三佐和ブログ


満蔵寺様ブミコン舗装 2024年05月10日

千葉県市原市にあります曹洞宗満蔵寺様のブミコン舗装が始まりました。境内は緑に包まれて鶯が鳴いて、のどかな雰囲気が漂っています。

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今回も移動プラントで材料を調合して混錬しています。移動プラントを利用することで作業効率が大幅に改善されました。

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敷地が広いので、材料を運ぶのに一輪車ではなくショベルカーが利用できるので作業効率がさらにアップしました。

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ブミコンの材料の混錬と運搬は機械化によって生産性が高まりますが、ブミコンは人の手で丁寧に仕上げることで、美しい仕上がりと透水性が確保されます。P1010444.jpg

              施工 山内石材株式会社様 5月10日撮影

三佐和ブログ「自然は土地の力」がホームページにアップされました 2024年05月03日

三佐和ブログ「自然は土地の力」がホームページにアップされました。トップページの資料ダウンロードからご覧いただけます。「自然は土地の力土地の力を表す指標として気温、湿度、そして降水量があります。これらの指標が入り組みながら、その土地固有の力が生まれます。それは雨水の循環活動でもあるのです。

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雨水の循環が止まり土地が乾燥して、人間が生活する環境が失われた歴史は古代から繰り返されてきました。人間の力で雨水の循環を作り出すには膨大なエネルギーが必要です。しかし砂漠にオアシスがあるように、コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドに緑のオアシスを作る事は可能です。ガーデンクリートと緑化システムを組み合わせることでヒートアイランドに無数のオアシスを作る事が当社の仕事です。

宗清寺様ブミコン舗装 2023年10月02日

10月に入り東京も秋の気候に変わりました。今月は中野区上高田にあります曹洞宗宗清寺様の墓所のブミコン舗装が行われます。P1210119.JPG

宗清寺様では2020年12月に墓所のブミコン舗装の1期工事をさせていただきました。

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今回は墓所のブミコン舗装の2期工事にあたります。10月はブミコンの舗装工事をするのに最適な気候です。参拝にいらっしゃる方が歩きやすい歩行環境をブミコンで丁寧に作る予定です。

バケツ一つで世界をめぐる 2023年07月24日

当社で開発してきた断熱緑化コンクリート「ガーデンクリート」と灌水・植栽システム「オアシス」に関するブログの中からいくつか選んでPDF「バケツ一つで世界をめぐる」にまとめました。ホームページの資料ダウンロードや緑化コンクリート・ヒートアイランド現象対策に興味のある方へからご覧いただけます。IMG_9927 (002).jpg

断熱緑化コンクリート「ガーデンクリート」は地球からの贈り物である軽石や石灰を利用して、世界中で資源を調達して容易に製造できる製法を目指しました。そして灌水・植栽システム「オアシス」は雨水の自然循環を利用して植物を育てたり建物を断熱するシステムの実現を目指しました。

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21世紀は赤道を中心に南北回帰線の間で人口増加が見込まれます。それに伴い都市化が進み新たなヒートアイランド現象の問題が発生することと思います。このように変化する都市環境の中で人々が快適に過ごすことが出来る環境をなるべく容易に作れる製法とシステムを開発することが当社の目的です。

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この情報をPDF「バケツ一つで世界をめぐる」にまとめました。皆様にご覧いただければ幸いです。

三佐和ブログ 地球環境・都市環境編100選がアップされました 2023年01月18日

三佐和ブログを始めて15年が経ちました。今までにアップされたブログの中から地球環境・都市環境に関するブログ100編を選んだ「三佐和ブログ ヒートアイランドにオアシスを地球環境・都市環境編100選」がアップされました。ホームページトップの資料ダウンロードからもご覧いただけます。

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ヒートアイランド東京で生活する中で感じたり考えたりした、地球環境や都市環境に関するブログです。皆様にご一読いただければ幸いです。

福徳岡ノ場の軽石で断熱緑化コンクリートを作る 2022年12月13日

福徳岡ノ場の軽石で断熱緑化コンクリートを作るのサイトがホームページにアップしました。トップページの「ヒートアイランド現象対策に興味のある方へ」の見出しからご覧いただけます。                                福徳岡ノ場の軽石P1200029.JPG

2021年8月に東京からおよそ1300㎞南の太平洋の海底火山、福徳岡ノ場で大噴火が起こり、それにより発生した軽石がその後、琉球諸島に漂着しました。沖縄に漂着した軽石の仮比重を調べたところ秋田県十和田湖産の軽石の仮比重に近く、当社で開発してきた軽石の配合技術や緑化システムが応用できるとできると思いました。十和田湖の軽石PB300089.JPG

十和田湖産の軽石は丁寧に水洗、乾燥、ふるい分けなどの前処理がされているので製品として安心して利用できます。沖縄に漂着した軽石は今のところ、これらの前処理をする設備が整っていないようです。そこで野積されている軽石を前処理することなく断熱緑化コンクリートにできないかと考えました。幸いなことに福徳岡ノ場の軽石は沖縄に漂着するまでに2か月ほどかかり、その間に比重の重い石は海に沈んだようで、福徳岡ノ場の軽石も十和田湖の軽石も仮比重がほぼ同じでした。                                  福徳岡ノ場の軽石で作った断熱緑化コンクリート

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軽石の仮比重の問題は解決しましたが一つ大きな問題がありました。それは沖縄に漂着した軽石は海水を含んでいたことです。海水に含まれる塩分は、マグネシウムなどのミネラルの量が植物の生長を促す以上に大量に含まれていて植物の成長を阻害するようです。そこで当社で開発した緑化システムの技術を応用して、断熱緑化コンクリートを灌水クロスで包み薄く土を蒔いて芝生の種を蒔いたとこと芝生は成長を続けています。12月13日撮影

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これまで当社で培ってきた軽石の配合技術や緑化システムを応用することで、福徳岡ノ場に限らず火山の噴火で大量に発生する軽石を断熱緑化コンクリートとして利用することが可能です。

The Grass is alive 2022年08月10日

新宿事務所のベランダで観測した芝生からの水分蒸発量の観察記録「芝生は生きている」の英文パワーポイントデータ「The Grass is alive」がアップされました。ホームページの英文資料ダウンロードからご覧いただけます。

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今回の観察記録はヒートアイランド東京のマンションベランダにおける、緑化ブロックを組み合わせた植栽装置オアシスからの芝生からの水分蒸発量の記録ですが、海外の都市でもその地域の年間降水量、気温、湿度をもとにして芝生からの水分蒸発量を予測したり、植栽装置オアシスを利用して記録することができると思います。

「芝生は生きている」パワーポイントデータがアップされました 2022年07月12日

芝生の水分蒸発量と温度、湿度の関係を観察したブログ「芝生は生きている」がパワーポイントデータとしてホームページにアップされました。芝生は生きているフロントページの資料ダウンロードからもご覧いただけます。フロントページ

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芝生は周囲の温度、湿度、風など環境の変化に合わせて根から水分を体内に吸収し、茎や葉から蒸発させて体内の水分を調整します。その様子を1年を通して記録にまとめて、傾向をグラフで表現できたことはうれしい限りです。ご興味のある方はご覧ください。

三佐和ブログ地球環境・都市環境編Ⅶがアップされました 2022年04月23日

三佐和ブログ「ヒートアイランドにオアシスを 地球環境・都市環境編Ⅶ」がアップされました。2021年5月から2022年4月までの地球環境・都市環境にかかわるブログをまとめたものでホームページの資料ダウンロードからもご覧いただけます。2021年の地球環境・都市環境に関する大きなテーマは芝生から大気に蒸発してゆく水分の観察と、福徳岡ノ場から噴出した軽石の質量や成分が断熱コンクリート、緑化コンクリートとして利用できるか調べることでした。

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1年を通して新宿事務所のベランダに設置した植栽装置オアシスに芝生を載せてオアシスから蒸発してゆく水分量を測定したところ、その平均値は3.7㍑/㎡・日でした。これは2018年から2019年にかけて大田区産業プラザのテラスで、灌水装置お水番の上に芝生を載せてお水番から蒸発していった水分量の平均値3.8㍑/㎡・日とほぼ同じでした。そして計量容器から蒸発していった水分量の平均値が1.5㍑/㎡・日であったことも観察されました。つまり新宿事務所のベランダの環境では、水や水分を含む土からは毎日およそ1.5㍑/㎡・日の水が大気中に蒸発しているということです。そしてこれとは別に芝生からはおよそ2.2㍑/㎡・日の水が大気中に蒸発することがわかりました。これでコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドを緑化することで、潤いのあるオアシスに変わることが数字からも実証されました。

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徳富岡ノ場の軽石は、その嵩比重が十和田湖のケイ石やインドネシアの軽石とほぼ同じであることがわかり断熱コンクリートとしては利用できそうです。緑化コンクリートとして利用する場合、軽石に含まれている塩分などが植物にどのような影響を及ぼすか見極める必要があるので、福徳岡ノ場の軽石で作った緑化ブロックに芝生を載せて成長の様子を観察しています。

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福徳岡ノ場の軽石で作った緑化ブロックに芝生を載せて2週間ほど経過した様子。4月23日撮影

芝生は生きている 2022年04月09日

昨年の4月から今月の初めまで、1年を通して新宿事務所のベランダで測定した、芝生から蒸発してゆく水分の変化をまとめたブログ「芝生は生きている」が、ホームページ「ヒートアイランド現象対策に興味のある方へ」からもご覧いただけるようになりました。「ヒートアイランド現象対策に興味のある方へ」一番下のフッターをクリックしてご覧ください。

今回の測定でわかったことの一つは計量容器から蒸発していった水量の年間平均値が1.5㍑/㎡・日であったことです。計量容器を置いた場所は1年を通して雨が当たりません。つまり地上の水や水分を含んだ土からは平均して毎日およそ1.5㍑/㎡・日の水が蒸発してゆくようです。そして植栽装置オアシスからの水分の蒸発量の年間平均値が3.7㍑/㎡・日であったことは、植栽装置オアシスを構成している、水や土、そして緑化ブロックから蒸発してゆく水分蒸発量に、芝生を通して大気中に蒸発していった水分が加わったということだと思います。

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今回の測定を通して地上の水や水分を含む土、そして芝生からは1日当たりおよそ1.5~2㍑/㎡・日の水分が大気中に蒸発する現象が続いていることがわかりました。水分が大気中に蒸発することで地表に発生する気化熱の働きで太陽からの輻射熱を軽減できます。コンクリートやアスファルトは水を含むことができないので気化熱が発生せず、太陽からの輻射熱を軽減できないので熱は内部に蓄熱します。それでコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われた都市ではヒートアイランド現象が発生するということですね。

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        新宿御苑の芝生の広場では大地から芝生の葉が芽吹いてきました。4月9日撮影

西光寺様ブミコン日記 2022年03月14日

昨年の5月から今年の2月までにわたって行われた天台宗西光寺様の墓所の透水性バリアフリー鋪装の施工の様子がPDFにまとめられました。透水性バリアフリー鋪装ブログPDF

ホームページ透水性コンクリートに興味のある方への列にある「透水性バリアフリー鋪装ブログPDF」からもご覧いただけます。

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墓所の通路に敷き並べた敷石と地面の間には段差があります。ブミコンはこの段差を埋めることでバリアフリーの空間を創り、お墓にいらっしゃる方々の足元を守ります。またブミコンには透水性があるので足元がぬかるんだり水たまりができることがありません。そして車いすの通行も容易になります。墓所の通路をバリアフリーの空間に作り替えてゆく様子をまとめた「西光寺様ブミコン日記」をご覧いただければと思います。

三佐和オンラインショップがリニューアルされました 2021年11月13日

有限会社三佐和のオンラインショップがリニューアルされました。ホームページの上のバナーをクリックしてご覧いただけます。三佐和オンラインシップ

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最近はテレワークなどでご自宅で仕事をする機会が増えているようです。仕事の合間にベランダやテラスに出て植物と触れ合ってみてはいかがでしょうか。有限会社三佐和では軽石を専用固化材で固めたガーデンクリートで様々な製品を作り皆様にご提供しています。

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ガーデンクリートは保水性と通気性に優れ土に似た性質をしているのですが、固化しているので周囲に飛散することが無く、ベランダやテラスはもちろん室内でも土埃で汚すことなく様々な植物を育てることができます。

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オンラインショップでは軽石と固化材をセットした手作りフラワーポッド素材セットやガーデンクリート素材セットも販売されており、水を適量加えるだけで植木鉢をはじめ、コンクリートやアスファルトの上で植物を育てる緑化基盤を作ることが出来ます。

IMG_8564.jpg関連ブログ:ベランダガーデニング 手作りフラワーポッド プランターブロック カスケードブロック

タクシーの屋根が菜園に 2021年09月21日

インターネットニュースを見ていたら驚くニュースが載っていました。タイのバンコクにあるタクシーの協同組合で、新型コロナウイルスの感染拡大による客の激減に伴い、大量に放置されたタクシーの屋根で野菜を栽培する取り組みが始まったそうです。タクシーの屋根が菜園に

これまで屋上や屋根の緑化を仕事としてきた私にとって、車の屋根を緑化しようとする発想はありませんでした。それを実現させた経営者に対し何を考えているのかと言いたいと共に、やるならもっと良い方法があると提言したいですね。

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記事にあった動画を見るとタクシーの緑化は、屋根にシートを敷いてその上に土を載せて野菜の根鉢を置くという方法をとっていましたが、これでは土が飛散したり流れたりして車の劣化を進めることは間違いありません。車のボディをあまり傷めずに緑化するには、車の屋根にシートを敷いてその上に穴の開いたプランターブロックマーガレットを載せて、植物の根鉢を灌水クロスでくるみ、マーガレットの穴に挿入して植物を育てるのが良いと思います。ガーデンクリート三姉妹

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P5140072.jpgプランターブロックマーガレットは土の性質をしながらも固まっているので、風で飛散したり雨に流されることがありません。この性質は車の屋根に土を載せて植物を育てるよりも車のボディーの劣化を防ぎます。

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これまではコンクリートやアスファルトの上で植物を育てることを検討してきましたが、次は鉄を素材とした乗り物を緑化する方法についても考えてみましょうか?今回のタイの経営者の行動は、私にも大きな刺激を与えてくれたようです。(笑)

三佐和ブログ都市環境・地球環境編Ⅵがアップされました 2021年05月14日

三佐和ブログ「ヒートアイランドにオアシスを都市環境・地球環境編Ⅵ」がアップされました。2020年6月から2021年5月までの三佐和ブログの中から都市環境や地球環境について述べたブログをまとめたものでホームページの資料ダウンロードからもご覧いただけます。

