは雨の日でも水たまりができずに境内を訪れる方々の足元を濡らしません。10月25日撮影

天上天下唯我独尊 2019年04月08日

4月8日は花祭り、お釈迦様の誕生日です。浅草寺様境内でもお釈迦様の立像が置かれ皆さんが頭に甘茶をかけていました。右手で天を、左手で地を指すお釈迦さまの姿は、「天上天下唯我独尊」のポーズとして知られています。その意味は色々あるようで、以前のブログでも紹介しました。花まつり

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私たち生命体は広い宇宙の中で唯一無二の存在です。今、私たちが地球という場(field)に存在しているのも、35億年以上に及ぶ生命体の活動の継続があるからですね。天上天下唯我独尊という言葉は、地球に生存する生命体すべてにあてはまる言葉です。

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フローラカスケードでは今年も花祭りに合わせてビオラが美しい花を咲かせています。ビオラも毎日、太陽からの光を浴び水分を吸収しながら命をつなぐ活動を続ける生命体の一つです。そしてフローラカスケードはビオラの活動を根から支えています。4月8日撮影

9月のフローラカスケード 2018年09月06日
浅草寺様の境内に設置されたフローラカスケードの植物たちも何とか猛暑を乗り切ったようです。
日当たりの良い場所に植えたニチニチソウは今花盛りです。
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         同じく日当たりの良い場所に植えたバジルが大きく伸びました。
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                            大イチョウの後ろのハーブたちからは良い香りが漂っています。
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         もう少し涼しくなったら、またイチゴを植えてみようと思います。
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                                                                  9月6日撮影
5月のフローラカスケード 2018年05月24日
浅草寺様境内のフローラカスケードで昨年の10月から咲き続けてきたビオラもひと段落を終えて、これから夏に向けてハーブガーデンに衣替えすることにしました。フローラカスケードにやってきたハーブはジャーマンカモマイル、ローズマリー、フォックスリータイム、ゴールデンレモンタイム、ペパーミント、パイナップルミント、アップルミント、クロリンダゼラニュームです。
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総数約170のハーブがフローラカスケードに勢ぞろいしましたが、あたり一面にハーブの良い香りが漂い始めました。
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昨年の秋までフローラカスケードで育ち、冬から春にかけては新宿事務所のカスケードブロックで平面に育てられたイチゴが半年ぶりに浅草寺様に戻ってきました。再び立面空間で元気育ち続けてもらいたいですね。
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これから夏にかけて境内のてオオイチョウの下では様々なハーブたちが香りのハーモニーを楽しませてくれることと思います。皆さんも是非お立ち寄りください。
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                                                                   5月24日撮影
4月のフローラカスケード 2018年04月06日
昨年の10月のはじめに浅草寺様境内に設置されているフローラカスケードにビオラを植えてから6か月が過ぎました。今年の冬の東京は気温が低く大雪にも見舞われましたが、太陽からの暖かい陽ざしを受け続けながらビオラは成長を続け今盛りを迎えています。
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立面で植物を育てるフローラカスケードの良さは、植物全体を横から俯瞰できることです。花の盛りを迎えたビオラがカスケードブロック全面を覆いその美しさに圧倒されます。
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立面で植物を育てる難しさは、いかにして植物全体に水を灌水するかということですね。緑化ブロックと灌水クロスを用いて平面で植物を育てる場合はクロスの水の分散性、そして緑化ブロックの保水性fで水が植物全体に行き渡りますが、立面で植物を育てる場合、水はカスケードブロックの上から下に向かい流れてゆきます。
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カスケードブロックには無数の空隙があるので、上から流れてくる水はこの空隙を伝わり下や横に分散してゆきますが、ブロックの上と下では流れる水量にむらが出来たりします。フローラカスケードではカスケードブロック全体に水がうまく広がるように様々な工夫がなされています。
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4月8日は仏様の誕生をお祝いする灌仏会花祭りです。フローラカスケードのビオラたちも花祭りに合わせて見頃を迎えているようですね。浅草寺様境内では白い象に乗った仏様の立像が皆さんをお迎えします。 4月4日撮影
五重塔ブミコン舗装 2017年09月19日
    先週は浅草寺様五重塔改修工事の一つとしてブミコン舗装をさせていただきました。
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施工場所は五重塔の北、獅子の像の間です。3月から5月にかけて行われる「大絵馬・寺宝展と庭園拝観」では会場の入り口になる場所です。
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浅草寺様の五重塔はコンクリートで作られています。木造の五重塔は昭和20年3月10日の大空襲で残念ながら消失してしまいました。コンクリート製の建物の良さは木造と比べて耐火性に優れていることです。しかしながら国宝でもあった戦前の木造の五重塔の後を継いでコンクリートで五重塔を建てるには、建築家の先生や施工に携わった清水建設さんの英知と技術、そしてご苦労があったことと思います。
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五重塔の改修工事もほぼ終了しました。装いを新たにした美しい姿を見せる日が近づいています。
9月15日撮影
1月のフローラカスケード 2017年01月18日
1月に入り東京都内の気温も下がってきました。フローラカスケードに灌水するドリップチューブからの水も凍りました。         1月16日朝撮影
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              この寒さの中でも虫たちはフローラカスケードの花を目指してやってきているようです。
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フローラカスケードの一番下の段の穴は、上から落ちてくる水がたまりやすく土の保水が過剰になる場合があります。そこで土の代わりにパンジーを断熱材のグラスウールに包んだところ、よく育ってきました。グラスウールの撥水性が水分過剰の環境を調節してパンジーの根に適度な水が供給されているようですね。
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これからまだ寒い日は続きますがフローラカスケードの植物たちは元気に冬を楽しんでいるようです。
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             写真手前の一番下の段に白いパンジーが見えますね。 1月17日撮影
12月のフローラカスケード 2016年12月22日
浅草寺様境内に設置したフローラカスケードにビオラとイチゴを植えてちょうど一か月が過ぎました。ビオラもイチゴもフローラカスケードの立面環境になじんできたようです。
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冬から来年の春にかけて灌水量も冬向けの設定に変更しました。先週のブログでもお話ししましたが植物の根から吸収される水のおよそ98%が蒸散作用に使われるそうです。フローラカスケードではカスケードの上部に設置されたドリップチューブから水がコントロールタイマーを通して自動的に灌水される仕組みです。
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フローラカスケードの灌水には浅草寺様の井戸水を使用させていただいています。井戸水に含まれる自然素材のミネラルが良いのでしょうか、これまでの経緯を見ると植物の成長に良い働きをしているような気がします。
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冬の寒さにもかかわらず、フローラカスケードに植えたイチゴが白い花を咲かせ続けています。暖かくなり実をつける来年の春が楽しみですね。
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                     12月22日撮影
フローラカスケードの植え替え 2016年11月23日
6月から咲き続けてきたニチニチソウに代わり、これから冬、春に向けて昨年に続きヴィオラをフローラカスケードに植え替える作業を行いました。同じく6月から試しに植えたイチゴがまだ花を咲かせて実を成らせているので、今回はイチゴも本格的に育ててみることにしました。 
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                イチゴがまだ花と実をつけています。11月22日撮影
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                                 今回はイチゴの苗を本格的に植えてみました。
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                             これから冬に向けて暖かい配色のヴィオラを選びました。
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今年の夏は台東区にあります浅草寺様の境内ではニチニチソウとイチゴを、大田区のPIOでは芝生、トマト、ピーマン、ナスなどを育ててみましたが、みなよく育ちました。先のブログでもお話した文京区にあります風のガーデンの植物たちも元気です。東京はコンクリートジャングルに囲まれ、アスファルト砂漠に覆われ、多くの人や車が集まり気温や二酸化炭素の濃度もやや高めに推移しているようですが、このような環境が植物の成長にはよいような気がします。 
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                                                           11月22日撮影


植物小瀧 2016年04月14日
昨年の10月から浅草寺様境内のフローラカスケードでヴィオラを育てて6ヶ月が経過しました。そしてほぼ95%以上のヴィオラが無事に冬を乗り越えることが出来たようです。
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フローラは植物、カスケードは小瀧を意味する英語です。フローラカスケードの前で写真を撮るアジアからのお客様も良く見かけられるので、昨年貼ったカタカナ、英語のシールに加えて漢字のシールをフレームに加えました。
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ヴィオラの成長の様子をよく見ると3月頃から花の咲きも旺盛になってきたようです。これから初夏に向かう都心の環境で植物たちがどのように育ってゆくのか見守ってゆこうと思います。
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        関連サイト:フローラカスケードFlora Cascade 関連ブログ:フローラカスケード4月13撮影
自然法則を利用した技術思想の創造 2015年09月07日
発明とは自然法則を利用した技術思想の創造です。その高度なものが特許で保護されます。発明者には一定期間、一定の条件のもとに特許権という独占的な権利を与えて発明を保護する一方、その発明を公開して利用を図ることにより新しい技術を人類共通の財産として行くことを定めて、これにより技術の進歩を促進し、産業の発展に寄与しようというものです。崇高な理念を持った制度ですね。特許庁ホームページより
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私もいくつか特許権をいただいていますが、確かにその製品開発の発想は自然法則の原理を利用したものでした。たとえば「ブミコン」は天然に存在する石灰石の凝固能力を利用して天然砂利を固める透水性コンクリートです。ブミコンは砂を使わないコンクリートなので砂利と砂利との間に空隙が出来て、そこを水が流れることで雨水を地面に浸透させます。そしてコンクリートやアスファルトに覆われた都市の保水能力を高めます。
            ブミコンの形は浅草名物の雷オコシに似ています。
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ガーデンクリートはブミコンの原理を応用した緑化コンクリートです。使用する骨材を天然砂利から軽石に変えることで、軽石の無数の空隙を利用してそこに水が保水される仕組みです。そして軽石に保水された水が蒸発するときに発生する気化熱の働きで、地表の温度を下げ都市のヒートアイランド現象の緩和に役立ちます。
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ガーデンクリートの空隙には植物の根が活着して植物を育てます。そしてガーデンクリートの保水性と通気性が根の成長を促進させます。ガーデンクリートはコンクリートやアスファルトの上に直接施工出来るので、様々な場所で都市の緑化を容易にします。さらに毛細管現象の働きを利用したドリップチューブと灌水クロスとガーデンクリートを組み合わせた緑化システムが、必要最小量の灌水量で植物を育てるとともに、緑化基盤の厚みを薄くすることが出来るので、屋上に施工しても建物への荷重を軽減します。また石貼りやコンクリート、アスファルトに覆われた歩道でも、土を使用したプランターの厚みの1/3から1/4の厚みで様々な植物を育てることが可能です。
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ガーデンクリート緑化システムの上で芝生や植物を育てている香港の中学校の屋上の写真です。土地が少なく高層の建物の多い香港では、建物の屋上を緑化することで,周囲の建物から緑が楽しめます。     関連サイト:ブミコン・ガーデンクリートについて ガーデンクリート都市緑化システム

