西洋芝の基本

西洋芝には、暖地型と寒地型があります。暖地型芝は大きく分けて、バミューダグラス、ゾイシアグラス(野芝、高麗芝)等があります。寒地型は大きく分けて、ベントグラス類、ブルーグラス類、フェスク類、ライグラス類です。
当社では東富士カントリークラブのナーセリーでプロ仕様に育成した西洋芝(ベントグラス、ケンタッキーブルーグラス等)をご提供いたします。
寒地型西洋芝について
ベントグラス
ベントグラスは、葉がキメ細かくソフトでとても繊細な高級感溢れる芝の王様です。
耐寒・耐暑性に優れ、繁殖力が旺盛で、飛んで発芽したベントは消そうと思っても簡単には消えない程強い芝です。しかし、高温多湿で排水の悪い環境が苦手です。
ケンタッキーブルーグラス
ケンタッキーブルーグラスは、初期成育に大変優れ、濃緑で葉がきめ細かく高密度。
肥料の要求度も低く、肥料切れによる病気にもなりにくく、耐暑性、耐陰性に優れています。
西洋芝の育て方

芝ブロック上の西洋芝にとって重要な事は、
●芝生ブロックは水はけが良いので、適度の散水が必要です。春から夏は、朝(少なくとも午前中)にたっぷりと散水を行います。
●栄養を与える。芝生専用の肥料※を芝が活着するまでは1週間に1度与えます。 芝活着後は、状態に依りますが2週間に1度位の間隔で与えます。
※当社では芝生専用の肥料をオンラインショップで販売中です。
●刈り込みは行う程密度が高まり、良い状態に成って行きます。芝の長さは好みです。茎を切らないようにカットします。茎を(成長点)切ってしまうと枯れてしまうので注意して下さい。理想としては、刈り込んだ後目砂で茎を埋めて保護して上げると良いです。
●夏は、朝陽を当てる程度で日中は日陰をつくり涼しい環境を作って上げると良い。
※注意点の確認:散水をしっかり行い、乾燥に気をつける事。軸刈りをしない事。夏は日陰等、涼しい環境をつくる。
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芝生への水遣り

芝ブロックを育てるのには散水が重要です。夏の間は特に怠りなく散水するように心がけてください。芝生の生えている砂の部分(ルートゾーン)が乾かないように気をつけてください。
●散水を基本的に毎日行う。夏は日中を避け涼しい朝及び夕方が良でしょう。
●ブロックに芝が活着するまでは、肥料(アクトバイアル)を1週間に1〜2度あたえてください。(通常は1 週間〜10日でも良い)
芝生が枯れる原因は乾燥です。毎日たっぷりとお水をあげて下さい。芝生の端から枯れるのは、散水しているつもりでも乾燥していることが現実です。水をあげているつもりでもルートゾーン(根の部分)が乾いている場合がありますので、根の部分も濡らしてください。
夏場の芝生の管理

夏は西洋芝にとって大変厳しい季節です。1日中陽に晒さないようにします。朝陽を当てる位が理想です。もしも、日中どうしても陽があたる状況であれば、庇で覆ったりして涼しい状況を作ってあげると良いでしょう。
芝刈り

葉が1.5〜2センチ程に伸びたら刈り込みを開始します。刈れば刈る程、芽が密になって良い状態になります。
この時に芝生の茎の下の部分にある生長点を切らないようにしてください。
目砂

芝生を刈った後は目砂を入れて茎(成長点)を保護します。目砂に使用する砂は細めの砂が良いでしょう。(当社では芝生専用の目砂"青森砂"をご用意いたしております。
青森砂の
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西洋芝の種

ベントブラス"ブライトン"は、非常に美しく高級感溢れる他種を寄せ付けない素晴らしい芝です。
夏と冬の季節を除いてブライトンの種を芝生に適時、撒きますと人の目をこよなく楽しませてくれます。西洋芝は、夏は程度の差はあれ痛みやすい傾向があります。
痛んでもそれは深刻な問題ではなく、もしも痛んだら種を播いてください。新芽が一斉に出てきて綺麗でかわいいし、育てる楽しみもあります。播種する事によって、5日から1週間で細かい芽を出しますので、1週間に1〜2度バイアルを散布して行きます。散水は毎日必要です。
特に初期成育の段階では絶対に乾燥させないで下さい。種をまいた後は、その上に目砂を撒いて種を覆ってください。当社では張り替え用の芝もご提供いたします。
ブライトン種の
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西洋芝混合種 ロイヤルブランド<年中無休>

西洋芝 混合種<年中無休>は一年を通して発芽する西洋芝の種をブレンドしました。
ケンタッキーブルーグラス、ペレニアルライグラス、トールフェスク混合 300g/袋(約6m²カバーします。)
ケンタッキーブルーグラス
初期成育に大変優れ、発芽も従来の品種よりも早く10日〜14日で発芽します。濃緑で葉が従来品種よりもきめ細かく高密度。肥料の要求度も低く、肥料切れによる病気にもなりづらく耐暑性、耐陰性に優れています。
トールフェスク
初期成育に大変優れ、濃緑で葉はきめ細かく、高密度。耐暑性、耐陰性に優れています。耐酷使性に優れあらゆる悪条件にも耐えます。発芽は、5日〜7日。
ペレニアルライグラス
濃緑で光沢があり大変美しい品種です。再生力があり、ダメージ後の回復に優れます。発芽は3日〜5日。初期成育が旺盛。
なぜ3種混合なのか?
それぞれ違う特性の品種をMIXする事によって、あらゆる気候条件や管理条件に対応する為です。
ケンタッキーブルーグラスは、発芽は他種より遅いですが、特に強く基盤になる品種です。また、横へ広がるクリーピング性があるので基盤的役割には最適。
トールフェスクは、クリーピング性は無く、株化する草種ですが、暑さや乾燥に強いです。悪条件で全体的にダメージを受けた時でもしぶとく生き残ります。
ペレニアルライグラスは、耐暑性に欠点があり、悪条件では最初に音をあげてしまいますが、発芽が非常に早く初期成育の早さと旺盛な繁殖力は他種をしのぎます。
また、葉の美しさとボリュームは魅力で充分役割を果たします。ダメージを受けて極端にスカスカになってしまって早く芝地にしたい時には、最適。
ロイヤルブランド<年中無休>の
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肥料

アクトバイアルは、大豆100%抽出の植物有機天然肥料です。大豆から濃縮した形で有効成分を取り出しており、豊富なミネラル、アミノ酸、たんぱく質でできています。日本の技術では約3分の1程度しか取り出す事ができません。また、微生物を48時間で800%増殖させる特許を取得しています。バイアルは、100%大豆から出来ていますので、環境に優しい肥料です。
アクトバイアル
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