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2020年の東京は梅雨明けが8月にずれ込む雨が多い気候でした。これは日本に限らずお隣の中国や韓国でも似た気候に覆われました。今年はどのような梅雨を迎えることでしょうか?世界の気候は地球規模で変動していることは間違えありません。東京は過去56年の間に冬の気温が上昇してその結果、年間の平均気温が上昇しました。「ヒートアイランドにオアシスを2021」私は都市の温暖化と、地球の温暖化の違いを見極める必要があると思います。人工物に囲まれた都市の気候と植物に覆われた自然の気候は分けて考えなければならないと思います。そのヒントとなるのが世界各地で測定されている気温の測定ポイントです。「世界に散在する240の気象観測施設

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私は芝生からの水分の蒸発量を測定していますが、土や水に覆われた地表から大気へ水分が蒸発してゆく量に近い水分が芝生から蒸発しているようです。そしてコンクリートやアスファルトに覆われた都市では、地表は土や水、植物から蒸発してゆく水分量が見込めないので大気中の水分量に影響して都市のヒートアイランド化、ドライアイランド化が進んでいるようですね。「気温と湿度とヒートアイランド東京IMG_3948 (002).jpg

2020年は人類が作り出した人工物の重量が地球を覆う植物を中心とした生物の重量と並んだという研究報告が発表された年でもあります。「地球上の人工物と生物の総重量が並ぶ?」人工物と植物を質量比で比べた場合、まだ地球上の植物の質量が人工物よりも4倍以上はあると考えられますが、人工物が増え続けると質量比でも人工物と植物が並び、やがて人工物の質量が植物の質量を上回る時代が来るでしょうね。人工物の増加のカギを握るのは建築材料にあるようです。「これからの建築資材の開発」私が開発した軽量緑化コンクリート「ガーデンクリート」は植物と人工物の間の緩衝材としての働きをします。灌水システムと組み合わせることで人工物の表面で植物を育てることが可能です。これからも地球上で人工物と植物を中心とした生命が共存できるように日々活動を続けてゆこうと思います。

マンションベランダガーデニングガイドのサイトがアップされました 2021年02月05日

マンションベランダガーデニングガイドがバージョンアップされました。「マンションベランダガーデニングガイド」ホームページ下のバナーからもご覧いただけます。

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マンションベランダガーデニングガイドは、私の友人のNさんがベランダで芝生やハーブを育ててながら経験した様々なアイデアが記載されています。皆さんがご自分のベランダで植物を育てるのに参考になる情報がご覧いただけます。ee98782b6b9fab86455fb2f90b4361b4de0d6284.jpg

最近はリモートで仕事をしたり、コロナ対策で自宅で過ごす時間が増えてきましたが、時々にベランダに出て植物に接して気分転換をしてみてはいかがでしょうか?

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三佐和ブログ「ベランダガーデニング」も合わせてご覧いただければと思います。

ブミコン浅草寺日記2020 2020年12月02日

今年は4月の初めから11月の終わりまで浅草寺様境内でブミコン舗装の施工をさせていただきました。その様子をまとめたブミコン浅草寺日記2020がアップされました。ホームページの資料ダウンロードからご覧いただけます。

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2008年に浅草寺様ご本堂建築50周年の事業のひとつとして境内をブミコン舗装させていただき12年が経過しました。今回は二天門周辺から始まり宝蔵門周辺、おみくじ売場周辺、そして境内東と8か月におよぶ工事でした。春から梅雨、夏の日照りを経て秋の長雨と変化する気候に対応しながらが様々な経験を積むことができました。これからも浅草名物の雷オコシに似た透水性コンクリートブミコンが境内を訪れる方々の足元を支えます。

三佐和ブログ地球環境・都市環境編Ⅴがアップされました 2020年06月30日

2019年9月から2020年6月までの間で、地球環境・都市環境について語ったブログをまとめた「三佐和ブログ地球環境・都市環境編Ⅴ」がPDFにアップされました。ホームページの資料ダウンロードからもご覧いただけます。

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今回はブログの中で1961年と2017年の東京都の年間気温の変化を比較して、東京はこの56年の間に冬の気温が高くなったのに対して夏の気温は大きな変化がなかったことを説明しました。都市のヒートアイランド現象による気温の上昇の大きな要因は冬の気温の変化にあるようですね。

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また2018年から2019年にかけて大田区産業プラザPIOの芝生フィールドに設置された自然灌水システムお水番の年間灌水量が2508㍑であることが測定されました。平均して1㎡当たり3.8㍑/㎡日の水が1年を通して継続して灌水されました。これは土で芝生を育てるときの土壌の水分含有量の半分以下の水量です。

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そして1年を通してお水番からの灌水量を測定して、冬よりも夏の方が灌水量が多いことがわかりましたが、これには2つの大きな理由があるようです。一つは冬よりも夏の方が芝生からの水分蒸散量や、土・ガーデンクリートからの水分の蒸散量が増えるので、それに伴いお水番からの灌水量も増えたことです。それともう一つの大きな理由は水の粘度ではないかと思います。初夏にかけて気温が高くなるにつれて、お水番のタンクの水が急に減る事があります。これは気温の上昇に伴いタンクの水温も高くなるので、水の粘度が低くなり、バルブの止水弁から水が流れやすくなり灌水量が増えるからではないかということです。

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現場で自然を観察しながら不思議な現象を発見したり、それを数字に表す楽しみを教えてくれたのはアメリカの物理学者リチャード・ファインマン先生です。皆さんも街を歩きながら自然を観察する楽しみを味わってみてはいかがでしょうか。

ガーデンクリート三姉妹 2020年06月03日

土壌代替基材ガーデンクリートでできた3つのタイプのブロックを紹介したサイトがアップされました。フロントページ緑化コンクリートに興味のある方へのサイトからもご覧いただけます。ガーデンクリート三姉妹

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ヒルダ ヒルダは30cmx30cmx4cmの寸法の緑化ブロックです。通気性と保水性に優れた軽量緑化基盤です。当社オリジナルの灌水システム「お水番」と組み合わせることで自然灌水をしながら植物を種や苗から育てることができます。IMG_2658.JPG

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フローラ フローラは30cmx30cmx6cmのブロックに直径9cmの穴が4個、または3個空いたカスケードブロックです。ブロックを立てて立面で様々な植物を育てます。

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マーガレット マーガレットは15cmx30cmx6cmのブロックに直径9cmの穴が2個空いたタイプと30cmx30cmx6cmのブロックに直径9cmの穴が4個空いたプランターブロックです。テラスやベランダに置いて様々な植物を育てます。

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皆さんもガーデンクリート三姉妹でベランダやテラスそして室内で様々な植物を育ててみてはいかがですか?お買い求めは三佐和オンラインショッピングから

6月の新宿御苑 2020年06月02日

新宿御苑が67日ぶりに開苑されました。3月の下旬の桜の美しい季節から季節は移り御苑の緑も深まっていました。

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コロナウイルスの蔓延という人間の生活圏へ影響で閉苑された御苑ですが、御苑で生息する植物たちは人間の都合に関係なく季節を刻んでいるようです。今年もビワの実が成っていました。

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          温室のそばのタイサンボクも大きな花を咲かせていました。

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また朝に夕に御苑を通り抜けながら、移り変わる自然の様子を撮影してゆこうと思います。6月2日撮影

カスケードブロックによる植物の栽培記録 2020年02月27日

カスケードブロックによる植物の栽培記録のサイトがアップされました。ホームページトップの資料ダウンロードからご覧いただけます。(表記内容が変わっていなければCtrlキーとF5キーを同時に押して再読み込みを行ってください。)

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カスケードブロックは土に似た性質をしていますが、飛散することなくほこりが立ちません。テラスやベランダで根鉢の土とカスケードブロックだけで植物を育てます。

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カスケードブロックは穴に挿入された根鉢に水や空気を直接供給するので植物が元気に育ちます。

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カスケードブロックは立面で花や野菜、ハーブやイチゴなどを育てることができます。下の写真はルッコラを種から育てて半年ほどたった様子です。

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カスケードブロックは立面で植物を育てられるので空間を有効に利用できます。狭いスペースでも多くの花が育てられます。

P3200041234.jpgカスケードCascadeは小滝を意味する英語です。カスケードブロックから植物が小滝のように流れながら育つイメージを表現しました。

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カスケードブロックを積み重ねたフローラカスケード(植物の小滝)では花やハーブ、野菜などが元気に育っています。水は上から下に流れますが植物は光を求めて上に伸びるようですね。 浅草寺様境内2月27日撮影

ヒートアイランドにオアシスを  2020年02月03日

地球温暖化を緩和するためにCo2をはじめとする温室効果ガスの排出を規制する運動が世界規模で行われています。その中で当社の製品開発のテーマはコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われた地表や壁面で植物を育てて保水率を高めヒートアイランド現象を緩和して体感温度を下げたり、植物と共生することで人々が癒される環境を身近に作ることです。そのためにヒートアイランド東京で、当社で開発した土壌代替機材ガーデンクリートと灌水システムを組み合わせて、一年を通して様々な植物を育てる経験を積み重ねてきました。写真は浅草寺様の境内に設置されたフローラカスケードです。穴の開いたカスケードブロックと灌水システムの組み合わせで、ビオラやニチニチソウ、インパチェンスなどの花や、イチゴ、野菜、ハーブなどを丸5年かけて育ててきました。2020年2月3日撮影 関連ブログ:フローラカスケード

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これまでの活動を一言で表現すると「コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドにオアシスを」ということになります。私が想定しているオアシスとはヒートアイランド都市の中で生活をしている人々の身近に植物が育つ空間です。そのためにコンクリートやアスファルトの上で植物を育てるガーデンクリートを開発しました。ガーデンクリートは保水性と通気性に優れ性質が土に似ています。しかも固化しているので土のように飛散することなくコンクリートやアスファルトの上に植物が育つ空間ができます。IMG_0990 (002).jpgまたコンクリートやアスファルトの上で植物を育てるためには水の供給の継続性が求められます。そこで開発されたのが自然灌水システム「お水番」です。お水番の原理は毛細現象の働きを利用して植物の根に直接水を供給することです。ガーデンクリートと自然灌水システムお水番を組み合わせて、コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドに無数の緑のオアシスを作り人々が癒されるか空間をご提供することが当社の目的です。関連ブログ:大田区産業プラザ6Fテラス

P2030022.JPGPIOのテラスに設置されたガーデンクリートとお水番の組み合わせで、試行錯誤を繰り返しながら西洋芝を10年以上にわたって育てています。2020年2月3日撮影

カスケードブロックとプランターとの栽培の比較 2019年11月25日

自宅のベランダでカスケードブロックとプランターを並べてビオラを育てて一月ほどがたちましたがここにきてビオラの大きさに差が出てきました。下の写真をご覧ください。

縦横30㎝厚み9cm 直径9㎝の穴にビオラを挿入して一月が経過しました。

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縦25cm横75cm深さ25cmのプランターに土を入れてビオラを育て一月が経過した様子

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上の写真を見てのとおり、カスケードブロックで育てているビオラとプランターで育てているビオラに花の大きさや咲き具合で差が出てきました。育ている場所にはカスケードブロックにもプランターにも午前中、太陽光が差し込みます。

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カスケードブロックのビオラが大きく育ってきた理由は、カスケードブロックの保水性と通気性がビオラの根を活性化する快適な環境を作っているからでしょうね。11月25日撮影

植物に寄り添う自然灌水システム「お水番」 2019年10月11日

自然灌水システムお水番のサイトがホームページにアップされました。植物に寄り添う自然灌水システム「お水番」大田区産業プラザに設置したお水番の1年にわたる灌水量の計測の結果、年間平均3.8㍑/㎡日の水をベント芝に灌水しました。冬の間は灌水量は減り(2.3㍑/㎡日)初夏にかけて気温が上がり直射日光に当たる時間が増えると灌水量は増えました。(6.6㍑/㎡日)雨曇の日が続く梅雨の間は灌水量も大幅に減りました。(0.2㍑/㎡日)。そして梅雨が明けると灌水量は増え始めましたが、暑さと湿気でベント芝が衰退する間は灌水量はそれほど増えませんでした。(平均0.8㍑/㎡日)そして新しい芝生が成長を始めるとともに水量も増えました。

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自然灌水システム「お水番」は人間が植物への灌水量を決めるのではなく、植物が必要とする水量を灌水する植物に寄り添う自然灌水システムです。今回の測定で計測された芝生とガーデンクリートへの灌水量と東京の降雨量を合わせ、芝生からの蒸散量を引いた土壌水分量は1㎥当たり20%でしたが、この数値はベント芝が育つのに理想的な土壌水分量といわれている1㎥当たり15%から25%の範囲内に収まっていました。しかもこの土壌水分量は、植物が求めた灌水量と降雨量を加えた数値です。関連ブログ:芝生をめぐる水の循環 

                                   

                      

ヒートアイランドにオアシスを フロントページのデザインが更新されました 2019年09月19日

ヒートアイランドにオアシスを」をテーマにして活動を続けていますが、今年の東京は梅雨が明けたらすぐ真夏日の連続という厳しい夏を迎えました。そこで国立天文台が編集している理科年表を使って東京の過去の気温の変化を調べてみたところ意外な結果に驚きました。1961年から2017年までの東京の気温の変化をグラフにしてみたところ、冬の気温は高くなりましたが夏の気温はあまり大きな変化が見られませんでした。

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私なりにその理由を考えてみたのですが、一つは人間が作り出すエネルギーと太陽が作り出すエネルギーに大きな差があるという事ではないでしょうか。太陽から離れて気温が低い冬の間は、ヒートアイランド東京が作りだすエネルギーが年とともに増えてゆくことで、気温が高くなりましたが、太陽が近づく夏の間は、そのエネルギーが人間が作り出すヒートアイランドのエネルギーよりも、とてつもなく強い事で気温に大きな変化が見られないのではないかと思います。

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もう一つは、東京の気温が皇居のそばの気象庁や北の丸公園といった、都内では木々の多い自然に恵まれた中の、芝生の地表から1.5m離れた百葉箱や通風筒の中で測定されていることも過去56年の間に気温の大きな変化をもたらさなかった一因ではないかと思います。芝生の表面とコンクリートの表面では真夏の暑さの中では20度以上の温度差がみられます。

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コンクリートジャングルとスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京で、強烈な真夏の太陽エネルギーに対処するには、都市の様々な場所を緑化したり、透水性舗装面を増やして保水性を高めることで、人が体感する温度を下げる事ではないでしょうか。「ブミコンとガーデンクリートで保水性を高めて都市に潤いを与えます」。これが当社の目標です。

関連ブログ:何故冬の気温が高くなったのか?