お水舎横ブミコン舗装3 2015年06月22日
6月初旬から始まった浅草寺様御本堂前のお水舎横でのブミコン舗装が無事終了しました。これから本格的な梅雨を迎える前に施工が終了して、参拝にいらっしゃる皆さんが雨の日でも心地よく参拝することが出来るので一安心です。
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ブミコンの上を歩いた方の印象をお聞きすると、ブミコンの上の歩行感は柔らかく歩きやすいとのことでした。ブミコンの開発者、施工者にとり元気の出るご感想をいただき嬉しい限りです。
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今日もまた多くの皆さんが浅草寺様を訪れています。これまで浅草寺様境内のブミコン舗装で培った経験を活かしながら、引き続き浅草寺様境内の環境改善のお手伝いをさせていただくように製品、工法の研究開発を続けてゆこうと思います。
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                     6月22日撮影
お水舎横ブミコン舗装2 2015年06月14日
    先週は梅雨の晴れ間に恵まれて、お水舎横のブミコン舗装も半分ほどが仕上がりました。

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ブミコンは施工してから固化材BGパウダーの硬化が始まるまでの時間がとても重要です。梅雨の合間を縫っての作業なので、雨対策として施工した後にシートでブミコンの表面をを覆います。
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今年の東京は長梅雨になりそうなので、本格的な梅雨を迎える前に境内のブミコン舗装を済ませて雨の日でも境内を訪れる皆さんが快適に歩ける環境をご提供しようと思います。
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                                                              6月12日撮影
お水舎横ブミコン舗装 2015年06月07日
先週から浅草寺様御本堂前のお水舎横のブミコン舗装が始まりました。お水舎は参拝に来られる方が手を清めるところです。
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雨の日の境内ではブミコン舗装をした場所としない場所では水たまりの有無がはっきりとわかります。 土の透水率は低いので雨水が表面に溜まります。
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ブミコン舗装をした場所はブミコンが雨水を透水するので水たまりができません。 6月3日撮影
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境内には毎日、多くの修学旅行の学生さんや海外からの旅行客が訪れますが、皆さんが快適に境内を歩行できるようにブミコン舗装がお手伝いします。
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                         6月7日撮影 
金龍山 浅草寺 2015年03月17日
三月初旬から始まった浅草寺様境内東のブミコン舗装工事も終了しました。境内東は面積も広く多くの参拝客が訪れますがブミコンが境内を訪れる人たちの足元を快適に保ちます。宝蔵門を望む
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                         ご本堂を望む
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                 18日には金龍の舞が奉演されました。
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                       3月18日撮影
       

ブミコンと防災 2015年03月11日
3月10日は東京大空襲、3月11日は東日本大地震が発生した日にあたります。4年前に発生した地震と津波は今でも多くの日本人の記憶に残っていますが災害発生時に避難する場所として学校の校庭や公園、お寺の境内などが想定されます。人々がこれらの場所に避難して一夜を明かす時に、地面が土だと雨が降ると水たまりが出来てあまり快適ではありません。土の上をブミコンで覆うことで水たまりが出来ずに、避難場所での生活環境を多少なりとも向上することが出来ます。
   ブミコンを施工した場所は水たまりができませんが、土の上は水が引くのに時間がかかります。
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3月4日には浅草寺様境内で防災訓練が行われました。写真は地震発生の合図でブミコンの上に身をかがめる防災訓練参加者。 3月4日毎日新聞夕刊

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境内東ブミコン舗装 2015年03月07日
三月に入り浅草寺様境内のブミコン舗装が始まりました。今回の施工場所は境内東おみくじ売場の横です。
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ブミコンの形状は砂利と砂利の間に空隙があり浅草名物のカミナリオコシによく似ています。この空隙に雨水が浸透するので水たまりができず、滑りにくいので雨の日でも快適に歩くことが出来ます。
P3061776.JPG        頼朝桜がきれいに咲いていました。 これから境内では春の催しが目白押しです。
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                       3月2日、7日撮影
おみくじ所の周囲ブミコン舗装 2014年10月11日
先週に引き続き、今週は浅草寺様境内おみくじ所の周囲のブミコン舗装のお仕事をさせていただきました。おみくじ所では毎日、修学旅行の学生や海外からの観光客など多くの参拝客が訪れておみくじを引く姿を見かけました。
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来週からは浅草寺様境内では金龍の舞をはじめ菊まつりなど様々な催しが開催されます。今回は台風18号の影響も少しはありましたがお祭りの前に工事が無事に終了して安心しました。
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来週は台風19号がまた東京にやって来るようですが、ブミコン舗装で浅草寺様境内に降る雨水をなるべく多く吸収させて、皆さんが歩きやすい舗装環境をご提供しようと思います。 10月10日撮影                           関連サイト:ゲリラ豪雨/雷雨対策に  

ご本堂参道横ブミコン舗装 2014年10月04日
今週は、浅草寺様境内のご本堂参道横でブミコン舗装のお仕事をさせていただいています。これまであったコンクリート舗装をはがしてブミコン舗装に張り替える仕事です。
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境内には海外からの観光客も参拝に来ていますが、左官鏝で仕上げるブミコン舗装を興味をもってご覧になっているようです。
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来週は東京にも台風がやって来るようですが、多くの雨水をブミコンに透水させて参拝者の皆さんが歩きやすい環境を提供したいと思います。
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                                          関連サイト:ゲリラ豪雨/雷雨対策に(透水性舗装) 10月2日撮影
アスファルトの良さブミコンの良さ 2014年07月19日
今週は浅草寺様境内の藤棚に夏の暑さをしのぐためにミストを取り付けるために、境内のアスファルト舗装とブミコン舗装の一部をはがして灌水パイプを通す仕事に参加させていただきました。アスファルト舗装の良さは、荷重に対する曲げ強度に優れていることと舗装直後に人や車が通行できることです。

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ブミコン舗装の良さは雨水を地面に浸透させる透水性と紫外線や熱に強く耐候性に優れることでしょうね。しかしながらブミコンは石灰系の固化材で固められているので、人や車が通行するためには3日から1週間ほどの養生期間を設けなければなりません。
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浅草寺様の境内は参拝や観光にみられる人の数が多いので、舗装工事をした後は速やかに歩行可能な状態に整備をしなければならないとともに、雨水を地面に浸透させて人々が歩きやすい環境も提供しなければなりません。
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  これからも様々な状況に対応しながら浅草寺様境内の環境整備のお手伝いを続けてまいりたいと思います。7月19日撮影
藤棚横ブミコン舗装 2014年06月22日
先週は浅草寺様境内の藤棚横でブミコン舗装を行いました。工事もほぼ終了し再び雨が降り出しました。
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今回は三社祭が終わり梅雨が始まる時期の施工で入梅時は激しい雨に見舞われましたが、その後はカラ梅雨でブミコンの施工には最適な気候でした。
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そしてブミコンの施工が終了し再び雨模様の天気が続きそうです。施工中の雨は困りますが、施工後1日ぐらいたってからの雨はブミコンが硬化するには恵みの雨となります。
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あと2週間ほどで四万六千日(ほおずき市)が始まります。浅草寺様境内でのブミコン舗装はお寺の年中行事の間を縫っての施工です。6月22日撮影
梅雨の晴れ間のブミコン舗装 2014年06月14日
東京も本格的な梅雨に入りましたが、今週はその梅雨の晴れ間の一日を利用してブミコンの施工を行いました。
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最近ではタブレット型のパソコンや携帯電話を現場に持ち込み、東京アメッシュなどの天気予報アプリを利用して施工場所周辺の空模様に関するきめ細かな情報が入手できます。画面に表示されている雨雲の動きを見て施工の継続か中止を素早く判断できるできるようになりました。
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週間予報によると来週の東京の天気は晴れや曇りの日が続きそうです。最新の気象データをにらみながら引き続き浅草寺様境内のブミコン舗装を行う予定です。
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                                                                             6月13日撮影
浅草寺様ブミコン舗装 2014年06月07日
浅草寺様境内のブミコン透水性コンクリート舗装が始まりました。梅雨が予定よりも早まったので今週は下地作りで終わりましたが、これからは梅雨の合間を縫って天気の様子を見ながらの施工になりそうです。
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先週のブログでもお話ししましたが今年の夏は雨の多い気候になりそうです。ブミコン舗装(路盤含む)で約20mm/時の雨水を保水することが出来ます。都市の下水道の雨水貯処理力は50mm/時といわれていますので、都市のアスファルトやコンクリートの建物をブミコンやガーデンクリートで被覆することで大雨の時、下水道の雨水貯処理力を補うことが出来ますね。
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                                                 6月5日撮影 関連サイト:ゲリラ豪雨/雷雨対策に
花まつり 2014年04月11日
4月8日は花まつり。お釈迦様の誕生日です。浅草寺様の境内では白い象に乗ったお釈迦様が有名な「天上天下唯我独尊」のポーズとられています。天上天下唯我独尊については様々な解釈があるようです。ネットで禅宗のお坊さんのブログを読んでいたら「この世界・この宇宙において私たち一人一人は唯一無二の存在である。だから尊いのだ。」とありました。なるほど!生命の尊さを感じますね。IMG_3057.JPG
仏の教えをはじめ自然に恵まれた環境で生まれ育った人間の考え方は、自然の中で生かされているという畏怖と感謝の気持ちが感じられます。それに対して近代科学の発想には人間の力で自然をコントロールできるといった考え方が見受けられます。たとえば人間が排出するCo2等の排出量を削減することで地球の温暖化を抑制できるといった考え方ですが最近、この考え方も少し風向きが変わってきているようですね。
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The Telegraphのネットニュースを見ていたら興味深い記事が載っていました。The game is up for climate believers. 詳しい記事はご覧いただくとして、記事の後半に次のような文章がありました。IPCC report made the usual warnings about climate change,but behind its rhetoric was a huge concession.The answer to problems of climate change lay in adaptation,not in mitigation,it admitted.(気候変動問題に対する答えは、adaptation環境の変化に適応することにあり、mitigation緩和・鎮静・軽減ではない)と述べています。
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先のブログでもお話ししましたが、46億年かけて作り上げられてきた地球の自然環境を200年から300年ぐらいの経験・蓄積しかない近代科学の眼で眺めるときは、自然に対する畏怖の気持ちを忘れてはいけませんね。昭和20年3月10日の空襲で焼けた銀杏の木から、今年も新しい芽が元気に出始めました。植物の生命力の逞しさを感じさせてくれます。(浅草寺様境内にて 4月11日撮影)




五重塔脇ブミコン舗装 2014年02月28日
今週は浅草寺様境内の五重塔脇でブミコン舗装をさせていただきました。ここでは2頭の獅子(ライオン)が番をしています。
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五重塔最上階に奉安されている仏舎利はスリランカ国から請来されたそうですが、スリランカの国旗にもライオンが描かれています。ライオンは仏教にご縁のある動物のようで、仏教を支持したアショカ王が建立されたといわれる柱にもライオンの像が乗っていて、インドの国章にもになっています。 スリランカの国旗 下の写真はアショカ王の王柱(Wikipedia引用)
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このライオン、どこかで見たことはありませんか?そうです、シンガポールのマーライオンですね。Lion City当社のロゴもライオンです。そして知恵の神 文殊様はライオンにまたがるお姿をしています。

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日本ではこれから東北の復興と東京オリンピック開催準備に向けて多くの国土整備の仕事が必要になります。私も文殊様の知恵にあやかり英知を結集して、これまで積み重ねてきた経験と技術を生かしながら、より多くの皆さんが国土整備の事業に参加できる透水性コンクリート、緑化コンクリートの開発・製品化を目指してゆきたいと思います。関連ブログ:人間力による雇用の創造2

