フローラカスケード Flora Cascade
フローラカスケードはガーデンクリートを緑化基盤とした立面型緑化システムの登録商標です。
Floraは植物、Cascadeは小滝を現わす英語です。無数の植物がフローラカスケードの立面から小滝のように流れ出る姿をイメージしました。
フローラカスケードは、軽量性、保水性、耐火性、耐候性、防音性に優れるガーデンクリートを素材とした緑化ブロックに数か所の穴をあけて植物を育てる立面型緑化システムです。(実用新案登録)
立面で様々な植物を育てます
庭のない狭い敷地でも、立面で植物を育てる楽しみを味わえます。
穴の中の植物の根は、保水性と通気性に優れたフローラカスケードの空隙に活着して水と空気を吸収するので、立面という環境でも様々な植物たちが元気に育ちます。
必要最小量の水で植物を育てます
水は重力の働きを利用して、フローラカスケードの無数の空隙を通りながら下に向かって流れます。
緑化ブロックの上部には灌水クロスが敷かれているので、クロスを通して広がった水が緑化ブロックに均一に伝わります。
緑化ブロックの穴は、隣接する穴と重ならない工夫がされているので、フローラカスケードの空隙を流れる水が緑化ブロック全面に効率よく行き渡ります。
灌水システムと緑化ブロックの穴の位置の工夫によってフローラカスケード全体に効率よく水が行き渡るので、必要最小限の水量で植物を育てることが出来ます。
緑化ブロックの穴は太陽光に当たりやすく、土がこぼれにくい構造になっています。
厳しい自然環境に対応できる緑化基盤です
太陽光、紫外線が強い屋外で長期にわたって使用しても緑化ブロックが劣化することはありません。
フローラカスケードは一年を通して高温で太陽光、紫外線が降り注ぐ熱帯、亜熱帯の環境に最適です。
またフローラカスケードは必要最小限の水量で植物が育つように様々な工夫がなされているので、水が貴重な砂漠などの乾燥帯でも効果が発揮されます。
最近の日本の都市の夏のは、コンクリートやアスファルトに覆われて熱帯や砂漠に似たような気候に悩まされています。ヒートアイランド現象の影響ですね。
フローラカスケードが日本の都市のヒートアイランド現象緩和のお手伝いをいたします。
フローラカスケードの寸法
フローラカスケードは縦90cmx横90cmの金属製フレームに縦30cmx横90cm厚み6cmのガーデンクリートを素材とした緑化ブロックが3段に重なっています。緑化ブロックには植物を挿入する穴が開いています。
季節ごとに様々な植物を育てます
フローラカスケードは季節ごとに様々な植物を育てます。東京での事例をご紹介します。
春から夏にかけては日日草を育てる。
2016年4月14日撮影
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