ヒートアイランド東京の気温 過去56年の気温の変化 ヒートアイランド東京の気温 過去56年の気温の変化2

ガーデンクリート植物栽培システムによるイチゴの栽培記録 2019年06月26日

ガーデンクリート植物栽培システムによるイチゴの栽培記録のサイトがホームページにアップされました。昨年の11月から都内の数か所の場所で3つの栽培システムでイチゴを育てた観察記録です。

P1430081 (1).jpgイチゴ栽培はフローラカスケード、カスケードブロック、緑化ブロックを使用して屋外で行いました。手作りフラワーポッドによる栽培は室内で行いました。ヒートアイランド東京の冬はやや暖かいとはいえ屋外でのイチゴ栽培でしたが、冬から春に向けて都内各地のガーデンクリートの上でイチゴの苗は花を咲かせ小さな実を付けました。

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イチゴはガーデンクリート植物栽培システムの上で適度に光が当たり、灌水が継続的に行われれば冬でも都内の屋外の環境で育つということがわかりました。

P1430683.JPGフローラカスケードでは立面に建てたカスケードブロックの穴に挿入されたイチゴの苗がライナーを伸ばし育つことがわかりました。写真は台東区浅草にあります浅草寺様境内に設置されているフローラカスケードの上でイチゴの苗を挿入し、花が咲き実を付けて行く写真です。

植物栽培システムの技術移転情報 2019年03月01日
土の性質をした土壌代替基材「ガーデンクリート」を用いた植物栽培システムの技術移転情報が
りそな中小企業振興財団様のサイトで紹介されました。 りそな中小企業振興財団技術移転情報

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ガーデンクリート植物栽培システムは東京を中心とした10年以上にわたる緑化の経験から作りだされた植物栽培システムです。
コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドの様々な場所を手軽に
緑のオアシスに造り変えます。  関連ブログ:ガーデンクリート植物栽培システム
ガーデンクリート植物栽培システム 2019年02月04日
「ガーデンクリート植物栽培システム」のPDFがバージョンアップされました。
ホームページの資料ダウンロードからもご覧いただけます。ガーデンクリート植物栽培システム
ガーデンクリートは土よりも固く、水分や空気を取り込む空隙は有機土壌並みの性質をしていて、アスファルトやコンクリートの上に直接施工して植物を育てたり、狭い土地でも立面で植物を育てることが出来る土壌代替基材です。 ガーデンクリートの上に灌水クロスを敷き土を薄く(1㎝程)載せてホウレンソウを種から育てます。
P11000581.JPGコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京の様々な場所でガーデンクリートを使用して植物を育てて10年以上が経過しました。そして都市環境への負荷を押えるためにガーデンクリートの厚みを薄層(平面3cmから4cm 立面6cm)にして様々な植物を継続して育てることが可能になりました。
    穴の開いたカスケードブロックにビオラを挿入して立面で育てます。フローラカスケード
P41300501.JPG薄層緑化基盤で植物を育てるための大きな課題は安定した灌水の継続ですが、自動灌水システムを組み合わせることで、一年を通して安心して様々な植物を育てることができます。
       カスケードブロックを平面に置き穴に菖蒲やイネの苗を挿入して育てます。
P61400081.JPGガーデンクリート植物栽培システムのパンフレットを差し上げます。webフォームによるお問い合わせ
から「パンフレット希望」とご記入の上お申し込みください。


Gardencrete Plant Cultivation System 2019年01月15日
ガーデンクリート植物栽培システムの英語版パワーポイントがPDFでご覧いただけます。ホームページ資料ダウンロードEnglishからもアップできます。

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ヒートアイランドにオアシスを! 都市環境編Ⅲ 2018年09月14日
今年の夏、東京は35度を超える猛暑日が続き例年にない暑さを経験しました。そして埼玉県熊谷市では8月23日に日本歴代最高気温41.1度を記録しました。ヒートアイランドの規模が東京と比べて小さい熊谷が最高気温を記録した原因はいくつかあると思われます。
その一つは熊谷が内陸部に位置しているからではないでしょうか?東京は熊谷に比べてヒートアイランドの規模は面積、人口などを比較しても大きいのですが海に面しており海水表面のアルベドが土よりも小さいことが影響していると思います。また、コンクリート構造物やアスファルト舗装にこもった輻射熱による暑い空気が上昇しながら南風に運ばれて内陸の熊谷を覆ったことも最高気温更新に影響を与えたような気がします。熊谷にお住いの方も昔は今ほど暑さを感じなかったとおっしゃっていました。
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ヒートアイランド東京を作りだす原因は、コンクリート構造物、アスファルト舗装、人口、クーラーや自動車からの廃熱など様々な要因がありヒートアイランド現象を解消することは一筋縄ではいきません。しかしヒートアイランドの中で暮らす人々が身近な空間を緑化して保水率を高めることで対処することが可能です。
ブミコンとガーデンクリートは保水率を高めたり植物を育てることで都市に潤いを与え広大なヒートアイランド砂漠に無数のオアシスを作るお手伝いをいたします。
P1410829.jpg最近の三佐和ブログ中からいくつかのブログをまとめてPDFにアップしました。ホームページトップの資料ダウンロードのコーナーからもダウンロードできます。ご利用ください。
ヒートアイランドにオアシスを! 2018年08月24日
ヒートアイランドにオアシスを!ブミコンとガーデンクリートで保水性を高めて都市に潤いを与えます。
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これから地球が温暖化に向かうのか寒冷化に向かうのか良く分かりませんが、世界規模で人口の増加が進み、多くの人々がIT環境やライフライン(電気ガス水道)の整備された都市に集まることは間違いありません。それに伴い世界規模でヒートアイランド化した都市が増えることでしょうね。
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都市のヒートアイランド化には様々な要因があるようですが、その一つに都市の保水性の低下があります。東京も過去100年の間に保水性が低下したことで相対湿度が78%前後から62%前後に低下したようです。ドライアイランド現象 人口が都市に集まることで都市化が進みコンクリート構造物やアスファルト舗装が増えました。
P1400986.jpgコンクリート構造物やアスファルト舗装は私たちに快適な生活空間を与えることは間違いありません。しかしそれと引き換えに私たちは緑豊かな自然を失ってきました。透水性コンクリートブミコンと透水性と保水性のある緑化コンクリートガーデンクリートはコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドの保水性を高めることで都市の様々な場所に緑豊かなオアシスを作ります。当社のホームページのフロントレイアウトが変わりました。
ガーデンクリート植物栽培システムと土との比較 2018年08月07日
ガーデンクリート植物栽培システムはアスファルトやコンクリートの上で植物を栽培するために開発されました。都市のアスファルトやコンクリートの上で土を使い天然の雨水を利用して植物を栽培するには土の厚みを15cm以上にする必要があります。
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ガーデンクリートと土を使用した植物栽培システムはおよそ5cm厚み(3cm厚のガーデンクリートと2cm厚の土)で植物を育てます。そのために水道水やタンクにためた水を利用してドリップチューブと灌水クロスを組み合わせて、毛細管現象の働きで植物の根に直接灌水する仕組みです。(灌水クロスの上に植物の苗を置きクロスを土で薄く覆います。)
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土は保水量や土圧の関係で空隙率が変化するので密度もおよそ1500kg/m3から1800kg/m3前後で変動します。ガーデンクリートは軽石と固化材BGパウダーを固めた凝固性のある透保水性コンクリートです。重量は保水時1200kg/m3乾燥時900kg/m3で,空隙はおよそ300㍑/m3で変化しません。ガーデンクリートは土よりも軽く、硬い土壌代替基材です。
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ガーデンクリートと灌水システムを組み合わてコンクリートやアスファルトに覆われた都市の様々な場所で植物を育てて10年以上が経過しました。そしてこのシステムで育つ植物たちがヒートアイランド東京で新たな生態系を作り始めたようです。
  
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皆さんもガーデンクリート植物栽培システムでコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われた都市の様々な場所を緑のオアシスにしてみませんか? パンフレットを差し上げます。ご遠慮なくご連絡ください。 関連サイト:土と比較したガーデンクリート緑化システムの特徴

ガーデンクリート植物栽培システムのパンフレットを差し上げます 2018年07月31日
ガーデンクリート植物栽培システムのパンフレットができました。ご希望の方には差し上げます。ご遠慮なくご連絡ください。お問い合わせ
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         関連ブログ:ガーデンクリート植物栽培システム

緑化助成金制度のご案内 2018年07月09日
東京都20区(渋谷区、中野区、江戸川区を除く)の最近の緑化助成金制度についてホームページにまとめましたのでご活用ください。緑化助成金制度
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コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京は6月中旬から9月の中旬にかけての3か月間、暑い夏の季節を迎えます。その最大の理由は都市空間の緑化スペースの減少と保水力の低下です。
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コンクリートやアスファルトは都市に暮らす人々に快適な生活空間をもたらしますが、それに伴い植物が生息する自然環境が失われてゆくことも確かです。植物が生息するためには常に一定量の雨水が継続して確保されなければなりません。。コンクリートやアスファルトには雨水を保水する機能がありません。
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当社で開発したガーデンクリートはコンクリートでありながら一定量の雨水を保水できる土壌代替基材です。灌水システムを組み合わせたガーデンクリート植物栽培システムはコンクリートやアスファルトに覆われた都市空間を容易に緑化します。
 タイルの上に直接ガーデンクリートを施工して灌水システムを組み合わせて芝生を育てます。
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皆さんも最寄りの自治体が提供する緑化助成金制度を活用して、コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京の様々な場所に緑のオアシスを作りませんか?コンクリートやアスファルトの上に直接施工できるガーデンクリート植物栽培システムが緑のオアシスづくりのお手伝いをいたします。
         フローラカスケードは立面で様々な植物を育てます。
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ガーデンクリート植物成栽培システム 2018年04月25日
ガーデンクリート植物栽培システムのPDF資料がホームページにアップされました。ガーデンクリート植物栽培システム
土の性質をした軽量緑化コンクリート ガーデンクリートと毛細管現象を利用した灌水システムを組み合わせたガーデンクリート植物栽培システムには4つのタイプがあります。

平面システム1ガーデンクリート ガーデンクリートを現場施工する緑化システムです。タイルやコンクリートの上に直接施工することができます。
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                                                平面システム
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                          平面システム1 レイアウト

平面システムレイアウト1.pngのサムネール画像
平面システム2 緑化ブロック 緑化ブロックは移動性に優れ建物テラス、ベランダ、屋上などに敷くだけで容易に緑化基盤が作れます。
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            平面システム2 レイアウト
平面システムレイアウト2.png平面システム3 カスケードブロック カスケードブロックは緑化ブロックに穴が開いていて根に実のなる根菜類を育てます。台の上にのせて野菜を育てることが出来るので、かがむことがなく腰を痛めません。
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             平面システム3 レイアウト
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                                   立面システム     
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立面システムフローラカスケード カスケードブロックを立てて立面で花やイチゴを育てます。立面で使用できるので狭いスペースを活かして植物栽培ができます。家を囲むフェンスとしても利用が可能です。
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                                          立面システム フローラカスケード レイアウト
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今から10年ほど前にコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京で芝生を育てることから始まった緑化プロジェクトですがその後、多くの方々のご協力を得ながら、芝生の他に花や野菜など様々な植物を平面でも立面でも育てる緑化システムが出来ました。特許も取得が出来た植物栽培システムで、これからもヒートアイランド現象に苦しむ都市の緑化を進めてゆこうと思います。


4月の風のガーデン 2018年04月18日
文京区の建物のテラス9階に風のガーデンを設置してちょうど丸6年が経過しました。6年かけて風のガーデンには様々な植物がやって来ましたが月日が経つと共に庭には自然の風合いが出てきました。         風のガーデンの設置前のテラスはタイルが置かれていました。
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タイルの上に緑化ブロックを置き灌水クロスで覆いドリップチューブを這わせて緑化基盤を作りました.                  2012年4月17日撮影
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             6年経過した風のガーデンの様子です。
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最初はコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京で芝生を育てる目的で開発が始まったプロジェクトですが、風のガーデンにおける6年に及ぶ経験から様々な植物が育てられる緑化システムを作り出すことが出来ました。
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風のガーデンを作るにあたりオーナー様から演出家の倉本聡さんが手がけたドラマ「風のガーデン」をイメージした庭を作りたいとのコンセプトのご提示をいただきました。このコンセプトに沿ってパートナー企業である武蔵野園芸さんが6年の歳月をかけて庭を作りあげてくれました。
ガーデンクリートと灌水システムを組み合わせた緑化システムは舞台装置のようなものです。舞台の上で活躍する植物たちは成長を続けながらヒートアイランド東京の環境に適応した自然を作りだしました。
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6年にわたる植物たちの成長を観察しながら植物が元気に育つには、光、風、水のバランスがいかに大事であるかがわかりました。そして土の役割を果たすガーデンクリートが植物たちの成長を支えます。風のガーデンで植物たちの成長を見守りご理解をいただきましたオーナー様に心から感謝いたします。これからも風のガーデンの植物たちの成長を見守ってゆこうと思います。 2018年4月17日撮影

ガーデニングキットお水番のサイトがリニューアルされました 2018年03月02日
植物の都合に合わせて灌水をするガーデニングキットお水番のサイトがリニューアルされました。
ご自分の手で自然灌水のベランダガーデンが作れます。
                   ガーデニングキットお水番
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ガーデニングキットお水番は灌水タンク(30㍑容量)、水量調節バルブ(接続チューブ付)、灌水パイプ(1.6m)、灌水クロス、緑化ブロック(30cmx30cmx4cm)10枚をセットでお届けします。
お水番タンク30.JPGのサムネール画像
IMG_03182.JPGのサムネール画像

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ガーデニングキットお水番は灌水タンクにためた水をバルブでドリップ状(水滴状)に水量を調整して灌水パイプに送ります。灌水パイプにはスリッド(切れ込み)があり灌水クロスが挿入されています。灌水パイプに送られた水は灌水クロスから毛細管現象の働きでクロスに広がります。
IMG_1346.JPG灌水クロスの上に薄く(2cm位)土や砂を敷きその上で植物を育てます。植物の根は灌水クロスを突き抜けて灌水クロスの下に敷かれた緑化ブロックの空隙に活着して吸水活動を続けます。