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今回施工させていただいた場所は3月14日から始まる「浅草寺 大絵馬寺宝展と庭園拝観」東日本大震災復興支援の会場入り口になるところです。皆さんもぜひお出かけください。 2月28日撮影
宝蔵門東ブミコン舗装 2013年12月06日
今週は浅草寺様境内の宝蔵門東でブミコン舗装の仕事をさせていただきました。今年の1月、寒さの中で始まったブミコン舗装も再び冬の施工を迎えました。今回施工させていただく宝蔵門東は西を向くと五重塔、東を向くと東京スカイツリーが見える眺めの良い場所です。
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1月から始まったブミコン舗装は砂利の粒を大きくして透水性能を高めることが主たる目的ですが、砂利の粒の大きなブミコンが周囲の景色と調和して美しい風合いを見せてきました。
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夏は夕方5時ごろまで施工が出来ましたが今の時期、東京の日没は早く4時30分を過ぎると周囲は薄暗くなり、ライトアップされた宝蔵門や五重塔が美しく浮かび上がります。
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               12月18日は「納めの観音ご縁日」、境内は羽子板市でにぎわいます。   12月5日、6日撮影
宝蔵門東ブミコン舗装 2013年09月28日
お彼岸も終わり台風19号が通過したあと、東京の気候は北風に変わり気温も下がってきました。今週は浅草寺様宝蔵門東、タブの木の周囲のブミコン舗装の仕事をさせていただきました。
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境内ではススキや彼岸花が咲き秋の気配が漂っています。日中の気温も24℃前後でブミコンを施工するのに最適の環境です。西洋芝が育つ最適温度は15℃から24℃の間といわれていますが、ブミコンを施工する最適温度も同じですね。芝生の科学
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今回、ブミコンを施工する境内東はスカイツリーが良く見える場所です。隣では茶店も建てられて10月から始まる秋のお祭りの準備が進んでいます。提灯櫓を建てる鳶の職人さんも身軽ですね。浅草寺様の境内にいると江戸時代にタイムスリップしたような気持ちになります。
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ブミコンが仕上がった後を鳩が歩き初めをしていました。次回のブミコン舗装は秋のお祭りが終わり羽子板市が立つ前の12月を予定しています。
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                                                                     9月27日撮影
ゲリラ豪雨の緩衝帯を作る! 2013年08月30日

当社は「地球環境の保護と再生を目指して」をモットーとして起業しました。当社で取得している特許は天然素材を利用した固化材と、天然砂利、天然軽石で透水性・緑化コンクリートを作ることです。これまでの10年は、この特許を基に表層材としての透水性・緑化コンクリートを製造・利用する技術を確立しました。これからの10年はこれまで蓄積した経験技術を利用して雨水の貯留性を高める基盤としての役割果たす事にに力を入れたいと思います。雨水を貯留するにはより多くの空隙が必要です。ブミコンやガーデンクリートを15cm施工すると空隙に約40mmほどの雨水を貯留することが可能です。

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より多くの空隙を確保するにはブミコン・ガーデンクリートをより厚く施工しなければなりません。それには製品としての経済合理性が必要ですがブミコンやガーデンクリートを作るには世界中の既存のコンクリート製造プラントが利用できます。そして使用する固化材や砂利、軽石も各地の素材が利用できます。出来上がったブミコン・ガーデンクリートは天然素材でできているので遠い将来に地球に戻っても天然素材としての性質を保ちます。さらに既存のブミコン・ガーデンクリートを剥がして骨材として再利用して新たな雨水の貯留基盤が作れます。このように経済合理性に見合ったブミコン・ガーデンクリートの基盤を厚くすることで、ゲリラ豪雨の緩衝地帯をつくり都市の排水機能を高めます。さらに透水性アスファルトを表層材として組み合わせることで都市の雨水の貯留面積は飛躍的に広がるでしょうね。

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写真はゲリラ豪雨時の浅草寺様ご本堂前のブミコン舗装の様子です。関連サイト・ブログ:ゲリラ豪雨/雷雨対策に 雨水の緩衝帯
放射率 Emissivity 2013年07月18日
都内の気温が高かった7月12日の午後、浅草寺様の境内で非接触赤外線表面温度計を使用してブミコンとアスファルトの表面温度を測定してみました。同じ時間、同じ場所で測定したところアスファルトの表面温度が55℃の時にブミコンの表面温度は52℃で3度の温度の開きがありました。この温度の違いはブミコンとアスファルトの放射率の違いによるものではないかと思います。
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放射率とは、物体が放射熱で放出する光のエネルギーを、同温の黒体が放出する光のエネルギーを1とした時の比です。また放射率(ε)と吸収率(α)は等しいようです。ε=αそして物体の厚みが十分にある時は吸収率(α)と反射率(σ)の和は1になります。α+σ=1これらの関係から放射率(ε)と反射率の和も1となります。 <アスファルト舗装の表面温度 7月12日 午後1時52分撮影>

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地表面のアスファルト舗装の反射率は15~20%、コンクリートの反射率は15~30%です。材料反射率つまりアスファルトの放射率は80~85%そしてコンクリートの放射率は70~85%になります。このアスファルトとコンクリートの放射率の約6%の差が表面温度の差となって表れるのでしょうね。<ブミコンの表面温度7月12日 午後1時52分撮影 測定場所 浅草寺様境内>
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都市のヒートランドアイランド現象を和らげるには、まず構築物や道路舗装に使用する素材を黒い素材よりも白い素材を使用することが第一歩ですね。そしてその素材に保水性を持たせることでさらに表面温度は下がります。
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地中海沿岸諸国、中近東、南アジア、東南アジアには白い建物が多いようですが、ここにも熱の反射率を高めて放射率を押さえる工夫が見られます。 関連ブログ:ブミコントアスファルトの表面温度測定  7月12日撮影
雷除守 2013年07月05日
今週の浅草寺様境内のブミコン舗装は宝蔵門と藤棚の周辺で行われました。先週のブログでもお話ししましたが今回の施工は天候に恵まれて,ほぼ予定りに作業が進みました。TVを見ていたら気象予報士が東京では来週にも梅雨が明けるのではないかと話していました。
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梅雨が明けると本格的な夏の到来です。浅草寺様で最初にブミコン舗装をさせていただいた2008年の東京の夏はゲリラ豪雨の気候でした。今年も西日本では集中豪雨に見舞われているようですね。都市の雨水の排水能力はだいたい1時間当たり50mmで設計されているようです。浅草寺様の境内のブミコン舗装は路盤も含めて大体20mmから25mmの雨水を保水する計算で設計されています。仮に都市全体をブミコンで舗装すると、都市の排水能力は1時間当たり20mmほどの余裕ができる計算です。これは机上の計算ですがブミコンとガーデンクリートを組み合わせて施工すると時間70mmの雨水も保水することが可能です。ゲリラ豪雨・雷雨対策に参照
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浅草寺様では来週の9日、10日に四万六千日特別大祈祷が行われ、期間限定で授与される雷除のお守りを手に入れることができます。そして境内では夏の風物詩ほおづき市が立ちます。
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三社祭が終わり始まったブミコン舗装もほおづき市の前に終了しました。次回は秋のお彼岸が明けから菊祭りにかけてを予定しています。 関連ブログ:夕立?スコール?  7月4日撮影
宝蔵門前ブミコン舗装完了 2013年06月13日
3月の末から始まりました、浅草寺様宝蔵門前のブミコン舗装が先週終了しました。工事の終了を待っていたかのように雨が境内を濡らしています。
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宝蔵門前の枝垂桜周辺のブミコン舗装は三社祭が終わった後の5月下旬から始まりましたが、今年の東京は晴れの日が続き湿度も意外と低く、水量が少ないのが特徴であるブミコンの仕上げには配慮が必要でした。
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施工した後に降る雨はブミコンにとっても恵みの雨です。雨水による追加の水で石灰系の固化材BGパウダーもじっくりと固化反応を続けます。
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宝蔵門は日本の伝統的な建築様式で建てられていて、屋根に降った雨の多くは直接地面に流れ落ちます。この雨を地面に透水させるのがブミコンに課せられた役割ですが、今回は砂利の粒度も研究してより多くの水が透水できるように工夫しました。
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これからも雨の日に多くの方々が快適に境内を歩ける環境を作るお手伝いをさせていただきたいと思います。 6月13日撮影
浅草寺様境内の植物たち 2013年06月06日
2008年の浅草寺様御本堂落慶50周年の周年事業として境内のブミコン舗装をさせていただき今日に至っています。アスファルトやコンクリートに比べて透水性能の高いブミコンを舗装することで多くの雨水を地面に浸透させて植物にも快適な環境を提供します。
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現在、宝蔵門前でブミコン舗装が行われています。ここでは5年ほど前に植樹したシダレ桜が成長して大きくなり、桜を囲む土の輪を拡張するのに合わせてブミコンを打ち直しさせていただきました。
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ブミコンはアスファルトと比べて太陽光の輻射熱を低く抑えることが出来ます。地面からの照り返し温度を低く抑えられることは人や、犬などの動物はもちろんのこと植物にとってもありがたいですね。ブミコンとアスファルトの表面温度測定 シダレ桜と同じころ植樹されて成長中のタブノキ。タブノキは火に強く津波にも耐える日本の風土に適した木です。
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浅草寺様の境内は昭和20年3月10日の大空襲でj建物とともに多くの樹木が焼失されました。とても残念なことです。その中で生き残ったイチョウがたくましく命をつないでいます。境内では時間をかけて緑を回復する作業が続いています。 焼失を免れたオオイチョウ
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境内の花壇では季節の花々も楽しめます。五重塔の前の時計台の花壇ではかわいらしいデイジーの花が咲いていました。
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これからもブミコン舗装で浅草寺様境内の環境を快適に保つお手伝いを したいと思います。関連ブログ:コツコツ育てる植物への愛情                   6月6日撮影
ブミコンとアスファルトの表面温度測定 2013年05月22日
赤外線放射温度計を使用してブミコンとアスファルトの表面温度の比較をしてみました。場所は浅草寺様御本堂横です。測定日5月21日
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                   温度の測定には非接触赤外線表面温度計(家庭用)を使用しました。
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         ブミコンの表面から約50cmほど離れた所から測定した表面温度は32.2℃でした。(午後2時36分測定)
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                              同じ条件で測定したアスファルトの表面温度は38.5℃でした。
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ブミコンもアスファルトも乾燥した状態でしたが、それでも6℃以上の温度差がありました。温度差の原因はブミコンの空隙や、ブミコンとアスファルトの色の違いなどが考えられます。ブミコンが保水された状態であればさらに温度は低くなります。当日、境内ではブミコンの舗装を行っており、水を含んだ状態のブミコンの表面温度は25℃前後でした。
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ちなみにipad miniのサーモグラフィーを使用した写真は下記のとおりです。おそらくグラフィック用のソフトではないかと思いますが、なかなかうまくできていますね?
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アスファルト舗装をブミコン舗装に置き換えることで都市のヒートアイランド現象やドライアイランド現象を緩和することが出来ます。 関連ブログ:ドライアイランド現象  輻射熱と体感温度
浅草寺様のブミコン舗装がIntermediaryさんのサイトで紹介されました 2013年04月03日
今日の東京は風雨が激しい天気です。浅草寺様境内の宝蔵門横は屋根からの水が直接流れ込み雨量の多い場所ですが、先週舗装したブミコンが水をしっかりと吸収しています。浅草寺様境内のブミコン舗装の様子がIntermediaryさんのサイトで紹介されています。ご覧ください。
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                               4月3日撮影
花曇りとブミコン舗装 2013年03月30日
今年の東京は3月中旬に気温が急に上昇したせいで桜の開花が早まりましたがその後、気温が下がり花曇りの日が続き、例年よりも長い間美しい花を眺める事が出来ました。あ展が開催されている21_21 DESIGN SITEのある六本木ミッドタウンガーデンでも、先週のメンテナンスで訪れた時見た桜がまだ満開でした。
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その中で今週は浅草寺様境内、宝蔵門前でブミコンの舗装をさせていただきました。ここは、門の屋根に降った雨水が直接地面に流れ込む場所です。そこでブミコンに使用する砂利を大きくするなど工夫して透水性を高めました。
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3月下旬から四月上旬にかけての花曇りの日は、ブミコン舗装には最適な気候です。昼間の気温も10度を上回り風も北風から湿気を含んだ南風に変わります。曇りの日は太陽光も直接当たらず、施工直後のブミコンも表面の水の蒸発量が減るので、じっくりと硬化する事が出来ます。

