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外気温度が35度から36度のときに、屋上の芝生の表面温度は37度から43度、屋上のコンクリートの表面温度が47度から53度で、コンクリートと芝生では10度近くの温度差が見られました。この数字は保水されたガーデンクリートとコンクリートやアスファルトの表面温度の差が10度ぐらいある測定値と似ています。(ヒートアイランド対策に参照 http://www.garden-crete.com/gardencrete/heat.html ) これらのデータを元にご提案できることは、ベランダやテラス、建物の周囲、そして街や公園の歩道を緑化したり保水されたガーデンクリートで舗装することで真夏の照り返しの温度をコンクリートやアスファルト舗装と比べて10度ほど下げる事が出来るということです。 |
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2. |
今回の測定で得た貴重な経験は、芝生の屋上の真下の天井の温度と、コンクリートむき出しの屋上の真下の天井の温度を測定できたことでした。測定結果は外気温度が35度から36度のときに芝生下の天井温度は30度、そしてコンクリート下の天井の温度は38度で、芝生下とコンクリート下の温度差は最大で8度、平均で4度でした。 冷暖房設定温度と消費エネルギーの関係で、冷暖房それぞれについて設定温度を1度変更すると、熱源で消費されるエネルギーがそれぞれ約10%削減されるといわれています。(出典:財団法人エネルギーセンター) 今回は下階室内の壁面温度については測定しなかったので一概には言えませんが、芝生下とコンクリート下の4度以上の温度差は熱源で消費されるエネルギーを約40%以上削減できるということになりそうですね。 |
1. |
Difference of point D and point E *Temperature difference of point D and point E is 1.2 degree to2.3degree. 1 degree of temperature different surmise 10% difference of electric energy consumptions. So area of point D might be save 10% to 20% of electricity energy than area of point E. |
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2. | General trend of movement between point A to point C is similar as temperature movement of measurement at Nishinippori 2004. |
http://www.garden-crete.com/cre/data.html |