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ガーデニングキットお水番の上では芝生やハーブの他にも様々な花や野菜を育てることができます。
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手作りフラワーポッドに花を植えました 2018年02月16日
手作りフラワーポッドに花を植えました。植えた花はキク科のローダンセマム アフリカンアイズ、マメ科のコロニラバレンテイナバリエガーダ、プルプレア、そしてシルバースノーです。内径16cmの鉢にうまく寄せ植えが出来ました。
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手作りフラワーポッドには約4cm厚みのガーデンクリートの鉢底があるので、鉢底石や土を敷いて高さを調整する必要がありません。プラスチックポットから取り出した植物を直接おくだけです。
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手作りフラワーポッドは鉢全体が土の性質をしたガーデンクリートで作られているので、必要最小限の土で植物を育てることが出来ます。
手作りフラワーポッド新発売‼ 2018年02月05日

通気性と保水性に優れたガーデンクリートで作られた手作りフラワーポッド。フラワーポッド全体が土の性質をしているので必要最小限の土で植物を育てます。強度は素焼きの鉢よりも強いのが特徴です。

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ガーデンクリートでできたフラワーポッドは通気性と保水性が抜群です。毛細管現象の働きでガーデンクリートに保水された水が植物の根に直接伝わります。植物には適度な水と空気が供給され植物の生育が促進されます。
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サイズ:外径20.5cm内径16cm高さ15cm 7号鉢相当  フラワーポッドを作るための外型、内型が同梱されています。手作りフラワーポッド素材セットと合わせてご利用してオリジナルのフラワーポッドが作れます。


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手作りフラワーポッドのお求めはこちらから 三佐和オンラインショッピング
関連ブログ:フラワーポッド写真
カスケードブロックで植物を育てる 2017年12月30日
「カスケードブロックで植物を育てる」のサイトがホームページにアップされました。フロントページの「緑化コンクリートに興味がある方へ」の中の見出しからご覧ください。
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カスケードブロックはガーデンクリート(軽量緑化コンクリート)でブロックを作り穴をあけた緑化ブロックです。サイズは縦30cmx横30cmx厚6cmのブロックに市販の植物の根土がうまく収まるように直径9cmの穴が4個開いています。
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カスケードは立面でも平面でも植物を育てることが出来ます。そして必要最小限の土で植物が育てられるので、ベランダやテラスのスペースを有効に利用できるとともに土ぼこりでベランダやテラスを汚すことがありません。
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底面の四隅に小さななコーナーブロックを並べることでカスケードブロックを浮かせて使用できます。植物の根土を灌水クロスに包むことで土が流れ出ることもありません。コーナーブロックの下に受け皿となる容器を敷いて水がためられるので水やりの回数を減らせます。旅行で家を空けるとき等に便利ですね。
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カスケードブロックを浮かせて使用することで根が下に伸びる野菜も育てることが可能です。下の写真はカスケードブロックの穴にニンニク、ちりめん法蓮草、チジミコマツナ、玉ねぎ
、黒ひよこ豆などを苗から育てている様子です。
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カスケードブロックは三佐和オンラインショッピングからお買い求めいただくことが出来ます。
デイフェンバキアの鉢の移し替え 2017年10月16日
外径15cm内径13cmのガーデンクリートでできたフラワーポッドで育ち続けてきたデイフェンバキアも大きくなり、さすがに鉢の安定感がなくなってきました。そこで外径30cm内径21cmのガーデンクリートのフラワーポッドを作りそこにデイフェンバキアの鉢を移すことにしました。
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            鉢を移し替えて残った空間には軽石を充填しました。
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安定感を取り戻したデイフェンバキアは再び元気に成長を始めたようです。10年以上の歳月をわずか内径13cmのフラワーポッドの中で成長を続けてきたデイフェンバキアですが根元の空間が広ががったことで、これからどのように成長を続けるのか楽しみです。
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        10月16日撮影 関連ブログ:デイフェンバキアの花が咲く2
デイフェンバキアの花が咲く2 2017年08月01日
昨年に続きガーデンクリートのフラワーポッドで育てているサトイモ科の植物デイフェンバキアが白い花を咲かせました。葉も昨年と比べてさらに大きくなったようです。
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デイフェンバキアの葉の大きさは長さが約40cm、幅が20cmほどです。このような葉が15枚ほどあります。デイフェンバキアの高さは約50cm,そして広がった葉の間隔は約80cm。これだけの大きさと重さのデイフェンバキアを直径15cm高さ10cmのフラワーポッドで支えているのは驚きです。
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以前ブログでもお話ししましたが、フラワーポッドの素材であるガーデンクリートの保水性と通気性が植物の根に常に適度の水分と空気を補給すること、そしてデイフェンバキアを育てている事務所の部屋の光量がデイフェンバキアの葉が大きく育つのに都合の良い環境であることなどの条件が重なったことでデイフェンバキアが大きく育ったのだと思います。植物はなぜ動かないのか
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皆さんが手軽にガーデンクリートでフラワーポッドが作れるようにガーデンクリートをコンパクトにプレパックした「手作りフラワーポッド素材セット」をご用意しました。
三佐和オンラインショップや楽天市場「手作りフラーポッドの三佐和」でも販売していおります。
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関連資料:ガーデンクリートで手作りフラワーポッドを作る デイフェンバキアの花8月1日撮影
三佐和ブログ 都市環境編Ⅱがアップされました。 2017年07月11日
三佐和ブログ都市環境編Ⅱがアップされました。都市環境の保護と再贅を目指して都市環境編Ⅱ
ホームページの資料ダウンロードのコーナーからダウンロードすることが出来ます。

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これから日本をはじめとして世界各地で人口の都市集中が進むことが予想されています。人口が減少傾向にある温帯地方でも、人口が増加傾向にある熱帯地方でも人々はライフラインの整備された快適な都市空間を求めて集まってゆくことでしょう。
温帯地方ではヒートアイランド現象の発生により、人々が不快感を覚えるのは夏の間の3か月程度ですが熱帯地方の都市のヒートアイランド現象は一年を通してより厳しい環境が予想まれます。

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都市では人々が快適な空間で過ごせるように建物や道路が整備されています。それに伴いコンクリートジャングルやアスファルト砂漠が増加して、世界規模でヒートアイランド都市が生まれています。
都市のヒートアイランド現象を解消するには都市の保水力をアップして雨水を貯留できる環境を造ることです。透水性能、保水性能、通気性能に優れたガーデンクリートはコンクリートジャングルやアスファルト砂漠を緑のオアシスに変えてゆきます。
熱帯地方の都市人口の増加とガーデンクリート 2017年04月20日
以前のブログで、熱帯(地球の北回帰線から南回帰線に挟まれた地域)で人口が増えているという話をしました。熱帯の人口の増加と都市化
1950年の熱帯アジア(南アジア、東南アジア)の都市人口が1億人であったのが2010年には9億人に、熱帯アメリカ(中央アメリカ、南アメリカ)の都市人口が1950年に8千万人であったのが、2010年には5億人に、熱帯アフリカ(中央アフリカ、東アフリカ)の都市人口が5千万人であったのが2010年には3億人になりました。合計すると1950年に2億3千万人であった熱帯地方の都市人口が2010年には17億人に増えたと言う事です。
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さらに予測では2030年には熱帯アジアの都市人口が14億人、熱帯アメリカの都市人口が6億人、熱帯アフリカの都市人口が6億人で合計26億人の都市人口が熱帯地方で見込まれます。
地球規模で見て、2030年の都市人口が50億人と予想されている中で、熱帯地方の都市人口が26億人と言う事は、世界の都市人口の半分以上が熱帯地方に集中すると言う事ですね。
出典Tropical Urban Heat Island (Nyuk Hien Wlng Yu Chen共著)
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熱帯地方は暑いわりには一年を通して雨が多く緑にも恵まれているので、人々が生活できる環境を保っていますが、熱帯地方で都市化が進むと言う事は、緑豊かな熱帯のジャングルがコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われた保水力を失ったヒートアイランドに変貌すると言う事です。熱帯地方のヒートアイランド化は温帯地方のヒートアイランド化よりもより深刻な問題が生まれることが予測されます。
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幸い、熱帯地方には多くの火山があり軽石の入手が可能です。そして石灰石も豊富です。これから2030年に向けて、熱帯地方で都市化が進むとともに軽石と石灰石を原料としたガーデンクリートで熱帯地方の都市のヒートアイランド現象の緩和に貢献できればと思います。
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             関連サイト: 環境改善にガーデンクリート

ガーデンクリートによる建物と周囲の環境改善のご提案 2017年04月05日
ガーデンクリートにのプレゼン資料がPDFでアップされました。ホームページの資料ダウンロードからもダウンロードできます。ガーデンクリートによる建物と周囲の環境改善のご提案
これから地球が温暖化に向かうのか、寒冷化に向かうのか定かではありませんが、多くの人々が生活する都市環境はヒートアイランド現象の影響で温暖化に向かうことは間違いありません。そして地球規模で進む人口増加の影響で人々が都市に集まる傾向が続き、大都市の数は世界規模で広がってゆこうとしています。
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都市のヒートアイランド現象の大きな要因は人口の集中と都市の保水力の低下です。私が生活している東京も1000万人を超える人々が生活をしています。そして人々が快適に過ごせるように建物が建てられ道路の舗装が進んでいます。ビルや道路を作る素材であるコンクリートやアスファルトは土や木と比べて保水力が劣ります。それで都市はコンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドになってゆくのです。
ガーデンクリートはコンクリートやアスファルトの弱点である保水力を補うと同時に植物を容易に育てることが出来るので、コンクリートジャングルやアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドを緑のオアシスに変えてゆきます。。 
            ユリカモメは東京都民の愛鳥です
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21世紀は都市化の時代と言われています。世界規模で進む人口増加により多くの人々が都市に集まり、それに伴い都市周辺のヒートアイランド現象も世界規模で広がってゆくことは間違いありません。
ガーデンクリートの原料は火山が作り出す天然軽石と石灰系固化材で構成されているので、世界規模で入手することが容易です。これからもガーデンクリートの普及を続け、都市の保水量を高めて緑化を進めることでヒートアイランド現象の緩和に貢献して行こうと思います。
ガーデンクリートとお水番の組み合わせによる野菜の成長記録2 2017年02月23日
大田区産業プラザPIOのテラスで日本法蓮草を育てていますが、その様子がサイトアップされました。ガーデンクリートとお水番の組み合わせによる野菜の成長記録2
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PIOのテラスでは3cm厚みのガーデンクリートと灌水クロス、灌水パイプ、灌水タンクを組み合わせたお水番の上に土を3㎝ほど敷いて、様々な植物を育てて7年ほどが経過しました。昨年は春からトマト、ピーマン、ナスを育てました。ガーデンクリートとお水番の組み合わせによる野菜の成長記録
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秋からは日本法蓮草を種から育てています。その成長記録をサイトにまとめましたのでご覧ください。ガーデンクリートとお水番の組み合わせによる野菜の成長記録2
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間引きのために摘み取った日本法蓮草をサラダにして食べましたが,えぐみもなく美味しくいただけました。

ガーデンクリートとお水番の組み合わせによる野菜の成長記録 2016年10月19日
今年の夏は大田区産業プラザPIOのテラスで、ガーデンクリートとお水番を組み合わせた緑化システムの上でトマト、ピーマン、ナスを育てました。その成長記録を写真にまとめサイトにアップしましたのでご覧ください。            ガーデンクリートとお水番の組み合わせによる野菜の成長記録
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ガーデンクリート緑化システムは3cm厚みのガーデンクリートの上に灌水クロスを敷き、その上に2cmから4cm位の厚みの土をのせて芝生を始めとした様々な植物を育てる薄層緑化基盤です。灌水クロスから水を供給することで薄層の緑化基盤でも継続して植物を育てることが出来る仕組みです。
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ガーデンクリート緑化システムは緑化基盤の厚みを薄くすることで荷重を軽減する屋上緑化向けのシステムとして開発しましたが、地上でもコンクリートやアスファルトの上を簡単に緑化することが出来る接道緑化基盤としての用途も広がってきました。
IMG_13884.JPGアスファルトやコンクリートに覆われた都市を緑化するには、コンクリートやアスファルトを剥がして廃棄したり、土を入れ替えたりして大掛かりな工事になると考えられてきましたが、コンクリートやアスファルトの上に3㎝の厚みのガーデンクリートを」かぶせて、灌水システムを組み合わせることで薄層の土だけで、芝生、花、野菜が容易に育てられることが実証されてきました。これからもガーデンクリートと灌水システムを組み合わせることでヒートアイランド東京に砂漠のオアシスを作る作業を進めてゆこうと思います。



神社の透水性バリアフリー舗装 2016年05月11日
神社の透水性バリアフリー舗装のサイトがアップされました。神社の透水性バリアフリー舗装
                                               ブミコン舗装前の境内
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ブミコン舗装で参道の段差がなくなり車いすでのお参りもしやすくなりました。
                     ブミコン舗装後の境内
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神社には初参りや七五三で着物でお参りなさる方がいらっしゃいます。ブミコンには透水性能があるので水たまりができず、土を遮断し雨の日にお参りなさっても着物の裾を汚すことがありません。
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ブミコンの表面には多少の凹凸があるので、草履や下駄ても滑りにくく雨の日でも安心して歩けます。
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ブミコンは砂利を固めた透水性舗装なので、土や砂利舗装と比べてほうきで落ち葉を掃除するのが楽になります。
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                                                     東京四谷総鎮守 須賀神社様
三佐和ブログ地球環編Ⅱ、都市環境編のPDFがアップされました 2016年03月16日
三佐和ブログ地球環境編のうち2013年10月4日以降のブログと、ヒートアイランド現象、ドライアイランド現象などをまとめた都市環境編のブログがPDFにまとめられました。読みやすく整理されていますので皆さんもご覧ください。フロントページ資料ダウンロードからダウンロードできます。


                                      隅田川のユリカモメ地球環境編Ⅱ
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                                           早朝の神宮外苑銀杏並木都市環境編

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                           関連PDF 地球環境の保護と再生を目指して   
             