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境内の桜も風が吹くとブミコンの表面に舞落ちて風情を感じます。浅草寺様ではこれから4月から5月にかけて仏生会(花まつり)、白鷺の舞、宝の舞、など様々な行事が続きます。 3月29日撮影

観測機器は自然への窓 2013年02月15日
「観測機器(instrument)は自然への窓」とは、あのレオナルド・ダヴィンチの言葉だそうです。 温度センサーとデータロガーを使って、様々な季節、様々な場所で温度測定をする私にとってなるほどと思う言葉ですね。
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ダヴィンチの時代と比べて現代の観測機器は進化していて、自然現象を容易により詳しく観測できるようになりました。私が使用している市販の温度センサーは、芝生などの植物や、コンクリート・アスファルトの表面温度はもちろんのこと、土中温度や、室内の天井・壁から伝わる温度も容易に測定することが出来ます。
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さらにデータロガーという記録機は、温度変化の様子を秒の単位から記録することが出来ます。データロガーに記録された数値をパソコンでグラフに置き換えると、1時間、1日、1か月、1年の周期で温度変化の傾向をつかむことが出来ます。このグラフを眺めていると移りゆく自然の変化を実感できますね。温度測定グラフ
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屋上の温度の変化は波形のグラフとして見ることが出来ます。朝日が昇るにつれて温度も上昇し正午過ぎにピークを迎え、夜に向けて温度も下降して行く姿が波形として描かれます。さらに日本のように四季の温度変化がはっきりと感じられる自然環境では、今頃の2月に温度の最低値が記録され、これから夏に向けて温度は上昇します。そして秋から冬に向けて温度は降下を始めます。この1年周期の温度変化の波形も1日周期の温度変化の波形に似ています。
IMG_01831.JPG移りゆく温度変化の波形を眺めていると、地球が自転・公転を繰り返している姿が良くわかります。以前もブログでお話ししましたが、地球が誕生してから今日まで地球の自転・公転運動は続いています。これからも続いてゆくことでしょう。温度変化の波形を見ていると、諸行無常を感じます。今日2月15日はお釈迦さまが入滅された日だそうです。浅草寺様では御本堂に涅槃図を掲げご法要が行われます。関連ブログ:仏の教えと科学の目



10月の風のガーデン 2012年10月18日
10月も中旬を過ぎて東京の朝の気温も20℃を割り込み始めました。文京区にあります風のガーデンも灌水量を秋の設定に切り替えました。ガーデンクリート緑化システムは気候の変化に応じて1日あたりの灌水量を1平方メートル単位で調節ができます。
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10月の風のガーデンにやってきた花はです。日本各地でも菊にちなんだお祭りや行事が始まりました。菊は皇室や天台宗の紋章でもありパスポートにも使用されていて気品があり日本人には身近な花ですね。  友禅菊
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                                                      ポットマム  花言葉は高潔です

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          10月18日は浅草寺様の菊供養会、境内では金龍の舞いが披露されました。

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                                                10月18日撮影
コンクリート砂漠で寒冷地型の植物を育てるには 2012年10月12日
北海道の黒田ハーブ農園さんからクリーピングタイムの絨毯が東京にやってきて1年がたちました。今年の東京の夏は雨が降らずコンクリートも熱がこもりがちで寒冷地型の植物には厳しい環境でした。先のブログでもお話ししましたが、寒冷地型の植物が育つのによい環境温度は24℃が上限といわれています。 (大田区産業プラザのクリーピングタイムとケンタッキーブルーグラス 10月10日撮影)
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都内の様々な場所でガーデンクリートの上で寒冷地型の植物を育てましたが、今年の東京の夏は夜でも25℃以上の気温の日が続きました。日中は気温は30℃を超え、コンクリートの表面温度も50℃を超える時間帯がありましたが、東京のコンクリート砂漠で寒冷地型のハーブや西洋芝を育てるのに役立つ貴重なデータを集めることができました。 (浅草寺様境内のクリーピングベントグラス 10月11日撮影)
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ガーデンクリートの上で寒冷地型の植物を育てる環境も、マンションのベランダやビルのテラス、そしてコンクリートの地面と様々で、直射日光が一日中射し込む場所もあれば、ビル風が吹く場所もありました。そのような環境の中で、風に強い植物もあれば直射日光に強い植物もあるようで、彼らの過ごしやすい環境もわかってきました。(マンションベランダのクリーピンタイム10月12日撮影)
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今年の夏の貴重な経験を通してコンクリート砂漠で植物を育てるには、植物を支える緑化基盤に保水性と通気性(透水性)、コンクリートの地熱を遮る断熱性、そして適度な水が常に供給され続ける灌水が必要であることが改めて確認されました。 関連ブログ: 都市のコンクリート砂漠を緑のオアシスに  コツコツ育てる植物への愛情  

芝生の科学 2012年09月28日
以前、ターフ・サイエンス・セミナー2011という勉強会に参加したことがありました。講師はマイカ・ウッズ博士というアメリカ人の芝生の専門家ですが、芝生の光合成の仕組みや芝生の生育環境について科学的な視点に立った説明でとても勉強になりました。西洋芝の生育最適気温は15℃から24℃。そして西洋芝が,空気中のCo2を取り込んで活発に光合成をおこなう日中の気温は20℃から35℃だそうです。

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また西洋芝にとって日中の気温よりも夜間の地温が大事であることも参考になりました。日中の気温が40度を超えるアメリカのアリゾナ砂漠でも夜間の地温は25℃を下回るのでクリーピングベントグラスは育ちます。浅草寺様の境内のコンクリートの上でクリーピングベントグラスを発芽させて育てましたが、今年の夏の東京の日中気温は西洋芝の生育最適気温の上限である24度をはるかに超えました。日中のコンクリートの表面温度は50度を超えることもあり、まさにアリゾナ砂漠に似た環境です。そのような環境でクリーピングベントグラスが発芽して生育したのは、クリーピングベントグラスを下から支えるガーデンクリートの緑化基盤がコンクリートの地熱温度を遮ったことが大きな要因だと思います。保水されたガーデンクリートの裏面温度は真夏でも夜になると25℃前後、日中でも30℃前後で推移します。
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それと先のブログでもお話ししましたが、浅草寺様ではお寺の皆さんが毎朝芝生に水をまき続けてくださったことが種の発芽の大きな要因でした。そしてまかれた水が芝生の土に溜まることがなくガーデンクリートを通して排水された事も重要なポイントです。植物を育てるには土中の水分と空気量のバランスが大事です。ガーデンクリートは保水性があるとともに通気性があるので植物が必要とする水と空気をバランスよく供給できます。水を毎日まいても水がたまることがなく、コンクリートの地熱温度を断熱するガーデンクリートがコンクリート砂漠を緑のオアシスに変えます。

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          関連ブログ:光合成と芝生の呼吸  都市のコンクリート砂漠を緑のオアシスに 9月21日撮影
コツコツ育てる植物への愛情 2012年09月07日
6月の初頭から浅草寺様の境内に緑化ブロックを敷き並べてクリーピングタイムを育てました。そして7月の中旬からクリーピングタイムに代わりクリーピングベント芝の種(007,ブライトン)をまき発芽させて今日を迎えています。
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場所は境内西側ですが、周囲はコンクリートに囲まれて朝から夕方まで直射日光が当たり続けるかなりハードな環境です。その中で真夏にもかかわらずベント芝の種が発芽して育ち始めた大きな要因は、境内を整備されるお寺の皆さんが毎日欠かさずに芝生に水をまき続けてくださったおかげです。
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今年の夏の東京都内は雨が降らない日が続きました。緑化ブロックと自然灌水方式を組み合わせたガーデンクリート緑化システムは、雨が降らなくても芝生のソッドや根が伸びた植物が育つのを維持することはできますが、植物を発芽させて根付かせるには上から灌水する事が必要です。例年の気候であればひと月のうちにそこそこの雨量は確保されるので、底面から灌水するガーデンクリート緑化システムでも種は発芽して根付きますが、雨が降らないと種の発芽・成長率も下がります。

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浅草寺様では皆さんが毎日、芝生に水をまいてくださるおかげで、種も発芽して葉や根が成長をしてきました。植物を育てるには、水・光・風の調和とともに毎日コツコツと植物を育てるヒトの愛情が大切ですね。 9月6日撮影  関連ブログ: 真夏のベント芝の発芽 浅草寺様の江戸の庭   
雲の動きと体感温度 2012年07月27日
7月17日から19日まで浅草寺様宝蔵門前で祭礼用の提灯櫓の足場を建てるための穴掘りとブミコン舗装をさせていただきました。7月17日、18日の浅草は雲ひとつない快晴で、穴掘り作業に携わる皆さんも1時間に一度は水分補給そしなければ耐えられない厳しい環境でした。
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ところが7月18日になると厳しい日差しの中でも雲が出始めて直射日光を遮るようになりました。雲が太陽を覆うと境内には涼しい風が流れ出し体感温度も下がります。前日までは1時間に一度は水分補給の休息が必要だった作業も2時間に一度の休息でも耐えられるようになりました。鉄板にあたる直射日光をガーデンクリートで遮ると10度から20度の温度差が得られます。ガーデンクリートDHパネルの製品特性 雲により直射日光がさえぎられることで生じる温度差で体感温度はかなり涼しく感じました。
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東京では9月から電気料金が値上げされます。理由の一つは福島の原子力発電所が稼動できなくなり生じた電力供給の不足分を、火力発電所等の稼働率を高めて補うために必要な化石燃料の費用とのことです。福島の発電所が作動停止してからおよそ1年半経過しましたが、火力発電による電力のバックアップ体制が続く中、おそらく大気中のCo2濃度もコストに比例して増加していると思います。でも私が生活している新宿、渋谷周辺では大気中のCo2の増加にともない気温が高くなったとはあまり感じられません。私は毎日午前7時台にiGoogleで発表される渋谷周辺の気温を記録していますが、昨年の6月、7月合計の平均気温は約23.7℃、そして今年の平均気温は約21.5℃で今年の平均気温の方が低いようです。
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新宿御苑のセミの本格的な鳴き声も今年は昨年よりもやや遅れているような気がします。太陽の直射光が射し込む境内で作業をしながら雲の動きによる太陽光の遮蔽効果を体感して、大気中のCo2濃度の増加がどれほど東京の気候に影響しているのか考えました。 新宿御苑7月28日撮影
浅草寺様の江戸の庭 2012年06月14日
浅草寺様境内で緑化ブロックにハーブ(クリーピングタイム)を載せてダイナストーン社アイアンリーフで縁取りした「江戸の庭」を設置させていただきました。「江戸の庭」は 簡単に コンクリートの上に設置できるので、既存のコンクリートを壊す必要がなく産業廃棄物も出ません。
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「江戸の庭」は御本堂前の参道左のお札場とおみくじ場の間のスペースにあります。ここは西を向けば五重塔が、そして東を向けば東京スカイツリーが見える絶好のポジションで周囲には心地よいハーブの香りが漂っています。皆さんもご参拝の際は是非お立ち寄りください。
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                                     関連ブログ:緑のオアシス「江戸の庭」   6月13日撮影
雪の朝の境内 2012年01月29日
東京では1月23日の夜半に雨が雪に変わり翌日の午前2時ごろまで降り続きました。翌朝1月24日午前8時30分ごろの浅草寺様境内の写真をご覧ください。

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浅草寺様は周囲の遮蔽物が少ないので都心でも雪の積もりやすい場所です。ここで一つ面白い現象を見つけました。昨年、宝蔵門前をブミコンで舗装させていただいた場所の雪の量が、土や敷石などの上よりも少なくブミコンが現れている場所もありました。ここは朝日が直接当たり雪解けが早い所でもありますが、それでも他の場所と違います。
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理由は、宝蔵門前のブミコンの透水性がほかの場所よりも良く、融けた雪が氷になって固まる量が少なかったことが考えられます。この時期の東京の最も気温が低い時間は午前5時から6時の間です。午前2時ごろに雪が降り止み、最低気温を迎える午前5時ごろまでの3時間ほどの間の雪融け水がブミコンの内部に浸透する量が多かったために、ブミコンの表面で氷になる量が他の部分よりも少なかったからだと思われます。
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理屈では分かっていることが、実証されるのはちょっと嬉しいですね。土やコンクリート・アスファルトの場所をブミコン舗装することで、雪の日でも歩きやすい歩行環境を作ります。関連ブログ:地球の運行を計測する? 1月24日撮影

宝蔵門・ブミコン舗装 2011年12月04日
今年の秋は浅草寺様の境内の様々な場所をブミコンで舗装させていただきました。先週は宝蔵門前から寺務所にかけての境内をブミコンで舗装しました。
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宝蔵門は仁王門とも呼びます。2008年の9月は阿形(あぎょう)の仁王様の前を舗装させていただきましたが、今回は口を閉じた吽形(うんぎょう)の仁王様の前をブミコンで舗装しました。仁王様に睨まれての仕事に,施工に携わった皆さんも力が入ったようです。阿形吽形・宝蔵門
IMG_1542.JPG浅草寺様の境内には国の内外を問わず子供たちからお年寄りまで多くの方が毎日参拝にいらっしゃいます。皆さんが安心して心地よくお参りできるように、ブミコンも地面から支えます。(ブミコンのブミとはサンスクリットで地球・大地を現わす言葉です。ブミはインドの言葉です
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                                                                               12月3日撮影
札所・ブミコン舗装 2011年11月27日

浅草寺様境内の札所と宝蔵門前のブミコン舗装が始まりました。まずは札所と「迷子しるべ石」の間を舗装しました。

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 木は生きているので根も動きます。そこで木の周囲は軽石を使用したガーデンクリートをベンガラで着色して載せました。ガーデンクリートは保水性があり軽いので、根が成長して動いても容易に補修できます。

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 今回ブミコンを施工した場所にある「迷子しるべ石」は江戸時代、迷子が出た時にその旨を伝える役割をした石碑だそうです。正面には「南無大慈悲観世音菩薩」と刻まれ、右手横には「志らす方」、左横には「たづぬる方」とかかれていて、ここに貼り紙して用件を伝えていたようです。このような石碑が江戸の町の各所に建てられて、人々は情報交換を行っていたのでしょうね。

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浅草寺様の境内で仕事をさせていただいていると時々、江戸時代にタイムスリップしたような錯覚を起こします。今の自分を江戸時代に置き換えると、「内藤新宿の隣、大久保村に生まれ、タヌキの出る原宿村で暮らしながら(一昨日の朝、自宅マンションの敷地で可愛い番いのタヌキを見かけました。)四谷大木門に店を構え、浅草寺様のある浅草から法乗院・深川ゑんま堂様のある深川・江戸界隈のお寺様の境内で仕事をさせていただいている寺左官見習い。」といったところでしょうか?

浅草寺様境内ブミコン舗装 2011年10月30日
先週は浅草寺様境内のアスファルト舗装部分をブミコン舗装に打ちかえる仕事をさせていただきました。今回舗装をさせていただいた場所は今から3年9か月前に浅草寺様で初めてブミコン舗装をさせていただいた場所す。それから境内でおよそ5000㎡のブミコン舗装をさせていただき,再びもとの場所に戻ってきました。今回はこれまでの境内でのブミコン舗装で培った様々な経験が生かされた舗装となりました。
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ブミコン舗装をした場所は江戸時代の浮世絵師、戯作者である山東京伝机塚の碑や歌舞伎狂言作者並木五瓶の歌碑などがあり、江戸の香りを感じさせる所です。
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天保の改革で歌舞伎の江戸三座が浅草の猿若町に移された後も、江戸庶民の楽しみであった歌舞伎は浅草の町で生き続けました。歌舞伎に疎い私でも子供のころから知っている「白波五人男」『青砥稿花紅彩画』(あおとぞうし はなの にしきえ)の作者河竹黙阿弥も浅草の町に住み作品を書き、その作品は近くの芝居小屋で上演されていたようですね。河竹黙阿弥の住居跡は仲見世にあります。
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                                                       写真引用:Wikipedia



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境内では子供歌舞伎の口上が行われています。11月からは隅田公園で平成中村座の歌舞伎公演が始まります。10月29日撮影
被官稲荷社前ブミコン舗装 2011年10月23日

先週は浅草寺様と浅草神社様の境にあります被官稲荷社前をブミコンで舗装させていただきました。 10月21日撮影

 

IMG_1190.JPG被官稲荷社は江戸の町火消十番組頭、新門辰五郎が奥さんの病気平癒を山城国(京都府南部)の伏見稲荷に祈願したところ病気が全快したので、お礼に伏見から祭神をこの地に勧請して小社を創建したのが謂れだそうです。被官とは出世を意味する縁起の良いお稲荷様です。

IMG_1195.JPG火消しは江戸の町を火事から守るのが仕事でした。英語で火消のことをFirefighterと言います。勇ましい名前ですね。昔の人は体を張って火災から人々を守りました。現場での人命救助は言葉では表現できない大変な作業ですが、先の東日本大地震でも自衛隊や警察、消防を始めとする自治体の皆さんの働きで多くの人々が救い出されました。 IMG_9436.JPG

町火消の装いをした皆さんの行進  浅草寺様の境内では今、菊祭りが開催されています。子供歌舞伎も見ることもできます。             

地球・大地の呼吸 2011年06月19日

アスファルトやコンクリートの上を緑化したり、透水性を改善する仕事をしていると、地球・大地の呼吸を感じる事があります。例えば土の上に芝生を張る場合、土に含まれている水分と雨水だけで芝生は育ちますが、アスファルトやコンクリートの上では無理な話です。保水性と通気性の良いガーデンクリートは雷おこしのような形をしていて空隙があり、そこに根が活着して植物は育ちますが適度の灌水を継続しないと植物は生きながらえません。そこでガーデンクリートの上で水分を継続して補給できる自然灌水システムを作りました。ガーデンクリート都市緑化システム 今回は、ガーデンクリート都市緑化システムを水道栓のないご家庭のベランダでもご利用いただけるように、製品をキット化してお届けするシステムを開発しました。ベランダガーデニングキット 写真はベランダガーデニングキットの上に芝生を載せてタンクからの自然灌水で芝生を育てる方法と、土の上で芝生を育てる方法を比較をしているところです。

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一方、浅草寺様の境内では透水性コンクリート・ブミコンの舗装をしながら、お寺の建物の屋根のスケールの大きさをつくずく感じました。お寺の建物には雨樋が無く、屋根に降った雨水は地面に滝のように流れ落ちて来ます。
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ブミコンの表面に降る雨はだいたいは透水させることができますが、屋根に降った雨が地表の御影石などを伝いながらブミコンに流れ込むと、一時的にオーバーフローをして水たまりができます。今回はこの問題を解決するために砂利の粒度を調整したり、排水枡の応援を頼みながら屋根からの大量の雨水を処理する方法を工夫しました。

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都市を覆うコンクリートやアスファルトを緑化コンクリートや透水性コンクリートに変えることで都市の緑化面積を広げたり透水性能を改善したりするのが私の仕事ですが、現場で工事に立ち会っていると、その下に無言で控えてる地球・大地の気配を感します。でも私たちが科学的な物の見方で対応することで、地球・大地は問題を解決する方向性も示してくれるようです。ちなみにブミコンのブミとはインドのサンスクリット語で地球・大地を意味する言葉です。

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 境内の雨水のホットスポット、宝蔵門前の水たまりもオーバーフローが改善されて、雨水もブミコンを通して大地に吸収されるようになりました。6月17日撮影

 


木の下で会議をしよう? 2011年06月12日

浅草寺様境内のお水舎・受香所周囲のブミコン舗装も終了しました。毎日、大勢の参拝客が通る横での工事なので気を遣いましたが、工事に携わってくれた作業員の皆さんとの連係プレーで事故もなく無事に舗装が終了しました。

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 現場では午前10時と午後3時に休憩をかねて境内の木陰の下でお茶やコーヒーを飲みながら皆さんと作業工程等いろいろな話をします。作業をする職人さんの豊富な経験に基づく柔軟な発想は学ぶ所が多いですね。
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会議も仕事の一つですが、今年の夏はオフィスを離れて屋外で会議をして見てはいかがでですか?天然のクーラーである木の下で会議をすると、フィトンチットの影響もうけて活き活きとした会議になると思います?