墓所のバリアフリー舗装 2016年02月06日
   ブミコンを使用した墓所のバリアフリー舗装のサイトがアップされました。 墓所のバリアフリー舗装
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墓所の通路に敷いてある敷石は、土で足元が汚れたり雨の日に水たまりや泥のぬかるみをよけられる長所があります。しかし土と敷石の段差は、つまずいたり転んだりする恐れもあります。そして最近では車いすでお墓参りをなさる方も増えて、敷石が車いすの車輪の妨げになる事もあります。
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ブミコンは雨水を地面に浸透させる働きがあるので水たまりやぬかるみが出来ません。また表面がカミナリオコシに似た形をしているので、滑りにくく雨の日でも安心して歩くことができます。
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そして木の葉がブミコンの上に落ちてきても、土と比べて掃くことも容易です。あとひと月もするとお彼岸ですね。バリアフリー舗装のブミコンの上で、皆さんが安心してお墓参りをすることが出来ます。
関連サイト ブミコン浅草寺日記
ゲリラ豪雨対策 2015年07月19日
週刊ビル経営7月6日の特集「万全なゲリラ豪雨対策を 製品・サービス」で当社の活動が紹介されました。150717IMG.pdf
私が透水性コンクリートに出会った20年以上前、ヒートアイランド現象やゲリラ豪雨といった言葉はあまり馴染みのある言葉ではありませんでした。その後、東京では臨海地区に高層ビルの建築がはじまり海からの風の道が変わり、上昇気流で急に積乱雲が発生してゲリラ豪雨につながる環境が生まれました。またコンクリートやアスファルトに覆われた都市環境では、地面の保水能力の低下等が原因で発生するヒートランド現象が確認されて今日に至っています。

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当初は雨水を浸透させて快適な歩行環境を作る目的で開発された透水性コンクリートですが、その後の都市環境の変化によりゲリラ豪雨等による雨水を浸透貯留させることで、都市の排水能力を補完する役割が生まれました。台東区浅草にある浅草寺様ではブミコンで境内の環境整備のお手伝いをさせていただいています。
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次に当社が目を向けたのは、透水性コンクリートの骨材として軽石を使用することでさらに保水能力を高めて、植物の育成基盤となる緑化コンクリートの開発でした。当時、東京都は石原都政の下、都市環境の緑化が進められていました。当社の緑化コンクリート・ガーデンクリートの開発が東京都より中小企業創造法の認定を受け、東京都中小企業振興公社のビジネスナビゲーターの皆さんと一緒に、都内の町工場をを廻り、素晴らしい発想力、技術力のある中小企業の協力を得て商品開発を進めました。その間にシンガポールでの特許を取得したほか、今年の2月にはガーデンクリートを使用した緑化ブロックと灌水システムを組み合わせた緑化システムの特許が査定されました。
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緑化コンクリート・ガーデンクリートを使用した緑化システムは、工場やビルの屋上、テラス、ベランダはもちろんのこと、コンクリートやアスファルトに覆われた地面の上を容易に緑化します。そして熱や紫外線に強いガーデンクリートの耐候性は、熱帯のシンガポール、亜熱帯の香港等、一年を通し厳しい太陽光にさらされ、雨量の多い東南アジアで評価されています。
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新国立競技場の建設もようやく目処が立ち、2020年の東京オリンピックに向けて東京の環境整備が始まりました。オリンピックが開催される7月の東京はかなり暑いでしょうね。熱帯・亜熱帯の都市緑化に使われているガーデンクリート都市緑化システムで東京の環境整備のお手伝いをしたいと思います。
ブミコンと防災 2015年03月11日
3月10日は東京大空襲、3月11日は東日本大地震が発生した日にあたります。4年前に発生した地震と津波は今でも多くの日本人の記憶に残っていますが災害発生時に避難する場所として学校の校庭や公園、お寺の境内などが想定されます。人々がこれらの場所に避難して一夜を明かす時に、地面が土だと雨が降ると水たまりが出来てあまり快適ではありません。土の上をブミコンで覆うことで水たまりが出来ずに、避難場所での生活環境を多少なりとも向上することが出来ます。
   ブミコンを施工した場所は水たまりができませんが、土の上は水が引くのに時間がかかります。
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3月4日には浅草寺様境内で防災訓練が行われました。写真は地震発生の合図でブミコンの上に身をかがめる防災訓練参加者。 3月4日毎日新聞夕刊

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二十四節気 雨水 2015年02月18日
今日2月19日は二十四節気の「雨水」。昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。雨水 皆さんも春を迎えお住いのベランダや家周りで植物を育てる準備を始めませんか?ガーデンクリートや緑化ブロックは皆さんが手軽にガーデニングをするお手伝いをいたします。三佐和オンラインショッピング
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ガーデンクリート緑化ブロックは保水性と通気性、そして軽量性に優れた緑化基盤です。お住いのベランダや家周りに敷き詰めるだけで植物を育てる緑化基盤ができます。西洋芝のソッド(芝生に土が1cm厚み程ついて切り出されたもの)の場合はそのまま緑化ブロックの上に載せて育てます。季節の花は、購入時に根の土を入れたポットを外して緑化ブロックの上に置きます。そしてその周囲を3cm厚み程の土で覆います。芝生ブロック 緑化ブロック
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ガーデニングキット「お水番」は当社で開発した自然灌水装置と緑化ブロックやガーデンクリートをセットにしてお届けします。日常、お仕事で植物への水やりの時間をとれない方や、旅行などで家を空けるときにお水番がご主人に代わり植物への水やりを続けます。ガーデニングキット「お水番」シリーズ
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当社では茨城県営カシマサッカースタジアムのナーセリーで育てているケンタッキーブルーグラスのソッドを緑化ブロックの寸法(30cmx30cm)に合わせて切り出してお届けします。緑化ブロックとセットになった芝生ブロックはもちろん、ソッドだけでもご注文を承ります。またローヤルターフカンパニー社と提携して、アメリカのオレゴン州で栽培されているプロ仕様の芝生の種も販売しています。緑化ブロックの上に土を薄く敷き詰めて種を蒔き芝生を育てることもできます。緑化ブロック・ガーデニング植物
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                 関連ブログ・サイト:冬の植物の成長 風のガーデン  

ガーデンクリート都市緑化システム 2015年02月06日
ガーデンクリート都市緑化システムはガーデンクリートと灌水装置を組み合わせてコンクリートやアスファルトに覆われた都市の様々な場所を容易に緑化して人々の心を癒しヒートアイランド現象対策にもなります。                                  新加波 熱帯
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ガーデンクリート都市緑化システムは、熱帯、亜熱帯、温帯の都市を緑化していますが、そこで育てられている植物は、各都市で流通している植物たちです。ガーデンクリート緑化システムは各地の気候に合わせた緑化環境を作ります。                       香港 亜熱帯
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ガーデンクリート都市緑化システムは、コンクリートやアスファルトの上で土を使用して植物を育てるのと比べて荷重が約1/4、厚み1/3,灌水量1/2以下で植物が育つ緑化環境を作ります。
                           東京 温帯
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 ガーデンクリート緑化システムの特許が査定されました。関連サイト:ガーデンクリート都市緑化システム



新加波・香港・台北・東京の気候 2015年01月24日
寒い日が続いていますが理科年表を見ながらシンガポール・香港・台北・東京の気候を比較してみましょう。熱帯気候に属するシンガポールの1月の平均気温は26.6度です。亜熱帯気候にある香港、台北の1月の平均気温は香港が16.1度、台北は16.3度。そして温帯気候に属する東京の1月の平均気温は6.1度です。また年間平均気温はシンガポールが27.6度、香港が23.0度、台北が23.1度、そして東京は16.3度です。 シンガポールの街並み
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1月の降水量はシンガポールが246.3mm、香港が21.3mm、台北が103.5mm、東京が52.3mm。年間の降雨量はシンガポールが2199.0mm、香港が2246.1mm、台北が2534.0mm、そして東京は1528.8mmです。                   ヴィクトリア・ピークからみた夕日(香港)
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温帯気候の東京と亜熱帯気候に属する香港、台北、そして熱帯地方のシンガポールでは気温、降水量などに違いが見えますが、これらの都市に共通する点は、それぞれコンクリートやアスファルトに覆われた環境に置かれていることです。そして都市環境の大きな問題点は、集中豪雨時の洪水、都市を覆うヒートアイランド現象です。                 空からみた台湾の山々
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ブミコン・ガーデンクリートは、熱帯、亜熱帯、温帯にかかわらず、コンクリートやアスファルトトに覆われた都市の雨水の貯留・浸透性を高め、コンクリートやアスファルトの上を簡単に緑化する緑化基盤として都市の環境を改善を図ります。
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                 朝の新宿御苑 1月24日撮影



香港のガーデンクリート 2015年01月17日
香港の学校や公共施設の屋上や建物の周囲でガーデンクリート都市緑化システムが緑化のお手伝いをしています。
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香港は亜熱帯の気候ですが、今は朝晩の気温が10度ぐらいで寒く、芝生も多少休眠状態に入っているようですが元気です。芝生以外の植物たちもも東京と同じように元気に育っています。
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               1月14日撮影 関連サイト ガーデンクリート都市緑化システム
2013 Japan Turf Show 2013年11月16日
千葉市にあるフクダ電子アリーナで開催された2013ジャパンターフショーに行ってきました。芝生の専門家であられる Asian Turf-grass CentreのMicah Woods博士のセミナーに参加して芝生の生態の面白さを改めて学びました。                                  フクダ電子アリーナの西洋芝 11月15日撮影

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今回のWoods博士のセミナーでは暖地型芝生であるバミューダグラスと寒冷地型芝生であるベント芝についての比較を通してそれぞれの芝生の成長に適した環境がよくわかりました。芝生など植物には生育に適した温度である生育ポテンシャル(growth potential)というものがあります。たとえば寒冷地型芝生C3(ベント芝、ケンタッキーブルーグラス等)の場合、20度を中心に±5度前後が最適な成長ポテンシャルです。一方、暖地型芝生C4(バミューダグラス、高麗芝、野芝)の生育ポテンシャルは30度を中心に±5度前後です。

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                                            Asian Turf-grass Centre biog 引用


日本のように四季のある環境では、西洋芝の生育ポテンシャルがピークに達するのは春と秋の2回あります。春に生育ポテンシャルのピークを迎えた西洋芝は夏に向けて気温が高くなるにつれて生育ポテンシャルが落ちてゆき、秋を迎えて再びピークに達します。一方、日本における暖地型芝生の生育ポテンシャルがピークを迎えるのは夏ですね。新宿御苑の高麗芝は、夏の活動期に光合成を通して作った炭水化物をしっかりと貯めこんでこれから冬に向けて生育ポテンシャルも落ちて休眠に入ります。                                              新宿御苑の高麗芝生 11月16日撮影
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一方、夏から秋に向けて生育ポテンシャルが上がったベント芝は、光合成を通して作った炭水化物を内部に貯めこむことが出来ないので冬になっても光合成の活動を続け緑を保ちます。
大田区産業プラザPIOで育てているベント芝も9月の初めにまいた種が生育期を迎え、元気に育っています。                                                                 PIOのベントグラス11月13日撮影
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三佐和ブログPowerPoint版を差し上げます 2013年09月12日

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」これは平安時代の歌人、藤原敏行が詠んだ歌です。風の音を聞き季節が秋に移り変わる気配を敏感に感じて詠んだ歌ですね。(東京都神社本庁9月の歌参照)

私は透水性コンクリートや緑化コンクリートの施工、メンテナンスに立ち会うために、お寺の境内や建物の屋上やテラスで時間を過ごすことがあるのですが、そこで見た光や木々にそよぐ風や雲の動き、そして植物の様子などで移り行く自然の変化を感じることがあります。三佐和ブログはこのような自然の変化について気がついたこと、考えたことをブログにしたものです。

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19世紀、ヨーロッパでは絵の具の品質が改良されて、それまでは室内で絵を描いていた画家たちが屋外に出て、自分の目で見た自然の姿をその場で描くことができるようになりました。時が経て21世紀に入りインターネットやソーシャルネットワークが普及して、屋外で見たこと、感じたことをその場で文章や写真にして多くの人に発信することが容易になりました。しかしインターネットやソーシャルネットワークを通して伝わってくるのはあくまでも知識や情報にすぎません。皆さんも外に出て、ご自分の目や体で自然の変化を感じてください。三佐和ブログも2008年の5月から書き始めて350編以上になりました。今回はその中から「地球環境」と「風のガーデン」のブログを95編、編集してPowerPointにまとめました。ご希望の方にはCD-Rに焼いてお送りします。三佐和ブログが皆さんの自然との対話のヒントになることができれば幸いです。 お問い合わせ

信州の旅 2013年05月03日
先週は長野県のパートナーである株式会社キクイチさんを訪問しました。安曇野市にあります豊科近代美術館のバラ園の歩道にブミコンが採用され仕上がった様子を拝見しました。淡い茶色に着色された歩道は周囲の植物と調和した雰囲気を出していました。
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               長野でもブミコン・ガーデンクリート専用固化材BGパウダーが活躍しています。

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              今回の安曇野、松本の旅では新緑と花盛りの美しい日本の自然を楽しむ事が出来ました。
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                           4月28日撮影

"よい仕事おこし"フェア 2012年11月02日
ブミコンやガーデンクリートの施工をしていただいている邦友建設さんが昨日、東京ドームで開催された"よい仕事おこし"フェアに出展されました。邦友建設さんは10年にわたりブミコンやガーデンクリートの開発・施工にご協力いただいた良きパートナーです。                   (邦友建設 馬場社長とともに)
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       会場で開催されたプレゼンテーションでブミコン・ガーデンクリートを説明する機会をいただきました。
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会場は人工芝を緑色のシートで養生した上に設営されていましたが、コンクリートの床に比べてクッション性が良く、一日中会場にいても足腰への疲労があまり感じられませんでした。人工芝とは言え、芝生の良さを体感いたしました。明日からは再び日本シリーズが開催されます。
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                                                                     11月1日撮影

次の世代に引き渡す! 2012年10月24日
10月24日、当社は創業10年を迎えました。これまで当社の開発製品をご評価くださりお使いいただいたお客様の方々、当社の製品の製造・開発にご協力いただいた方々に心からお礼申し上げます。この節目の日に企業理念を改めて見つめ、これから目指す方向を確認したいと思います。創業から今日まで「地球環境の保護と再生を目指す」製品の開発を行ってきました。これからは開発してきた製品・技術を「次の世代に引き渡して行く仕組み」を築いて行こうと思います。キーワードは「人間力による地産・地消、小規模・分散型の製造・流通ネットワークの確立」です。企業理念 バリ島の棚田 インドネシア