IMG_9714.JPG今年は企業や自治体の自主的な判断で節電しながら夏を乗り切るために、仕事時間を早めたりいろいろと工夫がされています。それならば節電で空調や照明の滞った室内で会議をするよりも、屋外の木の下で新鮮な空気の中で会議をしてみてはいかがでしょうか。若者からベテランまで外に出て、さわやかな気分で会議に臨み、さらに国や自治体も協力して公園など屋外の公共施設を柔軟に提供することで、日本も風通しが良くなると思います?  関連ブログ インターネット・アウターネット?  明治神宮参道

夏の早朝と夕方に憩える場所 2011年06月05日

東京は梅雨に入りましたが浅草寺様境内のブミコン舗装が始まりました。今回はお水舎・受香所周囲をブミコンでスロープを付けて、滑りにくく車椅子でも容易に近づけるバリアフリーの環境を作っています。

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先週のブログで人々が早朝や夕方に憩える場所を考えましたが、浅草寺様の境内もその一つです。ここでは朝の6時過ぎからお寺の方々が境内の掃除を始め、いつも綺麗な状態が保たれています。境内は24時間開放されていて早朝の散歩を始め、夕方には夕涼みも楽しめます。徳川時代からの名残なのでしょうか、ワンちゃんを連れている方の姿をよく見かけます。ペットをお供に散歩が出来るのはいいですね。

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境内にはお年寄りから子供たちまで多くの人々がくつろげる公園の機能が備わってきました。藤棚やスノコで日陰を作ったり、木を囲む石も座れるように工夫がされていて、人々が木陰で涼むことが出来ます。浅草寺様もシンガポール植物園も、そして東京ディズニーランドもお客様に満足していただくお客様主義の運営をしています。


 

IMG_9525.JPG新宿御苑の現場で働く皆さんたちも、自分たちの持ち場の仕事を丁寧にされているようです。最近スーパークールビズが話題になっていますが,何を着て働くかは民間企業や自治体、そして国に務める現場の若者たちの自主性とファッションセンスに任せれば済むことです。それよりも政治家や国や自治体は、出来る限り国民の視点に立ち、公共の施設を運営してもらいたいものです。暑い夏はすぐそこまでやってきています!

新緑の境内と御本堂 2011年04月24日

浅草寺様の境内の木々も新しい葉が芽生え新緑の季節を迎えています。今回は境内のブミコン舗装の一部に高圧洗浄をかけて、目に詰まった泥などの汚れを洗い流しました。

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御本堂のチタン屋根瓦への葺き替え工事は昨年の末に終了しました。昭和20年3月10日の大空襲で焼失した御本堂は、昭和26年から約7年の歳月をかけて再建されました。戦後も間もない資材の不足した時代にもかかわらず、立派な屋根瓦が焼かれました。またコンクリート造りの御本堂は、昨今のコンクリートの建物に勝るとも劣らない素晴らしい品質の建造物です。そして「平成の甍」、軽量化されたチタンの屋根瓦は先の3月11日の大地震の時も、御本堂をしっかりと守りました。

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IMG_9300.JPG御本堂の焼失から再建が始まるまで6年かかりました。それから資材や重機が整わない中で人力を中心に7年の歳月をかけて御本堂は再建されました。今回、日本を襲った災害で被災された方々にとって、今は日々を如何に過ごすかが喫緊の課題ですが、やがて被災地が復興を迎える時、浅草寺様の御本堂のように人々の心を支えるより処が、多くの方々の手で造られるようになるといいですね。 4月20日 4月27日撮影

御本堂前のブミコン舗装 2011年03月06日

シンガポールでガーデンクリートの施工立会いをしている間に、浅草寺様御本堂前のブミコン舗装工事が完成しました。留守中に作業を進めてくださった皆さんに感謝いたします。早速、雨の日に透水性や歩行性を確認しましたが良好でした。2月28日撮影

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ブミコンのブミとは梵語サンスクリットで地球・大地を表す言葉です。インドネシア・マレー語でも地球・大地を表すのにブミという言葉が使われています。インドネシア・マレー語にはインドやアラビアの言葉が数多く混ざり合っています。おそらくインドネシア・マレーシア人のご先祖様たちは大昔からインド洋を介してアラビアやインドと行き来していたようです。

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日本語とインドネシア・マレー語の間にも似た言葉が結構あります。例えば日本語の火はインドネシア・マレー語ではアピ(api)と言います。ハワイやサモアではアフィ(afi)と言うようですね。日本語の基層にはこのように東南アジアやポリネシアで語られている南の言葉が結構あるようです。我々のご先祖様たちも海流や風に乗って太平洋を移動していたようですね。 
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                               3月3日撮影    関連ブログ ブミはインドの言葉です ヒトは西からホネは東から   





地球の運行を計測する? 2011年02月20日
大田区産業プラザPIOのテラスで温度測定をしています。ロガーという計測器と温度センサーを使用して芝生、土、ガーデンクリート、コンクリート、外気温の温度変化を10分ごとに記録しています。芝生、土、ガーデンクリート、コンクリート、そして気温の変化にはそれぞれの特徴があり大変興味深いデータが得られました。(2月16日 PIOテラス)

IMG_8396.JPG温度が変化するのは地球が動いているからですね。朝昼晩と温度が変化するのは地球が自転しているからです。また日本のような温帯では、春夏秋冬を通して温度が変化しますが、これは地球が地軸を傾けながら太陽の周りを公転するからです。ロガーで計測された膨大な数値を見ながら、留まることのない地球の運行と諸行無常を少し実感したような気がします?次は熱帯の温度の変化を測定してみようと思います。


IMG_8366.JPG先週の浅草寺様のブミコン舗装は、雪という思わぬ伏兵に遭遇しましたが、何とか予定の施工を行うことが出来ました。うっすらと雪の積もった朝の境内は墨色の美しい雰囲気を醸し出していました。 今週末までには施工を終了して、参拝にいらっしゃる多くの皆さんが歩きやすい舗装を目指します。 (2月15日撮影)
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                                     (2月16日撮影) 関連ブログ 仏の教えと科学の眼  温帯と熱帯の技術の融合

                                         

仏の教えと科学の眼 2011年02月13日

季節は立春を迎え浅草寺様境内のブミコン舗装が始まりました。今回は御本堂前、向かって左横の舗装です。まずアスファルトを剥がす作業を行いました。昨年の秋に御本堂前、向かって右横のブミコン舗装をさせていただきましたが、今から50年以上前、御本堂建設当時の堅牢なコンクリートと格闘しました。それに比べるとアスファルトは剥がすのが容易でした。

 

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2月15日はお釈迦さまが入滅された日だそうです。御本堂では涅槃図を掲げ御遺徳をしのぶ報恩感謝の法会「釈尊涅槃会法要」が行われます。仏の教えを特徴づける三宝印「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」という考え方がありますが、これらの考え方には科学の物の見方と通じるところがあるようです。諸行無常とは「すべての作られたものは常に流動変化して一瞬たりともとどまることが無い。」という意味ですが、これは今からおよそ137億年前にビッグバンで時空間が誕生して以来続く宇宙の運動や、生命の歴史を喩えるのに的確な言葉です。

 

IMG_8273.JPGビッグバンからおよそ91億年後(現代からさかのぼること46億年前)に地球が誕生しました。それから11億年後に生命が誕生し、さらに29億年後(現代からさかのぼる6億年前)、 地球は全球凍結という壮絶な環境の変化に遭遇しました。しかし35億年前に誕生した生命は凍結した海の下、火山の周りなどでしぶとく生き延びて、今日まで命の火をつないできました。これからも生命は地球という舞台の上で、次の世代に命の火をつないで行く事でしょう。また地球の自転・公転運動をはじめ、宇宙の運動もとどまることなく続きます。         <北太平洋上の夜明け> 関連ブログ:地球の歳差運動 億劫

 

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 ニュートン別冊「地球 宇宙に浮かぶ奇跡の惑星」を読んでいます。地球46億年の歴史が的確な構成と、解りやすいイラストで描かれていて、子供から大人まで楽しめる本です。  

バリアフリー透水性舗装 2010年11月12日

浅草寺様御本堂前のブミコン舗装も、参拝にいらっしゃる方々の中での工事でしたが、無事にコンクリートの剥がし作業からブミコンの舗装までほぼ終了しました。

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IMG_7675.JPG表面がカミナリオコシのような形をしたブミコンは、滑りにくくハイヒールも沈まずに痛みません。水たまりもできにくいので雨の日でも着物の裾が汚れにくく安心して歩けます。 IMG_7624.JPG

 

ブミコンはバリアフリーの舗装材です。、境内の石畳の周りに施工することで段差を解消してお年寄りも安心して歩けます。また車いすもスムーズに通行することが可能です。

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                   ブミコンのカタログをご参照ください。

浅草寺様御本堂前ブミコン舗装 2010年11月07日

浅草寺様御本堂の屋根瓦の葺き替えと建物の塗装工事もほぼ完成しました。チタン素材で軽量化された平成の甍はすがすがしい美しさを感じます。

 

IMG_7472.JPG 屋根瓦の葺き替え工事も無事に終了し、境内のブミコン舗装が始まりました。今回は御本堂前の舗装です。

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まず初めの仕事は、御本堂が建築された50年以上前に打設されたコンクリートを剥がす作業ですが、このコンクリートが素晴らしい!当時は天然の川砂利を使用して、現場で コンクリートを練って打設したようで、とても硬くて丈夫です。コンクリートを剥がす作業をする皆さんも、この手強い相手と格闘していますがご苦労様です。

IMG_7467.JPG  今から50年前にはまだ生コンプラントもなく、コンクリートは現場で製造されていました。現場打ちのコンクリートは材料を一輪車で運搬できるので、でコンクリートを練り混ぜる水分量も少なくて済みます。その結果、硬いコンクリートが打設できたのでしょうね。ブミコンも現場打ちのコンクリートです。水分量を必要最小限に抑えているので、空隙があってもより硬い透水性コンクリートを打設することが出来ます。11月4日、5日撮影  (ブミコンのpdfパンフレットがアップされました。ごらんください。)

 

放置人工林と平準化作用 2010年09月05日

雑誌WEDGE9月号に"日本の森林「孤独死」寸前"という見出しで特集が組まれていました。日本の森林の現況を簡潔にまとめた読みごたえのある内容です。その中で気になったキーワードがありましたのでご紹介させていただきます。戦後日本の国土に植林されたスギ・ヒノキを中心とする人工林が現在1000万ヘクタールを超え全国の森林の約4割を占めているのですが、この中で手入れ不足になっている人工林があるようです。人工林は放置され間伐が遅れると木が込み合い、日光が林内に入らず、下草が育たなくなります。落ち葉や下草が作られる土壌が貧弱になると、林地に表面侵食が起き土砂崩れが起きやすくなり、森林の洪水緩和機能も低下します。このように放置されている人工林のことを「放置人工林」と呼ぶそうです。

 

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「平準化作用」とは、雨水を一時的に保水し、川や地下水にゆっくりと流してゆく作用です。この作用は、大雨の一部を保水し下流に流れる作用を抑えることで、「洪水緩和機能」にプラスに働き、雨が降らない期間、川にゆっくり水を流し続けることで「水資源涵養機能」にもプラスに働きます。平準化作用は森と水との関係を研究する森林水文学の基礎的な知見だそうです。

 

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平準化作用は、木の樹冠ではなく林床の土壌の状態で決まるため、落ち葉や下草がないために土壌が流出し、根が地表に見えているような放置人工林では、平準化作用が小さくなります。その結果、総保水力が管理人工林より小さくなり、洪水緩和機能も小さくなります。(以上の内容は雑誌WEDGE9月号27ページから30ページにかけての「問題は荒れた人工林」の内容の一部を記載させていただきました。)

 

 

保水性能の高い軽石を固化材BGパウダーで固めたガーデンクリートを放置人工林のむき出しになった土壌の上に舗装するのはいかがでしょうか?根が地表に見える放置人工林から流出した土壌は、河川からやがては海に流れ込み、川や海に生息する動植物にも影響を与えるようですね。健全な森林は雨水を200~300mm/hほど保水するようです。透水性と保水性のあるガーデンクリートを70cm舗装すると保水力は約210mm/h前後です。

 

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放置人工林の表面をガーデンクリートで舗装することで土壌の流出は防げます。さらにガーデンクリートの平準化作用でガーデンクリートに保水された水が、少しずつ流れ出すことで洪水緩和機能も改善されると思います。やがて緑化基盤としてのガーデンクリートの表面に落ち葉が重なり下草が生えて森の機能もよみがえるかもしれませんね。浅草寺様の境内の一部でも、ガーデンクリートをこのような目的で舗装させていただいてますが、何処かの放置人工林でも実験してみたいものです。

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ブミコンの透水・保水性能 2010年08月05日

長野県のパートナー企業㈱キクイチさんのブログサイト信州「キクイチ」エコブログで、ブミコンの透水性能がビデオムービーで紹介されていますのでご覧下さい。。ブミコンの透水速度はアスファルトの透水性舗装の10倍以上、空隙率は25%です。空隙率が30%のガーデンクリートと組み合わせて使用すると1時間当たり70mmの雨水を保水出きます。雨水をブミコン・ガーデンクリートに保水させた後、排水溝に徐々に流してゆくことで突然のゲリラ豪雨もかなりの地域で解消されることでしょうね。(ゲリラ豪雨/雷雨対策に 参照)                                  ブミコン舗装前の浅草寺様境内

 

IMG_0091.JPG                       ブミコン舗装後の境内

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夜のブミコン舗装 2010年06月06日

電気工事の関係で、浅草寺様境内のブミコンの一部を打ち直す工事がありました。夜間の工事でしたが、左官職人さんもライトを照らしての作業の中、ブミコンの表面の仕上げ状態を確認するのに苦労していました。改めて太陽の光が如何に明るく地上を照らしているかを確認することができたようです。ちなみに月の光は1ルクス、太陽の光は32,000ルクスから100,000ルクスです。

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夜の浅草寺様の境内はライトアップされて、昼間とは違った雰囲気です。皆さんも、夜の境内の風景を楽しまれて見てはいかがですか?ライトアップは午後11時まで行われています。

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売れまっか? 2009年02月22日

日頃ご指導をいただいている役先生から、新製品を開発する時のポイントをご指南いただきました。皆さんにもご披露いたしましょう。それは、売れまっか?儲かりまっか?いつ出来まっか?という三つの言葉です。売れまっか?は開発した商品が市場で認めて頂けるかという事です。儲かりまっか?はその製品が市場で満足いただける価値を見いだせるかという事です。そして、いつ出来まっか?は、その製品を商品化して市場に流通させるまでの期間です。製品の開発者が、いくら良い製品だと思っても、売れる見込み、儲かる見込み、製品化する見込みが立たないのであれば意味がありませんね。市場で認めていただける価値ある製品を、より早く開発する事が求められます。

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            浅草寺様の玄関である雷門は、経営の神様 松下幸之助さんの寄進で復興再建されました。

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門を通るの人の目につきやすい大提灯の下に、会社名とご自身の名前を刻む大阪の神様は、さすがにしっかりしていらっしゃいます!

雨の恵み2 2009年02月08日

東京都の面積が2200平方キロメートル、23区が620平方キロメートルです。そして23区の緑面積がおよそ180平方キロメートル,公園・緑地面積が40平方キロメートルといわれています。ここでちょっと荒っぽい試算をしますが、23区の緑面積と公園・緑地面積以外の面積約400平方キロメートル(620-180-40=400)がアスファルトやコンクリート等に覆われていて、雨水を地面に保水、浸透できずに、排水溝などを伝わって河川や海に流出すると仮定すると、その年間水量は約580,000,000㎥となります。(1466.7mm x 400平方キロメートル)東京都の小河内ダムの有効貯水量が185,400,000㎥ですので23区に降った雨水が河川や海に流れ込む量は、小河内ダム約3杯分になる計算です。(580,000,000㎥÷185,400,000㎥=3.1)また30万トンタンカーに水を乗せるとタンカー約2,070隻分(580,000,000㎥÷280,000㎥=2,070)に相当します。

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雨の日の浅草寺様境内  浅草寺様の境内にはおよそ4,500㎡のブミコンが舗装されています。境内全体のブミコンと路盤を合わせたの保水量が約123750リットル。1平方メートル当たりに換算すると約27.5mmの雨水を保水します。東京都内23区の都市化された面積約40,000ヘクタールをブミコンやガーデンクリートライトで10cm舗装すると、およそ10,000,000㎥(小河内ダムの有効貯水量の5.4%、30万トンタンカー36隻分)の水が保水できる計算です。

苔の生育 2009年02月06日

浅草寺御用出入の蓮や鈴木造園様の浅草寺境内作業所で、昨年からガーデンクリートライトの上に,すな苔をのせて生育試験をしていただいています。湿った場所を好む苔ですが、ガーデンクリートライトの通気性と保水性が苔の生育に良いようで、寒い冬空の下、元気に緑を保っています。

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お家の庭やベランダ、屋上で苔を育ててみたい方はご連絡ください。ガーデンクリートプレパックを基盤とした苔の庭をご提案いたします。

人間力による雇用の創造 2 2009年01月07日

ガーデンクリートは、透水性、通気性、保水性、軽量性のある環境基盤材です。これからは,時間軸を長くとり、人間力を活用した環境基盤を創る製法を開発して行こうと思います。具体的には,ガーデンクリートの素材である石灰系の凝固材、天然砂利、軽石は従来の手法で機械力のメリットを発揮して、経済的な費用で製造し需要地まで運んでもらいます。これから先、素材を加工して仕上げる工程で、人間力をフルに活用する仕組みです。より多くの人々に参加してもらえるような製造の仕組みを創るのが課題です。それには私が今まで取り組んできた建築材料の製法、お菓子や食品の製造に似た製法にヒントがあるようです。多くの人が職を求めている今、時間軸を活用して機械力に勝る人間力の緻密性、柔軟な対応力を発揮した製品を開発して、お客様に届けるビジネスモデルを確立したいと思います。

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江戸名物人形焼きの製造風景です。人形の形をした金型に小麦粉ベースのペーストを流し込み、餡を入れて焼きあげます。素材の調合、焼き加減に微妙な感覚が求められる職人芸が手作りの豊かな風味を作ります。(浅草仲見世)
人間力による雇用の創造 2009年01月01日

江戸・東京の代表的な土木事業として玉川上水があります。江戸時代の初期1652年に工事が始まりました。東京都羽村市にある多摩川の取水堰を水源として新宿四谷の大木戸までの43km、高低差100メートルを露天掘りした上水道を、大木戸の水番所から木樋、石樋で地下水道を通して江戸市中へ給水したプロジェクトです。今から300年以上も前の土木工事ですので、人間の持つ能力を発揮した技術が使用されたようです。例えば、水勾配をつけるのに夜間、提灯に火をともし目安として測量をしたという話を聞いたことがあります。今の世ではGPS、レーザー光線、光学機器を利用した測量が容易にできますが、人間の目に勝る光学機器はありませんね!当時は、土を掘削するにしても人力が中心でした。一日当たりの仕事量は、機械が人力に勝りますが、時間をかければ人力でも工事は完成できます。(エジプトのピラミッドがいい例ですね。)そして人力による仕事のほうが機械を使うよりも、より丁寧な仕事ができることも確かです。(それには仕事を継続させる忍耐力が必要ですが。)今迄のように右肩上がりに人口が伸びてきた時代では、それに伴い増えた需要に早く追いつくために機械力を投入して社会基盤の構築が進められましたが、人口の伸びもピークを超えたこれからの社会では、江戸時代から戦前の東京で行われたように、時間軸を長くとり人間力を利用して質の高い環境基盤を作る手法はいかがでしょうか?浅草寺様の境内では、左官職人の手作業でブミコンの施工をさせていただきました。ヒトの目視による、きめ細かなレベルの調整とコテによる丁寧な押さえ作業でブミコンの表面は平滑に仕上がり、朝の光も眩しく反射しています。

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                  新宿御苑前にある四谷大木戸門跡の石碑は、水を江戸市中に配った石樋でできています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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 玉川上水を流れてきた水はこの四谷大木戸にあった水番所から、木樋や石樋などを通して江戸の市中に給水されました。 番所の跡には立派な水道碑がありますが、碑の上にある大きな篆字は徳川家定公のものだそうです。

新需要発見!? 2008年12月10日

浅草寺様の境内のブミコン舗装をしていて,施工を見ていた人から一つのヒントを頂きました。その人はブミコンを見て、ブミコンの上に布団を敷いて寝てよいかと話しかけてきました。ブミコンの表面は水はけと通気性が良いのでカラッとしています。土の上は雨が降ると,じめじめしたりぬかったりします。雨の日の路上や公園の土の上に布団を敷くのはチョットつらいですね。ブミコンの表面がカラッとしていて布団を敷くと寝心地が良くなると思ったのでしょう。もちろん境内で眠ることはできないので布団を敷くのは諦めてくれましたが思わぬ意見でした。
我々は家の中で布団を敷いて快適に睡眠をとることができます。しかし突然の災害(地震など)で公園など避難所での生活を強いられることを考えると、雨の日の夜、濡れた地面の上で横になるのはつらいです。避難所の公園が浅草寺様の境内のようにブミコン・ガーデンクリートで舗装されていると、雨の日でも水たまりもできず、土やコンクリート、アスファルトの路上より快適に生活ができますね。

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雨上がりの境内は土の部分には水がたまりますが、ブミコンは水たまりができません。ブミコンの上のほうが蒲団を敷きたくなりますね?