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都市のコンクリート砂漠を緑のオアシスに 浅草寺様境内のコンクリートの上にガーデンクリート緑化ブロックを敷いてクリーピングベントを育てています。10月18日撮影
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都市のヒートアイランド・ドライアイランド現象対策に  アズビル様伊勢原工場の屋上でガーデンクリートの上に高麗芝を敷いて緑化していますが、緑化した階下の天井温度は、コンクリートむき出しの階下の天井温度よりも夏場で最大8℃、平均でも4℃の温度差が見られました。9月27日撮影
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都市をゲリラ豪雨による洪水から守ります ブミコンとガーデンクリートを組み合わせて施工することで地面の透水性と保水性が大幅に改善されます。例えば土の上にガーデンクリートを150mm施工してその上にブミコンを50mm舗装するとその保水性は70㍑/㎡、つまり70mmの雨水を保水することが出来ます。  雨の日の浅草寺様宝蔵門前のブミコン舗装
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萱葺き屋根効果の実証 2012年06月02日
神奈川県伊勢原市にありますアズビル㈱様(旧山武様)の屋上をガーデンクリートと芝生で緑化して4年目を迎えました。ここは北は大山をはじめとする丹沢山系、南には湘南の海が広がる場所で一年を通して日当たりも良く芝生の生育には恵まれた環境です。一方、山と海がそばにあることで、季節によっては強い風も吹く事があります。このような環境で芝生が元気に4年目が迎えられたのは管理に携わられている伊勢原工場や尾瀬林業の皆さんの日々の手入れの積み重ねのおかげです。
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この伊勢原工場の屋上と室内で温度の変化を測定させていただいていますが、とても素晴らしいデータが採れました。日本のように夏は暑く冬は寒い環境では、人々が快適な生活をすごすために、夏は外部から室内に入る熱を断熱し、冬は室内の熱が外部に逃げないように保温する機能が建物には求められます。日本の家屋では茅葺屋根がこの機能を果たしました。
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ガーデンクリートに芝生を載せて建物を被覆することで、茅葺屋根と同じ効果が得られることが数値で実証されました。グラフ参照 このグラフの測定ポイントはガーデンクリートと芝生を被覆した屋上下階の天井と、コンクリートむき出しの屋上下階天井の2点です。夏(9月)の間はガーデンクリートと芝生で被覆した屋上下階天井温度が、コンクリートむき出しの屋上下階天候温度よりも低く推移しました。温度差は最大で8℃、平均で3度ほどでした。そして冬(2月)になるとコンクリート屋上階下天井温度がガーデンクリートと芝生で被覆した屋上階下天井温度よりも低く推移しました。温度差は最大で4℃、平均で2度ほどの差が見られました。
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またガーデンクリートと鉄板の下の騒音測定をしたところガーデンクリートは鉄板と比べて20dBほど騒音を軽減することがわかりました。コンクリートや鉄板と比べてガーデンクリートに断熱、保温、遮音効果があるのはガーデンクリートの内部にある空隙にその秘密があります。当社ではこのガーデンクリートの特性を生かしたDHパネルを開発しました。DHパネルのDは断熱、Hは保温を表します。現代の茅葺素材DHパネルをコンクリートの上や、鉄でできた折半屋根、仮設住宅等でご利用ください。

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                                        5月29日撮影 関連サイト:「夏は断熱・冬は保温ガーデンクリートDHパネル」



5月の風のガーデン 2012年05月19日
文京区のテラスの風のガーデンも設置してからほぼひと月経ちました。北海道からやってきたローマンカモミールやクリーピングタイムも 新緑の五月を迎え  東京の環境に馴染んできたようで 青々と育っています。
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白鳥貞三先生の花言葉によるとローマンカモミールの花言葉は「仕事より恋が気になるニューフェース」だそうです。「貞三先生の花言葉365篇」倉本聰著(エフジー武蔵)5月の連休も過ぎて新人諸君も、風のガーデンのハーブたちのように新しい環境に慣れて新緑の季節を楽しんでいるんでしょうね。
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風のガーデンでは緑化ブロックと、水道水を利用した自然灌水システムが作動していますが、必要最小限の灌水量で植物の生育を支えています。
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                              5月16日撮影
断熱・保温 DHパネル 2012年04月27日
ガーデンクリートDHパネルの紹介サイトがアップしました。保水・断熱性パネルとしてのガーデンクリートの温度測定。DHパネルは断熱性能と保温性能に優れた軽量・保水コンクリートパネルです。DHパネルのDは断熱、Hは保温を表します。DHパネルの熱伝導率は、保水時0.3W/mK、乾燥時で0.16W/mKです。コンクリートの熱伝導率は1.6W/mK,ステンレススチールの熱伝導率は16W/mKなのでDHパネルはコンクリートの10倍、ステンレススチールの100倍の断熱性能があります。
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ガーデンクリートDHパネルはグラスウールやポリエチレンフォーム等の断熱材の伝導率0.038W/mKには及びませんが、これらの断熱材にはない素晴らしい特性、保水性能があります。真夏の直射日光にさらされた環境ではコンクリートやステンレススチールの表面温度は50度から60度に達しますが、保水されたDHパネルの表面温度は気化熱の働きで10度以上低く推移します。(下記グラフをご参照ください。)DHパネルをコンクリートの建物の屋上や折半屋根の上に乗せると、室内温度より外気温度が高い夏の間は、DHパネルの断熱性能と保水性能の働きで太陽光を遮ります。さらにDHパネルに芝生などを植栽することで断熱・保水性能がアップします。DHパネルと同じ3cm厚みでガーデンクリートを施工して芝生を乗せた、真夏の屋上下の室内天井温度とコンクリートむき出しの屋上下の室内温度では最高で8度、平均で3℃の温度差がみられました。(9月8日から10月5日までの温度推移参照)

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一方、冬になると寒さをしのぐために室内を暖房することで室内温度が外気温よりも高い環境が作られます。そうなると建物には室内の熱エネルギーが外部になるべく逃げないように保温効果が求められます。DHパネルの熱伝導率とコンクリートやステンレススチールの熱伝導率の差がここで違いを発揮します。DHパネルと同じ3cm厚みでガーデンクリートを施工して芝生を乗せた、真冬の屋上下の室内天井温度とコンクリートむき出しの屋上下の室内温度では最高で4度、平均で2℃の温度差がみられました。 (1月26日から3月1日までの温度推移参照)  PIO 6Fテラス 4月25日撮影
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ガーデンクリートDHパネルやガーデンクリートに芝生などの植物を乗せて建物を被覆することで夏は断熱・冬は保温効果を得ることができます。参考として、省エネルギーセンターの資料では、エアコンの設定温度を1℃上げることで10%の節電になるといわれています。電力が貴重になってゆくこれからの日本の社会では、断熱性能と保水性能に優れたDHパネルが活躍する場所が広がってゆくでしょう。尾瀬林業様と共同実施 関連サイト・ブログ:ガーデンクリートが建物の温度を下げる仕組み 夏は断熱・冬は保温

緑のオアシス 江戸の庭 2012年04月01日
緑のオアシス「江戸の庭」は、コンクリートやアスファルトに囲まれた都市の建物の周囲や屋上に、人々が憩う潤いのオアシスを創ります。 屋上や建物周囲のタイル、コンクリート、アスファルトをはがさずその上に緑化ブロックを敷き自然灌水システムお水番を組み合わせることで簡単に緑化スペースが創れます。自然灌水システムお水番が必要最小限の水量で植物に灌水し続けます。
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長野県の間伐材で造った木製ベンチで灌水タンクを覆うことで休息する場所ができ、人々が腰をかけて植物をながめながら憩うことができます。

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フランス産の粘板岩を使用した縁石アイアンリーフが緑化スペースを囲み、庭をより美しく仕上げます。
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                      大田区産業プラザPIO6Fテラス 3月28日撮影 
有朋自遠方来 Ⅱ 2011年12月18日
香港から朋友が来日しました。香港にあります天水圍葉紹蔭小学校でガーデンクリートに芝生を載せた屋上緑化システムが採用されました。日本より気温の高い香港では厳しい気候に耐えられるガーデンクリートが緑化基盤材として評価されたようです。また日本の水の番人達が開発した自然灌水システムがシンガポールに続き香港でも採用されたことはうれしいことですね。
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来日された皆さんに東京都内にありますガーデンクリートとブミコンが施工された場所を何箇所か見学していただきました。
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渋谷区富ヶ谷にありますダイナストーン(株)様の事務所前のスモールガーデン(ガーデンクリートの上に自然灌水システム「お水番」を施工して西洋芝を載せました。)をご案内しました。ここでは冬の寒さの中で、茨城県営鹿島スタジアムのケンタッキーブルーグラスが青々と元気に育っています。12月17日撮影
ライフサポートフェア2011 2011年12月11日
「防災・安全・環境・省エネ」をテーマに開催されたライフサポートフェアで自然灌水システム「お水番」がデビューしました。(12月6日、7日東京都立産業貿易センター浜松町館)

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自然灌水システム「お水番」は水道の蛇口のないマンションのベランダやテラスで、お仕事が忙しく平日に水やりができない方でも土曜や日曜日にタンクを満水にするだけで、植物を継続して育てることができます。旅行で1週間ぐらい家を空けても安心です。植物の根に直接水を灌水するので、余分な水が土と一緒に流れる事もなくベランダやドレインを汚しません。緑化ブロックの上で植物を育てるので移動が容易で改修工事や引越にも対応できます。
 
 
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自然灌水システム「お水番」は大田区のFさんを中心に東京で技術開発を行い、構成するパーツは北海道、秋田県、茨城県、長野県、静岡県、大阪府,そしてイスラエル等から調達して製品が出来上がりました。会場には開発に携わった水の番人達が集合しました。
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                   12月7日撮影 ガーデニングキット「お水番」 
セカンドリビング 2011年11月06日
日比谷公園ガーデニングショウ2011で銀賞を受賞したVacation Verandaの主催者Theodore Jenningsさんは新宿のマンションのベランダから周囲を眺めて、都内の建物のベランダや屋上が洗濯物を干すだけの場所であったり、ごみ箱が置いてあるだけの無味乾燥なコンクリートスペースであるのを見て、これらのスペースが緑に囲まれたくつろげる場所であればと閃き、今のベランダガーデニングデザイナーとしての仕事を始められたそうです。
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最近では集合住宅のベランダやテラスをセカンドリビングやガーデンとして利用される機会も増えて来ました。しかしベランダは集合住宅に住む皆さんの共有資産であり、各戸がそのスペースの専用使用権を得て利用しています。当社では皆さんの共有資産であるベランダの資産価値を落とす事無く緑化できるように様々な技術を開発してきました。
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集合住宅では何年かに一度、大規模修繕工事が行われます。その時にベランダの緑化スペースを容易に移動できるように、緑化ブロックを基盤として必要最小の土で植物を育てる薄層緑化システムを開発しました。改修工事中は緑化ブロックを箱に詰めて保管しておき、工事が終了してから改めてベランダに敷き並べて植物を育てます。緑化ブロックを敷き並べて植物を育てるので引越も容易で、賃貸契約の方でもベランダ緑化が可能です。
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また緑化ブロックと自然灌水システムを組み合わせたベランダガーデニングキットは毛細管現象を利用した灌水方式で最小限の水を植物に灌水し続けるので、ジョウロで水をまくよりも1/2以下の水で十分です。しかも土が水で流出することが少なくベランダやドレーンを汚しません。
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                     ペンタス、日々草 PIO大田区産業プラザ テラス 10月31日撮影

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                          ローマンカモミール 新宿事務所ベランダ 11月2日撮影
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 西洋芝(ケンタッキーブルーグラス、ペレニアルライグラス、トールフェスク、ベント芝混合) 自宅ベランダ 11月3日撮影
Vacation Veranda さんが 銀賞を受賞されました! 2011年11月02日

先日まで日比谷公園で開催されていた日比谷公園ガーデニングショウ2011のガーデンコンテストのライフスタイルガーデン部門でVacation Verandaさんが銀賞を受賞されました。

 

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IMG_1294.JPGVacation Verandaさんのコンセプトは都市の建物のベランダ、バルコニー、そして屋上などのコンクリートスペースを利用してグリーンガーデンを作りお気に入りの場所にしようということで、当社のコンセプトとも相通ずるところが有りご協力いただいています。今回はベランダを南の国のリゾート風にアレンジして見事な受賞です。おめでとうございます!

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                         10月30日撮影

GARDEX & AGRITECH 2011 2011年10月16日
先週は千葉県の幕張メッセでガーデンEXPO GARDEXと農業資材EXPO AGRITECHが開催されました。(10月13日から15日)
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GARDEXには緑化コンクリート「ガーデンクリート」の製造に協力していただいている栗山ケイセキさんが十和田の自然が育んできたケイ石をを出展されました。十和田のケイ石は軽く保水性が抜群でガーデンクリートの特性を支えてくれています。

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AGRITECHでは灌自然水システムの開発に協力していただいているイーエス・ウオーターネットさんがにイスラエルの砂漠で培った優れた緑化技術を出展されました。砂漠を緑に変えてきた技術の結晶です。
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江東区深川にあります法乗院深川ゑんま堂様のテラスでは今、サルビアとゼラニウムが美しい花を咲かせています。ここでもイーエス・ウオーターネット社製のタイマーとドリップチューブを組み合わせた灌水システムが活躍しています。10月14日撮影
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展示会は様々な製品が様々な場所から集まって来る情報の集積地です。ガーデンクリートや自然灌水システムの製造・開発にご協力いただいてる皆さんとも、インターネットや展示会での出会いが縁でつながってきました。当社も12月に東京で開催されるライフサポートフェアにガーデンクリートと自然灌水システム「お水番」を出展することになりました。皆様のお越しをお待ちいたします。関連ブログ 初秋の主役 北海道からの香り 植物の命をつなぐ「お水番





植物の命をつなぐ「お水番」 2011年10月09日

4月の初めからベランダでガーデニングキットの上で西洋芝を育てています。9月末までに1週間に一度、約25リットルの水をタンクに給水し続け6か月間,およそ700リットルの水を芝生に灌水しました。1日・約4リットル、1㎡・約3.7リットルの灌水量です。灌水する水はお風呂の残り水を使用して節水・節電効果もありました。  10月7日撮影


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大田区産業プラザPIOの6Fテラスでは、約250リットルの容量の雨水貯留タンクを連結して灌水しながら西洋芝を育てて3年がたちます。この秋、今までの経験を生かして新たな灌水システムが完成しました。コンクリートやアスファルトの上といった大地からの水分が得られない砂漠のような環境で、植物の命をつなぐ水を調整しながら灌水し続ける水の番人「お水番」の登場です。
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IMG_1124.JPG                                  関連ブログ:水の番人  夏の芝生2011 part2   10月7日撮影
北海道からの香り! 2011年10月02日