お祭りが終わって 2008年11月30日

浅草寺様境内で開催されていた本堂落慶50周年記念の開帳と浅草大観光祭が無事に終了しました。お祭りをにぎわした江戸長屋も境内から取り払われました。雨上がりの境内では紅葉したイチョウが秋の深まりを感じさせますが、これもほんのつかの間の静けさです。境内ではこれから師走にかけて羽子板市が立ち、また新たな年を迎え大勢の参拝客が訪れます。一年を通してお参りなさる数千万人の方々の足元を支えるのが、ブミコンの仕事ですね。ガンバレ! IMG_1507 (2).JPG

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ゴール! 金龍の舞 2008年10月18日

浅草寺様の境内のブミコン舗装もようやくゴールを迎えました。(追加工事も頂き、まだ少し工事は続きますが。)総面積約4,000㎡、舗装したブミコン約600トンを日本の伝統的な左官技術を駆使して、左官ミキサー1台で材料を練り、コテで仕上げ最後まで丁寧に粘りずよく作業をしてくださった栄工業所の七人の侍の皆さん、本当にご苦労様でした。また、先行して路盤を作っていただいた蓮や鈴木造園、東香園の皆さん、どうもありがとうございました。そして、この大舞台でブミコンをご採用くださり職人芸による手仕事で仕事を進める事にご理解いいただいた浅草寺様に心から感謝いたします。境内では金龍の舞が舞われゴールを祝ってくれているようです。

 

IMG_1183 (2).JPG IMG_1168 (2).JPG                    10月19日 朝の境内

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観音堂再建五十周年記念開帳大法会 2008年10月15日

浅草寺様観音堂が再建され50周年を記念する大法会が開催されました。昭和20年3月10日の大空襲で浅草寺様の境内に建っていた観音堂、五重塔、仁王門などは焼失し、二天門だけが焼け残りました。昭和33年に観音堂が再建されて今年で50年目を迎えましたが、物資の不自由な焼け野原から出発した東京で,わずか13年で鉄筋コンクリートの立派な建物を再建した当時の人々の熱意と技術の高さに畏敬の念を感じます。

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35km地点あたり通過 2008年10月12日

浅草寺様のブミコン舗装も終盤を迎えました。マラソンに例えると35km地点あたりを通過した所です。作業をする皆さんも、50年に1度の大仕事の仕上げに向けて意欲も旺盛です。ようやく彼方にゴールが見えてきたようです。

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お水舎 2008年10月05日

浅草寺様のブミコン施工も本殿前お水舎の横に差し掛かりました。本殿落慶50周年記念大開帳の行事が10月15日から始まります。施工のピッチを上げてゆかなければ!お水舎では、高村光雲作の龍神像が水を汲む参拝客をお迎えしています。

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阿形・吽形 宝蔵門 2008年09月28日

ブミコン舗装も宝蔵門の前に差し掛かりました。先週のブログで香港上海銀行前に並んだライオンの像が、阿吽の形をとっていたことをお話ししましたが、宝蔵門でも阿形、吽形の仁王様が睨みを利かせていらっしゃいます。阿吽という言葉もサンスクリットですね。阿は宇宙の始まりを、吽は宇宙の終わりを意味するそうです。ここでも宇宙観を表現する仏教・インド文化の奥行きの深さを感じます。

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久米平内堂と平和地蔵尊前 2008年09月25日

天気も回復し、ブミコンの施工もいよいよ仲見世から宝蔵門に続く境内に入ってきました。今週は久米平内堂と平和地蔵尊の前の舗装です。久米平内堂は江戸時代から縁結びの効能?があるお堂として知られています。ブミコンの施工中はお堂に入ることができず、お参りに来られた方に不便をおかけしました。平和地蔵尊は昭和20年3月10日の大空襲で亡くなられた方を慰めるために4年後の昭和24に建立されたお地蔵さまです。戦後の厳しい環境の中で短期間の間に建立されたということは、当時の人々の平和への強い願いを感じます。            久米平内堂                                                                          

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                            平和地蔵尊

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折り返し点 2008年09月14日

浅草寺様の境内の西、五重塔の前のブミコン舗装がようやく完成しました。2月から始まった境内の舗装もほぼ2000㎡。マラソンで言うと折り返し地点に到達した所です。これからもコテで仕上る丁寧な仕事で、ペースを保ちながらも遅れることなくでゴールを目指したいと思います。

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鳩ポッポの歌碑 2008年09月10日

今週のブミコン施工は"鳩ポッポの歌碑"周辺です。鳩ポッポは作詞東くめ作曲瀧廉太郎による童謡です。明治34年に東くめさんが浅草寺の境内で鳩と戯れている子供たちの姿を見て詩にしました。それに東京音楽学校の2年後輩の瀧廉太郎が曲をつけたそうです。ブミコン舗装で境内も歩きやすくなりました。皆さんも是非ご覧ください。                                                                                                            

IMG_0605 (2).JPGのサムネール画像                                  朝の境内

IMG_0616 (2).JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像                                                                         夕方の境内
夕立?スコール? 2008年09月03日

今年の東京は、雨に右往左往させられた夏でした。浅草寺様の境内からも高くそびえる山のような積乱雲が見かけられました。夕立という言葉がありますね。夏の夕方に雷を伴い急に降る大雨のことを指す日本語ですが、今年の雨は夕立というよりは熱帯地方のスコールという言葉が適切です。先のブログでもお話ししましたが、施工中の雨はブミコンの大敵です。仕上げた表面を雨からどう守るか?雷対策は浅草寺様の雷除けのお守りで万全ですが!

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                                         金龍山 浅草寺様の雷除けのお守りです

浅草寺西 五重塔前 2008年08月28日
いよいよ、五重塔前のブミコン舗装が始まりました。今週は雨の日が続いています。ブミコンは施工してセメントが硬化するまでの間、仕上げた表面にいかに雨がかからないように工夫するかがポイントです。試行錯誤の連続ですがノウハウを作り出したいと思います。 IMG_0433 (2).JPG IMG_0434 (2).JPG
浅草寺東 五重塔跡 2008年08月21日

今回、ブミコンを施工した浅草寺様の境内の東には以前、木造の五重塔が立っていました。三代将軍 徳川家光公により建立され江戸時代300年を経て関東大震災にも倒れることなく立ち続けましたが大変残念なことに昭和20年3月10日の空襲で焼けおちました。その後、五重塔は境内の西に再建立されで参拝に訪れる方々を迎えています。

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               境内のかたわらには五重塔の跡をしめす礎がひっそりと埋まっています。

IMG_0407 (2).JPG                        礎の向い側では再建された五重塔が立派な威容で参拝なさる方を迎えています。

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カレー 2008年08月10日

ある日の早朝、静かな浅草寺の境内を歩いていたら、どこからともなく良い香りが漂って来ました。朝のお勤めで使われる香料の香りかと一瞬思いましたが、それはカレーの香りでした。どこかのお宅で朝食の支度でカレーを温めていたのでしょうね。厳かな境内では、カレーも観音様をお祭りする香料の香りに思えてくるのが不思議です。以前、シンガポールのインディアンクラブやクアラルンプールのスタジアムで食べたバナナリーフカレーやフィッシュヘッドカレーは、スパイスを効かせた魚のフライやカレーで煮込んだエビをバナナの葉っぱに盛ったご飯と一緒に食べたり、鯛のお頭を様々なスパイスと野菜で味付けしたシーフードカレーですが熱帯の暑い気候では刺激があってとても美味しい料理でした。南インドからやってきたタミール系のインド人の料理なのでしょうね。北インドのデリーでナンと一緒に食べた豆のカレー(ダール)は、まろやかな味てとても美味しくやみつきになりそうでした。インドでも北は小麦粉のナンを主食としたそれほど辛くないカレー、南インドはお米を主食とした辛いカレーと様々です。暑い夏がやってきました。皆さんもカレーを食べて元気に夏を乗り切りましょう。

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                             Raffles Hotel Singapore
二天門と四万六千日 2008年07月10日

浅草寺様の東の入り口、二天門横をブミコンで舗装しました。二天門は木造の門で国の重要文化財です。現在は修復情事が行われています。ここはバスで参拝に来た世界中からの様々な人が頻繁に通る場所です。ブミコンの施工を見て昔を懐かしむ日本の職人さんや、台湾からの建築関係の団体、ベルギーからの人も左官の仕事を興味深く見物していました。

IMG_0088_edited.jpg7月10日は四万六千日。この日に観音様にお参りすると46000日分のご利益が得られるそうです。浅草寺様の境内では「ほうずき市」がたちます。

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21世紀の浅草名物 2008年06月22日

浅草名物といえば雷おこし。米を蒸かし、煎って膨らませたものに水飴、砂糖、落花生などを混ぜて固めた和菓子で250年にも及ぶ大ベストセラー商品ですね。先日、浅草寺様の境内のお店で製造の実演を見ましたが、その作り方と形はブミコンに似ているようです。ブミコンはミキサーで天然砂利を水と固化材BGパウダーで固めるのですが、煎ったお米と水飴をミキサーに入れて練ると雷おこしが出来そうですね。私がこれまで携わってきた窯業系の建築材料の作り方はお菓子の製法と似たところがあります。例えばグラスウール断熱材ですが、その作り方はお祭りの屋台で実演販売している綿飴に良く似ています。グラスウールはケイ石を高温でガラス状に溶かし、白金で出来たスピナーという無数の穴が開いた容器に流し込み、高速回転させて遠心力の働きで穴から溶けたガラスが繊維状に飛び出してくる仕組みで、綿飴が出来る仕組みとほとんど同じです。その他にもALC板(イトン・へーベル板)はカルメ焼き、パーライトはポップコーンと製法が良く似ています。お祭りの屋台をのぞいていると、新製品開発のヒントがあるかもしれませんね。ご縁があり、浅草寺様の境内をブミコンで舗装させていただいていますが、雷おこしに見習いブミコンも21世紀の浅草名物になりたいものです。

 

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寺務所まえ 2008年06月20日

浅草寺様の寺務所と五重塔に囲まれた境内でブミコンが施工されました。雨の日でも水たまりができず、すべりにくい歩きやすい舗装です。 P1010245_edited.JPG

 

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ブミはインドの言葉です 2008年06月15日

Bumiは地球、大地を意味するインドのサンスクリット語です。
私が初めてこの言葉に出会ったのは今から25年ほど前、シンガポール、マレーシアで仕事をしていたころでした。当時のマレーシアでは先の首相マハティールさんが首相に就任されたばかりでBumi putra(土地っ子)政策を打ち出してその後のマレーシアの発展の基礎を作られていました。私も彼のランドマーク的なプロジェクトDaya Bumi(大地の力)complexやUMNO Head-quartersの建築に参加させていただきました。Daya Bumi complexは白と黒のコントラストを基調としたアラビア風の美しい建物です。当時はBumiというのはマレー語だと思っていたのですがその後インドネシア語を学んでいたら、語源がサンスクリット語であることがわかりました。インドネシア語はAustronesia(東はイースター島から西はマダガスカルまで広がる南の島々)で語られる言葉を基層に、アラビア、インド、中国の言葉を吸収した奥の深い言葉です。我々の日常生活の中でもサンスクリット語は思いがけないところで使用されています。以前、シンガポールのリトルインディアを歩いていたら、心地よいインドの歌が聞こえてきました。歌のフレーズに時々ナムーナムーという言葉が聞き取れます。音源のCDショップで、その歌のCDを買ったのですが、ジャケットはインドの言葉でどのような内容の歌だかよくわかりません。そこでインドの友人に尋ねてみると、ナムーは神の前でひざまずく言葉だと教えてくれました。その後あるご住職様にお尋ねしたところ、南無とは仏様に叩頭すること(頭を地につけ礼拝すること)と教えていただき、なるほどと思いました。                    南無観世音菩薩...合掌

PICT0309_edited (2).JPG                        Sri Srinivasa Perumal Temple Singapore   Bumicon

おみくじまえ 2008年06月11日

6月の雨の中,浅草寺境内のブミコン舗装が始まりました。今月の施工場所はおみくじ前と寺務所前です。天気とのにらめっこですが、施工するマエストロの技と知恵で臨機応変に対応する予定です。

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雨の日の宝蔵門 2008年05月11日

                 浅草寺様 宝蔵門前でブミコンが舗装されました。

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浅草寺様の境内でブミコンが舗装されました 2008年03月10日

東京都台東区の浅草寺様の境内をブミコンで舗装しました。今回、舗装した場所は境内の北東の僧坊、浅草神社、被官稲荷社に囲まれた場所で、江戸時代からの石碑もあり、施工をした栄工業所の皆さんにも気を使いながら仕上げてもらいました。

 

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木の周囲はガーデンクリートライトで 2008年02月25日
境内には銀杏の木が植わっていますが、木の周りは保水性のあるガーデンクリートライトを茶色に着色して仕上げました。 20080204 浅草寺現場 054 (3).JPG

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