待ちかねていたベランダガーデンの主役、ハーブカーペットが北海道からやって来ました。札幌市にあります黒田ハーブ農園さんで育てているローマンカモミールとクリーピングタイムが新宿事務所に届きました。早速、事務所のベランダに用意したガーデニングキットの上に敷きこみましたがすがすがしいハーブの香りが漂ってきました。 まさに北海道からの香りですね。

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クリーピングタイムは我が家のベランダで育てることにしました。ケンタッキーブルーグラスと比べてハーブは灌水量は少なくて済むようです。灌水タンクのバルブもハーブ用に調整して灌水します。

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関連ブログ 水の番人  10月1日撮影
夏至と梅雨と植物の成長 2011年07月03日

香港のパートナーHさんとAさんから、熱帯の芝生を育てている写真が送られてきました。ガーデンクリートに芝生を載せて育てていますが、ガーデンクリートの空隙に根がしっかりと活着しています。温帯夏雨気候の香港は夏を迎え湿潤で気温も高く、芝生もたくましく育っているようです。

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一方、梅雨の続く東京では、荒川区の町屋のホテルの屋上の芝生が、今年は例年よりも早いピッチで育っています。葉が伸びすぎてしまったのであわてて芝を刈りましたがトラガリになってしまいました。もう一度トリミングしてスポーツ刈りぐらいの長さにそろえてあげようと思います。 6月21日撮影

  

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IMG_9867.JPGまた大田区南蒲田の大田区産業プラザPIOのテラスでガーデンクリートと底面灌水システムで芝生をを育てて3年目を迎えましたが、今年は今まで培ってきた技術と経験をもとにして、水道栓のないベランダやテラスで 安心して植物を育てるベランダガーデニングキットを製品化しました。 6月24日撮影

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このように、ガーデンクリートの上では光と水と風があれば植物は元気に育ちます。次の課題は良質の土にこだわり、皆さんが屋上やベランダやテラスで花や野菜を育てる植物育成土と、ガーデンクリートと自然灌水装置を組み合わせたガーデニングキットをセットにしてお届けすることです。ご期待ください!

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                                                    関連ブログ  屋上菜園

5回目の春、3回目の春、そして初めての春 2011年05月01日

荒川区町屋のホテルの屋上で、ガーデンクリートの上で西洋芝を育てて5回目の春を迎えました。また大田区南蒲田の大田区産業プラザPIOのテラスでは、ガーデンクリート緑化ブロックで西洋芝を育て3回目の春がめぐって来ました。当初、東京都内のビルの屋上やテラスでは西洋芝は夏を越せないというのが世間の定説でしたが、今年も西洋芝は元気に春を迎えています。ハセベ町屋インの屋上 4月25日撮影

 

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緑化基盤ガーデンクリートは保水性と通気性が良いので、水や空気が植物の根にほど良く行き渡ります。水はけの良いガーデンクリートの上で植物を育てるコツは水やりの継続です。町屋のホテルの屋上ではタイマーとスプリンクラーを組み合わせて、灌水時間をコントロールしながら灌水しています。PIOのテラスでは灌水タンクに水をためて、毛細管現象の働きを応用して常に植物の根に水が行き渡る自然灌水で芝生を育てています。 大田区産業プラザPIOのテラス4月26日撮影

 

IMG_9266.JPG  今年はこれまで培ってきた経験と技術を結集して、多くの方々がベランダやテラスでガーデニングが楽しめるガーデニングキットを完成しました。(特許申請中)ガーデンクリート緑化ブロック、灌水タンク、灌水パイプ、灌水クロスをせットにして、ご自分の手でベランダやテラスを自然灌水の庭に変えるガーデニングキットをご自宅までお届けします。ベランダガーデニングキット 近日発売予定                         4月30日撮影 

IMG_9338.JPG IMG_9335.JPGベランダガーデニングキットはお風呂の残り水などを灌水タンクに入れるだけで、植物への灌水を1週間ほど自然に続けます。芝生はもちろんのこと砂や土を薄く敷くことで、花や野菜を育てることもできます。ベランダやテラスで植物を育てることで、お部屋に入る太陽光の照り返しの温度も下がります。 

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真夏のベランダのコンクリートやタイルなどの表面温度は60℃前後に達しますが、保水されたガーデンクリートや植物は10℃から15度以上はベランダやテラスの表面温度を下げます。ベランダガーデニングキットは水を節約しながら植物を育て、真夏の照り返しの温度を下げる自然灌水システムです。関連ブログ:冬の屋上の庭 ガーデンクリートで花壇を作る 屋上菜園

 

 

ピットからの漏水を止めるには?2 2011年04月16日

今日(4月16日)のYahoo Newsによりますと、福島第1原子力発電所の汚染水対策に、吸着性のあるゼオライトを土嚢袋に詰めて取水口に投入するというニュースが流れていました。福島をはじめとする東北地方はゼオライトの産地です。豊富なゼオライトを地元の危機にガンガン利用してください!

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福島第一原子力発電所のピットの亀裂による漏水が海に流れているようです。今のところコンクリートや高分子ポリマーを流し込んでも漏水は止まっていないようです。専門家の方々が対応しているので、様々な方法が検討されているとは思いますが、昔から日本の堤防などで使用されていた「じゃかご」に漏水を抑えるヒントがあるような気がします。「じゃかご」を造るのが間に合わなければ、石より軽く持ち運びが容易な軽石や木炭を土嚢袋に詰めて亀裂のあるピットに流し込み、水の流量を少なくしてからコンクリートや高分子ポリマーを流せば亀裂からの漏水を抑える事が出来るかもしれませんね。シンガポールでのガーデンクリートの施工には、インドネシアで軽石を50リットルの土嚢袋に詰めたものを使用しています。軽石や木炭、ヤシガラ炭には吸着性があるので、放射性物質もある程度は吸着することが出来るかもしれませんね? インドネシアの軽石(50リットル/袋) このほかにやしガラ活性炭、やしガラ炭、木炭、さらに木のチップなどを、写真のような土嚢袋に詰めて亀裂からの漏水による流水量を抑えてからコンクリートや高分子ポリマーが流せればいいですね。(4月4日)

 

被災地のぬかるみを解消する一つの提案 2011年03月16日

東日本巨大地震では津波が運んで来た水分を含んだ大量の土砂が被災地を覆っているようです。これら瓦礫や土砂を除去する作業が始まるでしょうが、土砂の上に簡易舗装をして人々の生活空間を確保することも一つの方法です。当社で開発したガーデンクリートは固化材と軽石がプレパックされていますので、被災地まで運ばれた後は水を加えて練るだけで、翌日からはヒトが歩行できる生活環境は確保できます。 参考サイト ガーデンクリートについて

 

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またブミコン・ガーデンクリートは透水性能があるので雨が降っても、水たまりができたりぬかるんだりすることがはありません。ブミコン・ガーデンクリートは、河川大国日本の各地の河川で採取できる天然砂利、火山国日本各地で採取できる軽石と、同じく日本各地に埋蔵されている豊富な石灰石が原料なので、大量の需要に対応することができます。ポイントは天然砂利、軽石と石灰石と水の配合比ですが、日本各地の素材の性質に合わせた配合は十分可能です。当社ではご協力させていただくネットワークもございますので遠慮なくお問い合わせください。 お問い合わせ先

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         ガーデンクリートの施工例  参考ブログ: 新需要発見https://www.garden-crete.com/blog/2008/12/post-70.html

公衆電話と都電荒川線 2011年03月13日

一昨日の午後、日本は大きな地震に見舞われました。亡くなられた多くの方々に心からご冥福を申し上げるとともに被災された皆様にお見舞い申し上げます。私も当日の午後、東京都北区のお客様の事務所を訪問した途端に大きな揺れを感じました。3分以上は揺れ続けたようで今まで経験したことのない地震でした。連絡を取るための携帯電話はつながりにくく、携帯からのメールも後からようやく通じることができました。 1時間ほど事務所にお邪魔して帰りましたが、メトロやJRは運転を見合わせていました。バスは通常通り運行しているようですが乗車の定員数が小さいので、ヒトを満杯に乗せたバスは停留所を通過します。そのような状況の中、明治通りを新宿方面に歩いていた時に強い味方に出会いました。

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飛鳥山のバス停で満杯のバスに通過されたので、手段を変更して都電荒川線の飛鳥山の駅に向かったところ、ちょうど早稲田行きの都電が来て無事に乗ることができました。いつもはそれほど大きくないと思っていた都電が以外と定員数が多いことを実感しました。それとラッキーなことに都電荒川線は路面電車であるにもかかわらず専用軌道を走る区間が多く、車道の交通渋滞に巻きもまれることなく予定通りに早稲田駅に到着しました。後は歩いて帰りましたが、万歩計の歩数は20000歩ほどで、平常時の30%増し程度ですみました。

 

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また歩いている途中、公衆電話を見つけて電話したのですが、携帯電話では繋がりにくかったのが、家族と容易に通話ができてありがたかったです。今の時代、都電や公衆電話はメトロ、JRそして携帯電話など華やかなツールの陰て目立たない存在ですが、非常時でも自らに課せられた仕事をいつも通りにきっちりと果たす姿に感動しました。ありがとう!公衆電話と都電荒川線

熱帯のガーデンクリート施工 2011年02月27日

雪の浅草寺様の境内から、日中の気温が30℃を越える北緯1度21分の熱帯にやって来ました。シンガポールでガーデンクリートの施工が始まりました。太陽が真上で輝いています。気候の違いを実感しますね。 

IMG_8489.JPGセントーサ島に建築中のアミューズメントiFLY Singaporeの周囲を緑化するプロジェクトで、日本でも実績をつけてきたガーデンクリート都市システムが採用されました。まずは緑化基盤ガーデンクリートの施工です。 

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シンガポールは高層ビルが立ち並ぶ都市国家のイメージが強い国ですが、およそ今から200年ほど前、イギリス東インド会社の職員、スタンフォード ラッフルズが上陸した当時の浜辺はこのような場所ではなかったと思います。iFly Singaporeは3月中旬にオープンする予定です。スカイダイビングを模擬体験できる世界で一番大きな施設だそうで、子供から大人まで楽しめます。皆さんもセントーサでスカイダイビングを体験しませんか。 セントーサ島Siloso Beach 2月22日撮影

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               関連ブログ シンガポール植物園2  温帯と熱帯の融合

BGパウダーホワイト新発売 2011年02月06日

      ブミコン・ガーデンクリート専用固化材BGパウダーの白色タイプ「BGパウダーホワイト」が発売されました。 BGパウダータログ 

IMG_8214.JPG 従来のBGパウダーが墨色系の和風の色調であるのに対して、BGパウダーホワイトは青みがかかった深みのある白色です。ベンガラなどの顔料を加えると明るいパステルカラーの色調になります。

IMG_8215.JPG 今年の東京は雨が降らず乾燥した日が続いています。砂利も乾燥していて材料を練る時も従来の配合よりも25%ほど水を多く加えました。

IMG_8220.JPG                         東京都 武蔵野市 2月2日撮影 

ガーデンクリートが建物の温度を下げる仕組み 2011年02月02日

ガーデンクリートが建物の温度を下げる仕組み」のサイトがアップされましたのでご覧ください。断熱材とガーデンクリートの大きな違いは、断熱材は熱エネルギーが建物に伝わる速度を遅くすることはできますが、熱エネルギーを奪うことはできません。保水されたガーデンクリートは気化熱の働きで建物から熱エネルギーを奪うことが出来るのです。この働きで建物周辺の温度を下げることが出来ます。     参考ブログ ガーデンクリートと断熱材の違い

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GARDEX2010 2010年10月31日

千葉県幕張で開催された国際ガーデンEXPOに今年も秋田県の栗山ケイ石さんが出展されました。

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今からおよそ1000年前に噴火した十和田火山の火砕流十和田湖の南面を覆い、やがて土が堆積して現在では牧草地になっています。ちなみにこの時の噴火は、過去2000年の間に起こった日本最大の大噴火だったようです。 写真引用 Wikipedia

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牧草地を1mほど掘り下げると火砕流の層が現れ、この層から当社でも使用させていただいている軽石が採取されます。人間が石を発泡させて軽石(パーライト、メサライト等)を作るには、製造設備の建設のために数十億円の投資と、石を焼成する火力エネルギーが必要です。軽石は火山の噴火活動によって作り出された、まさに神より給わった自然の恵みです。社会の需要を満たすのに必要な量を、大事に採取して使用してゆきたいですね。

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                         10月29日撮影

 

 

ブミコンの透水・保水性能 2010年08月05日

長野県のパートナー企業㈱キクイチさんのブログサイト信州「キクイチ」エコブログで、ブミコンの透水性能がビデオムービーで紹介されていますのでご覧下さい。。ブミコンの透水速度はアスファルトの透水性舗装の10倍以上、空隙率は25%です。空隙率が30%のガーデンクリートと組み合わせて使用すると1時間当たり70mmの雨水を保水出きます。雨水をブミコン・ガーデンクリートに保水させた後、排水溝に徐々に流してゆくことで突然のゲリラ豪雨もかなりの地域で解消されることでしょうね。(ゲリラ豪雨/雷雨対策に 参照)                                  ブミコン舗装前の浅草寺様境内

 

IMG_0091.JPG                       ブミコン舗装後の境内

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ゲリラ豪雨/雷雨対策に(透水性舗装)がアップされました 2010年07月12日

ホームページで透水性舗装ブミコン・ガーデンクリートを使用したゲリラ豪雨/雷雨対策のサイトが紹介されています。ガーデンクリートの空隙率は30%です。ガーデンクリートを200mm厚みで舗装すると60㍑/㎡の雨水がガーデンクリートの内部に保水される計算です。東京都23区、そしてシンガポールの国土の約半分である約300平方キロメートルがガーデンクリートで200mm舗装されるとその保水量は1800万立方メートルで、小河内ダムの貯水量約18,000万立方メートルの10%ほどの量になる計算です。

 

        今年は日本全国で豪雨に見舞われていますが、シンガポールや香港など南の国々でも例年にない激しいスコールに見舞われています。

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IMG_6176.JPG シンガポールの新築の建物も激しいスコールに,なす術もありません。Gardencreteの出番です!(Orchard Roadに面した建物のオープンフロア)

資料ダウンロードのアップ 2010年04月29日

ガーデンクリートシリーズのカタログ(pdf)を資料ダウンロードにアップしました。ご利用ください。

ガーデンクリート緑化ブロック製作キット  ガーデンクリート緑化ブロック ガーデンクリート都市緑化システム BGパウダー

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IMG_5776.JPG 港区六本木のS様のテラスの西洋芝ケンタッキーブルーグラスも、ガーデンクリート都市緑化システムで冬を越し元気に育っています。一日当たりの灌水量は約0.4リットル/㎡前後ですが、通気性と保水性があるガーデンクリートの上で、常に少量の水が芝生のソッドに行き渡るのが、芝生の育成に良いようですね。4月24日撮影

有朋自遠方来 2010年04月18日

香港からパートナーのHさんとAさんが来日しました。ガーデンクリートが香港の小学校の屋上(中国語では天台)の緑化基盤として検討されていて、日本での施工実績を見学に来ました。ガーデンクリート緑化システムが施工されている現場を見て、その施工の容易さ、製品の軽さ、そして当社オリジナルの灌水システムの特徴などを納得してもらえたようです。(百聞不如一見)

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日本の小学校での実績も見てもらおうと、先日緑化した大田区立久が原小学校を訪問ましたが、校長先生、副校長先生を始め児童の皆さんが温かく迎えてくださいました。

 

IMG_5707.JPG子供たちは池の周りに集まってオタマジャクシの観察を始めましたが、芝生を植えて日も浅く、皆さん気を使って裸足で芝生にのってくれましたが気持ちよさそうですね。4月14日撮影

 

   

雑誌:Pen(2009/11/01号)と原宿倶楽部「はらコミ」に掲載されました 2009年11月25日

クオリティマガジンPen(11月1日号総力特集リノベーションで、理想の家づくり)で港区六本木のS様のお住まいが紹介されました。そのなかで、当社で施工させていただきました芝生ブロック緑化システムも紹介されました。

 

pen_11_表紙 (1).jpgのサムネール画像

 

pen_11_誌面 (1).jpg建築デザイナー、インテリアコーディネータ、造園デザイナー、建築プロデューサー、造園業者、広告・販促プロデュサーなどの皆さんが加盟するLife Create Members原宿倶楽部のコミュニケーション紙「はらコミ」で当社の活動が紹介されました。 はらコミ_2009特別号 (1).jpg

 

GARDEX 2009 2009年11月15日

千葉県幕張メッセで開催されたGARDEX2009に、今年も当社にケイ石を提供してくださる栗山ケイ石さんが出展されました。11月11日からの3日間、園芸関連のビッグイベントです。

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開催期間中、ケイ石関連の展示をされた栗山ケイ石さんのブースには、多くの方々が訪れました。栗山さんご夫妻がお客様への応対をなされましたがご苦労様でした!

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今回の展示会では、当社の新商品「パミスパネル」もケイ石とともに展示させていただきました。パミスはケイ石の英語名です。

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パミスパネルはガーデンクリートを固めたカラーパネルです。保水性、耐候性に優れた軽量パネルで、はだしで歩いても、ウッドパネルのようにとげが刺さらず、夏はひんやり冬は暖かい感触が得られます。

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パミスパネルは屋上、ベランダ、テラス、バルコニー等でウッドパネルの代わりにご利用いただけます。表面が滑りにくく突起物が無いので、子供たちが安心して走り回ることができます。またパミスパネルは取り外しと移動ができるので、マンションのベランダなど共有部分などでも、安心してご使用いただけます。

 

 

 

 

 

2009 Japan Turf Show 2009年11月08日

西洋芝のソッドと種、肥料等をご提供していただいているRoyal Turf  Companyが2009ジャパンターフショーに出展されました。場所は千葉市の曽我にありますフクダ電子アリーナ(J・リーグ ジェフユナイテッド市原のホームスタジアム)です。ピッチから眺める芝生の美しさに感動しました。芝生のプロが育てるグリーンはまぶしく光り輝いていました。この素晴らしい芝生の上でプレーできる選手たちは幸せですね。

 

 

IMG_4605.JPG当社では、皆さんが身近で芝生を育てられるようにプロが育てた芝生緑化基盤芝生の種肥料をご提供いたします。そして芝生の生育に欠かすことができない水やりにつきましては、自動灌水システムをご用意しています。

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                    半沢社長と私

 

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                    奥様と写真を撮らせていただきました                      

                                                      半沢社長ご夫妻が経営なされているRoyal Turf Company は,アメリカ オレゴン州にありますSeed Reserch 社 Royal Brandの総輸入元として活躍中です。Royal Brandは、厳選されたオレゴン基準をクリアーした信頼のブランドです。今年の夏、PIOの屋上で起こったシステムのアクシデントも、新鮮な芝生の種、Royal Brand「年中無休」のおかげで2か月足らずで無事に危機を脱出しました。

IMG_4648.JPG                                             11月7日撮影 

ガーデンクリート都市緑化システムが支援対象品に! 2009年10月25日

ガーデンクリート都市緑化システムが、東京都中小企業振興公社のニューマーケット開拓支援事業の支援対象製品(技術)になりました。ビジネスナビゲータの皆さんのご協力をいただきながら、製品を紹介させてただきたいと思います。先週のブログでも説明しましたが2030年を目指して、シンガポールでは建物の80%緑化する構想があります。シンガポールとほぼ同じ面積である東京23区や様々な場所で、都市を覆うコンクリートやアスファルトの上で植物を育てる緑化基盤、ガーデンクリート都市緑化システムをご利用ください。

                   雨水を使用した自然灌水タイプの緑化システム

 

IMG_4314.JPGガーデンクリート都市緑化システムには、雨水を利用する自然灌水タイプと水道水を利用する自動灌水タイプがあります。また緑化基盤のガーデンクリートも現場施工とブロックタイプがあり、コストや緑化する場所の条件に応じてお選びいただけます。

                                                      水道水を利用した自動灌水タイプの緑化システム

 

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ガーデンクリート都市緑化システムは軽量緑化基盤ガーデンクリートの通気性と保水性と灌水システムの組み合わせで、都市の様々な場所を手軽に緑化して、一年を通して植物を元気に育てる緑化システムです。(特許出願中)

 

                                 ガーデンクリート都市緑化システムのカタログはこちらです

地球の皮をむく? 2009年07月19日

御殿場の東富士カントリークラブで生育されている西洋芝の最近の様子です。ソッドを鋤とった跡が飛行場の滑走路みたいですね。御殿場の涼しい高原で育てられている芝生は、お客様のご注文に合わせてグリーンキーパーさんがソッドカッターという道具を使い、2cmほどの厚みに鋤とってお届けします。芝生を鋤とったあとは、再び砂を敷き種をまいて新しいソッドを育てます。

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                                                                         東富士カントリークラブのナーセリーで生育されている西洋芝はケンタッキーブルーグラスという種類の芝生です。種はアメリカのオレゴン州で7月の収穫時期に刈り取られ、オレゴン基準という大変厳しい基準をクリアーした芝生の種だけが製品として出荷されます。アメリカのMBLのボールパークやゴルフコースで使用されている種がローヤルターフカンパニー社の手で日本に輸入され、日本中のゴルフコースやサッカーフィールドで活躍中です。

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                                  雨の日は芝生の切り出し作業がでず、お客様にご迷惑をおかけいたします。申し訳ありません!                           写真提供 ローヤルターフカンパニー様

山武伊勢原工場様の屋上緑化 2009年07月16日

山武伊勢原工場様の屋上の最近の様子です。梅雨が明けて皆さんに公開されました。IMG_0471.JPG

                                                                                                 昼休みにはスポーツの練習も楽しめます。

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                                                                                                        遠くには丹沢連峰が望まれます。

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                                   写真提供 株式会社山武 伊勢原工場様

こんな時には「三佐和」の製品! 2009年07月03日

こんな時には「三佐和」の製品!シリーズのサイトがアップされました。

                                        「寺院・神社の境内、公園や住宅家周りの環境改善」ブミコン

 

                                   https://www.garden-crete.com/solution/vol_01.html

                                                            「工場・ビルなどの建物の屋上や周辺を冷やし緑化します」ガーデンクリート・プレパック

                            https://www.garden-crete.com/solution/vol_02.html

                                                               「学校や幼稚園の庭・チャペル・路面の芝生化」オーチャックガーデン

                             https://www.garden-crete.com/solution/index.html

                      

 

  

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                                     建物や家周りをはじめとして様々な場所を緑化して都市砂漠の保水性を高めます。7月3日撮影

広島のベランダガーデン 2009年06月21日

広島県広島市にお住まいの松田様はベランダで芝生ブロックをお育てになっています。最近の芝生の様子の写真が送られてきました。芝もご主人様に丁寧に葉を刈りそろえてもらって気持ちがよさそうですね!以前、大阪で芝生ブロックのプレゼンテーションを行ったときに、地元の園芸家と称される方に「関西から西の気候は関東から北とは違い、暑くて湿度が高いので寒冷地型の西洋芝は育ちません!」と言われたことを思い出します。松田様のお住まいの広島県も西筋の地域ですが、写真の通り見事にベント芝が育っています。松田様は常に芝生の状態を気にかけていらっしゃり、枯れ始めた場所があると西洋芝の種をオーバーシードされて緑を保たれています。芝生に対する愛情と父親の意地がこの写真の芝生から伝わってきますね!現代の情報化社会では、インターネットやマスコミ通して様々な情報が満ち溢れ、実態からかけ離れた情報も横行しているようです。でも、松田様のように愛情を持って自然と接することで、様々な定説は見直されてゆくと思います。

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大田区の匠大集合! 2009年06月14日

2009大田区加工技術展示商談会が開催されました。(6月12日)大田区の中小企業の匠が一堂に会し、最先端の加工技術を披露しました。アイチャックガーデン藤重プラスチック工業株式会社の藤重元信社長をはじめ様々な分野の匠とのコラボレーションで、無事にデビューを果たしました。雨水を利用したアイチャックガーデンは当社のテーマである"都市砂漠のオアシス化プロジェクト"の中でも究極の緑化システムです。大田区産業プラザPIOの6Fのテラスに展示されていますので、皆さんも是非ご覧ください。

                                                                    緑の匠 藤重元信社長

IMG_3306.JPGアイチャックガーデンは雨水を利用した潅水システムが舞台裏で活躍する自然緑化システムです。屋上はもとより、幼稚園や学校の庭、チャペルやホテルの庭を手軽に素早く芝生で緑化します。                

 

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青海から新宿へ 2009年05月17日

東京都産業労働局から中小企業創造法の認定いただき、東京都中小企業振興公社から青海事務所をお借りして5年がたちました。当初はガーデンクリートの透水性・保水性・軽量性を活かし、気化熱の働きで都市を冷やす技術を開発しました。その後、公社のビジネスナビゲータの皆さんをはじめ多くの方の協力を得て新しい機能を付加した製品が出来ました。この5年間て学んだことは毛細管現象という自然エネルギーを活用して、ガーデンクリートを植物を育てる緑化基盤として使用する技術を開発出来た事です。次の仕事はこの技術を、東京をはじめ様々な都市で利用していただくことです。そこで私が生まれ育った新宿に事務所を移すことにしました。青海という島での様々な出会いが、新しい製品を生みました。この機会を与えてくださった東京都と中小企業振興公社、海外特許取得の支援をしてくださった東京都知的財産総合センター,そして東京で暮らしていらっしゃる皆さん、働いていらっしゃる皆さんに心から感謝いたします。

                                                                                                                     青海南ふ頭公園  5月1日撮影 IMG_3069.JPG

                         新宿御苑  5月14日撮影

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RMK Magazineでマンションベランダガーデニングガイドが紹介されています 2009年05月02日

人気メイクアップアーティストRUMIKOのメイクブランド「RMK」のオフィシャルサイトが発信するWEBマガジンRMK Magazineで芝生ブロックとマンションベランダガーデニングガイドが紹介されています。 ベランダを天然芝生の庭に! P1010208_edited.JPG

                                               Orchid Garden Singapore

 

「三佐和」の開発商品一覧 2008年11月27日

当社で開発した製品を一覧にまとめた「三佐和」の開発商品一覧がアップされました。天然砂利を使用した透水性コンクリート「ブミコン・ガーデンクリート」と軽石を使用した緑化コンクリート「ガーデンクリートライト・芝生ブロック」の用途・スペック・特長・施工実績などがまとめられています。

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                                  当社のロゴ ライオンとヤシの商標です(商標登録第4705688号)
栗山ケイセキさんが国際ガーデン&エクステリアEXPO2008出展中 2008年10月31日

ガーデンクリートライトを製造していただいている秋田県の栗山ケイセキさんが、幕張メッセで開催中の国際ガーデン&エクステリアEXPO2008に出展中です。今年は顔料で着色したカラフルな軽石を参考展示しています。ガーデニングにご興味のある方はぜひ会場にお越しください。

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秋の売れ筋 HANAKO 2008年10月30日

当社のオンラインショップでは今、フラワーホルダーHANAKOが売れています。幕張メッセで開催中の国際ガーデン&エクステリアEXPOでも製造元の丸和バイオケミカル社のブースで紹介されています。

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住宅リフォームアカデミー 2008年10月23日

今日は杉並区下高井戸にあります住宅リフォームアカデミーでガーデンクリートとの講習を行ってきました。半日かけて生徒さんの前で石灰石や軽石、砂利についての説明や実習をしましたが、楽しい経験です。でも、毎日、人の前に立って教える先生方の仕事が喉を使う重労働であることも実感しました。全国の先生方、毎日のお勤め苦労様です!

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三井不動産「みんなの住まい」 2006年02月03日
三井不動産コミュニティーサイト「みんなの住まい」
「大人のための都市型生活ナビ」に、「今年最初のスグレモノ発見!!」としてガーデンクリートが紹介されました。 表示
朝日新聞夕刊(マリオン)「園芸」欄 2005年08月31日
朝日新聞夕刊(マリオン)「園芸」欄
「土を使わず手軽に芝生を」として「ガーデンクリート・芝生ブロック」が紹介されました。 表示
日経MJ(流通新聞) 2005年06月29日

日経MJ(流通新聞)の「新製品」欄
「手軽に身近に緑化スペース」として「ガーデンクリート・芝生ブロック」が紹介されました。

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建設工業新聞北陸圏版 2005年05月12日
建設工業新聞 北陸圏版16面
「ビルなど手軽に緑化」記事に安価・軽量天然素材の保水材開発として「ガーデンクリート」が紹介されました。 表示

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